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連続投稿御免:土地再評価に係る繰延税金資産について

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連続投稿御免:土地再評価に係る繰延税金資産について

2006/01/21 14:45

積極参加

回答数:2

編集

いつもお世話になっております。連続書き込みです。
またまたもうひとつ教えてください。

土地再評価をした際に、簿価下げ(再評価した際、取得価額よりも低かった)をした土地については、再評価に係る繰延税金資産を計上しております。(トータルで含み益なので、実際逆に~負債が計上)
現在この税金資産に回収可能性がなければ計上できなくなるような話を聞きました。この際、この税金資産を消し込みする際、相手勘定は土地再評価差額金(資本)と聞きました。まあ土地の価額は実際落ちているのに税金資産を計上していてはまずい、という具合なのか、それで資本の再評価差額金を取り崩すのか?
なにがなんだかわかりません。

実際は税金資産を相殺して計上していないので、繰延税金資産分を土地再評価差額金から崩して、~負債へ乗っけるような形になるような感じでしょうか?

いつもお世話になっております。連続書き込みです。
またまたもうひとつ教えてください。

土地再評価をした際に、簿価下げ(再評価した際、取得価額よりも低かった)をした土地については、再評価に係る繰延税金資産を計上しております。(トータルで含み益なので、実際逆に~負債が計上)
現在この税金資産に回収可能性がなければ計上できなくなるような話を聞きました。この際、この税金資産を消し込みする際、相手勘定は土地再評価差額金(資本)と聞きました。まあ土地の価額は実際落ちているのに税金資産を計上していてはまずい、という具合なのか、それで資本の再評価差額金を取り崩すのか?
なにがなんだかわかりません。

実際は税金資産を相殺して計上していないので、繰延税金資産分を土地再評価差額金から崩して、~負債へ乗っけるような形になるような感じでしょうか?

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1. Re: 連続投稿御免:土地再評価に係る繰延税金資産について

2006/01/22 16:45

TOKUJIN

すごい常連さん

編集

再評価の仕訳が、
税金資産 40 / 土地 100
再評価差額金 60
となっているはずですから、税金資産の回収可能性がないと
なれば上記仕訳の税金資産がなくなり借方が全部再評価差額金に
なり、結果的に回収可能性検討による修正仕訳としては
税金資産から再評価差額金への振替として
再評価差額金 40 / 税金資産 40
になります。

税金資産負債をネットした結果負債に残っているのは、
あくまで「表示」がネットになっているだけであって、
税効果の計算は個別の積み上げです。
それと同じ道筋をたどるとすれば、上記仕訳のマイナスの
税金資産も「表示上」税金負債とネットすることになりますから、
再評価差額金 40 / 税金資産 40
税金資産 40 / 税金負債 40
として、税金負債が増えることになると思います。

「土地の価額は実際落ちているのに税金資産を計上していては
まずい」とありますが、土地の値段が落ちているから再評価に
よる税金資産があるわけですよね。
なぜ税金資産かあるか、それは税効果会計の基本ですけど、
その再評価の損失が売却等で実現したときに所得を減らし
税金を減らす、つまり未払税金の減少の効果を資産計上
しているわけです。
しかし、損失を相殺しても余りある所得があってはじめて
税金が減るわけですから、将来所得がでなければ税金を
減らす効果を享受できずに終わってしまいます。
その「将来減算一時差異」を解消できるだけの所得が
生じるかがどうかが「回収可能性の判断」です。

再評価の仕訳が、
税金資産 40 / 土地 100
再評価差額金 60
となっているはずですから、税金資産の回収可能性がないと
なれば上記仕訳の税金資産がなくなり借方が全部再評価差額金に
なり、結果的に回収可能性検討による修正仕訳としては
税金資産から再評価差額金への振替として
再評価差額金 40 / 税金資産 40
になります。

税金資産負債をネットした結果負債に残っているのは、
あくまで「表示」がネットになっているだけであって、
税効果の計算は個別の積み上げです。
それと同じ道筋をたどるとすれば、上記仕訳のマイナスの
税金資産も「表示上」税金負債とネットすることになりますから、
再評価差額金 40 / 税金資産 40
税金資産 40 / 税金負債 40
として、税金負債が増えることになると思います。

「土地の価額は実際落ちているのに税金資産を計上していては
まずい」とありますが、土地の値段が落ちているから再評価に
よる税金資産があるわけですよね。
なぜ税金資産かあるか、それは税効果会計の基本ですけど、
その再評価の損失が売却等で実現したときに所得を減らし
税金を減らす、つまり未払税金の減少の効果を資産計上
しているわけです。
しかし、損失を相殺しても余りある所得があってはじめて
税金が減るわけですから、将来所得がでなければ税金を
減らす効果を享受できずに終わってしまいます。
その「将来減算一時差異」を解消できるだけの所得が
生じるかがどうかが「回収可能性の判断」です。

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2. Re: 連続投稿御免:土地再評価に係る繰延税金資産について

2006/01/25 22:34

積極参加

編集

本当にありがとうございます
丁寧な説明でかなり「スッキリ(どこかの番組ではありませんが<笑>」です。
今年度の決算ではこの仕訳が必要となるので忘れないようにします。
それと税金資産のコメント「土地の価額は実際落ちているのに税金資産を計上していてはまずい」は情けない限りです、いや恥ずかしい・・・将来減る税金分ですもんね。

まだまだ未熟な経理マンです、また教えてください。

本当にありがとうございます
丁寧な説明でかなり「スッキリ(どこかの番組ではありませんが<笑>」です。
今年度の決算ではこの仕訳が必要となるので忘れないようにします。
それと税金資産のコメント「土地の価額は実際落ちているのに税金資産を計上していてはまずい」は情けない限りです、いや恥ずかしい・・・将来減る税金分ですもんね。

まだまだ未熟な経理マンです、また教えてください。

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