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棚卸資産について

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棚卸資産について

2006/12/06 18:02

azuki

積極参加

回答数:4

編集

個人自営業青色申告です。

2004年12月から新たにネット販売を始めました。
それまで物品販売はしていませんでした。

申告の際、棚卸の計算、計上が必要ということを最近知りました。
一度もしたことがなく、また検索して棚卸について調べましたが具体的にどうすればよいのかわかりません。

扱っている商品は輸入雑貨です。
私が直接現地で買い付けて販売してます。
一回の仕入れで20万円くらい。
年に二回仕入れているので仕入れそのものの金額は40万円くらいです。

仕入れた商品と売り上げの差を商品の販売価格で計算すればいいのでしょうか?

アドバイスをお願いします。
また、わかりやすいサイトがありましたら教えてください。
よろしくお願い致します。

個人自営業青色申告です。

2004年12月から新たにネット販売を始めました。
それまで物品販売はしていませんでした。

申告の際、棚卸の計算、計上が必要ということを最近知りました。
一度もしたことがなく、また検索して棚卸について調べましたが具体的にどうすればよいのかわかりません。

扱っている商品は輸入雑貨です。
私が直接現地で買い付けて販売してます。
一回の仕入れで20万円くらい。
年に二回仕入れているので仕入れそのものの金額は40万円くらいです。

仕入れた商品と売り上げの差を商品の販売価格で計算すればいいのでしょうか?

アドバイスをお願いします。
また、わかりやすいサイトがありましたら教えてください。
よろしくお願い致します。

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1. Re: 棚卸資産について

2006/12/07 16:28

TOKUJIN

すごい常連さん

編集

簡単にいえば、「売ったものの原価はいくらか?」というのが申告上の原価で、「売れ残ったものの原価はいくらか?」が棚卸資産、です。
40万仕入れました、そのうち30万円分が50万円で売れました、であれば、売上50万、売上原価30万、未販売のものが棚卸資産として10万、となります。
申告する上で、収入50万-経費40万、ではないということを知った、のですよね。
売ったものの原価を対応させなければならないので、収入50万-経費30万となり、10万は翌期以降売られるのですから、翌期以降の収入から差し引かれる経費、つまり「将来の経費予備軍」の意味を持つものが「在庫(棚卸資産)」となります。

①期首あった分+②当期仕入分=③売上げた分+④期末残った分
ですよね。常に。
上記の例でいえば、0+40=30+10、です。
(金額はすべて仕入金額です)
この式は金額だけでなく、当然ながら数量も同じです。
③が収入から差し引かれる売上原価、④が差し引けない(翌期以降差し引く)期末在庫です。
④が、翌年の①です。
②は、仕入れた都度記録をしていけば分かります。これは必須です。
あとは③と④です。
売り上げた都度売ったモノの記録(③のこと:①と②の中のどれを売ったかということ)をすれば、①+②-③=④により④が計算されます。しかし、それはあくまで机上の理論値であって、実際期末に残った現物を数えて④と一致するかどうかを確認するのが「棚卸」です。
一致しなければ、なくなったとか、捨てたとか、何らかの損失が生じているかも?ということになります。
売ったモノの記録(③)が面倒な場合は、①+②-④=③と間接的に③を求めます。
この場合は、棚卸して④から③を逆算するようなイメージですが、④を求めないと③は計算できません。
規模が小さく紛失等考えにくい場合は、後者のほうが簡単でしょう。
なお、くどいですがすべて仕入金額で計算します。

売上に対応する原価金額の計算の仕方はいろいろあるのですが、「売ったものの原価」を直接当てるのがいちばん正しいし、それで対応できると思います。(個別法といいます)
他のやり方はややこしくするだけだと思いますので省略しますが、他にも先入先出法・後入先出法などありますので、これらの言葉で検索してみると勉強にはなると思います。

