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キャッシュ・フロー計算書の現金同等物について

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キャッシュ・フロー計算書の現金同等物について

2005/05/19 15:42

tmtm

おはつ

回答数:3

編集

キャッシュ・フロー計算書を、ゼロから学んでいるのですが、下記の部分が理解できません。よろしくお願いします。


3月決算の会社の場合で、6ヶ月の定期預金1億円を12月1日に預けた場合、満期になるのは5月末日ですよね。

この場合、その年の貸借対照表では「現金及び預金」の中にこの定期預金1億円が含まれて記載されますよね?

キャッシュ・フロー計算書では、この1億円は、投資活動によるキャッシュ・フローの部分に、支出として記載するのでしょうか?
その場合、計算書には「有価証券の取得による支出」と記載するのでしょうか?

逆に3月1日に3ヶ月で預けた場合は、投資活動によるキャッシュ・フローに記載しないのでしょうか?


要は、連結キャッシュ・フロー計算書等の作成基準注解には、現金同等物の例として「取得日から満期日又は償還日までの期間が3か月以内の短期投資である定期預金」が含まれると記載されています。

ここの理解が出来ません。

6ヶ月の定期預金は、現金同等物ではないのでしょうか?
でも、貸借対照表は、現金及び預金ですよね?

キャッシュ・フロー計算書を、ゼロから学んでいるのですが、下記の部分が理解できません。よろしくお願いします。


3月決算の会社の場合で、6ヶ月の定期預金1億円を12月1日に預けた場合、満期になるのは5月末日ですよね。

この場合、その年の貸借対照表では「現金及び預金」の中にこの定期預金1億円が含まれて記載されますよね?

キャッシュ・フロー計算書では、この1億円は、投資活動によるキャッシュ・フローの部分に、支出として記載するのでしょうか?
その場合、計算書には「有価証券の取得による支出」と記載するのでしょうか?

逆に3月1日に3ヶ月で預けた場合は、投資活動によるキャッシュ・フローに記載しないのでしょうか?


要は、連結キャッシュ・フロー計算書等の作成基準注解には、現金同等物の例として「取得日から満期日又は償還日までの期間が3か月以内の短期投資である定期預金」が含まれると記載されています。

ここの理解が出来ません。

6ヶ月の定期預金は、現金同等物ではないのでしょうか?
でも、貸借対照表は、現金及び預金ですよね?

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1. Re: キャッシュ・フロー計算書の現金同等物について

2005/05/20 01:23

おけ

さらにすごい常連さん

編集

3ヶ月超過の預金預入分については、
投資区分の「定期預金の預入による支出」ですね。

キャッシュ・フロー計算書は現金の回転性を見るものなので、
3ヶ月を超える定期預金については、
動きが悪い → 投資区分にせざるを得ない
ということで、現金同等物からは切り離されます。

一方で、貸借対照表は資産価値を見るものなので、
「預金」というくくりにまとめられます。

3ヶ月超過の預金預入分については、
投資区分の「定期預金の預入による支出」ですね。

キャッシュ・フロー計算書は現金の回転性を見るものなので、
3ヶ月を超える定期預金については、
動きが悪い → 投資区分にせざるを得ない
ということで、現金同等物からは切り離されます。

一方で、貸借対照表は資産価値を見るものなので、
「預金」というくくりにまとめられます。

返信

2. Re: キャッシュ・フロー計算書の現金同等物について

2005/05/20 09:54

にこにこ

ちょい参加

編集

答えが出ているので、余計かもしれませんが・・・

3ヶ月超の預金を現金同等物に含める、というのは作成基準の注解から読めます。

ですが、「例えば」と前置きがありますので、業種や企業の状況等によって勘案される余地が多少あると読めます。
かなり長期のサイトで資金が動くような企業だとは思いますので、多くの企業は合理的理由がない限り3ヶ月超を基準にする必要があるとおもいます。

現金同等物とは、「容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期投資をいう。」となっているので、
動きが悪いものは除いて考えるひつようがあります。

どれぐらいが「長期」「動きが悪い」かのひとつのモノサシとして、
3ヶ月超という基準が示されているのだと思います。
(なぜ3ヶ月となったかは、すみません、しりません・・・)

流動資産に分類されるのは原則営業循環基準と、
ワンイヤールールにより1年以内に該当するもので、6ヶ月定期預金もこの基準で流動資産に分類されていると思われます。

定期預金という性質は変わらないのに、3ヶ月なら現金同等物、6ヶ月ならそれとは異なる投資区分、というのが、作成基準は別として多少違和感を感覚としてお持ちかもしれませんが、各項目の増減要因を正しく読み取ることの方に力点をおけばいいのではないでしょうか?

間違っている場合はご指摘ください(^_^;;

答えが出ているので、余計かもしれませんが・・・

3ヶ月超の預金を現金同等物に含める、というのは作成基準の注解から読めます。

ですが、「例えば」と前置きがありますので、業種や企業の状況等によって勘案される余地が多少あると読めます。
かなり長期のサイトで資金が動くような企業だとは思いますので、多くの企業は合理的理由がない限り3ヶ月超を基準にする必要があるとおもいます。

現金同等物とは、「容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期投資をいう。」となっているので、
動きが悪いものは除いて考えるひつようがあります。

どれぐらいが「長期」「動きが悪い」かのひとつのモノサシとして、
3ヶ月超という基準が示されているのだと思います。
(なぜ3ヶ月となったかは、すみません、しりません・・・)

流動資産に分類されるのは原則営業循環基準と、
ワンイヤールールにより1年以内に該当するもので、6ヶ月定期預金もこの基準で流動資産に分類されていると思われます。

定期預金という性質は変わらないのに、3ヶ月なら現金同等物、6ヶ月ならそれとは異なる投資区分、というのが、作成基準は別として多少違和感を感覚としてお持ちかもしれませんが、各項目の増減要因を正しく読み取ることの方に力点をおけばいいのではないでしょうか?

間違っている場合はご指摘ください(^_^;;

返信

3. Re: キャッシュ・フロー計算書の現金同等物について

2005/05/20 12:14

tmtm

おはつ

編集

ご回答いただきまして、ありがとうございました。
すっきりしました。

キャッシュ・フローの本などをみると、必ず「現金及び現金同等物の期首残高」が、前年度の貸借対照表の「現金及び預金」と同額なので、作成基準注解の理解が出来ませんでした。

最後に、いろいろな会社の決算書を見ていたのですが、花王のCFとその注記が、参考になりますね!

ご回答いただきまして、ありがとうございました。
すっきりしました。

キャッシュ・フローの本などをみると、必ず「現金及び現金同等物の期首残高」が、前年度の貸借対照表の「現金及び預金」と同額なので、作成基準注解の理解が出来ませんでした。

最後に、いろいろな会社の決算書を見ていたのですが、花王のCFとその注記が、参考になりますね!

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