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子会社の営業活動開始に合わせて、親会社の在庫を移管させる必要がどうしてもおありなのでしょうか。そういうわけではなく、いずれ移行できればよいというのであればやはり評価損を先に計上したほうがスムーズであると思います。
どうしても急がなければいけない理由がある、つまり既に販売先と売却価額が決定しているということでしたら、売価還元法による評価が可能かもしれません。
つまり親会社にある100の在庫を全て子会社が譲り受け、外部に60で売却することが決定している。子会社は営業利益20%を計画している、ということであれば売価の60の20%が営業利益になるわけですから仕入原価は48とする、という方法ですね。ただこれが一般的に妥当であると言えるかどうか疑問がありそうな気もします。
結局は適正な時価を見積もることができないのであれば、どういう方法であれ利益操作であるとみなされる可能性があろうかと思います。後になってから税務署の指摘を受けた場合、非常に面倒なことになるだろうと思われますから、時間はかかっても適正な時価を算定し、評価損を計上した上で在庫を移管するほうが、結局は早いような気がします。
#本社・全営業所の全ての在庫に対して時価評価を一斉に行うのではなく、一旦子会社が引き取ると決定している分だけを先に計上し、残りは(できれば当期中に)後で行うという方法もあるかも知れません。どっちにしても力作業になりますが・・・
子会社の営業活動開始に合わせて、親会社の在庫を移管させる必要がどうしてもおありなのでしょうか。そういうわけではなく、いずれ移行できればよいというのであればやはり評価損を先に計上したほうがスムーズであると思います。
どうしても急がなければいけない理由がある、つまり既に販売先と売却価額が決定しているということでしたら、売価還元法による評価が可能かもしれません。
つまり親会社にある100の在庫を全て子会社が譲り受け、外部に60で売却することが決定している。子会社は営業利益20%を計画している、ということであれば売価の60の20%が営業利益になるわけですから仕入原価は48とする、という方法ですね。ただこれが一般的に妥当であると言えるかどうか疑問がありそうな気もします。
結局は適正な時価を見積もることができないのであれば、どういう方法であれ利益操作であるとみなされる可能性があろうかと思います。後になってから税務署の指摘を受けた場合、非常に面倒なことになるだろうと思われますから、時間はかかっても適正な時価を算定し、評価損を計上した上で在庫を移管するほうが、結局は早いような気がします。
#本社・全営業所の全ての在庫に対して時価評価を一斉に行うのではなく、一旦子会社が引き取ると決定している分だけを先に計上し、残りは(できれば当期中に)後で行うという方法もあるかも知れません。どっちにしても力作業になりますが・・・
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