金利スワップ取引｜助け合い掲示板｜経理初心者おたすけ帳

肝心の会計処理はよく分かりませんが、
1ヵ月TIBOR+1.705％　と　1ヵ月TIBOR+1％　を
スワップして差額決済すると、
常に元本×0.705％を甲が乙に支払うことに
なると思うのですが・・・

片方が3ヶ月TIBOR＋なにがしになっている、
とかじゃないと、取引にならないのでは
ないでしょうか。

TIBORは全銀協のTIBORなら全銀協のサイトで
見られるようですが、個別行のレート情報は
当該個別行（UFJならUFJ）から提供してもらうしか
ないんじゃないですかね・・・
自信はありませんが。
ブルムバーグみたいな情報提供会社と契約すれば
自前でリアルタイムに確認することができるかも
しれません。

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2. Re: 金利スワップ取引銀行への確認をお勧めします

2008/01/25 17:11

kei8

すごい常連さん

　質問事項の記載に誤りがありませんか？あるいは、この契約内容の他に併せて重要な契約があるのではありませんか？

記載された事項だけからみれば、実質的には、甲（会社）による乙（銀行）に対する支払０．７０５％（＝(1ヶ月TIBOR+1.705%)-(1ヶ月TIBOR+1%)）のみが発生し、一方的な支払いとなっています。

甲（会社）は何のメリットも受けない（？）のに、一定の金額（想定元本ｘ０．７０５％）を支払う契約を結ぶほど、ボランティア精神に溢れているとは思えませんが・・・

　金利スワップ取引は、一般には、固定金利と変動金利、あるいは変動金利と固定金利の交換取引として行われますが、あなたの説明では変動金利と変動金利の交換取引になっています。しかも会社側に一方的に不利な内容になっています。

　内容が理解できないまま、契約を結ぶべきではありません。相手方に納得できるまで確認するようにしていかれないと大変なことになることもあるのではないかと心配になります。事実関係を正確に説明されれば、このコーナーで知りたいことはわかるかもしれませんが、わからないのに契約を結び、このような場所にきて当社はどんな契約を結んでいるのでしょうか、どう処理すべきでしょうかというやり方は改めた方がよいというのが私の意見です。

すぐ銀行に行かれて、契約された取引の内容について、よくお聞きになるようにお勧めします。

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3. Re: 金利スワップ取引銀行への確認をお勧めします

2008/01/28 10:27

betsuka

積極参加

返信ありがとうございます。

基本的に、会社から見れば借入金ですから利息を支払うのは間違ってないと思います。
それこそ、銀行はお金を貸しているのに金利を貰わなければ何のメリットもないと思いますけど。
（全く何の知識も無い素人考えです）

記載不足でしたが、会社のメリットとしては、将来ある一定の金利まで上昇した場合、実質調達金利が低くなります。
上昇しなければ、高くなります。
将来の金利上昇に備えたヘッジだと思います。

ただ単に、会計的にどういった処理をしたらいいのか（受取利息、支払利息両方計上するのかとか）知りたかったのですが、銀行に聞いてみた方が良いようですね。
ありがとうございました。

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4. Re: 金利スワップ取引銀行への確認をお勧めします

2008/01/28 11:03

kei8

すごい常連さん

＞記載不足でしたが、会社のメリットとしては、将来ある一定の金利まで上昇した場合、実質調達金利が低くなります。
上昇しなければ、高くなります。
将来の金利上昇に備えたヘッジだと思います。

返信：
　あなたの次の説明（当初の説明）は、上記の説明とは合っていないようです。

「確認書に

「甲（会社）による乙（銀行）に対する支払
　支払金利：1ヵ月TIBOR+1.705％

　乙による甲に対する支払
　支払金利：1ヵ月TIBOR+1％

　決裁方法：差額（ネット）決裁」

となっています。
初回の支払金利が1.66％となっています。」

　まず契約内容を十分に確認された方がよいと思います。確認書を見誤ってはいませんか？

　また、金利スワップ取引は借入れ契約とセットで結ばれることが多いのですが、必ずそうとは限りません。当初の質問の中に「簡単に言えば、借入だと思うのですが、処理はどうしたら良いのでしょうか？」とありますが、セット契約とすれば、借入金の内容についても説明されないと、会計処理も明確にはなりません。

　私が特に申し上げたかったのは、「契約内容を十分に理解したうえで契約を結ぶようにされた方がよい」という点です。会計処理について質問するのに際し、契約内容をきちんと説明できないように思われる点が気になったということです。

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5. Re: 金利スワップ取引銀行への確認をお勧めします

2008/01/28 17:32

betsuka

積極参加

契約云々に関しては、どうにか出来る立場にいませんのですみません。

「記載された事項だけからみれば、実質的には、甲（会社）による乙（銀行）に対する支払０．７０５％（＝(1ヶ月TIBOR+1.705%)-(1ヶ月TIBOR+1%)）のみが発生し、一方的な支払いとなっています。」

お金を借りていて一方的な支払にならないことってあるんですか？

契約内容を全部は書けないので簡単に書きましたが、もう少し付け加えてみます。

適用予定金利
お客様受取金利
1ヵ月円TIBOR+1.000％

お客様支払金利
1、1ヵ月円TIBOR≦2.700％
　 1ヵ月TIBOR+1.705％（1.705％の部分は約定時の市場実勢に基　づき決定）
2、1ヵ月TIBOR＞2.700％
　固定金利が適用されます。（約定時の市場実勢に基づき決定）

