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勤続表彰によって従業員甲にJTB旅行券50,000円相当分を贈呈することにする。
渡し方は券面額1,000円のものを50枚渡すことにする。
(この旅行券は「JTB旅行券ナイストリップ」という。1,000円未満の釣り銭は現金にて返金し、1,000円以上の釣り銭は旅行券で返す仕組みになっているもの。券面は1,000円・5,000円・10,000円の3種類がある。)
(1)
21.5.13
勤続表彰者を従業員甲と決定し、本人にその旨を伝えたので、JTBで当該旅行券50,000円相当を購入した。
【会社の仕訳】
(前渡金)(現金)50,000円
(2)
21.5.20
勤続表彰式。勤続表彰を受けた従業員甲本人に当該旅行券を贈呈。甲には、勤続表彰旅費一切の領収書を保存しておくこと、当該旅行には旅行券贈呈を受けた後1年以内に行くこと、旅行後には旅費精算書を作成し、当該旅行に使用しなかった旅行券と金銭はただちに会社に返還するよう伝えた。
【会社の仕訳】
仕訳なし
(3)
21.7.10
従業員甲は、JTBで行く青森温泉旅行を決定。パック料金34,650円を、贈呈されたJTB旅行券のうち35枚(@1,000円×35枚=35,000円相当)によって支払った。なお、お釣りが350円戻ってきた。
【会社の仕訳】
仕訳なし
(4)
21.7.18〜21.7.20
従業員甲、JTBで行く青森温泉旅行を遂行。
従業員甲は行きの新幹線車内で弁当とお茶を購入(1,680円)。温泉に入浴後、一人で町に繰り出し地元の名物ラーメンを食う(850円)。帰りに八戸のお土産屋で会社へのお土産代としてイカ飯を購入(1,500円×3ヶ=4,500円)。帰りの新幹線車内で弁当とお茶を購入(1,470円)した。なお、これらの支払にはすべて領収書がある。
【会社の仕訳】
仕訳なし
(5)
21.7.22
従業員甲、旅費精算書を作成して、領収書とともに会社の経理担当者に提出。
旅費精算書は下記の通り。
21.7.18〜7.20勤続表彰青森旅行パック料金34,650円
21.7.18新幹線車内弁当・お茶代1,680円
21.7.19名物ラーメン850円
21.7.20会社お土産代4,500円
21.7.20新幹線内弁当・お茶代1,470円
合計43,150円
従業員甲はこの旅費精算書・領収書とともに、現金350円と残存の旅行券15枚を経理担当者に渡した。経理担当者はただちに会計処理を行った。
【会社の仕訳】
(商品券―非課税仕入)15,000円(前渡金)50,000円
(現金)350円
(福利厚生費―課税仕入)34,650円
なおパック料金以外の旅費(弁当代他)8,500円は甲に現金で渡した。
(福利厚生費―課税仕入)(現金)8,500円
(6)
21.7.24
経理担当者は残存の旅行券を金券ショップで換金した。換金額は13,500円だった。
【会社の仕訳】
(現金)13,500円 (商品券―非課税売上)13,500円
(雑損失―不課税仕入)1,500円(商品券ー不課税売上)1,500円
勤続表彰によって従業員甲にJTB旅行券50,000円相当分を贈呈することにする。
渡し方は券面額1,000円のものを50枚渡すことにする。
(この旅行券は「JTB旅行券ナイストリップ」という。1,000円未満の釣り銭は現金にて返金し、1,000円以上の釣り銭は旅行券で返す仕組みになっているもの。券面は1,000円・5,000円・10,000円の3種類がある。)
(1)
21.5.13
勤続表彰者を従業員甲と決定し、本人にその旨を伝えたので、JTBで当該旅行券50,000円相当を購入した。
【会社の仕訳】
(前渡金)(現金)50,000円
(2)
21.5.20
勤続表彰式。勤続表彰を受けた従業員甲本人に当該旅行券を贈呈。甲には、勤続表彰旅費一切の領収書を保存しておくこと、当該旅行には旅行券贈呈を受けた後1年以内に行くこと、旅行後には旅費精算書を作成し、当該旅行に使用しなかった旅行券と金銭はただちに会社に返還するよう伝えた。
【会社の仕訳】
仕訳なし
(3)
21.7.10
従業員甲は、JTBで行く青森温泉旅行を決定。パック料金34,650円を、贈呈されたJTB旅行券のうち35枚(@1,000円×35枚=35,000円相当)によって支払った。なお、お釣りが350円戻ってきた。
【会社の仕訳】
仕訳なし
(4)
21.7.18〜21.7.20
従業員甲、JTBで行く青森温泉旅行を遂行。
従業員甲は行きの新幹線車内で弁当とお茶を購入(1,680円)。温泉に入浴後、一人で町に繰り出し地元の名物ラーメンを食う(850円)。帰りに八戸のお土産屋で会社へのお土産代としてイカ飯を購入(1,500円×3ヶ=4,500円)。帰りの新幹線車内で弁当とお茶を購入(1,470円)した。なお、これらの支払にはすべて領収書がある。
【会社の仕訳】
仕訳なし
(5)
21.7.22
従業員甲、旅費精算書を作成して、領収書とともに会社の経理担当者に提出。
旅費精算書は下記の通り。
21.7.18〜7.20勤続表彰青森旅行パック料金34,650円
21.7.18新幹線車内弁当・お茶代1,680円
21.7.19名物ラーメン850円
21.7.20会社お土産代4,500円
21.7.20新幹線内弁当・お茶代1,470円
合計43,150円
従業員甲はこの旅費精算書・領収書とともに、現金350円と残存の旅行券15枚を経理担当者に渡した。経理担当者はただちに会計処理を行った。
【会社の仕訳】
(商品券―非課税仕入)15,000円(前渡金)50,000円
(現金)350円
(福利厚生費―課税仕入)34,650円
なおパック料金以外の旅費(弁当代他)8,500円は甲に現金で渡した。
(福利厚生費―課税仕入)(現金)8,500円
(6)
21.7.24
経理担当者は残存の旅行券を金券ショップで換金した。換金額は13,500円だった。
【会社の仕訳】
(現金)13,500円 (商品券―非課税売上)13,500円
(雑損失―不課税仕入)1,500円(商品券ー不課税売上)1,500円
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