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別表4と別表5の最終値は、差額のみの調整(ae86さん方式)でも、洗替方式(copapaさん方式)でも同じにはなります。
しかし企業会計上、賞与引当金は洗替方式(全額取崩し、全額繰入れ)が常識ですから、法人税の別表5もそれにあわせて(全額取崩し、全額繰入れで)動かしたほうがわかりやすくてよいでしょう。
したがって、どちらでも正解にはなりますが、より好ましい方法としてはcopapaさんの洗替方式のほうがいいでしょう。
よって、
(1)前期に加算留保した賞与引当金の取消額を、当期はソックリ減算留保する。
これにより、別表5で前期から繰越されてきた賞与引当金調整額が消滅する。
<考え方>
前期末の賞与引当金はすべて期中で取崩して消えているため、法人税法上の前期賞与引当金に対する調整額も全額減算留保して消去する。
調整対象がすべて消えているのだから、法人税法上の調整項目もすべて消去する。
(2)当期末に新たに設定した賞与引当金を全額否認するため、別表4で同額を加算留保する。(この金額が別表5で翌期に繰越される。)
(3)当期中に支給した役員賞与(引当金と相殺しない金額)を別表4で加算社外流出する。(これは別表5に影響しない。)
という調整になります。
別表4と別表5の最終値は、差額のみの調整(ae86さん方式)でも、洗替方式(copapaさん方式)でも同じにはなります。
しかし企業会計上、賞与引当金は洗替方式(全額取崩し、全額繰入れ)が常識ですから、法人税の別表5もそれにあわせて(全額取崩し、全額繰入れで)動かしたほうがわかりやすくてよいでしょう。
したがって、どちらでも正解にはなりますが、より好ましい方法としてはcopapaさんの洗替方式のほうがいいでしょう。
よって、
(1)前期に加算留保した賞与引当金の取消額を、当期はソックリ減算留保する。
これにより、別表5で前期から繰越されてきた賞与引当金調整額が消滅する。
<考え方>
前期末の賞与引当金はすべて期中で取崩して消えているため、法人税法上の前期賞与引当金に対する調整額も全額減算留保して消去する。
調整対象がすべて消えているのだから、法人税法上の調整項目もすべて消去する。
(2)当期末に新たに設定した賞与引当金を全額否認するため、別表4で同額を加算留保する。(この金額が別表5で翌期に繰越される。)
(3)当期中に支給した役員賞与(引当金と相殺しない金額)を別表4で加算社外流出する。(これは別表5に影響しない。)
という調整になります。
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