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商品資材の仕訳方法

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商品資材の仕訳方法

2005/08/03 20:44

積極参加

回答数：18

はじめまして。
本当の初心者ですがどうぞ宜しくお願いします。

うちは食品の小売をしてる会社です。
通販もやっています。

商品を仕入れたら　商品/買掛　などと仕訳をしますよね？
それで売れたら　売掛/売上高　などとやりますよね？
そこで思ったのです。このままだと商品の残高がいつまでも
なくらないと・・・・

商品は資産であって、費用ではないので、減った時に必ず
資産の減少が起こらないといけませんよね。
しかしそれが上記の仕訳では起こらない・・・・
月締めとかで特別な仕訳をするんでしょうか？

それと資材についてです。
うちは通販もやってるので、ダンボールや化粧箱やもろもろが
あります。それを費用計上するなら　荷造包装料/買掛　などと
して、減り方を計上しないでいいのですが、それだと
実際に１年で必要な分がわからなかったりしますよね。

例えばダンボールなんて倉庫にいつも一杯あります。
それはまとめ注文が徳だからです。
なので、こういうのは資材という資産としてやらないといけないと
思うのです。

しかしこれまた商品と同じようにいつまでも資産が減っていかないという現象がおきます。

さらに仮に一部を資材にしたとしても、ビニール袋など在庫管理が
きわめて難しいものは結局費用計上することになり、全般的な
資材の年度別経費を出す時に少し面倒になりますよね・・・・
でもこれは我慢しないといけないのかな。

長文になってしまいましたがどうぞ宜しくお願いします。

はじめまして。
本当の初心者ですがどうぞ宜しくお願いします。

うちは食品の小売をしてる会社です。
通販もやっています。

商品を仕入れたら　商品/買掛　などと仕訳をしますよね？
それで売れたら　売掛/売上高　などとやりますよね？
そこで思ったのです。このままだと商品の残高がいつまでも
なくらないと・・・・

商品は資産であって、費用ではないので、減った時に必ず
資産の減少が起こらないといけませんよね。
しかしそれが上記の仕訳では起こらない・・・・
月締めとかで特別な仕訳をするんでしょうか？

それと資材についてです。
うちは通販もやってるので、ダンボールや化粧箱やもろもろが
あります。それを費用計上するなら　荷造包装料/買掛　などと
して、減り方を計上しないでいいのですが、それだと
実際に１年で必要な分がわからなかったりしますよね。

例えばダンボールなんて倉庫にいつも一杯あります。
それはまとめ注文が徳だからです。
なので、こういうのは資材という資産としてやらないといけないと
思うのです。

しかしこれまた商品と同じようにいつまでも資産が減っていかないという現象がおきます。

さらに仮に一部を資材にしたとしても、ビニール袋など在庫管理が
きわめて難しいものは結局費用計上することになり、全般的な
資材の年度別経費を出す時に少し面倒になりますよね・・・・
でもこれは我慢しないといけないのかな。

長文になってしまいましたがどうぞ宜しくお願いします。

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1. Re: 商品資材の仕訳方法

2005/08/04 00:09

積極参加

あれ・・・；
そんな簡単にはレスはいただけないのかな。

今日はもう寝ます。
明日又きますので宜しくお願いします。
どんなのでもいいですし、私と同じように現在は勉強中の方でもいいですので、どうぞレスの方をよろしくお願いいたしますm(__)m

おやすみなさい。

あれ・・・；
そんな簡単にはレスはいただけないのかな。

今日はもう寝ます。
明日又きますので宜しくお願いします。
どんなのでもいいですし、私と同じように現在は勉強中の方でもいいですので、どうぞレスの方をよろしくお願いいたしますm(__)m

おやすみなさい。

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2. Re: 商品資材の仕訳方法

2005/08/04 09:35

すごい常連さん

pooさん　おはようございます。
質問によっては、直ぐにレスがあたり、なかったりしますので、その辺りは、タイミングによると思います。

まず、商品についての仕分けすが、
仕入時の仕訳
①商品/仕入
②仕入/買掛
売上時の仕訳
①売上/商品
②売掛/売上
が掛けでの仕入れと掛けでの販売の仕訳になります。
仕入と売上は、ソフトを利用されていれば自動で計上されているはずです。
ですので、商品は販売の都度減額されています。

