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試算表の見方、仕組み

質問 回答受付中

試算表の見方、仕組み

2006/10/03 13:59

小桃

すごい常連さん

回答数:10

編集

試算表の貸借対照表についてなのですが、資産の部の合計と負債・純資産の部の合計は同じになりますよね?

資産の部は、資金の使い道を表してて、
その資金をどのように調達したかは、負債・純資産の部にあらわされてるからですよね?(うまく言えず、ごめんなさい)

ここまでは、なんとなく分かるんです。

弊社の貸借対照表を見ると、負債の部はプラスで表記されています。また、純資産の部はマイナス(▲)で表記されています。

資産の部  100   負債の部   130
            純資産の部  ▲30
-----------------------------------------------      
資産の部  100   負債・純資産の部 100
 

となっています。

1)なぜ負債は、マイナス(▲)表記ではないのか?

2)弊社は赤字なのに、負債と純資産を合計すると、負債・純資産の部がどうしてプラスになるのか?(なぜ、マイナスではないのか?)

3)そもそも「負債・純資産の部」の数字の意味は?

今まで、特に疑問を持たずにいたのですが、ボスに聞かれ答えにつまってしまいました。

初歩的な質問でお聞きするのもお恥ずかしいのですが、どなたかご教授くださいますようお願いいたします。


試算表の貸借対照表についてなのですが、資産の部の合計と負債・純資産の部の合計は同じになりますよね?

資産の部は、資金の使い道を表してて、
その資金をどのように調達したかは、負債・純資産の部にあらわされてるからですよね?(うまく言えず、ごめんなさい)

ここまでは、なんとなく分かるんです。

弊社の貸借対照表を見ると、負債の部はプラスで表記されています。また、純資産の部はマイナス(▲)で表記されています。

資産の部  100   負債の部   130
            純資産の部  ▲30
-----------------------------------------------      
資産の部  100   負債・純資産の部 100
 

となっています。

1)なぜ負債は、マイナス(▲)表記ではないのか?

2)弊社は赤字なのに、負債と純資産を合計すると、負債・純資産の部がどうしてプラスになるのか?(なぜ、マイナスではないのか?)

3)そもそも「負債・純資産の部」の数字の意味は?

今まで、特に疑問を持たずにいたのですが、ボスに聞かれ答えにつまってしまいました。

初歩的な質問でお聞きするのもお恥ずかしいのですが、どなたかご教授くださいますようお願いいたします。


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1. Re: 試算表の見方、仕組み

2006/10/03 15:06

カミリ

すごい常連さん

編集

こんにちは、一応私は簿記の勉強をしましたが、使ってないので忘れかけてます。
気になってサイトを調べたらこんな文章が出てきました

1.貸借対照表(バランスシート)の意味するもの


一定時点(月末や事業年度末)において右側(貸方)が資産の調達源泉である負債や資本を、
左側(借方)が具体的な運用形態である資産を意味します。


会社設立時は右側が資本金で左側が預金です。初年度が終了すると左右とも変化します。当
初の資産である預金は様々な名目の資産に変化しています。車輌、事務所の保証金、売掛金
と様々です。資本金の下部に当期利益あるいは損失が記入されています。これは一事業年度
の企業活動で利益あるいは損失が生じ資産に増減が生じたためです。この当期利益あるいは
損失は損益計算書の金額と一致します。

なお、銀行から融資を受け年度末に未返済額がある場合は負債として計上されます。負債も
資産の調達源泉ですが資本と違って返済が必要です。「自己資本」である資本と区分する意味
で「他人資本」と呼びます。

一番言いたいのは上の3行で下は説明です。

こんにちは、一応私は簿記の勉強をしましたが、使ってないので忘れかけてます。
気になってサイトを調べたらこんな文章が出てきました

1.貸借対照表(バランスシート)の意味するもの


一定時点(月末や事業年度末)において右側(貸方)が資産の調達源泉である負債や資本を、
左側(借方)が具体的な運用形態である資産を意味します。


会社設立時は右側が資本金で左側が預金です。初年度が終了すると左右とも変化します。当
初の資産である預金は様々な名目の資産に変化しています。車輌、事務所の保証金、売掛金
と様々です。資本金の下部に当期利益あるいは損失が記入されています。これは一事業年度
の企業活動で利益あるいは損失が生じ資産に増減が生じたためです。この当期利益あるいは
損失は損益計算書の金額と一致します。

なお、銀行から融資を受け年度末に未返済額がある場合は負債として計上されます。負債も
資産の調達源泉ですが資本と違って返済が必要です。「自己資本」である資本と区分する意味
で「他人資本」と呼びます。

一番言いたいのは上の3行で下は説明です。

返信

2. Re: 試算表の見方、仕組み

2006/10/03 15:30

編集

こんにちは。
大変に難しい課題ですな。

1)なぜ負債は、マイナス(▲)表記ではないのか?

