助け合い

経理、労務、総務のことでわからないこと、利用者同士で助け合いを目的とした掲示板です。ルールを守ってご利用くださいませ。

資源開発の会計処理について。

質問 回答受付中

資源開発の会計処理について。

2006/12/20 17:32

steelpear

おはつ

回答数:2

編集

お世話になっております。
資源開発の会計処理について御伺いしたい点がございます。

①石油等の資源を開発しようとして、初期に投資する際、
 開発費でよろしいのでしょうか。しかし、開発費は、5年で償 却しなければ、ならないのでしょうか。莫大な投資金額でもや はり、5年で償却する必要があるのでしょうか。

②石油等の採掘後、石油は、商品(流動資産)として処理するの でしょうか。また、その際、売上げた場合の、原価には何が含 まれるのでしょうか。湯水のように沸いてくる石油。     これの原価には、何が含まれるのでしょうか。

恐れ入りますが、よろしく御願い致します。

お世話になっております。
資源開発の会計処理について御伺いしたい点がございます。

①石油等の資源を開発しようとして、初期に投資する際、
 開発費でよろしいのでしょうか。しかし、開発費は、5年で償 却しなければ、ならないのでしょうか。莫大な投資金額でもや はり、5年で償却する必要があるのでしょうか。

②石油等の採掘後、石油は、商品(流動資産)として処理するの でしょうか。また、その際、売上げた場合の、原価には何が含 まれるのでしょうか。湯水のように沸いてくる石油。     これの原価には、何が含まれるのでしょうか。

恐れ入りますが、よろしく御願い致します。

この質問に回答
回答一覧
並び順:
表示:
1件~2件 (全2件)
| 1 |

1. Re: 資源開発の会計処理について。

2006/12/21 02:51

kowloon

常連さん

編集

日本で石油開発の有名どころはこの2社でしょうか。
AOCホールディングスhttp://www.aochd.co.jp/ir/pdf/061215_hanki.pdf
石油資源開発
http://www.c-direct.ne.jp/japanese/uj/pdf/10101662/00048334.pdf

①総資産に比して莫大というほどの開発費は計上されていませんね。また、繰延資産ではなく無形固定資産、投資勘定のようです。AOCの9月中間連結BSに鉱業権10億、探鉱開発投資勘定に25億ほどあります。(総資産4000億)
AOCの会計方針を見ると鉱業権は生産高比例法で償却。
探鉱開発投資勘定は、どのような償却方法か(そもそも償却するのか)はっきりしませんが、今期のキャッシュアウト24億がほとんどそのままBSに計上されているようなので、5年償却ということはないでしょう。
ちなみに、油田発見までのコストは直接費用処理されており、石油の生産見込みが立った後のコストがBS計上されるとのこと。
石油資源開発には1700億も株式投資があり、この中に開発費があるのかもしれませんがいずれにしても短期で費用処理はされていないようですね。

②わいてきた石油は当期仕入を経て売上原価にいっています。当然、在庫は商品。
連結ベースの実態を示しているのかわかりませんが、石油資源開発の単体FSの製造原価明細を見ると、当期製造原価総額200億のうち石油やガスそのものは30億、人件費が22億、工事費や税金等の経費が87億、残りは減価償却。
石油もただで湧いているわけではなさそうですね。

日本で石油開発の有名どころはこの2社でしょうか。
AOCホールディングスhttp://www.aochd.co.jp/ir/pdf/061215_hanki.pdf
石油資源開発
http://www.c-direct.ne.jp/japanese/uj/pdf/10101662/00048334.pdf

①総資産に比して莫大というほどの開発費は計上されていませんね。また、繰延資産ではなく無形固定資産、投資勘定のようです。AOCの9月中間連結BSに鉱業権10億、探鉱開発投資勘定に25億ほどあります。(総資産4000億)
AOCの会計方針を見ると鉱業権は生産高比例法で償却。
探鉱開発投資勘定は、どのような償却方法か(そもそも償却するのか)はっきりしませんが、今期のキャッシュアウト24億がほとんどそのままBSに計上されているようなので、5年償却ということはないでしょう。
ちなみに、油田発見までのコストは直接費用処理されており、石油の生産見込みが立った後のコストがBS計上されるとのこと。
石油資源開発には1700億も株式投資があり、この中に開発費があるのかもしれませんがいずれにしても短期で費用処理はされていないようですね。

②わいてきた石油は当期仕入を経て売上原価にいっています。当然、在庫は商品
連結ベースの実態を示しているのかわかりませんが、石油資源開発の単体FSの製造原価明細を見ると、当期製造原価総額200億のうち石油やガスそのものは30億、人件費が22億、工事費や税金等の経費が87億、残りは減価償却。
石油もただで湧いているわけではなさそうですね。

返信

2. Re: 資源開発の会計処理について。

2006/12/21 13:46

steelpear

おはつ

編集

ありがとうございました。参考になります。

ありがとうございました。参考になります。

返信

1件~2件 (全2件)
| 1 |
役に立った

0人がこのQ&Aが役に立ったと投票しています