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個別貸倒引当金計上時の消費税の処理

質問 回答受付中

個別貸倒引当金計上時の消費税の処理

2007/04/17 23:43

designer

ちょい参加

回答数:10

編集

いつもお世話様です

大変お恥ずかしいのですが、個別貸倒引当金計上時の消費税の処理を教えて下さい

100を掛で売り上げたものとします
(借方)売掛金105(貸方)売上100
           仮受消費税5
これがそのまま貸し倒れた場合
(借方)貸倒損失100(貸方)売掛金105
   仮受金5
となると思います。

ここで貸し倒れる前に100%貸引を設定していたものとします
このときの仕訳が問題です
A(借方)貸倒引当繰入105(貸し方)貸倒引当金105
でいいのでしょうか
この後貸倒れた場合には
(借方)貸倒引当金105(貸し方)貸し引き戻入益105
(借方)貸倒損失100(貸し方)売掛金105
   仮受消費税5
となると、戻入益105-貸倒損失100=5の利益が生じることになります。

それとも
B(借方)貸倒引当金繰入100(貸方)貸倒引当金105
     仮受消費税5
として、その後貸し倒れた場合には
(借方)貸倒引当金105(貸し方)貸引戻入益105
(借方)貸倒引当金105(貸し方)売掛金105
とするのでしょうか?
この場合には貸し引きを繰り入れる際の損失がAの場合に比べ5少なくなることで合計ではAと同様の損益となります。

どちらが正しいのでしょうか?またその根拠をお教えいただけると幸いです
誠に申し訳ありませんがよろしくお願い致します

いつもお世話様です

大変お恥ずかしいのですが、個別貸倒引当金計上時の消費税の処理を教えて下さい

100を掛で売り上げたものとします
(借方)売掛金105(貸方)売上100
           仮受消費税5
これがそのまま貸し倒れた場合
(借方)貸倒損失100(貸方)売掛金105
   仮受金5
となると思います。

ここで貸し倒れる前に100%貸引を設定していたものとします
このときの仕訳が問題です
A(借方)貸倒引当繰入105(貸し方)貸倒引当金105
でいいのでしょうか
この後貸倒れた場合には
(借方)貸倒引当金105(貸し方)貸し引き戻入益105
(借方)貸倒損失100(貸し方)売掛金105
   仮受消費税5
となると、戻入益105-貸倒損失100=5の利益が生じることになります。

それとも
B(借方)貸倒引当金繰入100(貸方)貸倒引当金105
     仮受消費税5
として、その後貸し倒れた場合には
(借方)貸倒引当金105(貸し方)貸引戻入益105
(借方)貸倒引当金105(貸し方)売掛金105
とするのでしょうか?
この場合には貸し引きを繰り入れる際の損失がAの場合に比べ5少なくなることで合計ではAと同様の損益となります。

どちらが正しいのでしょうか?またその根拠をお教えいただけると幸いです
誠に申し訳ありませんがよろしくお願い致します

この質問に回答
回答

Re: 個別貸倒引当金計上時の消費税の処理−差益5について

2007/04/20 17:19

kei8

すごい常連さん

編集

>もう一つ、気になった点があります。

>100x100%=100ではない。つまり、あくまで105
>を設定対象債権と考えている点に留意する必要がありま
>す。ご納得いただけますでしょうか?

>解説:
> 売掛金105のうち、消費税相当分の5は、一般的には
>貸倒発生年度の消費税の申告で必ず回収できるので
>(貸倒時の借方に仮受消費税5が計上されます)、
>引当金の設定対象債権額からはずすことが合理的で
>はないかと思います。

前者では105が設定対象債権と仰ってるのですが、後者では消費税相当分の5は設定対象債権からはずすのが合理的となっています。これは結局のところ、引当金の設定対象債権に消費税分は含めないのでしょうか?

ちょっと気になってしまい質問しました。理解力が無くて申し訳ないのですが、御教示お願いします。


返信:
 predatorさん、ご指摘ありがとうございました。

(正)
>100x100%=100ではない。つまり、あくまで105
>を設定対象債権と考えている点に留意する必要がありま
>す。ご納得いただけますでしょうか?


(誤り)
>解説:
> 売掛金105のうち、消費税相当分の5は、一般的には
>貸倒発生年度の消費税の申告で必ず回収できるので
>(貸倒時の借方に仮受消費税5が計上されます)、
>引当金の設定対象債権額からはずすことが合理的で
>はないかと思います。

 繰入額の計算は105x(100÷105)=100であり、
消費税5も含めて設定対象債権は総額の105と考えることが適切と思います。

修正の際の見直しが不十分で、たいへん失礼しました。

>もう一つ、気になった点があります。

>100x100%=100ではない。つまり、あくまで105
>を設定対象債権と考えている点に留意する必要がありま
>す。ご納得いただけますでしょうか?

>解説:
> 売掛金105のうち、消費税相当分の5は、一般的には
>貸倒発生年度の消費税の申告で必ず回収できるので
>(貸倒時の借方に仮受消費税5が計上されます)、
>引当金の設定対象債権額からはずすことが合理的で
>はないかと思います。

前者では105が設定対象債権と仰ってるのですが、後者では消費税相当分の5は設定対象債権からはずすのが合理的となっています。これは結局のところ、引当金の設定対象債権に消費税分は含めないのでしょうか?

ちょっと気になってしまい質問しました。理解力が無くて申し訳ないのですが、御教示お願いします。


返信:
 predatorさん、ご指摘ありがとうございました。

(正)
>100x100%=100ではない。つまり、あくまで105
>を設定対象債権と考えている点に留意する必要がありま
>す。ご納得いただけますでしょうか?


(誤り)
>解説:
> 売掛金105のうち、消費税相当分の5は、一般的には
>貸倒発生年度の消費税の申告で必ず回収できるので
>(貸倒時の借方に仮受消費税5が計上されます)、
>引当金の設定対象債権額からはずすことが合理的で
>はないかと思います。

 繰入額の計算は105x(100÷105)=100であり、
消費税5も含めて設定対象債権は総額の105と考えることが適切と思います。

修正の際の見直しが不十分で、たいへん失礼しました。

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