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立替費用について

質問 回答受付中

立替費用について

2006/08/24 19:56

nonchan

おはつ

回答数:2

編集

現在、印刷会社にて経理のバイトをしています。
新設のため、会計も「ゼロ」からのスタートです。

そこで、少し教えていただきたいのですが、
当社が印刷を依頼したきた企業の
封筒や印刷物の裁断代、ラミネート処理を
行っています。
依頼された案件については請求書を作成する場合に
請求計上するのですが、
請求する前に当社が発注をかけた会社への
支払い勘定科目はどういう科目を使用すれば
いいのでしょうか?
また、依頼してきた企業への請求額が入金された
場合、当社が立替したものについての
勘定科目はどいういう科目で処理すればいいでしょうか?

ご指導のほどよろしくお願いします・

現在、印刷会社にて経理のバイトをしています。
新設のため、会計も「ゼロ」からのスタートです。

そこで、少し教えていただきたいのですが、
当社が印刷を依頼したきた企業の
封筒や印刷物の裁断代、ラミネート処理を
行っています。
依頼された案件については請求書を作成する場合に
請求計上するのですが、
請求する前に当社が発注をかけた会社への
支払い勘定科目はどういう科目を使用すれば
いいのでしょうか?
また、依頼してきた企業への請求額が入金された
場合、当社が立替したものについての
勘定科目はどいういう科目で処理すればいいでしょうか?

ご指導のほどよろしくお願いします・

この質問に回答
回答

Re: 立替費用について

2006/09/07 10:15

nonchan

おはつ

編集

ありがとうございました。
納得です。

処理方法を「立替」で行おうか
それとも「仕入」で行うか迷ってたんです。

これで安心して処理できます。

丁寧な回答ありがとうございました。

ありがとうございました。
納得です。

処理方法を「立替」で行おうか
それとも「仕入」で行うか迷ってたんです。

これで安心して処理できます。

丁寧な回答ありがとうございました。

返信

回答一覧
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1. Re: 立替費用について

2006/08/25 07:45

しかしか

さらにすごい常連さん

編集

経理の方法としては、いくつかの方法があります。

<例>
得意先から社名入り封筒の注文を受けた。
封筒の用紙代は105、当社の加工賃は105で製作、納品をした。(金額は消費税含む。)
なお、経理方法は税込経理とする。
<以前に得意先へ発行した封筒の見積書>
・材料立替 封筒用紙代105
・当社加工料 105
・御請求金額合計 210(金額には消費税が含まれております。)


1.支払いは費用、お客さんへの請求額は売上とする方法。
(1)材料代の支払い
  仕入105 / 現金105
(2)納品後、請求書の発行
  売掛金210 / 売上210

コメント
 印刷業ですから、印刷物になる主要な材料費である封筒用紙代は、仕入としました。
 なお、もしも補助的な材料費(インク代など)を購入した場合は、仕入とせずに消耗品費などの科目でよいと思います。

2.立替えた部分を厳密に区分する方法。
(1)材料代の支払い
  仕入105 / 現金105
(2)今回のお客さんに請求する部分を立替金へ振替
  立替金105 / 仕入105
(3)納品後、請求書の発行
  売掛金210 / 立替金105
         / 売上105

コメント
 当社で支払った時には仕入や消耗品費などの科目で処理しておき、実際に得意先へ請求する部分については、後日「立替金」へ振り替えておきます。
そして請求時に売上を計上するのと同時に立替金から売掛金へ振り替えます。

なお、会社の経理方法がどうであれ、請求書の書き方は、基本的に経理とは別物として発行してよいと思います。
<請求書の書き方1>
御社社名入り封筒 ***枚 210(金額には消費税が含まれております。)

<請求書の書き方2>
・材料立替 封筒用紙代105
・当社加工料 105
・御請求金額合計 210(消費税が含まれております。)

<請求書の書き方3>
・封筒用紙代100
・当社加工料 100
・上記に対する消費税10
・御請求金額合計 210


結論
1.は経理が簡単で単純明快です。
ただし、請求する都合上、立替えたもの(封筒代など)については、忘れないように別途記録しておく必要があります。

2.はややめんどくさい方法です。
立替えたものの中に消費税がかかるもの、かからないものが混在している場合にはこちらの厳密な方法によらなくてはなりません。
例えば、官製はがきを郵便局から仕入た場合、官製はがきには消費税がついていません。この場合、はがき代は立替金経理をきちんとしないと、御社が損する事になります。