梱包資材については、通販用の副資材として商品として管理するか（毎月（毎年）の在庫確認が必要と思われます）商品の原価に算入させるか。
それか、貯蔵品勘定で資産勘定に計上し、使用の都度経費扱いにするかになると思います。
通販の業務でどちらが一般的なのかがわかりませんが、副資材の扱いの方が良いと思います。（個人的意見です）

参考まで。

pooさん　おはようございます。
質問によっては、直ぐにレスがあたり、なかったりしますので、その辺りは、タイミングによると思います。

まず、商品についての仕分けすが、
仕入時の仕訳
①商品/仕入
②仕入/買掛
売上時の仕訳
①売上/商品
②売掛/売上
が掛けでの仕入れと掛けでの販売の仕訳になります。
仕入と売上は、ソフトを利用されていれば自動で計上されているはずです。
ですので、商品は販売の都度減額されています。

梱包資材については、通販用の副資材として商品として管理するか（毎月（毎年）の在庫確認が必要と思われます）商品の原価に算入させるか。
それか、貯蔵品勘定で資産勘定に計上し、使用の都度経費扱いにするかになると思います。
通販の業務でどちらが一般的なのかがわかりませんが、副資材の扱いの方が良いと思います。（個人的意見です）

参考まで。

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3. Re: 商品資材の仕訳方法

2005/08/04 09:56

常連さん

pooさん、はじめまして。

まず販売目的の商品を仕入れた場合ですが、いきなり商品勘定という
資産科目を使うのではなく、仕入商品（会社によって科目の名称は違うと
思いますが）とかの費用科目を使用します。
そのうえで、月次でやるか半期でやるか決算でやるかは、会社さんの
裁量だと思いますが、棚卸しを行い残っている商品についてだけ
資産勘定の商品に振替えます。

若しくは、商品勘定で仕入を行っておいて、商品受払帳などを使い
販売した分だけ原価科目に振替えるといった処理が出来るとは思いますが
商品の数や種類が多い場合には、管理が大変になってしまうと思います。

この辺りは、会社さんの考え一つだと思いますよ。

段ボール等の梱包材等は費用性が高いので、購入した時点で費用に計上しておき
決算で実地棚卸しを行い、残っている分を貯蔵品等の資産科目に振替えるのが
無難な処理かと思われます。
期末近くに大量に購入した物は、消費しようがありませんので、その辺を
きちんと処理しておかないと、税金逃れの為に大量に購入したと判断されて
しまい、否認される場合がありますので、金額が張るものに関しては
棚卸しを行い、資産勘定に振替える処理をした方が良いですよ。

pooさん、はじめまして。

まず販売目的の商品を仕入れた場合ですが、いきなり商品勘定という
資産科目を使うのではなく、仕入商品（会社によって科目の名称は違うと
思いますが）とかの費用科目を使用します。
そのうえで、月次でやるか半期でやるか決算でやるかは、会社さんの
裁量だと思いますが、棚卸しを行い残っている商品についてだけ
資産勘定の商品に振替えます。

若しくは、商品勘定で仕入を行っておいて、商品受払帳などを使い
販売した分だけ原価科目に振替えるといった処理が出来るとは思いますが
商品の数や種類が多い場合には、管理が大変になってしまうと思います。

この辺りは、会社さんの考え一つだと思いますよ。

段ボール等の梱包材等は費用性が高いので、購入した時点で費用に計上しておき
決算で実地棚卸しを行い、残っている分を貯蔵品等の資産科目に振替えるのが
無難な処理かと思われます。
期末近くに大量に購入した物は、消費しようがありませんので、その辺を
きちんと処理しておかないと、税金逃れの為に大量に購入したと判断されて
しまい、否認される場合がありますので、金額が張るものに関しては
棚卸しを行い、資産勘定に振替える処理をした方が良いですよ。

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4. Re: 商品資材の仕訳方法

2005/08/04 10:04

積極参加

dio960さんおはようございます。

レス感謝です。

①商品/仕入
②仕入/買掛

↑の仕入れとはなんという科目でしょうか？
仕入高？費用ということですかね？でもそうなると
左がホームベースなので違うか。

私はてっきり現金で買い付けした場合は、
商品/現金
月締めなどの後払いは
商品/買掛
だと思ってました。
・・・あ、よく読むと両方掛けでの取引についての話なんですね。