簡単にいえば、「売ったものの原価はいくらか?」というのが申告上の原価で、「売れ残ったものの原価はいくらか?」が棚卸資産、です。
40万仕入れました、そのうち30万円分が50万円で売れました、であれば、売上50万、売上原価30万、未販売のものが棚卸資産として10万、となります。
申告する上で、収入50万-経費40万、ではないということを知った、のですよね。
売ったものの原価を対応させなければならないので、収入50万-経費30万となり、10万は翌期以降売られるのですから、翌期以降の収入から差し引かれる経費、つまり「将来の経費予備軍」の意味を持つものが「在庫(棚卸資産)」となります。

①期首あった分+②当期仕入分=③売上げた分+④期末残った分
ですよね。常に。
上記の例でいえば、0+40=30+10、です。
(金額はすべて仕入金額です)
この式は金額だけでなく、当然ながら数量も同じです。
③が収入から差し引かれる売上原価、④が差し引けない(翌期以降差し引く)期末在庫です。
④が、翌年の①です。
②は、仕入れた都度記録をしていけば分かります。これは必須です。
あとは③と④です。
売り上げた都度売ったモノの記録(③のこと:①と②の中のどれを売ったかということ)をすれば、①+②-③=④により④が計算されます。しかし、それはあくまで机上の理論値であって、実際期末に残った現物を数えて④と一致するかどうかを確認するのが「棚卸」です。
一致しなければ、なくなったとか、捨てたとか、何らかの損失が生じているかも?ということになります。
売ったモノの記録(③)が面倒な場合は、①+②-④=③と間接的に③を求めます。
この場合は、棚卸して④から③を逆算するようなイメージですが、④を求めないと③は計算できません。
規模が小さく紛失等考えにくい場合は、後者のほうが簡単でしょう。
なお、くどいですがすべて仕入金額で計算します。

売上に対応する原価金額の計算の仕方はいろいろあるのですが、「売ったものの原価」を直接当てるのがいちばん正しいし、それで対応できると思います。(個別法といいます)
他のやり方はややこしくするだけだと思いますので省略しますが、他にも先入先出法・後入先出法などありますので、これらの言葉で検索してみると勉強にはなると思います。

返信

2. Re: 棚卸資産について・・さらに

2006/12/08 20:18

azuki

積極参加

編集

とても詳しく教えてくださり、ありがとうございます。

2004年12月から販売を始めたのですが、
棚卸はしたことがなく、今年の分からでいいでしょうか。
今年今月12月にも仕入れがあります。
12月31日に2006年に仕入れた商品、売れた商品で
棚卸するということでいいでしょうか。

よろしくお願い致します。

とても詳しく教えてくださり、ありがとうございます。

2004年12月から販売を始めたのですが、
棚卸はしたことがなく、今年の分からでいいでしょうか。
今年今月12月にも仕入れがあります。
12月31日に2006年に仕入れた商品、売れた商品
棚卸するということでいいでしょうか。

よろしくお願い致します。

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3. Re: 棚卸資産について・・さらに

2006/12/12 13:49

TOKUJIN

すごい常連さん

編集

遅くなりすみません。
そうですね、今期末から在庫認識するしかないと思います。
本当は2006年期首も在庫があったのかもしれませんが、それはもう過年度の申告において費用になってしまって完結しています。
今期首時点での在庫を認識しようとすると自動的に前期末在庫を認識しなかったことの修正からはじめないといけないです。
本来はそうすべきところですが、今期からちゃんとすることで2年越しでプラマイゼロにはなりますから、今期の棚卸が最低限すべき対応、というところですね。

遅くなりすみません。
そうですね、今期末から在庫認識するしかないと思います。
本当は2006年期首も在庫があったのかもしれませんが、それはもう過年度の申告において費用になってしまって完結しています。
今期首時点での在庫を認識しようとすると自動的に前期末在庫を認識しなかったことの修正からはじめないといけないです。
本来はそうすべきところですが、今期からちゃんとすることで2年越しでプラマイゼロにはなりますから、今期の棚卸が最低限すべき対応、というところですね。

返信

4. Re: 棚卸資産について・・さらに..ありがとうございました!

2006/12/31 21:59

azuki

積極参加

編集

ありがとうございました!。
これから棚卸をします。

ありがとうございました!。
これから棚卸をします。

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