経理、労務、総務のことでわからないこと、利用者同士で助け合いを目的とした掲示板です。ルールを守ってご利用くださいませ。
1. Re: 代表取締役
2005/06/29 18:36
ichiroさんこんにちは☆
私も知識不足のため、ちょっと探してみました…"φ(._.)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%96%E7%B7%A0%E5%BD%B9%E4%BC%9A
代表取締役の他に取締役会長が居たり…代表取締役社長の他に代表取締役専務が居たり…とか、色々ありますよね(^^;
商法上は、代表権のある「代表取締役」がトップなようですね。契約を結んだりする業務の意志決定や、社会的責任の重さなどが違うようです。
ご参考まで★
ichiroさんこんにちは☆
私も知識不足のため、ちょっと探してみました…"φ(._.)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%96%E7%B7%A0%E5%BD%B9%E4%BC%9A
代表取締役の他に取締役会長が居たり…代表取締役社長の他に代表取締役専務が居たり…とか、色々ありますよね(^^;
商法上は、代表権のある「代表取締役」がトップなようですね。契約を結んだりする業務の意志決定や、社会的責任の重さなどが違うようです。
ご参考まで★
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2. Re: 代表取締役
2005/06/29 18:50
こんにちは。
art-sさんの言うとおり、代表権のある取締役は、責任が大きいということになると思います。
あと、「表見代表取締役」というのが、調べていて出てきましたので、参考までにご覧下さい。
http://www.shigotonavi.co.jp/company/c_contents04_19.ASP
こんにちは。
art-sさんの言うとおり、代表権のある取締役は、責任が大きいということになると思います。
あと、「表見代表取締役」というのが、調べていて出てきましたので、参考までにご覧下さい。
http://www.shigotonavi.co.jp/company/c_contents04_19.ASP
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4. Re: 代表取締役
2005/07/01 02:51
つまり、商法の世界では、こんな形を思い浮かべているのです。
まず、
肉体を持っておらず自分自身では動けない「会社」のために、
「代表取締役」が、
外とのつながりを保つための一番大きな窓口として活動します。
さらに、
そうやって動いている代表取締役の一挙一動を、
「取締役」たちが「取締役会」という集団を組んだ上で、
責任を持って監視します。
そういう仕組みが株式会社にはふさわしい、
と商法作成者たちが考えているため、
商法もそのような前提で出来ているのです。
そして、
このような仕組みがきちんと働くには、
会社組織もある程度の大きさが無いといけません。
つまり、
ある程度組織が大きな会社こそ、
株式会社としてふさわしい、
とも考えられています。
ある程度大きな会社組織を想定しているからこそ、
株主総会も書面決議は絶対にダメ、とされているし、
決算書も官報やネットなどで公表しろ、とされているのです。
つまり、商法の世界では、こんな形を思い浮かべているのです。
まず、
肉体を持っておらず自分自身では動けない「会社」のために、
「代表取締役」が、
外とのつながりを保つための一番大きな窓口として活動します。
さらに、
そうやって動いている代表取締役の一挙一動を、
「取締役」たちが「取締役会」という集団を組んだ上で、
責任を持って監視します。
そういう仕組みが株式会社にはふさわしい、
と商法作成者たちが考えているため、
商法もそのような前提で出来ているのです。
そして、
このような仕組みがきちんと働くには、
会社組織もある程度の大きさが無いといけません。
つまり、
ある程度組織が大きな会社こそ、
株式会社としてふさわしい、
とも考えられています。
ある程度大きな会社組織を想定しているからこそ、
株主総会も書面決議は絶対にダメ、とされているし、
決算書も官報やネットなどで公表しろ、とされているのです。
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5. Re: 代表取締役
2005/07/01 02:52
そうすると、小規模の株式会社は、