>ですので、商品は販売の都度減額されています。
しかしこれはイマイチ理解できないのですが、商品の仕入値と売値は違うので、減額は自動にはできないと思うのです。

商品という資産を計上するときには仕入れ値で計上しますよね。
しかし売値というのは大体2倍くらいなので・・・・・

このあたり自動にはできないと思うのです。
自分で月末や週末などに売った商品の原価分を引かないといけないのでは？
でもそれもかなり難しいのですよね。手間というか。

どうすればいいのでしょうか・・・・

dio960さんおはようございます。

レス感謝です。

①商品/仕入
②仕入/買掛

↑の仕入れとはなんという科目でしょうか？
仕入高？費用ということですかね？でもそうなると
左がホームベースなので違うか。

私はてっきり現金で買い付けした場合は、
商品/現金
月締めなどの後払いは
商品/買掛
だと思ってました。
・・・あ、よく読むと両方掛けでの取引についての話なんですね。

>ですので、商品は販売の都度減額されています。
しかしこれはイマイチ理解できないのですが、商品の仕入値と売値は違うので、減額は自動にはできないと思うのです。

商品という資産を計上するときには仕入れ値で計上しますよね。
しかし売値というのは大体2倍くらいなので・・・・・

このあたり自動にはできないと思うのです。
自分で月末や週末などに売った商品の原価分を引かないといけないのでは？
でもそれもかなり難しいのですよね。手間というか。

どうすればいいのでしょうか・・・・

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5. Re: 商品資材の仕訳方法

2005/08/04 10:11

積極参加

gonさんありがとうございます。

棚卸の意味はわかりませんが、本に期末の棚卸についてとかいうページがあった気がします。

いきなり資産計上でなく、初めは費用で後から資産というやり方がいいんですね。

もの凄いヒントになりました。ありがとうございました。

gonさんありがとうございます。

棚卸の意味はわかりませんが、本に期末の棚卸についてとかいうページがあった気がします。

いきなり資産計上でなく、初めは費用で後から資産というやり方がいいんですね。

もの凄いヒントになりました。ありがとうございました。

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6. Re: 商品資材の仕訳方法

2005/08/04 11:07

すごい常連さん

pooさん　すいませんでした。
説明しているつもりが、こちらも混乱していました。
なぜ、仕入を入れたのか？結局消しているし。(^^;
gonさんの仰られる通り、貸借上の棚卸商品は月度（年度）での計上です。
仕入れも　商品仕入高（損益）/現金　ですね。
申し訳ございませんでした。
＞商品は販売の都度減額されています
理論上の話をしたつもりでしたが、売上高の内訳が商品と利益からなっているということです。それも分かりにくいですね…。
販売した商品と仕入れした商品がひもづいていれば、自動集計も可能かと思います。

pooさん　すいませんでした。
説明しているつもりが、こちらも混乱していました。
なぜ、仕入を入れたのか？結局消しているし。(^^;
gonさんの仰られる通り、貸借上の棚卸商品は月度（年度）での計上です。
仕入れも　商品仕入高（損益）/現金　ですね。
申し訳ございませんでした。
＞商品は販売の都度減額されています
理論上の話をしたつもりでしたが、売上高の内訳が商品と利益からなっているということです。それも分かりにくいですね…。
販売した商品と仕入れした商品がひもづいていれば、自動集計も可能かと思います。

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7. Re: 商品資材の仕訳方法

2005/08/04 11:11

積極参加

「棚卸」
決算などの際に、商品・製品・原材料などの在庫を調査して数量を確かめること。資産評価を含めていう場合もある。「年度末に―する」《季新年》「物陰に笑ふ鼠や―／一茶」

こんな風に書いてありました。
なんか言葉から受けるイメージとはまるで違いますね。

「卸」
問屋が商品を小売店に売り渡すこと。「―の値段」

まるで違う意味なので戸惑います。

「棚卸」
決算などの際に、商品・製品・原材料などの在庫を調査して数量を確かめること。資産評価を含めていう場合もある。「年度末に―する」《季新年》「物陰に笑ふ鼠や―／一茶」

