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賃貸契約時の礼金仕訳時の消費税処理について

質問 回答受付中

賃貸契約時の礼金仕訳時の消費税処理について

2011/04/26 15:56

himalove

おはつ

回答数:6

編集

賃貸契約時の礼金の仕訳について教えてください。


賃貸契約時に礼金210,000円を現金にて支払った場合

長期前払費用(礼金) 200,000/現金 210,000
仮払消費税 10,000

と仕訳していましたが
とある税理士さんより

支払手数料(税込) 210,000/現金 210,000
長期前払費用(礼金)200,000/支払手数料(税抜)200,000

と仕訳をしてください
といわれました。

前者より後者のほうが、仕訳として適切ということでしょうか。
そもそも、前者の仕訳は間違っていたのでしょうか。

ご教授いただけますと助かります。。

賃貸契約時の礼金の仕訳について教えてください。


賃貸契約時に礼金210,000円を現金にて支払った場合

長期前払費用(礼金) 200,000/現金 210,000
仮払消費税 10,000

仕訳していましたが
とある税理士さんより

支払手数料(税込) 210,000/現金 210,000
長期前払費用(礼金)200,000/支払手数料(税抜)200,000

仕訳をしてください
といわれました。

前者より後者のほうが、仕訳として適切ということでしょうか。
そもそも、前者の仕訳は間違っていたのでしょうか。

ご教授いただけますと助かります。。

この質問に回答
回答

Re: 賃貸契約時の礼金仕訳時の消費税処理について

2011/04/27 16:56

yosikawa

積極参加

編集

長期前払費用に対する消費税は、支出時に、法人税の計算上は全額を損金算入することはできず、また消費税の計算上でも全額を仕入税額控除することはできません。
ですので、仮払消費税として全額を計上しないで欲しいということだと思います。
普通は、税込みの金額で長期前払費用に計上して、当期に対応する部分を支払手数料に振替えると思うのですが、税抜きの金額のみとは、どうやっているのでしょうかね?

長期前払費用に対する消費税は、支出時に、法人税の計算上は全額を損金算入することはできず、また消費税の計算上でも全額を仕入税額控除することはできません。
ですので、仮払消費税として全額を計上しないで欲しいということだと思います。
普通は、税込みの金額で長期前払費用に計上して、当期に対応する部分を支払手数料に振替えると思うのですが、税抜きの金額のみとは、どうやっているのでしょうかね?

返信

回答一覧
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1. Re: 賃貸契約時の礼金仕訳時の消費税処理について

2011/04/26 19:25

anoano

すごい常連さん

編集

後者の仕訳が不親切だと思います。
税理士がなぜそのような仕訳を要求したかといいますと、
仕訳の入力を会計事務所サイドでやっている場合、
決算で作成する消費税申告書の基礎データの集計に
都合がいいからでしょう。
会計事務所で入力すると、仮払消費税の振替仕訳は、
PC任せですから。

後者の仕訳が不親切だと思います。
税理士がなぜそのような仕訳を要求したかといいますと、
仕訳の入力を会計事務所サイドでやっている場合、
決算で作成する消費税申告書の基礎データの集計に
都合がいいからでしょう。
会計事務所で入力すると、仮払消費税の振替仕訳は、
PC任せですから。

返信

2. Re: 賃貸契約時の礼金仕訳時の消費税処理について

2011/04/27 12:42

himalove

おはつ

編集

返信ありがとうございます。

その税理士さんによくよく聞いてみると
やはり、消費税の集計でやりやすいから
といった理由のようでした。
(とはいっても、最初の仕訳でも
ちゃんと消費税の処理をすれば
何ら問題ないかと思うのですが、、、、)

なんか、しっくりきませんが
仕方ないとあきらめ気分です。。

返信ありがとうございます。

その税理士さんによくよく聞いてみると
やはり、消費税の集計でやりやすいから
といった理由のようでした。
(とはいっても、最初の仕訳でも
ちゃんと消費税の処理をすれば
何ら問題ないかと思うのですが、、、、)

なんか、しっくりきませんが
仕方ないとあきらめ気分です。。

返信

3. Re: 賃貸契約時の礼金仕訳時の消費税処理について

2011/04/27 16:56

yosikawa

積極参加

編集

長期前払費用に対する消費税は、支出時に、法人税の計算上は全額を損金算入することはできず、また消費税の計算上でも全額を仕入税額控除することはできません。
ですので、仮払消費税として全額を計上しないで欲しいということだと思います。
普通は、税込みの金額で長期前払費用に計上して、当期に対応する部分を支払手数料に振替えると思うのですが、税抜きの金額のみとは、どうやっているのでしょうかね?

長期前払費用に対する消費税は、支出時に、法人税の計算上は全額を損金算入することはできず、また消費税の計算上でも全額を仕入税額控除することはできません。
ですので、仮払消費税として全額を計上しないで欲しいということだと思います。
普通は、税込みの金額で長期前払費用に計上して、当期に対応する部分を支払手数料に振替えると思うのですが、税抜きの金額のみとは、どうやっているのでしょうかね?

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4. Re: 賃貸契約時の礼金仕訳時の消費税処理について

2011/04/27 21:14

karz

すごい常連さん

編集

事務所の礼金については、全額仕入税額控除できたはずです。

法人税法上の繰延資産の取扱い
法人税 原則一定期間に応じて償却
消費税 償却の概念がなく、支出時全額控除

事務所の礼金については、全額仕入税額控除できたはずです。

法人税法上の繰延資産の取扱い
法人税 原則一定期間に応じて償却
消費税 償却の概念がなく、支出時全額控除

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5. Re: 賃貸契約時の礼金仕訳時の消費税処理について

2011/04/28 22:24

anoano

すごい常連さん

編集

礼金が繰延資産になるのか、前払費用になるのかによります。

繰延資産なら‥
法人税 20万円以上のものは一定期間に応じて償却
消費税 支出時に役務提供が完了したということで
      支出時全額控除

前払費用なら‥
法人税 役務提供期間に応じて費用化
消費税 支払時に役務提供が完了したわけではないので
      費用化の都度控除

礼金は、支出の効果が翌期以降になるという点では両者共通であるが、
役務提供については支出時にすべて受けてしまったことに
なるので、繰延資産となる。
したがって、長期前払費用という科目を使用しても
中身が繰延資産にあたるから、消費税上は
支出時に全額控除するのが正しいと思われます。

礼金が繰延資産になるのか、前払費用になるのかによります。

繰延資産なら‥
法人税 20万円以上のものは一定期間に応じて償却
消費税 支出時に役務提供が完了したということで
      支出時全額控除

前払費用なら‥
法人税 役務提供期間に応じて費用化
消費税 支払時に役務提供が完了したわけではないので
      費用化の都度控除

礼金は、支出の効果が翌期以降になるという点では両者共通であるが、
役務提供については支出時にすべて受けてしまったことに
なるので、繰延資産となる。
したがって、長期前払費用という科目を使用しても
中身が繰延資産にあたるから、消費税上は
支出時に全額控除するのが正しいと思われます。

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6. Re: 賃貸契約時の礼金仕訳時の消費税処理について

2011/04/28 23:49

yosikawa

積極参加

編集

税抜きの金額が20万円で長期前払費用に振り替えているので、1年経過する毎に一定額を償却されるものと思って回答しましたが、そうでない場合は、支出時に全額、仕入税額控除できます。

税抜きの金額が20万円で長期前払費用に振り替えているので、1年経過する毎に一定額を償却されるものと思って回答しましたが、そうでない場合は、支出時に全額、仕入税額控除できます。

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