御社が立替金経理をきちんとやっていれば、このように請求できます。

<以前に得意先へ発行した年賀はがき印刷の見積書>
・官製はがき代100
・当社加工料 105(金額には消費税5が含まれております。)
・御請求金額合計 205

仕訳
  売掛金205 / 立替金100
         / 売上105・・・課税売上げは105だけ


しかし、もし立替金経理をしていないと、立替えたはがき代部分についても消費税の計算上、売上の全額205が課税売上げとされてしまいます。

仕訳
(2)納品後、請求書の発行
  売掛金205 / 売上205

本当は受取った消費税は5なのですが、205全額が課税売上げとされてしまうため、205÷105×5=9が受取った消費税として、消費税の申告書上では計算されてしまいます。
(たとえ見積書や請求書・領収書に受け取った消費税が5しかないと明記されていたとしても、消費税の申告計算上は上記の計算により9とされてしまい、納税者不利です。)

よって、消費税の有無が混在している場合には、めんどくさいですが、立替金経理するほうが納税者有利となります。

また、得意先から代金の入金があった場合は、いずれの方法で経理していようと、すべて売掛金の入金とすればOKです。

経理の方法としては、いくつかの方法があります。

<例>
得意先から社名入り封筒の注文を受けた。
封筒の用紙代は105、当社の加工賃は105で製作、納品をした。(金額は消費税含む。)
なお、経理方法は税込経理とする。
<以前に得意先へ発行した封筒の見積書>
・材料立替 封筒用紙代105
・当社加工料 105
・御請求金額合計 210(金額には消費税が含まれております。)


1.支払いは費用、お客さんへの請求額は売上とする方法。
(1)材料代の支払い
  仕入105 / 現金105
(2)納品後、請求書の発行
  売掛金210 / 売上210

コメント
 印刷業ですから、印刷物になる主要な材料費である封筒用紙代は、仕入としました。
 なお、もしも補助的な材料費(インク代など)を購入した場合は、仕入とせずに消耗品費などの科目でよいと思います。

2.立替えた部分を厳密に区分する方法。
(1)材料代の支払い
  仕入105 / 現金105
(2)今回のお客さんに請求する部分を立替金へ振替
  立替金105 / 仕入105
(3)納品後、請求書の発行
  売掛金210 / 立替金105
         / 売上105

コメント
 当社で支払った時には仕入や消耗品費などの科目で処理しておき、実際に得意先へ請求する部分については、後日「立替金」へ振り替えておきます。
そして請求時に売上を計上するのと同時に立替金から売掛金へ振り替えます。

なお、会社の経理方法がどうであれ、請求書の書き方は、基本的に経理とは別物として発行してよいと思います。
<請求書の書き方1>
御社社名入り封筒 ***枚 210(金額には消費税が含まれております。)

<請求書の書き方2>
・材料立替 封筒用紙代105
・当社加工料 105
・御請求金額合計 210(消費税が含まれております。)

<請求書の書き方3>
・封筒用紙代100
・当社加工料 100
・上記に対する消費税10
・御請求金額合計 210


結論
1.は経理が簡単で単純明快です。
ただし、請求する都合上、立替えたもの(封筒代など)については、忘れないように別途記録しておく必要があります。

2.はややめんどくさい方法です。
立替えたものの中に消費税がかかるもの、かからないものが混在している場合にはこちらの厳密な方法によらなくてはなりません。
例えば、官製はがきを郵便局から仕入た場合、官製はがきには消費税がついていません。この場合、はがき代は立替金経理をきちんとしないと、御社が損する事になります。

御社が立替金経理をきちんとやっていれば、このように請求できます。

<以前に得意先へ発行した年賀はがき印刷の見積書>
・官製はがき代100
・当社加工料 105(金額には消費税5が含まれております。)
・御請求金額合計 205

仕訳
  売掛金205 / 立替金100
         / 売上105・・・課税売上げは105だけ


しかし、もし立替金経理をしていないと、立替えたはがき代部分についても消費税の計算上、売上の全額205が課税売上げとされてしまいます。

仕訳
(2)納品後、請求書の発行
  売掛金205 / 売上205

本当は受取った消費税は5なのですが、205全額が課税売上げとされてしまうため、205÷105×5=9が受取った消費税として、消費税の申告書上では計算されてしまいます。
(たとえ見積書や請求書・領収書に受け取った消費税が5しかないと明記されていたとしても、消費税の申告計算上は上記の計算により9とされてしまい、納税者不利です。)

よって、消費税の有無が混在している場合には、めんどくさいですが、立替金経理するほうが納税者有利となります。

また、得意先から代金の入金があった場合は、いずれの方法で経理していようと、すべて売掛金の入金とすればOKです。

返信

2. Re: 立替費用について

2006/09/07 10:15

nonchan

おはつ

編集

ありがとうございました。
納得です。

処理方法を「立替」で行おうか
それとも「仕入」で行うか迷ってたんです。

これで安心して処理できます。

丁寧な回答ありがとうございました。

ありがとうございました。
納得です。

処理方法を「立替」で行おうか
それとも「仕入」で行うか迷ってたんです。

これで安心して処理できます。

丁寧な回答ありがとうございました。

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