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社内レートと為替予約

質問 回答受付中

社内レートと為替予約

2008/12/20 21:11

teflon

おはつ

回答数:2

編集

皆さんのお知恵、経験等お借りできますでしょうか?



当社はいままで海外取引のほとんどを為替予約で行ってきました。
そのため売上仕入計上は為替予約レートを使用しておりました。


今年度に入り、海外取引の強化として貿易を行ってきた人材を中途採用しました。
その方々より、外貨口座と社内レートを使用した取引を行いたいと要望があり、そのあたりのことを過去ログなどで調べました。


おおよそ理解できたのですが、実務的に疑問が出てきましたのでみなさんのお力をお貸しください。

まず私の理解が間違っていないかの確認を含めて記載させていただきます。


1)為替予約をとったときは、売上仕入の計上金額は為替予約レートでおこなう。

2)社内レートは客観的、継続的であれば社内レートを使用して売上仕入の計上をすることが出来る。

3)外貨口座は一般的にTTMを使用して移動平均法でレートを管理する。

4)社内レートを使用して売上(売掛金)を計上したときの入金は、社内レートと入金時のTTMレートとの差が為替差損益となる。

5)社内レートを使用して仕入(買掛金)を計上したときの支払いは、社内レートと外貨口座のレートとの差が為替差損益となる。(これが間違えていないか不安です)

1〜5の認識で正しいでしょうか?




上記1〜5の認識で問題ないようでしたら、次のことで疑問があります。

一)社内レートを設定してあるとき、為替予約を取った時は為替予約を使用して売上仕入計上をするのでしょうか?


二)一が問題ないようでしたら、ひとつの取引で為替予約と社内レートとの併用をすることは出来るでしょうか?


三)為替差損益は営業外で計上するとものと思います。当社では社内資料として営業利益までの損益を部課別に計算しております。
中途採用の方から為替差損益を部課別の損益に反映して欲しいといわれました。
以前の会社では表示されていたといわれており、営業担当者の言う為替差損益と私の認識している為替差損益とがずれているように思いました。部課別の損益で為替差損益を組み入れている方がいらっしゃったら、そのあたりを伺えたらうれしいです。


長文・駄文で申し訳ございませんが、よろしくお願いします。

皆さんのお知恵、経験等お借りできますでしょうか?



当社はいままで海外取引のほとんどを為替予約で行ってきました。
そのため売上仕入計上は為替予約レートを使用しておりました。


今年度に入り、海外取引の強化として貿易を行ってきた人材を中途採用しました。
その方々より、外貨口座と社内レートを使用した取引を行いたいと要望があり、そのあたりのことを過去ログなどで調べました。


おおよそ理解できたのですが、実務的に疑問が出てきましたのでみなさんのお力をお貸しください。

まず私の理解が間違っていないかの確認を含めて記載させていただきます。


1)為替予約をとったときは、売上仕入の計上金額は為替予約レートでおこなう。

2)社内レートは客観的、継続的であれば社内レートを使用して売上仕入の計上をすることが出来る。

3)外貨口座は一般的にTTMを使用して移動平均法でレートを管理する。

4)社内レートを使用して売上(売掛金)を計上したときの入金は、社内レートと入金時のTTMレートとの差が為替差損益となる。

5)社内レートを使用して仕入(買掛金)を計上したときの支払いは、社内レートと外貨口座のレートとの差が為替差損益となる。(これが間違えていないか不安です)

1〜5の認識で正しいでしょうか?




上記1〜5の認識で問題ないようでしたら、次のことで疑問があります。

一)社内レートを設定してあるとき、為替予約を取った時は為替予約を使用して売上仕入計上をするのでしょうか?


二)一が問題ないようでしたら、ひとつの取引で為替予約と社内レートとの併用をすることは出来るでしょうか?


三)為替差損益は営業外で計上するとものと思います。当社では社内資料として営業利益までの損益を部課別に計算しております。
中途採用の方から為替差損益を部課別の損益に反映して欲しいといわれました。
以前の会社では表示されていたといわれており、営業担当者の言う為替差損益と私の認識している為替差損益とがずれているように思いました。部課別の損益で為替差損益を組み入れている方がいらっしゃったら、そのあたりを伺えたらうれしいです。


長文・駄文で申し訳ございませんが、よろしくお願いします。

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1. Re: 社内レートと為替予約

2008/12/22 08:26

PTA

すごい常連さん

編集

ご質問に一つ一つ明確な回答はできませんが、

売上・仕入計上基準として、客観的で合理的な為替レートを継続的に使用するなら、そこに恣意性や粉飾・改ざんの余地がないようであれば、それは別にかまわないと思います。でも、そんなレートを、税務署にも文句言われないような決め方をするのが面倒だし、リスクがあるから、TTMなどの明確なレートを使用しているというのが実情かなと思います。