こんな風に書いてありました。
なんか言葉から受けるイメージとはまるで違いますね。

「卸」
問屋が商品を小売店に売り渡すこと。「―の値段」

まるで違う意味なので戸惑います。

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8. Re: 商品資材の仕訳方法

2005/08/04 11:37

常連さん

pooさん、こんにちは。

棚卸しについては、未経験ですか？

棚卸しとは、まさに

>決算などの際に、商品・製品・原材料などの在庫を調査して数量を確かめること。資産評価を含めていう場合もある。

この事です。

商品や製品、材料といったものは、原価になるものですから、期中では
基本的にP/Lで管理される部分です。
ですが、期末に至っては売れてないものや未使用の材料といった物は
原価ではないですよね。
ですので、それらの在庫調査をして、実際にある物を資産に振替えるといった
作業をするのです。
そうすれば原価ではないけれど、会社の資産として扱える訳ですね。

これをどの期間の頻度でやるかは、会社さんそれぞれで違いますので
期末に１回だけという会社もあれば、毎月という会社もあります。
それぞれ一長一短がありますので、商品等の規模や種類にもよって
やり方は変わってくると思います。

棚卸しと言っても、帳面上の数値だけでやる事もあれば、実際に商品等を
保管してる場所で数える、実地棚卸しという方法もあります。
この場合には、商品や材料の劣化など価値が落ちていないかと言った
評価をも含めて棚卸しをする事もあります。

pooさん、こんにちは。

棚卸しについては、未経験ですか？

棚卸しとは、まさに

>決算などの際に、商品・製品・原材料などの在庫を調査して数量を確かめること。資産評価を含めていう場合もある。

この事です。

商品や製品、材料といったものは、原価になるものですから、期中では
基本的にP/Lで管理される部分です。
ですが、期末に至っては売れてないものや未使用の材料といった物は
原価ではないですよね。
ですので、それらの在庫調査をして、実際にある物を資産に振替えるといった
作業をするのです。
そうすれば原価ではないけれど、会社の資産として扱える訳ですね。

これをどの期間の頻度でやるかは、会社さんそれぞれで違いますので
期末に１回だけという会社もあれば、毎月という会社もあります。
それぞれ一長一短がありますので、商品等の規模や種類にもよって
やり方は変わってくると思います。

棚卸しと言っても、帳面上の数値だけでやる事もあれば、実際に商品等を
保管してる場所で数える、実地棚卸しという方法もあります。
この場合には、商品や材料の劣化など価値が落ちていないかと言った
評価をも含めて棚卸しをする事もあります。

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9. Re: 商品資材の仕訳方法

2005/08/04 22:14

さらにすごい常連さん

今更ながら、話を始めに戻しますネ。

仕入時には「仕入」を使わずに
直接に商品勘定へ計上している、ということですね。
（gonさんは否定していらっしゃいますが、
　いきなり商品勘定へ計上させる方法も、あります。
　いわゆる二分法や売上原価対立法というのが、それです。
　どちらがいい、というのではなく、
　会社でやりやすいものを選択してＯＫです。）

すると、売上時の仕訳は、
　　売上原価／商品（これで売上原価が生じる）
　　売掛／売上高
ですね。

売上のときに実物の商品が減るので、
帳簿上（仕訳上）でも「商品」を減らしてやることになります。
このときの相手科目が、「売上原価」です。

もちろんこれは基本的なパターンであって、
「売上原価」の代わりに「仕入」を使っても構いませんし、
売上の度に売上原価／商品の仕訳を切るのではなく
決算時（月次決算をやっているのなら月次決算時）に
これをまとめて仕分ける方法でも構いません。

さらには、gonさんお書きのように、
商品仕入段階で「商品」ではなく「仕入」を使う手もあります。

今更ながら、話を始めに戻しますネ。

仕入時には「仕入」を使わずに
直接に商品勘定へ計上している、ということですね。
（gonさんは否定していらっしゃいますが、
　いきなり商品勘定へ計上させる方法も、あります。
　いわゆる二分法や売上原価対立法というのが、それです。
　どちらがいい、というのではなく、
　会社でやりやすいものを選択してＯＫです。）