こんなのは、どーでしょう?
例えば、「うちの借金はいくらか?」と尋問された場合、「2000千万円です」とカミさんに答えるように、マイナスの財産に(▲)は付けないで報告したりしますよね。
もし、マイナスで表すと、プラスと勘違いするケースもあると思います。
なお、純資産については、企業の活動結果も表していますから、プラマイどちらの表示も可能と言うことになります。

2)弊社は赤字なのに、負債と純資産を合計すると、負債・純資産の部がどうしてプラスになるのか?(なぜ、マイナスではないのか?)

これはアプローチが1)からきている考えのようにも思いますが、事例のようなケースですと、負債・純資産の部がプラスであっても、マイナスの財産があることを示しております。
また、1)2)とも古くからの慣習によるところがあります。

3)そもそも「負債・純資産の部」の数字の意味は?

komomoさんがお書きになった
>その資金をどのように調達したかは、負債・純資産の部にあらわされてるからですよね
↑ですね。

1)2)は、説明が下手っぴでごめんなさい。

こんにちは。
大変に難しい課題ですな。

1)なぜ負債は、マイナス(▲)表記ではないのか?

こんなのは、どーでしょう?
例えば、「うちの借金はいくらか?」と尋問された場合、「2000千万円です」とカミさんに答えるように、マイナスの財産に(▲)は付けないで報告したりしますよね。
もし、マイナスで表すと、プラスと勘違いするケースもあると思います。
なお、純資産については、企業の活動結果も表していますから、プラマイどちらの表示も可能と言うことになります。

2)弊社は赤字なのに、負債と純資産を合計すると、負債・純資産の部がどうしてプラスになるのか?(なぜ、マイナスではないのか?)

これはアプローチが1)からきている考えのようにも思いますが、事例のようなケースですと、負債・純資産の部がプラスであっても、マイナスの財産があることを示しております。
また、1)2)とも古くからの慣習によるところがあります。

3)そもそも「負債・純資産の部」の数字の意味は?

komomoさんがお書きになった
>その資金をどのように調達したかは、負債・純資産の部にあらわされてるからですよね
↑ですね。

1)2)は、説明が下手っぴでごめんなさい。

返信

3. Re: 試算表の見方、仕組み

2006/10/03 15:41

DISKY

すごい常連さん

編集

まず試算表と貸借対照表は同じではないんですけどね^^; とりあえず疑問点についてのみお答えしておきます。

1)負債はなぜマイナスではないのか。
たとえば銀行から100万円借りたとします。komomoさんはいくら借金ができたことになりますか? 普通「マイナス100万円の借金」という表現はしませんよね?
なので負債は資産という面で見た場合はマイナスですが、負債という面で見た場合はマイナス表記はしません。

ですので
2)負債+純資産
の金額も、マイナス表記はしません。

3)負債、純資産の意味
負債は他人から借りてきたお金です。返済しなきゃいけません。
純資産はもともとは出資者のお金です。会社がつぶれない限り返済の義務はありません。会社を運営していて利益が出た場合も、純資産に含まれることになります。

かなりはしょって説明していますので、また時間のあるときにじっくり簿記の基本から勉強してみてください^^

まず試算表と貸借対照表は同じではないんですけどね^^; とりあえず疑問点についてのみお答えしておきます。

1)負債はなぜマイナスではないのか。
たとえば銀行から100万円借りたとします。komomoさんはいくら借金ができたことになりますか? 普通「マイナス100万円の借金」という表現はしませんよね?
なので負債は資産という面で見た場合はマイナスですが、負債という面で見た場合はマイナス表記はしません。

ですので
2)負債+純資産
の金額も、マイナス表記はしません。

3)負債、純資産の意味
負債は他人から借りてきたお金です。返済しなきゃいけません。
純資産はもともとは出資者のお金です。会社がつぶれない限り返済の義務はありません。会社を運営していて利益が出た場合も、純資産に含まれることになります。

かなりはしょって説明していますので、また時間のあるときにじっくり簿記の基本から勉強してみてください^^

返信

4. Re: 試算表の見方、仕組み

2006/10/03 16:38

takapon

すごい常連さん

編集

損益計算書側から見た貸借対照表のアプローチとして

資産=未実現の費用(今期で収益と対応する費用とならなかったもの。将来費用化するもの)
負債=未実現収益(今期で収益とならなかったもの将来収益化するもの)
なんて考え方もあったような・・・  (・・?

