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補足を少し。
少し検索してみたところ、税務署が気にするのは「多額の事業主借の元手は何処から?」って部分のようですね。なのでそこにやましいことがなければ問題ない気がしました。未申告の隠れた収入があるとかでなく、額も事業内容と状況から想像しうる範囲なら。
先にご紹介した本は全体を掴むいい本ですが、簿記の基本については「A&A会計」というMac用の経理ソフトの初回ロット特典としてついてきた市販本『初めての人の簿記 入門塾』を(かなり以前ですが)読みました。これもわかりやすい本でした。どちらも読み切るのにそう時間はかかりませんでした。ご夫婦だと扶養控除とか将来的に青色専従者給与とかで節税面で違ってくると思うので、先にご紹介したような本を今のうちに読まれておくとよさそうです。
業種はわかりませんが、たぶん青色申告の届けは出されていますよね。赤字のときは事業の先行きについては心配も必要でしょうが、所得税はかからないので申告についてはどんと構えていいんじゃないかと思います。めんどくさくて頭から汗が出ますけど。ただ、家事案分の比率は利用状況が変わらないのに毎年コロコロ変えるのはよくないので、開業年にきちっと決めておくべきですね。それと、青色申告なら「純損失の繰越控除」は3年まで繰り越せますが、損失申告用の申告書第四表を出す必要があるのをお忘れなく(純損失の繰越が残る限り、単年黒字になった年も出す必要がある)。意地悪なことに、税務署から送られてくる一式にこの書類もその手引きも入っていませんので、ご注意を。
また、クレジットカードですが、一般には個人事業用のものだけに使う専用のカードを用意するのがよいと言われますね(カードとしてはあくまでも個人のカードです)。ただこれも利用する額や頻度次第だと思います。自分は額も頻度も少ないので今のところ分けていません。引き落としも個人の生活用の銀行口座の一つからです。通常は個々に納品書兼領収書を貰うので、事業用の分だけ分けてそれで管理しています。仕訳も、個々の領収書の日付で「事業主借」で起こします(事業の売り上げのお金があるなら、定期的にまとめて清算します)。もし事業用だけに使う専用のカードを持って、かつ事業用の銀行口座から引き落とすようにする場合などはちょっと仕訳が変わります。自宅兼事務所の家賃や光熱費については個人の生活用の銀行口座からの引き落としにしていますが、これは案分したものを各月末か年末に「事業主借」で仕訳を起こすのがわかりやすいかなと思ってます。
ついでに銀行口座については、売り上げが発生するまでには個人事業専用のをつくった方がいいですね。また無利息口座にしておくと、利息の扱いの分だけほんのちょっと面倒が減っていいかなと思ってます。ちなみに大手銀行は個人事業用途の口座に関しては扱いがひどいところが多いので(ネットバンキングが法人扱いで利用料が高いなど)、自分は避けています。自分はまだ必要な状況にないので未開設ですが、ゆうちょ銀行(総合口座と振替口座)とジャパンネット銀行に個人事業用の口座をぼちぼちつくる予定です。
全般に自分が意識しているのは、複雑にならないようにシンプルに扱うという点ですかね。出入りが多かったり減価償却資産があったり棚卸しが必要だったりするとややこしいかもしれませんが、幸い自分の場合は無関係ですから。
補足を少し。
少し検索してみたところ、税務署が気にするのは「多額の事業主借の元手は何処から?」って部分のようですね。なのでそこにやましいことがなければ問題ない気がしました。未申告の隠れた収入があるとかでなく、額も事業内容と状況から想像しうる範囲なら。
先にご紹介した本は全体を掴むいい本ですが、簿記の基本については「A&A会計」というMac用の経理ソフトの初回ロット特典としてついてきた市販本『初めての人の簿記 入門塾』を(かなり以前ですが)読みました。これもわかりやすい本でした。どちらも読み切るのにそう時間はかかりませんでした。ご夫婦だと扶養控除とか将来的に青色専従者給与とかで節税面で違ってくると思うので、先にご紹介したような本を今のうちに読まれておくとよさそうです。
業種はわかりませんが、たぶん青色申告の届けは出されていますよね。赤字のときは事業の先行きについては心配も必要でしょうが、所得税はかからないので申告についてはどんと構えていいんじゃないかと思います。めんどくさくて頭から汗が出ますけど。ただ、家事案分の比率は利用状況が変わらないのに毎年コロコロ変えるのはよくないので、開業年にきちっと決めておくべきですね。それと、青色申告なら「純損失の繰越控除」は3年まで繰り越せますが、損失申告用の申告書第四表を出す必要があるのをお忘れなく(純損失の繰越が残る限り、単年黒字になった年も出す必要がある)。意地悪なことに、税務署から送られてくる一式にこの書類もその手引きも入っていませんので、ご注意を。
また、クレジットカードですが、一般には個人事業用のものだけに使う専用のカードを用意するのがよいと言われますね(カードとしてはあくまでも個人のカードです)。ただこれも利用する額や頻度次第だと思います。自分は額も頻度も少ないので今のところ分けていません。引き落としも個人の生活用の銀行口座の一つからです。通常は個々に納品書兼領収書を貰うので、事業用の分だけ分けてそれで管理しています。仕訳も、個々の領収書の日付で「事業主借」で起こします(事業の売り上げのお金があるなら、定期的にまとめて清算します)。もし事業用だけに使う専用のカードを持って、かつ事業用の銀行口座から引き落とすようにする場合などはちょっと仕訳が変わります。自宅兼事務所の家賃や光熱費については個人の生活用の銀行口座からの引き落としにしていますが、これは案分したものを各月末か年末に「事業主借」で仕訳を起こすのがわかりやすいかなと思ってます。
ついでに銀行口座については、売り上げが発生するまでには個人事業専用のをつくった方がいいですね。また無利息口座にしておくと、利息の扱いの分だけほんのちょっと面倒が減っていいかなと思ってます。ちなみに大手銀行は個人事業用途の口座に関しては扱いがひどいところが多いので(ネットバンキングが法人扱いで利用料が高いなど)、自分は避けています。自分はまだ必要な状況にないので未開設ですが、ゆうちょ銀行(総合口座と振替口座)とジャパンネット銀行に個人事業用の口座をぼちぼちつくる予定です。
全般に自分が意識しているのは、複雑にならないようにシンプルに扱うという点ですかね。出入りが多かったり減価償却資産があったり棚卸しが必要だったりするとややこしいかもしれませんが、幸い自分の場合は無関係ですから。
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