経理、労務、総務のことでわからないこと、利用者同士で助け合いを目的とした掲示板です。ルールを守ってご利用くださいませ。
1. Re: 資金繰りについて
2005/06/09 16:00
marinさんこんにちは☆
経理をする者にとっては悩みの種ですよね(>_<)
弊社では毎月月初に前月分の出納簿を締め切った後、その内訳を分別して、大まかな項目で実績表を作っています。その後、その表を基に次半期の資金計画の概要を立てる、という半期ごとのサイクルです。
大まかな項目として…
収入は、手形の回収・満期(割引)・売上代金・受取利息・借入など。
支出は、仕入・人件費・設備投資・税金・支払利息・返済など。
まずは、必ず支払わなければならない重要な金額を見極めて、そこから逆算して組み立てをされれば、いくら借り入れすれば良いのか、見えてくると思いますヨ(^−^)
果たして良い回答かどうか…ご参考まで★
marinさんこんにちは☆
経理をする者にとっては悩みの種ですよね(>_<)
弊社では毎月月初に前月分の出納簿を締め切った後、その内訳を分別して、大まかな項目で実績表を作っています。その後、その表を基に次半期の資金計画の概要を立てる、という半期ごとのサイクルです。
大まかな項目として…
収入は、手形の回収・満期(割引)・売上代金・受取利息・借入など。
支出は、仕入・人件費・設備投資・税金・支払利息・返済など。
まずは、必ず支払わなければならない重要な金額を見極めて、そこから逆算して組み立てをされれば、いくら借り入れすれば良いのか、見えてくると思いますヨ(^−^)
果たして良い回答かどうか…ご参考まで★
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3. Re: 資金繰りについて
2005/06/10 10:42
当社の資金繰り管理は
これから先の支出(借入返済・買掛金・未払金など)
今月の入金予定(売掛金・手数料・家賃など)
を日別にもしくは5・10日毎に集計しておいて現状の預金残と照らし合わせて手当てしております。
marinさんの場合は主にキャッシュフローを作成する事で問題点・改善点が見えてくるのではないかと思います。
当社の資金繰り管理は
これから先の支出(借入返済・買掛金・未払金など)
今月の入金予定(売掛金・手数料・家賃など)
を日別にもしくは5・10日毎に集計しておいて現状の預金残と照らし合わせて手当てしております。
marinさんの場合は主にキャッシュフローを作成する事で問題点・改善点が見えてくるのではないかと思います。
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5. Re: 資金繰りについて
2005/06/15 08:14
こんにちは。
資金繰りを行うには各社それぞれのやり方があると思いますが、
少なくとも以後半年間の資金繰り表と、それとは別に当月1ヵ月分のカレンダー式の収支表が必要でしょうね。
半年間のものは短期の先行きの大まかな状況を把握する為に必要です。
しかしこれはあくまでも1ヵ月ごとの月末時点における収支の表現でしかありません。
従ってそれからは具体的な1ヵ月の「どの時点で」資金が不足するのか余るのかは判りません。
いわゆる「月中(げっちゅう)ショートの把握」ができないのです。
その意味から、具体的な「当月分」のカレンダー式収支表が重要になります。
それから、借入が増大して御心配のようですが、設立5年ということであれば成長途上段階でもあり、
まだまだ色々な資金が必要な時期である と言えなくもありませんが・・・・。
業種・規模・投下資本額・設備投資など要因は様々でしょうけど、
資金繰りで一番重要なのは得意先からの入金と仕入先への支払の「時間差」の問題です。手形取引があればその期日までの期間(俗にサイト)の差が重要になります。
理想的には入金になったお金で 支払ができれば、資金は不足しませんよね。
ところが、入金よりも先に支払っていては「いつもお金が足りない」状況となります(=サイト負け)。
そしてこの状況のまま売上高が大きくなればなるほど資金繰りは厳しくなります。
ん? 売上高が大きくなれば利益も増えて資金繰りも良くなるだろう と思いませんか?
