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助け合い

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原価計算について

質問 回答受付中

原価計算について

2006/04/28 12:02

小桃

すごい常連さん

回答数:9

編集

こんにちは。本日もよろしくお願いいたします。

弊社は3月決算・第2期目の決算処理真っ最中の法人です。主な事業は、ソフトおよびシステム開発、映像編集です。

今回、期をまたぐ業務があったのでこの業務にかかる原価を計算し、仕掛品として処理しようか考えています。ちなみに前期は原価計算を何も行っておりませんでした。

『原価計算を勉強中なのですが、「材料費」「労務費」「経費」の3要素がありそれぞれ「直接・間接」などに分ける。

直接材料・労務・経費については、そのまま製品に集計。間接については、製造にかかった直製作業時間により、集計。』
と、ここまでの理屈(?)は分かりました。

ここで、弊社の場合に当てはめてみたところ・・・

弊社は役員・従業員合わせて4人の小さな会社でして、作業員・事務員を区別するのが難しい状況です。

また、私以外はタイムカードを押していないので、実際の作業時間どころか、就業時間も分かりません。作業している本人ですら、曖昧な状況です。なので、1時間あたりの費用を割り出しにくいのです。

このような状況でも、原価計算って可能なのでしょうか??

それとも、期をまたいだ業務に関する仕入のみ棚卸高としたほうがよいのでしょうか?

とても回答しにくい質問とは思いますが、皆様のご意見・感想等お聞かせくださいませ。何卒、よろしくお願いいたしますm(_ _)m





こんにちは。本日もよろしくお願いいたします。

弊社は3月決算・第2期目の決算処理真っ最中の法人です。主な事業は、ソフトおよびシステム開発、映像編集です。

今回、期をまたぐ業務があったのでこの業務にかかる原価を計算し、仕掛品として処理しようか考えています。ちなみに前期は原価計算を何も行っておりませんでした。

『原価計算を勉強中なのですが、「材料費」「労務費」「経費」の3要素がありそれぞれ「直接・間接」などに分ける。

直接材料・労務・経費については、そのまま製品に集計。間接については、製造にかかった直製作業時間により、集計。』
と、ここまでの理屈(?)は分かりました。

ここで、弊社の場合に当てはめてみたところ・・・

弊社は役員・従業員合わせて4人の小さな会社でして、作業員・事務員を区別するのが難しい状況です。

また、私以外はタイムカードを押していないので、実際の作業時間どころか、就業時間も分かりません。作業している本人ですら、曖昧な状況です。なので、1時間あたりの費用を割り出しにくいのです。

このような状況でも、原価計算って可能なのでしょうか??

それとも、期をまたいだ業務に関する仕入のみ棚卸高としたほうがよいのでしょうか?

とても回答しにくい質問とは思いますが、皆様のご意見・感想等お聞かせくださいませ。何卒、よろしくお願いいたしますm(_ _)m





この質問に回答
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1件〜9件 (全9件)
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1. Re: 原価計算について

2006/05/09 16:41

小桃

すごい常連さん

編集

了解しました。では、外注費も原価へ振り替えて、、、ヨイショ。

今回は、仕掛中のものに関してのみ大雑把に人件費を按分し、棚卸計上しましたが、今後はもう少し細かく処理できるようにしていきたいなぁ。と、思っています。

もっとも、すべてを把握して処理するのは現状では厳しいですし、その労力も・・・ない・・。ので、今すぐに実行はできませんが、改善していけたらと思っています。

作業担当社員も、「作業工数を割り出して。」とお願いしたために、作業工数に対する認識もあがったようです。

sika-sikaさん、o_kさん、本当にありがとうございました。

少しずつですが、成長したかな・・・。 :-)

了解しました。では、外注費も原価へ振り替えて、、、ヨイショ。

今回は、仕掛中のものに関してのみ大雑把に人件費を按分し、棚卸計上しましたが、今後はもう少し細かく処理できるようにしていきたいなぁ。と、思っています。

もっとも、すべてを把握して処理するのは現状では厳しいですし、その労力も・・・ない・・。ので、今すぐに実行はできませんが、改善していけたらと思っています。

作業担当社員も、「作業工数を割り出して。」とお願いしたために、作業工数に対する認識もあがったようです。

sika-sikaさん、o_kさん、本当にありがとうございました。

少しずつですが、成長したかな・・・。 :-)

