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1. Re: 引当金について
2009/01/23 13:54
こんにちは。
お書きになった引当金は貸借対照表の視点からは、負債性引当金といわれる種類であり、貸倒引当金とかの評価性引当金といわれるものと分類されています。
また分類を細分化すれば、賞与引当金と退職給付引当金は債務の発生という原因に基づき計上しますが、修繕引当金は債務とは無関係である点で区別することも出来ます。
負債性引当金の考え方は基本的な部分はどれも同じであり、賞与引当金ならば翌期支給の賞与に付き、今期の期間の人事考課を元に支給されるものであれば、今期に発生原因を認めて今期に負債計上するものです。
また、修繕引当金は今期の活動で費消すると考えられる部分を、今期に負債計上するという、賞与引当金と同様の方法です。
これらは、将来発生する出来事について将来に一括して計上するのではなく、今期の負担分は今期に計上という、将来へ向けての期間計算を適正になすための考え方によっています。
将来の負担を、各期に分散すると言った方が解りやすいでしょうか。
仕訳は、賞与引当金と修繕引当金については、
引当時「○○引当金繰入/○○引当金」
支出時「○○引当金/現金等」
という方法が考えられます。
退職給付引当金については、「退職給付費用」と「退職給付引当金」という科目を使っていくのですが、退職給付会計から見たBSとPLも必要となる特殊性から、実は本が一冊出来てしまうのです。
なので書籍をお買いいただいて熟読された方が解りやすいかと思います。
端折って書いてしまいましたが、こんな感じです。
こんにちは。
お書きになった引当金は貸借対照表の視点からは、負債性引当金といわれる種類であり、貸倒引当金とかの評価性引当金といわれるものと分類されています。
また分類を細分化すれば、賞与引当金と退職給付引当金は債務の発生という原因に基づき計上しますが、修繕引当金は債務とは無関係である点で区別することも出来ます。
負債性引当金の考え方は基本的な部分はどれも同じであり、賞与引当金ならば翌期支給の賞与に付き、今期の期間の人事考課を元に支給されるものであれば、今期に発生原因を認めて今期に負債計上するものです。
また、修繕引当金は今期の活動で費消すると考えられる部分を、今期に負債計上するという、賞与引当金と同様の方法です。
これらは、将来発生する出来事について将来に一括して計上するのではなく、今期の負担分は今期に計上という、将来へ向けての期間計算を適正になすための考え方によっています。
将来の負担を、各期に分散すると言った方が解りやすいでしょうか。
仕訳は、賞与引当金と修繕引当金については、
引当時「○○引当金繰入/○○引当金」
支出時「○○引当金/現金等」
という方法が考えられます。
退職給付引当金については、「退職給付費用」と「退職給付引当金」という科目を使っていくのですが、退職給付会計から見たBSとPLも必要となる特殊性から、実は本が一冊出来てしまうのです。
なので書籍をお買いいただいて熟読された方が解りやすいかと思います。
端折って書いてしまいましたが、こんな感じです。
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