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原料を加工先へ納品した場合の処理

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原料を加工先へ納品した場合の処理

2006/12/01 14:50

sakamochi

おはつ

回答数:3

編集

小売業の経理ですが、オリジナル商品を作る為に、A社から原料を仕入れてB社の加工先にそれを納品して製品を作成させました。
小売業ですから原価計算を行わないため、A社から仕入れたものをB社に納品するという処理に迷いました。
商品部長はA社に仕入を計上してB社に仕入返品を計上すればいいと言うのですが、それは法的にいけないと経理部長に言われ、結局立替金で処理を行いました。
このような場合、本来はどのような処理をすべきでしょうか。A社に仕入を計上して支払、B社への原料の納品を売上として、B社から仕入れる製品と相殺すべきでしょうか。

小売業の経理ですが、オリジナル商品を作る為に、A社から原料を仕入れてB社の加工先にそれを納品して製品を作成させました。
小売業ですから原価計算を行わないため、A社から仕入れたものをB社に納品するという処理に迷いました。
商品部長はA社に仕入を計上してB社に仕入返品を計上すればいいと言うのですが、それは法的にいけないと経理部長に言われ、結局立替金で処理を行いました。
このような場合、本来はどのような処理をすべきでしょうか。A社に仕入を計上して支払、B社への原料の納品を売上として、B社から仕入れる製品と相殺すべきでしょうか。

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1. Re: 原料を加工先へ納品した場合の処理

2006/12/01 17:04

totochan

常連さん

編集

こんにちは。

お役に立つかどうかわかりませんが、
当社の場合をご紹介しますね。

物を作るために原料を仕入先から仕入れて
そのまま加工先に売ることがちょくちょくあるんです。
その際そのままうちを経由するだけなので
購買扱いとし、
  仕入先に対しては
    商品仕入 / 買掛金

  加工先には
    売掛金 / 商品売上

として、在庫にも載せています。

で、以前に買っておいた材料を加工先に分けて上げたときは
  仕入先に既に
    材料仕入 / 買掛金
が発生しておりますので
まず
    商品仕入 / 材料仕入 で
摘要に原料使用目的変更の為振替として振替えておいて

  加工先に対して
    売掛金 / 商品仕入

という処理になっております。
当社の場合は製造原価報告書が関わってくるので
こういう処理をするようになっております。

少しはお役に立ちますか?

こんにちは。

お役に立つかどうかわかりませんが、
当社の場合をご紹介しますね。

物を作るために原料を仕入先から仕入れて
そのまま加工先に売ることがちょくちょくあるんです。
その際そのままうちを経由するだけなので
購買扱いとし、
  仕入先に対しては
    商品仕入 / 買掛金

  加工先には
    売掛金 / 商品売上

として、在庫にも載せています。

で、以前に買っておいた材料を加工先に分けて上げたときは
  仕入先に既に
    材料仕入 / 買掛金
が発生しておりますので
まず
    商品仕入 / 材料仕入 で
摘要に原料使用目的変更の為振替として振替えておいて

  加工先に対して
    売掛金 / 商品仕入

という処理になっております。
当社の場合は製造原価報告書が関わってくるので
こういう処理をするようになっております。

少しはお役に立ちますか?

返信

2. Re: 原料を加工先へ納品した場合の処理

2006/12/01 20:03

ron

すごい常連さん

編集

B社に対しては加工の委託だけなので、仕入戻しということはないでしょう。
B社に預けてあるA社から仕入れた材料については御社の所有物ですので、そのまま棚卸に計上することとなります。

A社から仕入
材料費/買掛金

B社へ引渡し
仕訳なし

B社よりの引渡し
外注加工費/未払金

A社からの仕入とB社からの引渡しが月をまたぐようであれば
原材料/材料費(期末材料費)
として、資産計上することとなります。

B社に対しては加工の委託だけなので、仕入戻しということはないでしょう。
B社に預けてあるA社から仕入れた材料については御社の所有物ですので、そのまま棚卸に計上することとなります。

A社から仕入
材料費/買掛金

B社へ引渡し
仕訳なし

B社よりの引渡し
外注加工費/未払金

A社からの仕入とB社からの引渡しが月をまたぐようであれば
原材料/材料費(期末材料費)
として、資産計上することとなります。

返信

3. Re: 原料を加工先へ納品した場合の処理

2006/12/04 11:45

DISKY

すごい常連さん

編集

まず仕入れた商品をB社へ引き渡す際、有償で支給するのか無償で支給するのかで処理が変わります。
無償で支給する場合は仕訳は必要ありませんが、引き渡したものに関して充分な在庫管理が必要となります。(ronさんの回答を参考にしてください^^)
有償支給した場合、売上として計上してはいけないということもないようですが、あまり好ましくないとは思います。というのも加工が終わり、再び自社に仕入計上して外部へ販売し、売上計上をした場合同じ商品につき二度仕入・売上を計上することになり実際の取引額よりも過大な仕入・売上が計上されます。となると実態よりも過大な経営成績が計上されますので、なるべくなら売上計上は避けたほうがいいと思います。(実際大手企業においても売上計上から外すような傾向が見られます)また売上計上をする場合でも、消費税の課税取引に該当しないことに留意する必要があると思います。
http://www.nta.go.jp/category/tutatu/kihon/kansetu/syouhi/05/02.htm
消費税法基本通達 5−2−16(下請先に対する原材料等の支給)

例:未収入金(売掛金)/消費税対象外売上高

売上計上しない場合であれば、材料有償支給高といった勘定科目を使用すればいいと思います。

例:未収入金/材料有償支給高

いずれにしてもB社への仕入計上は外注加工費分だけになることに注意してくださいね。

まず仕入れた商品をB社へ引き渡す際、有償で支給するのか無償で支給するのかで処理が変わります。
無償で支給する場合は仕訳は必要ありませんが、引き渡したものに関して充分な在庫管理が必要となります。(ronさんの回答を参考にしてください^^)
有償支給した場合、売上として計上してはいけないということもないようですが、あまり好ましくないとは思います。というのも加工が終わり、再び自社に仕入計上して外部へ販売し、売上計上をした場合同じ商品につき二度仕入・売上を計上することになり実際の取引額よりも過大な仕入・売上が計上されます。となると実態よりも過大な経営成績が計上されますので、なるべくなら売上計上は避けたほうがいいと思います。(実際大手企業においても売上計上から外すような傾向が見られます)また売上計上をする場合でも、消費税の課税取引に該当しないことに留意する必要があると思います。
http://www.nta.go.jp/category/tutatu/kihon/kansetu/syouhi/05/02.htm
消費税法基本通達 5−2−16(下請先に対する原材料等の支給)

例:未収入金(売掛金)/消費税対象外売上高

売上計上しない場合であれば、材料有償支給高といった勘定科目を使用すればいいと思います。

例:未収入金/材料有償支給高

いずれにしてもB社への仕入計上は外注加工費分だけになることに注意してくださいね。

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