・・・ところがそうじゃないんです。
発生主義で表現された結果の損益と、実際のお金の動きには違いがあり、「勘定合って、銭足りず」の状況が生まれます。
なぜかと言うと売上が大きくなれば(利益率が大幅に変わらない限り)仕入高も大きくなります。
そしてその大きくなった仕入高分を「常に先払い」しなければならない状況となります。
それに加えて在庫が増大すると当然資金繰りはきつくなります。
売上も入金もないけど、仕入の支払のみが発生する状況ですからお金は出てゆく一方です。
つまり「資金の構図」が悪いまま規模が大きくなると資金繰りはかえってきつくなり、
借入が増大し、返済するためにまた借り入れる・・・という繰り返しになります=借金体質。
そうすると借入金残高は増大する一方で、当然ながら支払利息も増大し利益をも圧迫する結果となり、財務のみならず損益まで影響を及ぼします。
ご自分の会社の年間返済額は常に頭に入っているでしょうか?
借入残高を減らす唯一の方法は、年間の返済額以上に新規借入をしないことです。
その為にどうしたら良いのかを考え、実行するのが経理・財務担当の努めだと私は思っています。
そして一番大切なことは、それを経営者だけでなく社内の皆さんに理解して頂く為に
どのような説明をするのか・・・ということだと思います。
会社の全員がその方向に向かって具体的な行動に移った時、資金繰りは初めて変わります。
変えなければ 変わらないのです。<資金繰りの大原則=入金は早く、支払いは遅く です>
長くなり申し訳ございません。
繰り返しますが、資金繰りにとって重要なのは まずは入金と支払の時間差(サイト差)、
そして在庫高の推移をみて適正かどうかです(別な表現をすれば経常運転資金という考え方です)。
これが改善されれば資金繰りは確実に良い循環となります。
そのためには過去と現状の分析を行う必要がありますが、是非ご検討なさってみて下さい。
こんにちは。
資金繰りを行うには各社それぞれのやり方があると思いますが、
少なくとも以後半年間の資金繰り表と、それとは別に当月1ヵ月分のカレンダー式の収支表が必要でしょうね。
半年間のものは短期の先行きの大まかな状況を把握する為に必要です。
しかしこれはあくまでも1ヵ月ごとの月末時点における収支の表現でしかありません。
従ってそれからは具体的な1ヵ月の「どの時点で」資金が不足するのか余るのかは判りません。
いわゆる「月中(げっちゅう)ショートの把握」ができないのです。
その意味から、具体的な「当月分」のカレンダー式収支表が重要になります。
それから、借入が増大して御心配のようですが、設立5年ということであれば成長途上段階でもあり、
まだまだ色々な資金が必要な時期である と言えなくもありませんが・・・・。
業種・規模・投下資本額・設備投資など要因は様々でしょうけど、
資金繰りで一番重要なのは得意先からの入金と仕入先への支払の「時間差」の問題です。手形取引があればその期日までの期間(俗にサイト)の差が重要になります。
理想的には入金になったお金で 支払ができれば、資金は不足しませんよね。
ところが、入金よりも先に支払っていては「いつもお金が足りない」状況となります(=サイト負け)。
そしてこの状況のまま売上高が大きくなればなるほど資金繰りは厳しくなります。
ん? 売上高が大きくなれば利益も増えて資金繰りも良くなるだろう と思いませんか?
・・・ところがそうじゃないんです。
発生主義で表現された結果の損益と、実際のお金の動きには違いがあり、「勘定合って、銭足りず」の状況が生まれます。
なぜかと言うと売上が大きくなれば(利益率が大幅に変わらない限り)仕入高も大きくなります。
そしてその大きくなった仕入高分を「常に先払い」しなければならない状況となります。
それに加えて在庫が増大すると当然資金繰りはきつくなります。
売上も入金もないけど、仕入の支払のみが発生する状況ですからお金は出てゆく一方です。
つまり「資金の構図」が悪いまま規模が大きくなると資金繰りはかえってきつくなり、
借入が増大し、返済するためにまた借り入れる・・・という繰り返しになります=借金体質。
そうすると借入金残高は増大する一方で、当然ながら支払利息も増大し利益をも圧迫する結果となり、財務のみならず損益まで影響を及ぼします。
ご自分の会社の年間返済額は常に頭に入っているでしょうか?