ちなみに純資産については
資産−負債=資本とした場合にその会社の価値を示すもの(資本=総株時価)として最近では損益なみに投資判断に使われるようですね。


損益計算書側から見た貸借対照表のアプローチとして

資産=未実現の費用(今期で収益と対応する費用とならなかったもの。将来費用化するもの)
負債=未実現収益(今期で収益とならなかったもの将来収益化するもの)
なんて考え方もあったような・・・  (・・?

ちなみに純資産については
資産−負債=資本とした場合にその会社の価値を示すもの(資本=総株時価)として最近では損益なみに投資判断に使われるようですね。


返信

5. Re: 試算表の見方、仕組み

2006/10/03 17:34

小桃

すごい常連さん

編集

みなさま、お返事ありがとうございます。

1)については、理解できました。確かに、そうですよね。マイナスの意味を持つ言葉に対して、さらにマイナス表記をしてしまうと変ですものね。

で、2)についてはまだ理解できないのですが、純資産も負債と同じくマイナスの意味を持つ言葉。ということですか?
仮にそうだとすると、▲30というのは、「資本が30ある。」ということなりますよね?
ただ、この状態が、どういう状況を表しているのか分からないのですが・・・(?_?)




みなさま、お返事ありがとうございます。

1)については、理解できました。確かに、そうですよね。マイナスの意味を持つ言葉に対して、さらにマイナス表記をしてしまうと変ですものね。

で、2)についてはまだ理解できないのですが、純資産も負債と同じくマイナスの意味を持つ言葉。ということですか?
仮にそうだとすると、▲30というのは、「資本が30ある。」ということなりますよね?
ただ、この状態が、どういう状況を表しているのか分からないのですが・・・(?_?)




返信

6. Re: 試算表の見方、仕組み

2006/10/03 18:04

takapon

すごい常連さん

編集

純資産が負債と同じ側にあるからマイナスの意味合いを持つと勘違いしているようですが、
資産の部の合計と負債・純資産の部の合計は同じになりますよね。
ということは純資産は資産と負債の差額ってことになりますよね。

仕訳風に考えると
資産100/負債 70
    純資産30←資産が多い分だからプラスの意味合い

資産100 /負債130
純資産30←負債が多い分だからマイナスの意味合い

ところが貸借対照表では資本は右っ側に書かなきゃダメよ!!
ってなってるので

資産100 /負債130
     純資産▲30

としてるわけです。


純資産が負債と同じ側にあるからマイナスの意味合いを持つと勘違いしているようですが、
資産の部の合計と負債・純資産の部の合計は同じになりますよね。
ということは純資産は資産と負債の差額ってことになりますよね。

仕訳風に考えると
資産100/負債 70
    純資産30←資産が多い分だからプラスの意味合い

資産100 /負債130
純資産30←負債が多い分だからマイナスの意味合い

ところが貸借対照表では資本は右っ側に書かなきゃダメよ!!
ってなってるので

資産100 /負債130
     純資産▲30

としてるわけです。


返信

7. Re: 試算表の見方、仕組み

2006/10/03 19:53

ron

すごい常連さん

編集


所詮簿記です、簡単に考えましょう


>1)なぜ負債は、マイナス(▲)表記ではないのか?

「借入金が100万円ある」とは言いますが、借入金がマイナス100万円ある」とは言わないのと同じです。

>2)弊社は赤字なのに、負債と純資産を合計すると、負債・純資産の部がどうしてプラスになるのか?(なぜ、マイナスではないのか?)
負債と純資産を合計したからです。
一応会社に物が置いてありそれがすべて他人(債務者)のものではないという意味です。

>3)そもそも「負債・純資産の部」の数字の意味は?
ただの合計です。
もともと複式簿記は貸借の合計額が一致することで、記帳に漏れが無いことを証明していた名残です。
「資産の部」の合計には会社規模を表す意味が有りますが、「負債・純資産の部」の合計はただの合計値です。


所詮簿記です、簡単に考えましょう


>1)なぜ負債は、マイナス(▲)表記ではないのか?