返信

2. Re: 原価計算について

2006/05/09 13:14

しかしか

さらにすごい常連さん

編集

そうですね。
システム開発のための外注費ですから、販管費よりは原価のほうがよいと思います。

また、期末仕掛中のものに対する外注費がもしもあれば、それはもちろん仕掛品原価に加算しておいたほうがよいでしょう。

そうですね。
システム開発のための外注費ですから、販管費よりは原価のほうがよいと思います。

また、期末仕掛中のものに対する外注費がもしもあれば、それはもちろん仕掛品原価に加算しておいたほうがよいでしょう。

返信

3. Re: 原価計算について

2006/05/09 12:44

小桃

すごい常連さん

編集

sika-sikaさん ありがとうございます。

やはり1年間分を振り返るのがベストですよね。しかし、今は個々の作業について把握しきれていないのが現状ですし、期末に仕掛中のものに限り、振り返ることにします。

>金額は最初のうちはだいたいでもいいと思いますよ。

そうですね。ある程度でも認識できているのと、そうでないのとでは全然違いますもんね。何だか、心に余裕が出てきました(*^-^*) ありがとうございます。

-----------------------------------------------------------

そこであと、もう一つ。伺いたいのですが、期中に弊社で請け負ったシステム開発プロジェクトに関して、作業はすべて個人の方へ丸投げしているものがあります。

甲(法人) −システム開発依頼→ 弊社 −作業依頼→ 乙(個人)

この業務は、乙が甲指定の場所へ行き作業を継続的に行うものです。甲より、毎月500,000円振り込まれ、乙へ外注費として300,000円支払うことになっています。

つまり、この業務に関する売上原価は「乙へ支払った外注費全額」ということになります。

この場合、年間を通しての売上原価を把握することは容易ですよね。なので、期中に支払った外注費の全額を売上原価へ振り替えればよいのでしょうか?

外注費(売上原価)3,600,000 / 外注費(販管費)3,600,000

 

sika-sikaさん ありがとうございます。

やはり1年間分を振り返るのがベストですよね。しかし、今は個々の作業について把握しきれていないのが現状ですし、期末に仕掛中のものに限り、振り返ることにします。

>金額は最初のうちはだいたいでもいいと思いますよ。

そうですね。ある程度でも認識できているのと、そうでないのとでは全然違いますもんね。何だか、心に余裕が出てきました(*^-^*) ありがとうございます。

-----------------------------------------------------------

そこであと、もう一つ。伺いたいのですが、期中に弊社で請け負ったシステム開発プロジェクトに関して、作業はすべて個人の方へ丸投げしているものがあります。

甲(法人) −システム開発依頼→ 弊社 −作業依頼→ 乙(個人)

この業務は、乙が甲指定の場所へ行き作業を継続的に行うものです。甲より、毎月500,000円振り込まれ、乙へ外注費として300,000円支払うことになっています。

つまり、この業務に関する売上原価は「乙へ支払った外注費全額」ということになります。

この場合、年間を通しての売上原価を把握することは容易ですよね。なので、期中に支払った外注費の全額を売上原価へ振り替えればよいのでしょうか?

外注費(売上原価)3,600,000 / 外注費(販管費)3,600,000

 

返信

4. Re: 原価計算について

2006/05/08 22:49

しかしか

さらにすごい常連さん

編集

> 今回の原価計算(人件費)についてなのですが、
> 期をまたぐプロジェクトに関してのみ計上するということで
> 問題ないですか?

最低限度の処理としては、期をまたぐプロジェクト、つまり決算日現在仕掛中のものだけについて、仕掛品として資産計上するのがよいでしょう。

> それとも、期中すべての取引に関して計上しなければ
> いけないのでしょうか?

できればそうですね。
製造に携わった人の分は、すべて製造原価の労務費に振替え、その上で、期末に仕掛途中の部分だけさらに労務費から仕掛品に振替えるというのがベストです。

 労務費(製造原価) / 給与(販管費)・・・1年分の労務費を振替

 仕掛品 / 期末仕掛品・・・(未完成品に対する材料費と労務費)

しかしまあ、それには一年を通して労働状況の把握が必要なので、それは将来の課題ということにして、今回はとりあえず最低限度の処理、つまり期末仕掛中のプロジェクトだけを抜き出して、

 労務費(製造原価) / 給与(販管費)・・・仕掛部分のみ

 仕掛品 / 期末仕掛品・・・(未完成品に対する材料費と労務費)

と仕訳すればよいと思います。

役員の方で直接製造作業に携わっている場合は、これもとりあえずは期末に仕掛途中のプロジェクトに関する部分の役員報酬を労務費へ振替え、仕掛品の原価にも加算しておけばよいでしょう。

金額は最初のうちはだいたいでもいいと思いますよ。
ほかの人件費の部分もそうですが、慣れてきたら、だんだんと正確に把握するようにつとめれば、会社の経理全体も徐々によくなっていくと思います。

> 今回の原価計算(人件費)についてなのですが、
> 期をまたぐプロジェクトに関してのみ計上するということで
> 問題ないですか?

