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決算後 仕訳

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決算後 仕訳

2007/04/03 16:24

iti

おはつ

回答数:5

編集

決算を初めて迎えるにあたって、確認させてください。

決算整理伝票で、(長・短)前払費用・未払金・未払費用等に振替えますが、決算後の処理について教えてください。

これらの仕訳は、決算後戻し伝票を切りますよね。
でも費用・負債勘定の残高は繰り越せませんよね。

とゆーことは決算伝票を生かして、それに対して戻しをしなければいけないのですよね?

なんか初歩的なことなんですけど、頭がこんがらがってきたので教えてください。
よろしくお願いします。

決算を初めて迎えるにあたって、確認させてください。

決算整理伝票で、(長・短)前払費用・未払金・未払費用等に振替えますが、決算後の処理について教えてください。

これらの仕訳は、決算後戻し伝票を切りますよね。
でも費用・負債勘定の残高は繰り越せませんよね。

とゆーことは決算伝票を生かして、それに対して戻しをしなければいけないのですよね?

なんか初歩的なことなんですけど、頭がこんがらがってきたので教えてください。
よろしくお願いします。

この質問に回答
回答

Re: 決算後 仕訳

2007/04/04 00:22

どんどん

積極参加

編集

少し整理して考えてみましょう。

前払費用、未払金、未払費用などの貸借対照表の科目は、「経過勘定」というもので、ある取引に付随して発生するけれども、結果的には「ゼロ」なる性質のものです。

一方で、費用の発生の時期が問題になります。会計上、いつ費用が発生したと考えるか。←ここ重要!これがすべての判断のポイントとなるものです。

私は修繕費を例に挙げましたが、これだと修繕が完了した時です。契約上の仕事の条件を満たしたときが費用の発生時期です。消耗品などの物品を購入したときは、基本的に納品時となります。

決算時に問題となりそうなのは、
①「18年度中に修繕が終わるはずだったので、18年度内に修繕費として支払ったけど、3月31日までに終わらなかった。」
②「18年度中に修繕は終わったけど、お金はまだ支払っていない。」
という場合かと思います。

①の場合、
例えば、18年12月に
修繕費 100/ 現金 100
という仕訳が入っています。
年度末になっても修繕が終わらないので、18年度の修繕費としておいてはいけません。よって、19年3月31日に
前払費用 100/ 修繕費 100
という仕訳を入れることにより、18年度中の修繕費は消去されます。
19年度になってから、例えば5月20日に修繕が完了したならば、その時に
修繕費 100/ 前払費用 100
という仕訳を入れるのが原則でしょう。何が何でも4月1日に逆仕訳を入れる、というのはお薦めしません。

②の場合、
18年度中に修繕が完了したのですから、18年度中に費用計上しなければなりません。例えば19年2月に修繕完了したら、
修繕費 100/ 未払費用 100
という仕訳を入れます。
このまま年度を越して、19年4月末にお金を支払う場合、その時に
未払費用 100/ 現金 100
とすれば、事足ります。

①も②も、借方貸方で重複する部分を消去すると、経過勘定はすべてなくなり、借方で修繕費 100 と 貸方で現金100が残ります。
修繕費が計上された年度は、①が19年度、②が18年度であることも確認できます。

・・・以上が原則的な会計処理だと考えますが・・・

勘定奉行だと経過勘定は繰り越されないのでしょうか・・・?
勘定奉行には詳しくないので申し訳ありませんが、itiさんの言う

>19年4月1日(3月決算)に
>修繕費 100/ 未払費用 100
>この伝票をいれ、
>19年に実際支払うときに
>未払費用 100/ 現金 100
>この伝票をいれる・・ということになりますか?

この部分が理解できません。ここだけだと、18年度中に計上した修繕費が19年度にも発生していることとなりますので。

勘定奉行に詳しい方のレスを待ちたいと思います。

少し整理して考えてみましょう。

前払費用、未払金、未払費用などの貸借対照表の科目は、「経過勘定」というもので、ある取引に付随して発生するけれども、結果的には「ゼロ」なる性質のものです。

一方で、費用の発生の時期が問題になります。会計上、いつ費用が発生したと考えるか。←ここ重要!これがすべての判断のポイントとなるものです。

私は修繕費を例に挙げましたが、これだと修繕が完了した時です。契約上の仕事の条件を満たしたときが費用の発生時期です。消耗品などの物品を購入したときは、基本的に納品時となります。

決算時に問題となりそうなのは、
①「18年度中に修繕が終わるはずだったので、18年度内に修繕費として支払ったけど、3月31日までに終わらなかった。」
②「18年度中に修繕は終わったけど、お金はまだ支払っていない。」
という場合かと思います。

①の場合、
例えば、18年12月に
修繕費 100/ 現金 100
という仕訳が入っています。
年度末になっても修繕が終わらないので、18年度の修繕費としておいてはいけません。よって、19年3月31日に
前払費用 100/ 修繕費 100
という仕訳を入れることにより、18年度中の修繕費は消去されます。
19年度になってから、例えば5月20日に修繕が完了したならば、その時に
修繕費 100/ 前払費用 100
という仕訳を入れるのが原則でしょう。何が何でも4月1日に逆仕訳を入れる、というのはお薦めしません。

②の場合、
18年度中に修繕が完了したのですから、18年度中に費用計上しなければなりません。例えば19年2月に修繕完了したら、
修繕費 100/ 未払費用 100
という仕訳を入れます。
このまま年度を越して、19年4月末にお金を支払う場合、その時に
未払費用 100/ 現金 100
とすれば、事足ります。

①も②も、借方貸方で重複する部分を消去すると、経過勘定はすべてなくなり、借方で修繕費 100 と 貸方で現金100が残ります。
修繕費が計上された年度は、①が19年度、②が18年度であることも確認できます。

・・・以上が原則的な会計処理だと考えますが・・・

勘定奉行だと経過勘定は繰り越されないのでしょうか・・・?
勘定奉行には詳しくないので申し訳ありませんが、itiさんの言う

>19年4月1日(3月決算)に
>修繕費 100/ 未払費用 100
>この伝票をいれ、
>19年に実際支払うときに
未払費用 100/ 現金 100
>この伝票をいれる・・ということになりますか?

この部分が理解できません。ここだけだと、18年度中に計上した修繕費が19年度にも発生していることとなりますので。

勘定奉行に詳しい方のレスを待ちたいと思います。

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No. タイトル 投稿者 投稿日時
0 iti 2007/04/03 16:24
1 keikyu 2007/04/03 17:38
2 どんどん 2007/04/03 18:03
3 iti 2007/04/03 21:30
4
Re: 決算後 仕訳
どんどん 2007/04/04 00:22
5 maikero 2007/04/05 13:03