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原価計算について

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原価計算について

2008/04/21 01:15

nyannyan

おはつ

回答数:2

編集

おたずねします。
ある商品を製作しましたが、最初に製作した数量は、実際に注文を受けた数量のみ製作しました。
現状のまま原価計算をすると、1個あたりにその製作費用がすべて配分される為、膨大な原価(金額)になってしまいます。
もちろん最初に製作した数量以上に注文が追加されれば、原価はどんどん安くなりますが、現段階ではいったいいくつの数量を製作するのかわかっていません。
ちなみにかかった費用は、全て支払済み扱いになります。
(1個 作るのも1000個つくるのも同じ費用が発生する為)

この様な場合は、どういった処理がベストでしょうか?
製作予想数字で、案分する?
しかし、売上数量によって、追加製作する場合もあれば、これ以上追加がなければ、本当にこれを原価とするしかないですよね?
:-(

おたずねします。
ある商品を製作しましたが、最初に製作した数量は、実際に注文を受けた数量のみ製作しました。
現状のまま原価計算をすると、1個あたりにその製作費用がすべて配分される為、膨大な原価(金額)になってしまいます。
もちろん最初に製作した数量以上に注文が追加されれば、原価はどんどん安くなりますが、現段階ではいったいいくつの数量を製作するのかわかっていません。
ちなみにかかった費用は、全て支払済み扱いになります。
(1個 作るのも1000個つくるのも同じ費用が発生する為)

この様な場合は、どういった処理がベストでしょうか?
製作予想数字で、案分する?
しかし、売上数量によって、追加製作する場合もあれば、これ以上追加がなければ、本当にこれを原価とするしかないですよね?
:-(

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1. Re: 原価計算について

2008/04/28 06:13

nyannyan

おはつ

編集

ありがとうございました。
難しいですね。

ありがとうございました。
難しいですね。

返信

2. Re: 原価計算について

2008/04/21 07:45

PTA

すごい常連さん

編集

とにかく大量に製造して、デパートやコンビニで売りさばくような、汎用性のある大量消費商品ではなく、注文を受けてから製造するバッチ式製造であれば、そのようなリスクはついて回ると思います。一回ずつ完結した製造であれば、一回ずつ原価計算をするというのが原則です。しかし、例えば年間の売上数量が、御社の年度予算の中で、それなりの根拠を持って設定されているのであれば、その数量をもとに製造原価の標準値を設定して、これをもとに損益計算する方法もありかなと思います。いわゆる標準原価計算と呼ばれるものですが、これも月次あるいは年次決算の際には、実際原価計算との差異を計上しなければなりませんので、販売数量の予想が大幅にはずれると結果的には同じになります。
製造設備の減価償却費や製造に要する(月給制の)人件費は、製品を1つ作るのも、100個作るのも同じだけ発生します。これを固定費といいます。一方、原料費や電気代などは、製品の製造量に比例して増加します。これを変動費といいます。製品1個当たりの販売価格から当該製品1個当たりの変動費を引いたものを限界利益と呼びます。限界利益で固定費を回収していき、限界利益の合計額が固定費と同額になる販売量を損益分岐点売上高と呼び、企業としては、これを超える売り上げまたは販売量が必要となります。
したがって、オーダーメードの製造であれば、注文数量から、あらかじめ損益分岐点売上高を算定して、「その数量でしたら、1個当たりの単価は、○○円頂戴しますが、よろしいですか」と販売条件をその都度決めるのが、本来の姿だと思います。もちろん、相手との力関係で当方の希望がすべて通るかどうかは、話が別ですが、そこは、年間の販売数量予算が明確であれば、標準原価に利益を上乗せしておけば、予算どおりの年間販売量を達成すれば、黒字になるはずです。
正確な原価計算と綿密な販売予算の裏付けがあれば、相手との交渉を進めやすくなると思います。

とにかく大量に製造して、デパートやコンビニで売りさばくような、汎用性のある大量消費商品ではなく、注文を受けてから製造するバッチ式製造であれば、そのようなリスクはついて回ると思います。一回ずつ完結した製造であれば、一回ずつ原価計算をするというのが原則です。しかし、例えば年間の売上数量が、御社の年度予算の中で、それなりの根拠を持って設定されているのであれば、その数量をもとに製造原価の標準値を設定して、これをもとに損益計算する方法もありかなと思います。いわゆる標準原価計算と呼ばれるものですが、これも月次あるいは年次決算の際には、実際原価計算との差異を計上しなければなりませんので、販売数量の予想が大幅にはずれると結果的には同じになります。
製造設備の減価償却費や製造に要する(月給制の)人件費は、製品を1つ作るのも、100個作るのも同じだけ発生します。これを固定費といいます。一方、原料費や電気代などは、製品の製造量に比例して増加します。これを変動費といいます。製品1個当たりの販売価格から当該製品1個当たりの変動費を引いたものを限界利益と呼びます。限界利益で固定費を回収していき、限界利益の合計額が固定費と同額になる販売量を損益分岐点売上高と呼び、企業としては、これを超える売り上げまたは販売量が必要となります。
したがって、オーダーメードの製造であれば、注文数量から、あらかじめ損益分岐点売上高を算定して、「その数量でしたら、1個当たりの単価は、○○円頂戴しますが、よろしいですか」と販売条件をその都度決めるのが、本来の姿だと思います。もちろん、相手との力関係で当方の希望がすべて通るかどうかは、話が別ですが、そこは、年間の販売数量予算が明確であれば、標準原価に利益を上乗せしておけば、予算どおりの年間販売量を達成すれば、黒字になるはずです。
正確な原価計算と綿密な販売予算の裏付けがあれば、相手との交渉を進めやすくなると思います。

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