すると、売上時の仕訳は、
　　売上原価／商品（これで売上原価が生じる）
　　売掛／売上高
ですね。

売上のときに実物の商品が減るので、
帳簿上（仕訳上）でも「商品」を減らしてやることになります。
このときの相手科目が、「売上原価」です。

もちろんこれは基本的なパターンであって、
「売上原価」の代わりに「仕入」を使っても構いませんし、
売上の度に売上原価／商品の仕訳を切るのではなく
決算時（月次決算をやっているのなら月次決算時）に
これをまとめて仕分ける方法でも構いません。

さらには、gonさんお書きのように、
商品仕入段階で「商品」ではなく「仕入」を使う手もあります。

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10. Re: 商品資材の仕訳方法

2005/08/04 22:15

さらにすごい常連さん

また、いわゆる棚卸資産（商品以外）については、
少額であればご認識のとおりいきなり費用計上させることができます。
他方、これもお書きのとおりでモノによっては資産管理の必要があります。

これに対応するための一般的な手法としては、次の３タイプです。
・原則としてすべての棚卸資産を資産計上し、管理把握する
・少額の資産や重要でない資産は管理せず資産計上もしない
・少額の資産や重要でない資産もある程度管理するが資産計上しない
前２つは資産管理と仕訳とを連動させるタイプ、
最後のひとつは資産管理と仕訳とを切り離すタイプですね。

連動させると決算書と資産管理台帳との連携が簡単になる一方で、
毎日棚卸をするなどの、こまめな棚卸が難しくなります。
（いちいち仕訳を切らなければならないので。）

扱う数量や種類が多くなればなるほどに、
切り離してしまうか、
こまめな棚卸ではなく毎月末日に棚卸する等ある程度期間を開けてしまうか、
そのいずれかとなります。

「いつまでも残る」問題については商品と同様でして、
出庫（払い出し）の度に
資産勘定から費用勘定（売上原価勘定または販売管理費勘定）へ振り替える
ことにより、「いつまでも残る」ことが無くなります。

決算時などにまとめて仕訳をしても良い点も、商品と同様です。
ビニール袋等については、これで対処できます。
（もちろん、ビニール袋等についても、
　商品出庫ごとに管理把握してもいいですし、
　日ごとに管理把握してもいいと思います。
　そのあたりは、いろいろな棚卸資産の管理手法がありますから、
　お調べになってはいかがでしょうか。）

資産計上する場合の仕訳パターンとしては、dio960さんお書きの、
副資材扱いとするか貯蔵品扱いとするか、
モノによってそれぞれ判断なさるのが良いでしょう。

また、いわゆる棚卸資産（商品以外）については、
少額であればご認識のとおりいきなり費用計上させることができます。
他方、これもお書きのとおりでモノによっては資産管理の必要があります。

これに対応するための一般的な手法としては、次の３タイプです。
・原則としてすべての棚卸資産を資産計上し、管理把握する
・少額の資産や重要でない資産は管理せず資産計上もしない
・少額の資産や重要でない資産もある程度管理するが資産計上しない
前２つは資産管理と仕訳とを連動させるタイプ、
最後のひとつは資産管理と仕訳とを切り離すタイプですね。

連動させると決算書と資産管理台帳との連携が簡単になる一方で、
毎日棚卸をするなどの、こまめな棚卸が難しくなります。
（いちいち仕訳を切らなければならないので。）

扱う数量や種類が多くなればなるほどに、
切り離してしまうか、
こまめな棚卸ではなく毎月末日に棚卸する等ある程度期間を開けてしまうか、
そのいずれかとなります。

「いつまでも残る」問題については商品と同様でして、
出庫（払い出し）の度に
資産勘定から費用勘定（売上原価勘定または販売管理費勘定）へ振り替える
ことにより、「いつまでも残る」ことが無くなります。

決算時などにまとめて仕訳をしても良い点も、商品と同様です。
ビニール袋等については、これで対処できます。
（もちろん、ビニール袋等についても、
　商品出庫ごとに管理把握してもいいですし、
　日ごとに管理把握してもいいと思います。
　そのあたりは、いろいろな棚卸資産の管理手法がありますから、
　お調べになってはいかがでしょうか。）