最初、支払金利に関しては現状のみ（1）を記載しました。
私が知りたい点には不必要だと思ったので。すみません。
金利に関してはこの程度しか書いてないです。

借入金の内容は、どんな事を提示すれば良いでしょうか？
元々、手貸だったものを証貸に契約しなおし、毎月の返済は金利と共に月末に元本500万円です。

確認書の金利の部分も何度も確認しました。
省略はしていましたが見誤りは無いです。

契約書からは分からない点を、ここで、どなたか知識ある人に教えていただき解決するならと思い投稿しました。

内容に誤りが無いということで（まだ情報が足りないならごめんなさい）、会計（経理）処理について改めてアドバイス頂けるならお願いします。

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6. Re: 金利スワップ取引専門家に相談を

2008/01/28 21:17

kei8

すごい常連さん

＞お金を借りていて一方的な支払にならないことってあるんですか？

返信：
　金利スワップ取引そのものは、借り入れとは別の契約です。借り入れとセットにされることが多いと思いますが、金利スワップ取引そのものは、借り入れとは別の契約です。「金利スワップ取引で常に支払いということはないはず」というのが、前に説明したことです。「お金を借りていて」というのは別の契約です。

　当初「郡盲象をなでる」ような説明をされたので、状況を理解されなかったのだと思われます。象（＝契約）の全体を示さないでは問題を解決できません。

　専門家に契約書を見せてきちんと相談するようお勧めします。

ただ、少しだけ説明しておきます。

ご説明のあった御社の契約の基本は、次のとおりです。この基本に、おまけ部分（1、1ヵ月円TIBOR≦2.700％
　 1ヵ月TIBOR+1.705％（1.705％の部分は約定時の市場実勢に基づき決定））のついたのが実際の契約です。

お客様受取金利
1ヵ月円TIBOR+1.000％-------御社の権利（メリット）②

お客様支払金利
2、1ヵ月TIBOR＞2.700％
　固定金利が適用されます。（約定時の市場実勢に基づき決定)-----御社の負担③

これは、御社が変動金利を受取り、固定金利を支払うという交換（＝スワップ）取引です。多分借入れ契約は「変動金利」になっているはずです。

御社：①借入れ契約による利息（変動金利）の支払い
　　　②スワップ取引による変動金利の受取り
　　　③スワップ取引による固定金利の支払い

金利の変動リスクは①と②の影響の相殺によりヘッジされます。金利が非常に高くなっても③の固定金利の支払いで済ませることができます。この肝心の
お客様支払金利
2、1ヵ月TIBOR＞2.700％
　固定金利が適用されます。（約定時の市場実勢に基づき決定)-----御社の負担③
の箇所が当初の説明から抜け落ちていました。

　スワップ取引の基本は、権利の売買取引です。権利を売る取引と買う取引の２本の取引からなっています。
お客様受取金利にかかる権利を銀行から買い、
お客様支払金利にかかる権利を銀行へ売っているわけです。買いの代金と売りの代金が同額になっているので権利の売買に当たっては代金の受け渡しが目に見えず隠れています。

　ここからは会計処理の問題に入ります。
原則処理は、売買取引の対象となった権利を期末に時価評価することです。時価は銀行に問い合わせることが必要です。ただ、一定の要件を満たす金利スワップには「特例処理」が適用されることが多いと思われます。特例処理は処理が簡単です。

　これ以上は専門家（デリバティブ取引の知識のある会計士又は税理士）に確認してください。ご説明だけでは全部回答できない（＝特例処理の要件の確認ができない）ことと、それなりの知識がないと説明を理解してもらうことにかなりの困難さが予想されるためです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上

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7. Re: 金利スワップ取引専門家に相談を

2008/03/10 15:28

yukim729

さらにすごい常連さん

証貸の毎月の返済元本500万円＋変動金利とは一応別口で金利スワップの決済をしている、そのスワップ決済の処理方法如何。
と言う事でいいですか?
お考えのように普通に支払利息だけの計上でも良いし、支払いスワップ金利又は受取りスワップ金利等適当な科目で処理してもかまいません。
ちなみにこの取引が、
（１）契約期間を通じて固定金利及び変動金利の基礎となっている指標（ＬＩＢＯＲなど）が一定である直先フラット型と呼ばれるものであること
（２）借入金と金利スワップの元本が同額であること
（３）借入金の償還期日と金利スワップの終了期日が同一であること
（４）借入金の支払金利と金利スワップの受取金利が同一の指標（ＬＩＢＯＲなど）を採用していること
（５）借入金の金利支払期日と金利スワップの金利受取期日が一致していること
の要件を満たし、
（１）リスク回避の対象となる借入金の種類・名称・金額
（２）リスクを回避する期間
（３）金利リスクを回避するために金利スワップを購入した旨
（４）当金利スワップ取引を期末時において時価評価しない旨
のような要項を記した帳簿を作成していれば、期末の時価評価など、無駄に面倒くさい処理はしなくてすみます。銀行が勧める商品ですから、面倒な処理なんかいらないように設計してあるのが常識ですが、一応確認しましょうね。

アインシュタインは相対性理論を説明して欲しいと求められ、小麦粉の意味がわからない人にパンの作り方を教えることが可能かと嘯いたそうです。嫌味な奴ですね。
パンを作れる人のうち小麦粉を本当にわかっている人はどれだけいるでしょうか？小麦粉は誰でも簡単に手に入るので、知っているつもりになっているに過ぎないのではないでしょうか？
金利スワップも同じです。深い意味なんてわからなくてもその経理実務はこなせます。

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