「株式会社」としてはふさわしくない、
ということにも、お気付きになるかと思います。
(そう、ふさわしくないんです・・・。)
株主総会なんて、決算書の公開なんて、めんどくさいし、意味ないな〜、
と代表取締役や会社の総務担当・経理担当が思ってしまうようなら、
実はその会社は株式会社としてはふさわしくない事業規模であり、
むしろ有限会社や合資会社(あるいは合名会社)あたりが手ごろだ、
といえるのです。
とはいっても、実際のところ、
個人事業と変わらないような株式会社も、
たくさん存在します。
商法は、
世の中の現実を汲み取ってどんどん改定させてしまおう、
というチョー現実路線をとっています。
そのため、ここ十数年の傾向として、
小規模株式会社が世の中にゴマンとあって、
それなりに上手くいっているのだから、
小規模株式会社という仕組みも商法で認めてしまおう、
そんな会社でもやりやすいようにしてしまおう、
という動きが、商法作成者(や商法学者など)のあいだに見られます。
特に、
株式を公開していなくてしかも小規模だったなら、
(「株式」か「持分」かという点に目をつむれば、)
そりゃ有限会社とおんなじやん、
ということで、
じゃあこれを分かりやすく整理整頓してしまおう、
つまりは、
非公開小規模株式会社と有限会社とをひとまとめにしてしまおう、
としたのが、
つい最近、国会を通過した新商法(新会社法)なのです。
見込みでは来年の4月からスタートする新商法も、
商法の現実路線とフットワークの軽さとを反映したものなのですよ〜。
そうすると、小規模の株式会社は、
「株式会社」としてはふさわしくない、
ということにも、お気付きになるかと思います。
(そう、ふさわしくないんです・・・。)
株主総会なんて、決算書の公開なんて、めんどくさいし、意味ないな〜、
と代表取締役や会社の総務担当・経理担当が思ってしまうようなら、
実はその会社は株式会社としてはふさわしくない事業規模であり、
むしろ有限会社や合資会社(あるいは合名会社)あたりが手ごろだ、
といえるのです。
とはいっても、実際のところ、
個人事業と変わらないような株式会社も、
たくさん存在します。
商法は、
世の中の現実を汲み取ってどんどん改定させてしまおう、
というチョー現実路線をとっています。
そのため、ここ十数年の傾向として、
小規模株式会社が世の中にゴマンとあって、
それなりに上手くいっているのだから、
小規模株式会社という仕組みも商法で認めてしまおう、
そんな会社でもやりやすいようにしてしまおう、
という動きが、商法作成者(や商法学者など)のあいだに見られます。
特に、
株式を公開していなくてしかも小規模だったなら、
(「株式」か「持分」かという点に目をつむれば、)
そりゃ有限会社とおんなじやん、
ということで、
じゃあこれを分かりやすく整理整頓してしまおう、
つまりは、
非公開小規模株式会社と有限会社とをひとまとめにしてしまおう、
としたのが、
つい最近、国会を通過した新商法(新会社法)なのです。
見込みでは来年の4月からスタートする新商法も、
商法の現実路線とフットワークの軽さとを反映したものなのですよ〜。
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6. Re: 代表取締役
2005/07/01 02:53
なお、今ある有限会社については、
新しい商法が施行された後で
「今日から当社も株式会社になるぞ!」と宣言してしまわない限り、
「有限会社」の名前のままで、基本的に有限会社の仕組みを維持したまま、
会社を続けられます。
この点、ご安心を。
最後に、「社長」について簡単に触れておきますと、
「社長」というのは、商法の条文では登場しない概念でして、
内部的に与えられた組織上の名称です。
「代表取締役」や「取締役」は、商法の条文中に登場する概念で、
商法によってある程度定義づけられる商法上の名称です。
なお、今ある有限会社については、
新しい商法が施行された後で
「今日から当社も株式会社になるぞ!」と宣言してしまわない限り、
「有限会社」の名前のままで、基本的に有限会社の仕組みを維持したまま、
会社を続けられます。
この点、ご安心を。
最後に、「社長」について簡単に触れておきますと、
「社長」というのは、商法の条文では登場しない概念でして、
内部的に与えられた組織上の名称です。
「代表取締役」や「取締役」は、商法の条文中に登場する概念で、
商法によってある程度定義づけられる商法上の名称です。
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