家賃や支払利息、保険料など、支払った費用のうち、本来ならば来年度にかかる費用のことを言い、流動資産として計上されます。
このとき決算期末の翌日から1年以内の費用の場合が「
前払費用」です。一方、その費用を支払った目的が1年以上先のものに対しては「投資」などの科目にあげることになります。
よくある例として、3月決算の会社で6月にこの先1年分の家賃を支払った場合などは、4月〜5月分の家賃は来年度分の経費ですから決算の時に
前払費用として計上し、今年度のかかった費用から差し引きます。
ただし、毎年継続して行うということならば、その支払った金額を
前払費用に計上せず、その事業年度で費用としてみることが可能です。