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助け合い
経理、労務、総務のことでわからないこと、利用者同士で助け合いを目的とした掲示板です。ルールを守ってご利用くださいませ。
決算について
決算について
2008/03/15 01:03
Re: 決算について
2008/03/15 17:54
まずこの回答を印刷して、仕事のチェックリストとして利用します。作業が終わったらチェックマークを付けていきます。必ずすべての項目にチェック済みのマークがつけられるようにします。マークのつかない作業が残らないようにすることが重要です。
Ａ、３月末までにすべきこと
＜買掛金＞
１、仕入先ごとの残高の記載してある仕入先元帳を準備します。
赤残の仕入先（残高がマイナスの仕入先）はありませんか？全仕入れ先について確認します。赤残があれば３月３１日までに原因を調べて必要な処理をします。しばしばみられる原因：口座相違（Ａ仕入先の取引を誤ってａ取引先の口座に記載）、仕入れの記載もれ、支払いの二重記帳。
２、次に仕入先元帳の残高（全取引先の残高の合計）と総勘定元帳（あるいは試算表）の買掛金残高と照合します。差異があれば３月末までに原因を調査してフォローします。現時点で照合することが望ましいのですが、月の半ばでの照合が難しい状況であれば、２月末の残高で照合します。
３、３月末までに納品を受けたものは「当期に」仕入れの計上が必要となります。４月の４〜５日までに仕入れの計上（＝買掛金の計上）がスムーズにできるように関係者に「事前に」依頼しておきます。「３月は決算の月であり、納品書の提出は早めにお願いします。締切日は４月４日までに経理「必着」でお願いします。」というように。この事前の準備依頼は、必ず「文書」により依頼します。この文書にはあなたの上司の印をもらうとよいでしょう。そしてすべての関係者に渡します。漏れのないようにすることが大切です。社外の仕入先の人に協力を求める必要があればそれもしておきます。この「事前の準備」が早期決算のポイントです。
４、もし、もう少しだけ余裕があればですが、仕入先元帳を用い、古い残高が残っていないかを調べます。古いものがあれば、原因を調査します。原因が先方の請求もれであれば、御社の処理のルールに従い処理します。一般的に考えられる処理：�。嫁�以上経過しているものを雑収益に計上して整理する（買掛金／雑収益）、この処理の伝票は４月に作成してもかまいませんが、伝票の日付は３月３１日までの日付とすることが大切です。�∪菠�に連絡して請求書を入手のうえ速やかに支払う。先方の了解があれば、４月以降の支払いとなっても差し支えありません。
＜支払手形＞
１、支払手形記入帳の未決済残高と総勘定元帳（あるいは試算表）の支払手形残高と照合します。
＜小口現金＞
１、現金と金銭出納帳の残高を照合します。普段から毎日照合していればよいのですが、２〜３日程度あるいは１週間程度の支払いをまとめて出納帳に記入しているのであれば、明日から３月３１日までは毎日照合し一致していることを確かめるようにします。照合の結果、差異があれば、原因を調査し、原因に応じた処理をします。
Ｂ、３月３１日にすべきこと
＜小口現金＞
１、３月３１日のすべての支払いが終わったら、現金を数えて現金手許在り高票（金種票）に記入します。出納帳をすべて記帳します。現金手許在り高票と出納帳の残高を照合します。合うまで家には帰らない覚悟で照合することが大切です。４月１日になれば次の年度の支払いが始まり、差異の調査が難しくなります。
２、１、で作成した「現金手許在り高票」は決算の重要書類として保管します。絶対に廃棄しないように注意！銀行から入手する残高証明書と一緒に保管するとよいでしょう。
＜買掛金＞
１、実地棚卸（棚卸資産の現物調査）の結果、品物と帳簿に差が生ずることがあります。差異の原因が仕入れの計上もれの場合には、買掛金の帳簿への影響にも注意します。記帳もれが見つかることもあります。
Ｃ、４月になってすべきこと
＜買掛金＞
１、赤残先がないか確認します。
２、すべての仕入れを仕入先元帳に記帳します。総勘定元帳にも記載します。もれのないようにすることが大切です。そのうえで３月末の残高を照合します。このとき先に事前の準備として関係者に納品書の早期提出を依頼しておいたことが役に立ちます。
３、念のために照合完了した残高が試算表の買掛金の残高に一致していることを確かめるようにします。
４、照合完了後に、買掛金の残高明細を作成します。仕入先元帳から仕入先ごとの残高を拾い出して作成します。その合計額が貸借対照表の残高と一致していることを最終的に確認します。どの仕入れ先を先に記入するかは昨年の決算資料（買掛金残高明細表）を参考にするとよいでしょう。一般的には、仕入先のコンピュータ・コードの順、残高の多い順が使われています。
＜支払手形＞
１、支払手形記入帳、総勘定元帳、試算表の残高を照合します。
２、先方の集金が遅れ、未渡しのものがあれば、早期に渡すように手配します。
３、照合完了後に、支払手形の残高明細を作成します。支払手形記入帳から満期日が４月以降の手形を拾い出して作成します。その合計額が貸借対照表の残高と一致していることを最終的に確認する点は買掛金と同じです。
４、預金の担当者が、決算作業の一環として、当座預金の残高につき、銀行からの資料（たとえば、残高証明書、当座勘定照合表）と会計帳簿（銀行帳）とを照合するはずです。そして差異があれば銀行勘定調整表を作成するでしょうから、この結果を確認します。すなわち3月31日までに決済されていないが、会社の帳簿では決済ずみの処理をしたものにつき、処理に不適当なものがないかを確認しておきます。
まずこの回答を印刷して、仕事のチェックリストとして利用します。作業が終わったらチェックマークを付けていきます。必ずすべての項目にチェック済みのマークがつけられるようにします。マークのつかない作業が残らないようにすることが重要です。