資産計上する場合の仕訳パターンとしては、dio960さんお書きの、
副資材扱いとするか貯蔵品扱いとするか、
モノによってそれぞれ判断なさるのが良いでしょう。

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11. Re: 商品資材の仕訳方法

2005/08/04 22:15

さらにすごい常連さん

最後に、棚卸と卸についてちょっとだけ記しますと、
棚卸は、棚に並んである在庫を床におろして数量チェックをする、
という意味から、「床におろして」が抜けたものとお考えください。

卸は、商品の流れをうえした（上下）の関係に喩えて、
仕入・製造側を上方に、購入側を下方に当てはめることが良くありまして、
ここから、商品を販売する＝商品を上から下へおろす、
という発想に繋がったものだとお考えください。

共通しているのは、
物理的な位置関係のイメージで「上から下へおろす」ことが
語源となっている点であり、
違っているのは、おろす場所が、
棚卸は床（現実の世界でおろしている）、
卸は購入側（イメージの世界でおろしている）
となる点ですね。

最後に、棚卸と卸についてちょっとだけ記しますと、
棚卸は、棚に並んである在庫を床におろして数量チェックをする、
という意味から、「床におろして」が抜けたものとお考えください。

卸は、商品の流れをうえした（上下）の関係に喩えて、
仕入・製造側を上方に、購入側を下方に当てはめることが良くありまして、
ここから、商品を販売する＝商品を上から下へおろす、
という発想に繋がったものだとお考えください。

共通しているのは、
物理的な位置関係のイメージで「上から下へおろす」ことが
語源となっている点であり、
違っているのは、おろす場所が、
棚卸は床（現実の世界でおろしている）、
卸は購入側（イメージの世界でおろしている）
となる点ですね。

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12. Re: 商品資材の仕訳方法

2005/08/04 22:17

さらにすごい常連さん

それと蛇足ながら、dio960さんへ、ひとつ情報提供です。

マル１、マル２などの丸囲み文字は文字化けの原因となりますので、
Web上での使用を控えるのがネチケットだそうですヨ。
（特に、Win←→Macはどうも化けてしまうらしいのです。）

それと蛇足ながら、dio960さんへ、ひとつ情報提供です。

マル１、マル２などの丸囲み文字は文字化けの原因となりますので、
Web上での使用を控えるのがネチケットだそうですヨ。
（特に、Win←→Macはどうも化けてしまうらしいのです。）

