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会社立上時の帳簿、創立費・開業費

質問 回答受付中

会社立上時の帳簿、創立費・開業費

2007/07/21 17:14

yumiko314

おはつ

回答数:5

編集

初めて投稿させていただきます。色々とご教示いただきますよう、宜しくお願い致します。
友人が会社を立ち上げました。スタート時の会計処理の留意点を教えて下さい。
会社成立が6/1、開業は8/1です。
まず、今日までにかかった費用の領収書やレシートについてですが、本などを参考にすると『A4用紙に日にち毎に貼り付けてファイリング』とありますが、設立や開業に掛かった費用もすべて貼り付けてしまっていいのでしょうか。
また帳簿関係ですが、開業日以前の日付で記帳していっていいのでしょうか。
その他、注意点があれば教えて下さい。
経理の仕事は長いのですが、小さな個人企業で立上からの処理というのがまったくわかりません。
どうかお助けくださいませ。
宜しくお願いいたします。

初めて投稿させていただきます。色々とご教示いただきますよう、宜しくお願い致します。
友人が会社を立ち上げました。スタート時の会計処理の留意点を教えて下さい。
会社成立が6/1、開業は8/1です。
まず、今日までにかかった費用の領収書やレシートについてですが、本などを参考にすると『A4用紙に日にち毎に貼り付けてファイリング』とありますが、設立や開業に掛かった費用もすべて貼り付けてしまっていいのでしょうか。
また帳簿関係ですが、開業日以前の日付で記帳していっていいのでしょうか。
その他、注意点があれば教えて下さい。
経理の仕事は長いのですが、小さな個人企業で立上からの処理というのがまったくわかりません。
どうかお助けくださいませ。
宜しくお願いいたします。

この質問に回答
回答

Re: 会社立上時の帳簿、創立費・開業費

2007/07/22 17:23

せびら

常連さん

編集

記帳の関係は、    
会社成立=開業届書に記入した開業日であれば、その日から事業は始まったと考えられるので、開業費は創立費的なもののみとなります。
会社成立日以降の支出はdasrechtさんのお書きのとおり、普通どおりに記帳することになります。

ただし、会社成立日が開業届け前の開業準備開始日であれば、それ以降の事業オープン日=開業日までの支出は開業費(繰延資産)または固定資産、仕入等として記帳します。
(開業日前の支出は繰延資産とできるので、その償却の仕方によって年度の利益のでかたを増減できるので、この辺は重要)

ご参考に、かって友人に依頼され、yumiko314さんと同じような経験をしたときのことを思い出しながら、正確を欠く点もありますが、書かせていただきます。

1.事業と私用に共通的に使用するものの支出の按分は、なかなか難しい問題です。
 車(本体経費と燃料等の維持費)、電話代、住居を使用する場合の住居関係の経費

 なぜ、そのような按分比率にするのか、税務調査に備え、しっかり作成しておく必要があると友人の会計士に言われました。

2.開業前の費用は、開業日に開業費または固定資産、前払費用等に一括計上するが、 会計ソフとを使用する場合は、開業前の各取引日の日付で個別に記帳し、開始日直前の試算表により各勘定科目を開業費等に振り替ることをおすすめします。

3.元入は、開業日に一回のみとして、増資はしない。あとはすべて事業主貸、または事業主借で実質的な資本の増減を行い、元入の額は年末まで動かさない。

4.申告の際、決算書類と確定申告書、消費税申告書(課税事業者選択の場合)を作成しますが、ご利用の会計ソフトにその作成機能が ついてない場合は、国税庁のHPを利用して作成されることをおすすめします。
 最終的に利用するしないにかかわらず、年度途中段階で、年度末を想定して、入力データを保存でき、シュミレーションできますので、法人の会計処理・税との違いがよく理解できると思います。申告で必要な内容もよく分り、申告時期に慌てることもありません。
 小生の場合、申告の際のこの制度を利用したため、利用していれば防げた手戻りがありました。

5.個人事業特有の税制度は、ご承知のとおり法人と違う点もあります。関係の参考書がくさんでておりますが、改正が毎年多くありますので、最新版を立ち読みしてください。
 また、インターネットで実に詳しく、創業支援の税理士さんなどによる解説があります。その解説の 内容はあきれるほど詳細かつ素晴らしいものです。
 地域の税務署も、実に懇切丁寧に教えてくれます。税務署での回答に納得できなければ、国税庁に電話すると完璧な答えが得られます。
 
ついつい長々書くのがわるいクセです。適宜ご判断いただければ幸いです。

記帳の関係は、    
会社成立=開業届書に記入した開業日であれば、その日から事業は始まったと考えられるので、開業費は創立費的なもののみとなります。
会社成立日以降の支出はdasrechtさんのお書きのとおり、普通どおりに記帳することになります。

ただし、会社成立日が開業届け前の開業準備開始日であれば、それ以降の事業オープン日=開業日までの支出は開業費(繰延資産)または固定資産、仕入等として記帳します。
(開業日前の支出は繰延資産とできるので、その償却の仕方によって年度の利益のでかたを増減できるので、この辺は重要)

ご参考に、かって友人に依頼され、yumiko314さんと同じような経験をしたときのことを思い出しながら、正確を欠く点もありますが、書かせていただきます。

1.事業と私用に共通的に使用するものの支出の按分は、なかなか難しい問題です。
 車(本体経費と燃料等の維持費)、電話代、住居を使用する場合の住居関係の経費

 なぜ、そのような按分比率にするのか、税務調査に備え、しっかり作成しておく必要があると友人の会計士に言われました。

2.開業前の費用は、開業日に開業費または固定資産、前払費用等に一括計上するが、 会計ソフとを使用する場合は、開業前の各取引日の日付で個別に記帳し、開始日直前の試算表により各勘定科目開業費等に振り替ることをおすすめします。

3.元入は、開業日に一回のみとして、増資はしない。あとはすべて事業主貸、または事業主借で実質的な資本の増減を行い、元入の額は年末まで動かさない。

4.申告の際、決算書類と確定申告書、消費税申告書(課税事業者選択の場合)を作成しますが、ご利用の会計ソフトにその作成機能が ついてない場合は、国税庁のHPを利用して作成されることをおすすめします。
 最終的に利用するしないにかかわらず、年度途中段階で、年度末を想定して、入力データを保存でき、シュミレーションできますので、法人の会計処理・税との違いがよく理解できると思います。申告で必要な内容もよく分り、申告時期に慌てることもありません。
 小生の場合、申告の際のこの制度を利用したため、利用していれば防げた手戻りがありました。

5.個人事業特有の税制度は、ご承知のとおり法人と違う点もあります。関係の参考書がくさんでておりますが、改正が毎年多くありますので、最新版を立ち読みしてください。
 また、インターネットで実に詳しく、創業支援の税理士さんなどによる解説があります。その解説の 内容はあきれるほど詳細かつ素晴らしいものです。
 地域の税務署も、実に懇切丁寧に教えてくれます。税務署での回答に納得できなければ、国税庁に電話すると完璧な答えが得られます。
 
ついつい長々書くのがわるいクセです。適宜ご判断いただければ幸いです。

返信

回答一覧
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No. タイトル 投稿者 投稿日時
0 yumiko314 2007/07/21 17:14
1 dasrecht 2007/07/22 09:56
2
Re: 会社立上時の帳簿、創立費・開業費
せびら 2007/07/22 17:23
3 dasrecht 2007/07/22 19:56
4 yumiko314 2007/07/23 09:21
5 yumiko314 2007/07/23 09:36