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Re: 解りません、消費税の修正。
2007/06/13 09:49
あ〜、それは困りましたね〜。
もう決算の数字は変えられませんので、前期にさかのぼって修正することはできませんね。
したがって、当期に修正するしかないでしょう。
考え方のポイントは、前期の未収入金の修正は、前期の売上全体の修正と考えて、消費税部分の修正とは考えない、ということです。
前期決算における消費税の申告計算も、もしかしたら違っているような気もしますが、5,000円くらいの違いはいまさら騒いでも手間と時間のムダなので無視しましょう。
どうせ税務署も調査でみつけたとしても5,000円ぽっちでは何も言わないでしょうから。
今後間違えないように気をつければいいだけの話です。
前期にやった仕訳が
未収入金110,000 / 売上110,000
という仕訳だったと仮定します。
この場合、当期に行う修正としては、2種類考えられます。
いずれもできれば期首の日付で仕訳します。
1.当期の売上高の修正としてしまう方法
(1)まず、前期の間違った仕訳の逆仕訳をします。
売上110,000 / 未収入金110,000・・・(前期決算仕訳取消し)
(2)次に正しい仕訳をします。
未収入金 105,000 / 売上105,000・・・(前期決算仕訳再計上)
この修正の結果、当期の売上高に与える影響は、
−110,000+105,000=-5,000
となり、当期の売上高が5,000円減少する結果となります。
したがって、上記の仕訳を省略して
売上5,000 / 未収入金5,000・・・(前期過大売上取消し)
としても同じことです。
ただ、後日ほかの人が見ても修正している内容がわかりやすいほうがいいでしょうから、できれば最初の仕訳(間違った仕訳を一度取消して、正しい仕訳を再度入力する方法)のほうがよいかもしれません。
2.前期の売上高の修正を、当期の売上高に影響させない方法
修正仕訳をする際、当期の売上高に影響させないように仕訳します。
雑損失5,000 / 未収入金5,000
このように雑収入(費用)科目を使い、「売上」を使わない方法です。
どちらでの方法でも、当期純利益に与える影響は同じです。
1.の方法は、収益の5,000減少であり、当期純利益に与える影響は−5,000円です。
2.の方法は、費用の5,000増加であり、当期純利益に与える影響は−5,000円です。
ゆえにどちらの方法でも、当期純利益に対する税金(法人税など)はまったく同じになります。
ただひとつ、注意するべき点は消費税でしょう。
1.の方法では売上が−5,000円(5,000円減少)しますから、「課税売上げ」も自動的に5,000円減少しています。
2.の方法では、雑収入という費用が5,000円増加していますが、この雑収入5,000円は、消費税法上、「売上対価の返還等」というものになります。
(そういう消費税コードを入力してください。)
これは、消費税の計算上、「課税仕入れ」にプラスするものですので、最終的には、「課税売上げ」の減少と同じことになります。
したがって、どちらの方法で修正しても、消費税の計算においても同じ結果となります。
がんばってください。
あ〜、それは困りましたね〜。
もう決算の数字は変えられませんので、前期にさかのぼって修正することはできませんね。
したがって、当期に修正するしかないでしょう。
考え方のポイントは、前期の未収入金の修正は、前期の売上全体の修正と考えて、消費税部分の修正とは考えない、ということです。
前期決算における消費税の申告計算も、もしかしたら違っているような気もしますが、5,000円くらいの違いはいまさら騒いでも手間と時間のムダなので無視しましょう。
どうせ税務署も調査でみつけたとしても5,000円ぽっちでは何も言わないでしょうから。
今後間違えないように気をつければいいだけの話です。
前期にやった仕訳が
未収入金110,000 / 売上110,000
という仕訳だったと仮定します。
この場合、当期に行う修正としては、2種類考えられます。
いずれもできれば期首の日付で仕訳します。
1.当期の売上高の修正としてしまう方法
(1)まず、前期の間違った仕訳の逆仕訳をします。
売上110,000 / 未収入金110,000・・・(前期決算仕訳取消し)
(2)次に正しい仕訳をします。
未収入金 105,000 / 売上105,000・・・(前期決算仕訳再計上)
この修正の結果、当期の売上高に与える影響は、
−110,000+105,000=-5,000
となり、当期の売上高が5,000円減少する結果となります。
したがって、上記の仕訳を省略して
売上5,000 / 未収入金5,000・・・(前期過大売上取消し)
としても同じことです。
ただ、後日ほかの人が見ても修正している内容がわかりやすいほうがいいでしょうから、できれば最初の仕訳(間違った仕訳を一度取消して、正しい仕訳を再度入力する方法)のほうがよいかもしれません。
2.前期の売上高の修正を、当期の売上高に影響させない方法
修正仕訳をする際、当期の売上高に影響させないように仕訳します。
雑損失5,000 / 未収入金5,000
このように雑収入(費用)科目を使い、「売上」を使わない方法です。
どちらでの方法でも、当期純利益に与える影響は同じです。
1.の方法は、収益の5,000減少であり、当期純利益に与える影響は−5,000円です。
2.の方法は、費用の5,000増加であり、当期純利益に与える影響は−5,000円です。
ゆえにどちらの方法でも、当期純利益に対する税金(法人税など)はまったく同じになります。
ただひとつ、注意するべき点は消費税でしょう。
1.の方法では売上が−5,000円(5,000円減少)しますから、「課税売上げ」も自動的に5,000円減少しています。
2.の方法では、雑収入という費用が5,000円増加していますが、この雑収入5,000円は、消費税法上、「売上対価の返還等」というものになります。
(そういう消費税コードを入力してください。)
これは、消費税の計算上、「課税仕入れ」にプラスするものですので、最終的には、「課税売上げ」の減少と同じことになります。
したがって、どちらの方法で修正しても、消費税の計算においても同じ結果となります。
がんばってください。
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No. | タイトル | 投稿者 | 投稿日時 |
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0 | bs-cafe | 2007/06/12 18:31 | |
1 | しかしか | 2007/06/12 22:05 | |
2 | bs-cafe | 2007/06/13 09:13 | |
3 | しかしか | 2007/06/13 09:49 | |
4 | bs-cafe | 2007/06/13 10:56 | |
5 | しかしか | 2007/06/13 11:25 | |
6 | bs-cafe | 2007/06/14 09:57 |
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