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13. Re: 商品資材の仕訳方法

2005/08/05 08:44

すごい常連さん

o_kさん　おはようございます。
気をつけないとダメですね。
ネチケットもう一度、確認しておきます (^○^)/

o_kさん　おはようございます。
気をつけないとダメですね。
ネチケットもう一度、確認しておきます (^○^)/

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14. Re: 商品資材の仕訳方法

2005/08/06 11:59

積極参加

レスありがとうございます。

＞売上のときに実物の商品が減るので、
＞帳簿上（仕訳上）でも「商品」を減らしてやることになります。
＞このときの相手科目が、「売上原価」です。

そういうことですね。扱ってる商品の仕入れ値がその都度変動するような場合には管理が難しそうですね。

「おーい田中君。今売れたのは原価いくらで仕入れた商品だ？」

みたいな＾＾；

でも勉強になりますです。

レスありがとうございます。

＞売上のときに実物の商品が減るので、
＞帳簿上（仕訳上）でも「商品」を減らしてやることになります。
＞このときの相手科目が、「売上原価」です。

そういうことですね。扱ってる商品の仕入れ値がその都度変動するような場合には管理が難しそうですね。

「おーい田中君。今売れたのは原価いくらで仕入れた商品だ？」

みたいな＾＾；

でも勉強になりますです。

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15. Re: 商品資材の仕訳方法

2005/08/06 12:07

積極参加

素朴な疑問なのですが、期末などに棚卸をして資産となった資材・商品を出庫した場合ってどうなるんでしょうか。

ある程度の単位でやるとします。
とりあえず資材・商品という資産が減りますよね？
それで相手方はなんになるのでしょうか？

例えば前期末100個のパソコンがあって、それを資産にします。
それで今期に100個のパソコンを誰かに売ったら

？？？
現金が増える。資産が減る。収益が上がる。三つ・・・orz

現金/商品
？/売上高

やはり先に逆棚卸処理をしないと難しいですよね。
でもどうやるんだろ。

逆棚卸をした場合には
資産が減る。現金に変動ナシ。収益にも変動ナシ。

資産以外に変動が見当たりません。費用計上するべきではないですよね？買ったのは前期ですから。

あ！？わかりました。期末の棚卸の時に
商品/費用
をやっておいて、
逆棚卸ではそのまま逆をやるわけですね？
費用/商品
これでいいんですかね？

素朴な疑問なのですが、期末などに棚卸をして資産となった資材・商品を出庫した場合ってどうなるんでしょうか。

ある程度の単位でやるとします。
とりあえず資材・商品という資産が減りますよね？
それで相手方はなんになるのでしょうか？

例えば前期末100個のパソコンがあって、それを資産にします。
それで今期に100個のパソコンを誰かに売ったら

？？？
現金が増える。資産が減る。収益が上がる。三つ・・・orz

現金/商品
？/売上高

やはり先に逆棚卸処理をしないと難しいですよね。
でもどうやるんだろ。

逆棚卸をした場合には
資産が減る。現金に変動ナシ。収益にも変動ナシ。

資産以外に変動が見当たりません。費用計上するべきではないですよね？買ったのは前期ですから。

あ！？わかりました。期末の棚卸の時に
商品/費用
をやっておいて、
逆棚卸ではそのまま逆をやるわけですね？
費用/商品
これでいいんですかね？

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16. Re: 商品資材の仕訳方法

2005/08/07 03:34

さらにすごい常連さん

うーん、ご投稿の文面を拝見して、
掲示板という、タイムラグがあり、文字だけのやり取りとなり、
書き込む量にも個人的な限界と常識の範囲という限界とがある場所では、
pooさんのすべての疑問を解消するにはちょっと難しいように思いました。

そこで、要点だけを並べて、お勧めする「引継ぎ」を挙げたいと思います。

まず、前期末100個のパソコンを今期に誰かへ売った場合には、
現金が増える・資産が減る・収益が上がる・売上原価が発生する、の四つですね。

それから、売上発生時における「商品」勘定の取り扱いについては、
pooさんが始めの投稿時にお書きになっていた
商品仕入時にいきなり「商品」勘定へ計上する方法（二分法ないし売上原価対立法）
のほか、いくつかのパターンがありまして、
もっとも一般的な方法は、gonさんの挙げていらっしゃる方法で、
商品仕入時には「仕入」計上して期末時に棚卸により「商品」へ振り替えるやり方
（三分法）です。

この三分法の場合には、
期末時に「商品／期末商品棚卸高（売上原価の一項目）」を計上し、
翌期首時に「期首商品棚卸高（売上原価の一項目）／商品」を計上します。
なお、期首におこなう仕訳を“逆棚卸”と呼ぶのは、
ちょっと目にしたことがありません。

さて、こういった話は、簡単な簿記の本には、たいてい書いてあります。
実践的な本なら、三分法だけに絞って、いつの時点でどのような仕訳をするのかを
紹介しているものもあったように思います。
そういった書籍を参考にしてみると、だんだんと繋がりが見えてくるハズです。
あるいは、簿記３級あたりを目指してみる、というのもひとつの手です。

pooさんは次から次へと疑問が沸いている様子でいらっしゃいますが、
私なんかから見ても、その疑問が簿記のポイントを突いていると感じられるので、
pooさんには簿記の仕組みを理解する頭が備わっているように思います。
ここらでひとつ、何か本を当たってみてはいかがでしょうか。

うーん、ご投稿の文面を拝見して、
掲示板という、タイムラグがあり、文字だけのやり取りとなり、
書き込む量にも個人的な限界と常識の範囲という限界とがある場所では、
pooさんのすべての疑問を解消するにはちょっと難しいように思いました。

そこで、要点だけを並べて、お勧めする「引継ぎ」を挙げたいと思います。

まず、前期末100個のパソコンを今期に誰かへ売った場合には、
現金が増える・資産が減る・収益が上がる・売上原価が発生する、の四つですね。

それから、売上発生時における「商品」勘定の取り扱いについては、
pooさんが始めの投稿時にお書きになっていた
商品仕入時にいきなり「商品」勘定へ計上する方法（二分法ないし売上原価対立法）
のほか、いくつかのパターンがありまして、
もっとも一般的な方法は、gonさんの挙げていらっしゃる方法で、
商品仕入時には「仕入」計上して期末時に棚卸により「商品」へ振り替えるやり方
（三分法）です。