「借入金が100万円ある」とは言いますが、借入金がマイナス100万円ある」とは言わないのと同じです。

>2)弊社は赤字なのに、負債と純資産を合計すると、負債・純資産の部がどうしてプラスになるのか?(なぜ、マイナスではないのか?)
負債と純資産を合計したからです。
一応会社に物が置いてありそれがすべて他人(債務者)のものではないという意味です。

>3)そもそも「負債・純資産の部」の数字の意味は?
ただの合計です。
もともと複式簿記は貸借の合計額が一致することで、記帳に漏れが無いことを証明していた名残です。
「資産の部」の合計には会社規模を表す意味が有りますが、「負債・純資産の部」の合計はただの合計値です。

返信

8. Re: 試算表の見方、仕組み

2006/10/04 14:19

小桃

すごい常連さん

編集

みなさんの回答を見ていると、自分が難しく考えていただけのような気がしてきました・・・。

なんとなく、負債と純資産の合計がプラスになることに
違和感があったものですから。

ただ、単なる合計ですか・・。
負債+純資産には、特別な意味があるわけではないんですね。

では、負債+純資産の部を見ただけでは、自分の会社が債務超過があるのか、そうでないのかは判断できないということですよね?


みなさんの回答を見ていると、自分が難しく考えていただけのような気がしてきました・・・。

なんとなく、負債と純資産の合計がプラスになることに
違和感があったものですから。

ただ、単なる合計ですか・・。
負債+純資産には、特別な意味があるわけではないんですね。

では、負債+純資産の部を見ただけでは、自分の会社が債務超過があるのか、そうでないのかは判断できないということですよね?


返信

9. Re: 試算表の見方、仕組み

2006/10/04 17:40

編集

>では、負債+純資産の部を見ただけでは、自分の会社が債務超過があるのか、そうでないのかは判断できないということですよね?

債務超過の定義が、局面局面で変わるかは判りませんが、以下のようなものがありました。
http://kw.allabout.co.jp/glossary/g_politics/w007602.htm

これを読む限りでは、私が考えていた状態と同様なことから、純資産の額を伏せて、負債と純資産の合計額のみを見ただけでは、判断はできないことになります。

追伸:
アバターが前貼りしてるのかと思いました(笑)。

>では、負債+純資産の部を見ただけでは、自分の会社が債務超過があるのか、そうでないのかは判断できないということですよね?

債務超過の定義が、局面局面で変わるかは判りませんが、以下のようなものがありました。
http://kw.allabout.co.jp/glossary/g_politics/w007602.htm

これを読む限りでは、私が考えていた状態と同様なことから、純資産の額を伏せて、負債と純資産の合計額のみを見ただけでは、判断はできないことになります。

追伸:
アバターが前貼りしてるのかと思いました(笑)。

返信

10. Re: 試算表の見方、仕組み

2006/10/05 01:55

おけ

さらにすごい常連さん

編集

ども〜。

会社は、資金をどっかしらから調達してきて、
こいつを元手に利益を出す活動をしてますよね。

そういう見方をすると、
負債+純資産は資金調達の金額の大きさを表している
ってな位置づけになります。
(資産は、運用形態の金額の大きさですね。)


このうち、
純資産は株主(=会社のオーナー)や
会社自身が生み出した調達資金、
負債はそれ以外の調達資金を表しています。

なもんで、純資産のことを自己資本、
負債のことを他人資本と呼んだりもします。


で、債務超過というのは、
資産を切り崩して負債の返済をしていくところ、
資産全部を取り崩しても負債全額を
返済し切れない状態のことをいいます。

だから、債務超過かどうかを判定するには、
少なくとも、資産と負債とを見比べる
ことになりますヨ。

ども〜。

会社は、資金をどっかしらから調達してきて、
こいつを元手に利益を出す活動をしてますよね。

そういう見方をすると、
負債+純資産は資金調達の金額の大きさを表している
ってな位置づけになります。
(資産は、運用形態の金額の大きさですね。)


このうち、
純資産は株主(=会社のオーナー)や
会社自身が生み出した調達資金、
負債はそれ以外の調達資金を表しています。

なもんで、純資産のことを自己資本
負債のことを他人資本と呼んだりもします。


で、債務超過というのは、
資産を切り崩して負債の返済をしていくところ、
資産全部を取り崩しても負債全額を
返済し切れない状態のことをいいます。

だから、債務超過かどうかを判定するには、
少なくとも、資産と負債とを見比べる
ことになりますヨ。

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