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開発受託(仕掛品の処理)

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開発受託(仕掛品の処理)

2010/12/30 23:36

kdsh

おはつ

回答数:1

編集

ソフトウェア政策受託を請け負い、12月度で完成、納品完了いたしました。
というところで、問題が発生しまして、売上を計上したいところなのですが、制作費のうち、外注している部分の費用(トータル費用の3割ほどを占める見込み)が確定していない状態です。

なので、原価が確定していない以上、収益認識を行うわけにもいかないので、どう処理をすべきかというところで悩んでおります。

このまま、仕掛品として計上しておくのも一応納品は完了しているのでおかしいのかなと思い、この場合、仕掛品から前払費用等に振替、原価が確定した時点で収益と原価の認識を行う、という処理にしてはとも思ったのですが、本当にこれでよいの?と頭を抱えております。
皆様の知恵を拝借いたしたくよろしくお願いいたします。

ソフトウェア政策受託を請け負い、12月度で完成、納品完了いたしました。
というところで、問題が発生しまして、売上を計上したいところなのですが、制作費のうち、外注している部分の費用(トータル費用の3割ほどを占める見込み)が確定していない状態です。

なので、原価が確定していない以上、収益認識を行うわけにもいかないので、どう処理をすべきかというところで悩んでおります。

このまま、仕掛品として計上しておくのも一応納品は完了しているのでおかしいのかなと思い、この場合、仕掛品から前払費用等に振替、原価が確定した時点で収益と原価の認識を行う、という処理にしてはとも思ったのですが、本当にこれでよいの?と頭を抱えております。
皆様の知恵を拝借いたしたくよろしくお願いいたします。

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Re: 開発受託(仕掛品の処理)

2011/01/01 15:24

dodo

常連さん

編集

>原価が確定していない以上、収益認識を行うわけにもいかないので、

御社の売上基準が納品基準ということですから、製品が相手方に納品されれば、売上をたてなければなりません。売上の計上基準を満たしているにもかかわらず売上をたてなければ、売上除外とみなされて、税務調査等で指摘されるかもしれません。

売上計上時点で未発生の費用がある場合には、これを適当に見積もって計上します。(「原価見積」)
この際、原価の見積もりは、売上時点で入手可能な資料(見積書や先方との打合わせ資料など)をもとに、できるだけ正確に見積もったほうが良いと思います。(少なくとも見積もりの根拠は明確にしておく)

原価見積の仕訳としては
売上原価 100,000/仕掛品 100,000(仕掛の赤残を計上する)
でも良いと思いますし、
売上原価 100,000/買掛金 100,000
でも良いと思います。

未発生だった費用が計上されてきたら、
仕掛品 120,000/買掛金 120,000

仕掛の赤残を精算して、差額を売上原価として計上します。
仕掛品 100,000/売上原価 100,000
売上原価 120,000/仕掛品 120,000

税務上の取り扱いについてはこちらを参照してください。
http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kihon/hojin/02/02_02_01.htm
法基通2−2−1売上原価等が確定していない場合の見積り

>原価が確定していない以上、収益認識を行うわけにもいかないので、

御社の売上基準が納品基準ということですから、製品が相手方に納品されれば、売上をたてなければなりません。売上の計上基準を満たしているにもかかわらず売上をたてなければ、売上除外とみなされて、税務調査等で指摘されるかもしれません。

売上計上時点で未発生の費用がある場合には、これを適当に見積もって計上します。(「原価見積」)
この際、原価の見積もりは、売上時点で入手可能な資料(見積書や先方との打合わせ資料など)をもとに、できるだけ正確に見積もったほうが良いと思います。(少なくとも見積もりの根拠は明確にしておく)

原価見積の仕訳としては
売上原価 100,000/仕掛品 100,000(仕掛の赤残を計上する)
でも良いと思いますし、
売上原価 100,000/買掛金 100,000
でも良いと思います。

未発生だった費用が計上されてきたら、
仕掛品 120,000/買掛金 120,000

仕掛の赤残を精算して、差額を売上原価として計上します。
仕掛品 100,000/売上原価 100,000
売上原価 120,000/仕掛品 120,000

税務上の取り扱いについてはこちらを参照してください。
http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kihon/hojin/02/02_02_01.htm
法基通2−2−1売上原価等が確定していない場合の見積り

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1. Re: 開発受託(仕掛品の処理)

2011/01/01 15:24

dodo

常連さん

編集

>原価が確定していない以上、収益認識を行うわけにもいかないので、

御社の売上基準が納品基準ということですから、製品が相手方に納品されれば、売上をたてなければなりません。売上の計上基準を満たしているにもかかわらず売上をたてなければ、売上除外とみなされて、税務調査等で指摘されるかもしれません。

売上計上時点で未発生の費用がある場合には、これを適当に見積もって計上します。(「原価見積」)
この際、原価の見積もりは、売上時点で入手可能な資料(見積書や先方との打合わせ資料など)をもとに、できるだけ正確に見積もったほうが良いと思います。(少なくとも見積もりの根拠は明確にしておく)

原価見積の仕訳としては
売上原価 100,000/仕掛品 100,000(仕掛の赤残を計上する)
でも良いと思いますし、
売上原価 100,000/買掛金 100,000
でも良いと思います。

未発生だった費用が計上されてきたら、
仕掛品 120,000/買掛金 120,000

仕掛の赤残を精算して、差額を売上原価として計上します。
仕掛品 100,000/売上原価 100,000
売上原価 120,000/仕掛品 120,000

税務上の取り扱いについてはこちらを参照してください。
http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kihon/hojin/02/02_02_01.htm
法基通2−2−1売上原価等が確定していない場合の見積り

>原価が確定していない以上、収益認識を行うわけにもいかないので、

御社の売上基準が納品基準ということですから、製品が相手方に納品されれば、売上をたてなければなりません。売上の計上基準を満たしているにもかかわらず売上をたてなければ、売上除外とみなされて、税務調査等で指摘されるかもしれません。

売上計上時点で未発生の費用がある場合には、これを適当に見積もって計上します。(「原価見積」)
この際、原価の見積もりは、売上時点で入手可能な資料(見積書や先方との打合わせ資料など)をもとに、できるだけ正確に見積もったほうが良いと思います。(少なくとも見積もりの根拠は明確にしておく)

原価見積の仕訳としては
売上原価 100,000/仕掛品 100,000(仕掛の赤残を計上する)
でも良いと思いますし、
売上原価 100,000/買掛金 100,000
でも良いと思います。

未発生だった費用が計上されてきたら、
仕掛品 120,000/買掛金 120,000

仕掛の赤残を精算して、差額を売上原価として計上します。
仕掛品 100,000/売上原価 100,000
売上原価 120,000/仕掛品 120,000

税務上の取り扱いについてはこちらを参照してください。
http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kihon/hojin/02/02_02_01.htm
法基通2−2−1売上原価等が確定していない場合の見積り

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