この三分法の場合には、
期末時に「商品／期末商品棚卸高（売上原価の一項目）」を計上し、
翌期首時に「期首商品棚卸高（売上原価の一項目）／商品」を計上します。
なお、期首におこなう仕訳を“逆棚卸”と呼ぶのは、
ちょっと目にしたことがありません。

さて、こういった話は、簡単な簿記の本には、たいてい書いてあります。
実践的な本なら、三分法だけに絞って、いつの時点でどのような仕訳をするのかを
紹介しているものもあったように思います。
そういった書籍を参考にしてみると、だんだんと繋がりが見えてくるハズです。
あるいは、簿記３級あたりを目指してみる、というのもひとつの手です。

pooさんは次から次へと疑問が沸いている様子でいらっしゃいますが、
私なんかから見ても、その疑問が簿記のポイントを突いていると感じられるので、
pooさんには簿記の仕組みを理解する頭が備わっているように思います。
ここらでひとつ、何か本を当たってみてはいかがでしょうか。

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17. スレッド完

2005/08/13 10:53

積極参加

忙しくてずっとこれませんでした。
レスありがとうございます。

o_kさんのおっしゃるとおり、自習が足りませんでした。
反省しておりますm(__)m

初心者用の場所だとお聞きしていたもので、甘えすぎてました。
古本屋で少し買ってきたので、読んでみます。

みなさんのおかげである程度は理解できたので、最後の詰めの部分だけですが頑張ります。

私はお盆も休みがなくてしんどいですが、みなさんもお体にお気をつけてm(__)m

それではこれでこのスレッドを終了したいと思います。
ありがとうございました。

忙しくてずっとこれませんでした。
レスありがとうございます。

o_kさんのおっしゃるとおり、自習が足りませんでした。
反省しておりますm(__)m

初心者用の場所だとお聞きしていたもので、甘えすぎてました。
古本屋で少し買ってきたので、読んでみます。

みなさんのおかげである程度は理解できたので、最後の詰めの部分だけですが頑張ります。

私はお盆も休みがなくてしんどいですが、みなさんもお体にお気をつけてm(__)m

それではこれでこのスレッドを終了したいと思います。
ありがとうございました。

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18. Re: スレッド完

2005/08/13 22:44

さらにすごい常連さん

ええと、ちょっとだけ気になったので、pooさんの意に反して
でしゃばることをお許しください。

> 初心者用の場所だとお聞きしていた
そのご認識が、ピタリ正しいと思いますよ～。

だから、pooさんも私も皆さんも、
やり取りをしつつ一歩ずつ前進していく、それこそが、
この掲示板を管理していただいているスタッフの皆さんの意向にも
かなうと思うんです。

ただ、今回の件についてはちょっと特別でして、
一歩ずつ前進していくと、ものすごいボリュームになってしまう
重要論点なんです。
何しろ、それだけで本を１冊書けるくらいですから。

そのため、本などはいかがでしょう、としてみたんです。

あ、いや、ホンネとしては、
私もそう毎日見たり書き込んだりできるわけでもないので、
pooさんを何度もお待たせするのも申し訳ないなぁ、
というのもありまして・・・。　m(__)m

ええと、ちょっとだけ気になったので、pooさんの意に反して
でしゃばることをお許しください。

> 初心者用の場所だとお聞きしていた
そのご認識が、ピタリ正しいと思いますよ～。

だから、pooさんも私も皆さんも、
やり取りをしつつ一歩ずつ前進していく、それこそが、
この掲示板を管理していただいているスタッフの皆さんの意向にも
かなうと思うんです。

ただ、今回の件についてはちょっと特別でして、
一歩ずつ前進していくと、ものすごいボリュームになってしまう
重要論点なんです。
何しろ、それだけで本を１冊書けるくらいですから。

そのため、本などはいかがでしょう、としてみたんです。

あ、いや、ホンネとしては、
私もそう毎日見たり書き込んだりできるわけでもないので、
pooさんを何度もお待たせするのも申し訳ないなぁ、
というのもありまして・・・。　m(__)m

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