最低限度の処理としては、期をまたぐプロジェクト、つまり決算日現在仕掛中のものだけについて、仕掛品として資産計上するのがよいでしょう。

> それとも、期中すべての取引に関して計上しなければ
> いけないのでしょうか?

できればそうですね。
製造に携わった人の分は、すべて製造原価の労務費に振替え、その上で、期末に仕掛途中の部分だけさらに労務費から仕掛品に振替えるというのがベストです。

 労務費(製造原価) / 給与(販管費)・・・1年分の労務費を振替

 仕掛品 / 期末仕掛品・・・(未完成品に対する材料費と労務費)

しかしまあ、それには一年を通して労働状況の把握が必要なので、それは将来の課題ということにして、今回はとりあえず最低限度の処理、つまり期末仕掛中のプロジェクトだけを抜き出して、

 労務費(製造原価) / 給与(販管費)・・・仕掛部分のみ

 仕掛品 / 期末仕掛品・・・(未完成品に対する材料費と労務費)

仕訳すればよいと思います。

役員の方で直接製造作業に携わっている場合は、これもとりあえずは期末に仕掛途中のプロジェクトに関する部分の役員報酬を労務費へ振替え、仕掛品の原価にも加算しておけばよいでしょう。

金額は最初のうちはだいたいでもいいと思いますよ。
ほかの人件費の部分もそうですが、慣れてきたら、だんだんと正確に把握するようにつとめれば、会社の経理全体も徐々によくなっていくと思います。

返信

5. Re: 原価計算について

2006/05/08 11:08

小桃

すごい常連さん

編集

sika-sikaさん&o_kさん 返信ありがとうございます。

今回の原価計算(人件費)についてなのですが、期をまたぐプロジェクトに関してのみ計上するということで問題ないですか?

それとも、期中すべての取引に関して計上しなければいけないのでしょうか?


>komomoさんトコの場合、作業担当者の方の中には取締役の方もいらしたはず、

はい。弊社はかなり小規模な会社ゆえ、役員も作業を行っております。ただ、「取締役としての業務」と、「作業担当者としての業務」の区別がつきにくいのが現状です。
どの作業に何時間費やしたかは、把握できていません。日報もタイムカードもないので・・・。

期をまたぐプロジェクトに関しては、何日間作業をしていたかはだいたい分かるのですが。(ただし、1日のうち何時間。とまでは分かりませんが・・・。)

線引きというのは、どのようにするのでしょうか?みなさまの会社では、どのような基準でおこなっているのでしょうか?

ご教授くださいませ。よろしくお願いいたします。

sika-sikaさん&o_kさん 返信ありがとうございます。

今回の原価計算(人件費)についてなのですが、期をまたぐプロジェクトに関してのみ計上するということで問題ないですか?

それとも、期中すべての取引に関して計上しなければいけないのでしょうか?


>komomoさんトコの場合、作業担当者の方の中には取締役の方もいらしたはず、

はい。弊社はかなり小規模な会社ゆえ、役員も作業を行っております。ただ、「取締役としての業務」と、「作業担当者としての業務」の区別がつきにくいのが現状です。
どの作業に何時間費やしたかは、把握できていません。日報もタイムカードもないので・・・。

期をまたぐプロジェクトに関しては、何日間作業をしていたかはだいたい分かるのですが。(ただし、1日のうち何時間。とまでは分かりませんが・・・。)

線引きというのは、どのようにするのでしょうか?みなさまの会社では、どのような基準でおこなっているのでしょうか?

ご教授くださいませ。よろしくお願いいたします。

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6. Re: 原価計算について

2006/05/05 02:43

おけ

さらにすごい常連さん

編集

あ、ええと、今までこの掲示板でやり取りをしてきた記憶から、
komomoさんトコの場合、作業担当者の方の中には取締役の方もいらしたはず、
ということは取締役としての仕事の時間もあるでしょうから、
人件費のうち取締役としての業務時間分は、販管費へ残しておく必要があります。

この点に、ご注意くださいネ。

あ、ええと、今までこの掲示板でやり取りをしてきた記憶から、
komomoさんトコの場合、作業担当者の方の中には取締役の方もいらしたはず、
ということは取締役としての仕事の時間もあるでしょうから、
人件費のうち取締役としての業務時間分は、販管費へ残しておく必要があります。