Ａ、３月末までにすべきこと
＜買掛金＞
１、仕入先ごとの残高の記載してある仕入先元帳を準備します。
赤残の仕入先（残高がマイナスの仕入先）はありませんか？全仕入れ先について確認します。赤残があれば３月３１日までに原因を調べて必要な処理をします。しばしばみられる原因：口座相違（Ａ仕入先の取引を誤ってａ取引先の口座に記載）、仕入れの記載もれ、支払いの二重記帳。
２、次に仕入先元帳の残高（全取引先の残高の合計）と総勘定元帳（あるいは試算表）の買掛金残高と照合します。差異があれば３月末までに原因を調査してフォローします。現時点で照合することが望ましいのですが、月の半ばでの照合が難しい状況であれば、２月末の残高で照合します。
３、３月末までに納品を受けたものは「当期に」仕入れの計上が必要となります。４月の４〜５日までに仕入れの計上（＝買掛金の計上）がスムーズにできるように関係者に「事前に」依頼しておきます。「３月は決算の月であり、納品書の提出は早めにお願いします。締切日は４月４日までに経理「必着」でお願いします。」というように。この事前の準備依頼は、必ず「文書」により依頼します。この文書にはあなたの上司の印をもらうとよいでしょう。そしてすべての関係者に渡します。漏れのないようにすることが大切です。社外の仕入先の人に協力を求める必要があればそれもしておきます。この「事前の準備」が早期決算のポイントです。
４、もし、もう少しだけ余裕があればですが、仕入先元帳を用い、古い残高が残っていないかを調べます。古いものがあれば、原因を調査します。原因が先方の請求もれであれば、御社の処理のルールに従い処理します。一般的に考えられる処理：�。嫁�以上経過しているものを雑収益に計上して整理する（買掛金／雑収益）、この処理の伝票は４月に作成してもかまいませんが、伝票の日付は３月３１日までの日付とすることが大切です。�∪菠�に連絡して請求書を入手のうえ速やかに支払う。先方の了解があれば、４月以降の支払いとなっても差し支えありません。
＜支払手形＞
１、支払手形記入帳の未決済残高と総勘定元帳（あるいは試算表）の支払手形残高と照合します。
＜小口現金＞
１、現金と金銭出納帳の残高を照合します。普段から毎日照合していればよいのですが、２〜３日程度あるいは１週間程度の支払いをまとめて出納帳に記入しているのであれば、明日から３月３１日までは毎日照合し一致していることを確かめるようにします。照合の結果、差異があれば、原因を調査し、原因に応じた処理をします。
Ｂ、３月３１日にすべきこと
＜小口現金＞
１、３月３１日のすべての支払いが終わったら、現金を数えて現金手許在り高票（金種票）に記入します。出納帳をすべて記帳します。現金手許在り高票と出納帳の残高を照合します。合うまで家には帰らない覚悟で照合することが大切です。４月１日になれば次の年度の支払いが始まり、差異の調査が難しくなります。
２、１、で作成した「現金手許在り高票」は決算の重要書類として保管します。絶対に廃棄しないように注意！銀行から入手する残高証明書と一緒に保管するとよいでしょう。
＜買掛金＞
１、実地棚卸（棚卸資産の現物調査）の結果、品物と帳簿に差が生ずることがあります。差異の原因が仕入れの計上もれの場合には、買掛金の帳簿への影響にも注意します。記帳もれが見つかることもあります。
Ｃ、４月になってすべきこと
＜買掛金＞
１、赤残先がないか確認します。
２、すべての仕入れを仕入先元帳に記帳します。総勘定元帳にも記載します。もれのないようにすることが大切です。そのうえで３月末の残高を照合します。このとき先に事前の準備として関係者に納品書の早期提出を依頼しておいたことが役に立ちます。
３、念のために照合完了した残高が試算表の買掛金の残高に一致していることを確かめるようにします。
４、照合完了後に、買掛金の残高明細を作成します。仕入先元帳から仕入先ごとの残高を拾い出して作成します。その合計額が貸借対照表の残高と一致していることを最終的に確認します。どの仕入れ先を先に記入するかは昨年の決算資料（買掛金残高明細表）を参考にするとよいでしょう。一般的には、仕入先のコンピュータ・コードの順、残高の多い順が使われています。
＜支払手形＞
１、支払手形記入帳、総勘定元帳、試算表の残高を照合します。
２、先方の集金が遅れ、未渡しのものがあれば、早期に渡すように手配します。
３、照合完了後に、支払手形の残高明細を作成します。支払手形記入帳から満期日が４月以降の手形を拾い出して作成します。その合計額が貸借対照表の残高と一致していることを最終的に確認する点は買掛金と同じです。
４、預金の担当者が、決算作業の一環として、当座預金の残高につき、銀行からの資料（たとえば、残高証明書、当座勘定照合表）と会計帳簿（銀行帳）とを照合するはずです。そして差異があれば銀行勘定調整表を作成するでしょうから、この結果を確認します。すなわち3月31日までに決済されていないが、会社の帳簿では決済ずみの処理をしたものにつき、処理に不適当なものがないかを確認しておきます。
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| No. | タイトル | 投稿者 | 投稿日時 |
|---|---|---|---|
| 0 | yuyukaka | 2008/03/15 01:03 | |
| 1 | koukichi | 2008/03/15 09:10 | |
| 2 | yuyukaka | 2008/03/15 13:35 | |
| 3 | karz | 2008/03/15 14:07 | |
| 4 | kei8 | 2008/03/15 17:54 | |
| 5 | kei8 | 2008/03/15 18:14 |