為替予約をして、そのレートで売上・仕入を計上して、そのレートで入金・決済すれば、会社として為替差損益は発生しない。非常に良いやり方だと思います。
中には、「こんな高いレートで予約して、損したじゃないか!」などと言う人がいますが、それはあくまでも結果論であって、後からならば、何でも言えます。確かに、買掛決済を100円で予約している場合、今のスポットなら90円で済むのに・・・10円損したという言い方がありますが、これはむしろ「儲け損なった」という言い方が正しいと思います。「損した」と「儲け損なった」は似ているようですが、本質はまったく違います。
為替予約をすれば、そこには既に損益は発生しない。為替リスクにおびえることなく商売ができますし、年間利益計画も立案しやすいし、差異分析もしやすく、計画的な経営ができます。

貿易専門商社では、営業部門が為替予約の権利を持っていて、為替差損益も自己責任で自分たちの部署で計上するというやり方が多いと聞きます。

社内レートを設定しても、各部門が独自に為替予約をして、その差損益を自部門の損益に反映させるやり方はあります。
これは、事業部制などの独立採算を明確にしている企業では、責任を明確にするために為替差損益も管理会計的に配分しているということでしょう。
社内のルールを決めれば実行可能だと思います。
ただし、制度会計においては、為替差損益は最終的には営業外損益に計上すべきと考えます。

ただ、当社は部課別に為替差損益を組み入れていない会社ですので、体験談にはなっていません。すみません。

ご質問に一つ一つ明確な回答はできませんが、

売上・仕入計上基準として、客観的で合理的な為替レートを継続的に使用するなら、そこに恣意性や粉飾・改ざんの余地がないようであれば、それは別にかまわないと思います。でも、そんなレートを、税務署にも文句言われないような決め方をするのが面倒だし、リスクがあるから、TTMなどの明確なレートを使用しているというのが実情かなと思います。

為替予約をして、そのレートで売上・仕入を計上して、そのレートで入金・決済すれば、会社として為替差損益は発生しない。非常に良いやり方だと思います。
中には、「こんな高いレートで予約して、損したじゃないか!」などと言う人がいますが、それはあくまでも結果論であって、後からならば、何でも言えます。確かに、買掛決済を100円で予約している場合、今のスポットなら90円で済むのに・・・10円損したという言い方がありますが、これはむしろ「儲け損なった」という言い方が正しいと思います。「損した」と「儲け損なった」は似ているようですが、本質はまったく違います。
為替予約をすれば、そこには既に損益は発生しない。為替リスクにおびえることなく商売ができますし、年間利益計画も立案しやすいし、差異分析もしやすく、計画的な経営ができます。

貿易専門商社では、営業部門が為替予約の権利を持っていて、為替差損益も自己責任で自分たちの部署で計上するというやり方が多いと聞きます。

社内レートを設定しても、各部門が独自に為替予約をして、その差損益を自部門の損益に反映させるやり方はあります。
これは、事業部制などの独立採算を明確にしている企業では、責任を明確にするために為替差損益も管理会計的に配分しているということでしょう。
社内のルールを決めれば実行可能だと思います。
ただし、制度会計においては、為替差損益は最終的には営業外損益に計上すべきと考えます。

ただ、当社は部課別に為替差損益を組み入れていない会社ですので、体験談にはなっていません。すみません。

返信

2. Re: 社内レートと為替予約

2008/12/22 19:32

teflon

おはつ

編集

PTA様、返信ありがとうございます。
返事が遅くなりまして申し訳ございません。
PTA様のコメント非常にありがたいです。
参考になる事象があまりなかったので。。。

わたしも自分なりに考えてみたのですが、為替予約をするとその時の商売の損益がすぐにわかるので、営業部でもわかりやすいのでは?と思っておりました。

外貨口座で管理する限り、為替差損益が付いて回ってくるとなると、営業部はそこまで管理しきれるのか?という疑問もあり、にわかに導入を決めるのは難しいのではないかと思っております。

導入は簡単ですが、管理が難しそうで、個人的には為替予約で管理したいと思っていますが。。。

規定も作らなくてはならず、無い知識をフル活用中です。
ネットで調べてみたのですが、規定関係がなかなか見つからず苦労しております。

貿易専門の商社ではその様な管理をされているんですね。
非常に参考になりました。

PTA様、返信ありがとうございます。
返事が遅くなりまして申し訳ございません。
PTA様のコメント非常にありがたいです。
参考になる事象があまりなかったので。。。

わたしも自分なりに考えてみたのですが、為替予約をするとその時の商売の損益がすぐにわかるので、営業部でもわかりやすいのでは?と思っておりました。

外貨口座で管理する限り、為替差損益が付いて回ってくるとなると、営業部はそこまで管理しきれるのか?という疑問もあり、にわかに導入を決めるのは難しいのではないかと思っております。

導入は簡単ですが、管理が難しそうで、個人的には為替予約で管理したいと思っていますが。。。

規定も作らなくてはならず、無い知識をフル活用中です。
ネットで調べてみたのですが、規定関係がなかなか見つからず苦労しております。

貿易専門の商社ではその様な管理をされているんですね。
非常に参考になりました。

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