この点に、ご注意くださいネ。

返信

7. Re: 原価計算について

2006/05/01 12:37

しかしか

さらにすごい常連さん

編集

そうですね。
それでOKだと思います。

そうですね。
それでOKだと思います。

返信

8. Re: 原価計算について

2006/04/28 18:05

小桃

すごい常連さん

編集

sika-sikaさん、返信本当にありがとうございます。

固定給から1日分の労務費を出して、日数計算で大丈夫なんですね。参考書を見ていると、直接作業時間が必要で、そのほかの経費なども算出しているので、かなり細かく行わなければならないのかと思っていました。

もちろん、原価計算は細かく行うことに越したことはないと思いますが、規模が小さいだけにどうしようか悩んでいました。

仕訳についても教えてください。仮に、労務費(販管費区分)が50,000円、仕入(材料費を仕入勘定で計上しています。)100,000円で、作業途中の場合、期末にはどのように処理すればよいですか?

【仕入時点】 仕入(売上原価区分) 100,000 / 現預金 100,000

【期末】 労務費(売上原価区分)50,000 / 給与(販管費)50,000

 仕掛品 150,000 / 期末棚卸高 150,000          

上記仕訳で合ってますか?初のことなので自信なんです。よろしくお願いいたします。

sika-sikaさん、返信本当にありがとうございます。

固定給から1日分の労務費を出して、日数計算で大丈夫なんですね。参考書を見ていると、直接作業時間が必要で、そのほかの経費なども算出しているので、かなり細かく行わなければならないのかと思っていました。

もちろん、原価計算は細かく行うことに越したことはないと思いますが、規模が小さいだけにどうしようか悩んでいました。

仕訳についても教えてください。仮に、労務費(販管費区分)が50,000円、仕入(材料費を仕入勘定で計上しています。)100,000円で、作業途中の場合、期末にはどのように処理すればよいですか?

【仕入時点】 仕入(売上原価区分) 100,000 / 現預金 100,000

【期末】 労務費(売上原価区分)50,000 / 給与(販管費)50,000

 仕掛品 150,000 / 期末棚卸高 150,000          

上記仕訳で合ってますか?初のことなので自信なんです。よろしくお願いいたします。

返信

9. Re: 原価計算について

2006/04/28 16:50

しかしか

さらにすごい常連さん

編集

事業内容が、「ソフトおよびシステム開発、映像編集」ということは、原価費用のうち人件費がかなりの割合を占める会社ではないかと思います。
ということは、製品・仕掛品の原価を集計する場合、労務費を含めないで材料費だけで計算するのは、やや危険な気がします。

タイムカードなどの記録がなければ、だいたいの線でいくしかありません。

期末に製作途中の仕掛品、完成したが納品前の製品については、それぞれの仕掛品・製品ごとに、それに携わっている社員が何人いて、何日くらい作業をしたのかをだいたいでいいですから、一応計算します。
この場合、主として作業に携わっている人だけでよいと思います。

そして、それぞれの社員の給料(固定給部分のみ)÷30日=一日あたりの単価、となりますから、これにその社員の作業日数をかければ労務費が計算できますね。

こんな感じで、主として作業している人員の労務費をだいたいでいいからざっくり求めれば充分でしょう。

こうして主たる材料費、主たる労務費が集計できたらOKです。
それを期末仕掛品、期末製品とします。

中小企業における原価計算のコツは、あまり細かい原価にはこだわらないことです。(笑)
重要な(つまり金額の大きな)原価要素をつかまえられれば、それで充分ですよ。

事業内容が、「ソフトおよびシステム開発、映像編集」ということは、原価費用のうち人件費がかなりの割合を占める会社ではないかと思います。
ということは、製品・仕掛品の原価を集計する場合、労務費を含めないで材料費だけで計算するのは、やや危険な気がします。

タイムカードなどの記録がなければ、だいたいの線でいくしかありません。

期末に製作途中の仕掛品、完成したが納品前の製品については、それぞれの仕掛品製品ごとに、それに携わっている社員が何人いて、何日くらい作業をしたのかをだいたいでいいですから、一応計算します。
この場合、主として作業に携わっている人だけでよいと思います。

そして、それぞれの社員の給料(固定給部分のみ)÷30日=一日あたりの単価、となりますから、これにその社員の作業日数をかければ労務費が計算できますね。

こんな感じで、主として作業している人員の労務費をだいたいでいいからざっくり求めれば充分でしょう。

こうして主たる材料費、主たる労務費が集計できたらOKです。
それを期末仕掛品、期末製品とします。

中小企業における原価計算のコツは、あまり細かい原価にはこだわらないことです。(笑)
重要な(つまり金額の大きな)原価要素をつかまえられれば、それで充分ですよ。

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