借入残高を減らす唯一の方法は、年間の返済額以上に新規借入をしないことです。
その為にどうしたら良いのかを考え、実行するのが経理・財務担当の努めだと私は思っています。
そして一番大切なことは、それを経営者だけでなく社内の皆さんに理解して頂く為に
どのような説明をするのか・・・ということだと思います。
会社の全員がその方向に向かって具体的な行動に移った時、資金繰りは初めて変わります。
変えなければ 変わらないのです。<資金繰りの大原則=入金は早く、支払いは遅く です>
長くなり申し訳ございません。
繰り返しますが、資金繰りにとって重要なのは まずは入金と支払の時間差(サイト差)、
そして在庫高の推移をみて適正かどうかです(別な表現をすれば経常運転資金という考え方です)。
これが改善されれば資金繰りは確実に良い循環となります。
そのためには過去と現状の分析を行う必要がありますが、是非ご検討なさってみて下さい。
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6. Re: 資金繰りについて
2005/06/15 13:15
ranさん ありがとうございます。
おっしゃるとおり 借入金の返済をしたかと思えば
また支払で借入する といった自転車操業なんです
というのも うちの事業がレンタル業で
仕入してからの回収が月々稼動分ずつ売上のためなのです。
少ない売上と 新規仕入のため
毎日ヒヤヒヤものですが
ranさんのご意見を参考に収支表を管理したいと思います。
ranさん ありがとうございます。
おっしゃるとおり 借入金の返済をしたかと思えば
また支払で借入する といった自転車操業なんです
というのも うちの事業がレンタル業で
仕入してからの回収が月々稼動分ずつ売上のためなのです。
少ない売上と 新規仕入のため
毎日ヒヤヒヤものですが
ranさんのご意見を参考に収支表を管理したいと思います。
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7. Re: 資金繰りについて
2005/06/17 08:27
こんにちは。
なるほど。
となると売上の入金を早めることは難しいようですので、考えられることとしては
<1>仕入の支払サイトを極力延ばすか、
<2>借入はできるだけ長期借入とするか、
<3>借入ではなく増資を検討するか、 などですね。
長期借入の場合には短期借入以上に銀行側での企業評価が求められますが、
お書きになられている資金スタンスですと支払と入金との時間差が常にあり、そしてそれが長いのが特徴のようですから、
短期借入では追いつかないと思います。
事業展開を広げるために新規物件を購入する訳でしょうけど、
その投下資金の全額を回収するまでに何年を要するか検討されてますか?
資金回収期間が長い場合には、それに見合った期間の借入が必要です。
それよりも短い期間での借入では「借りては返す」の繰り返しにならざるを得ません。
投下資金の回収期間と借入期間の整合性を是非一度ご検討なされてみて下さい。
こんにちは。
なるほど。
となると売上の入金を早めることは難しいようですので、考えられることとしては
<1>仕入の支払サイトを極力延ばすか、
<2>借入はできるだけ長期借入とするか、
<3>借入ではなく増資を検討するか、 などですね。
長期借入の場合には短期借入以上に銀行側での企業評価が求められますが、
お書きになられている資金スタンスですと支払と入金との時間差が常にあり、そしてそれが長いのが特徴のようですから、
短期借入では追いつかないと思います。
事業展開を広げるために新規物件を購入する訳でしょうけど、
その投下資金の全額を回収するまでに何年を要するか検討されてますか?
資金回収期間が長い場合には、それに見合った期間の借入が必要です。
それよりも短い期間での借入では「借りては返す」の繰り返しにならざるを得ません。
投下資金の回収期間と借入期間の整合性を是非一度ご検討なされてみて下さい。
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8. Re: 資金繰りについて
2005/06/17 11:40
ranさん こんにちわ
そうなんです おっしゃるとおり
回収期間は 物件の耐用年数(ほぼ7年)+
借入期間は 一応短期借入なのです。
仕入先の大半が、親会社のため 支払は多少のばすことは
できるので資金表を見ながらやっているのです。
借入金も親会社からの短期借入です。
が、限度額がありまして MAXが近づいてきたこともあり
毎月の利益分から 一部返済にまわしています。
ので 手元に現金が残らないので 日々引き落としの
チェックとかが心配でなりません。
ranさん こんにちわ
そうなんです おっしゃるとおり
回収期間は 物件の耐用年数(ほぼ7年)+
借入期間は 一応短期借入なのです。
仕入先の大半が、親会社のため 支払は多少のばすことは
できるので資金表を見ながらやっているのです。
借入金も親会社からの短期借入です。
が、限度額がありまして MAXが近づいてきたこともあり
毎月の利益分から 一部返済にまわしています。
ので 手元に現金が残らないので 日々引き落としの
チェックとかが心配でなりません。
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9. Re: 資金繰りについて
2005/06/17 13:00
こんにちは。
なかなか難しい状況ですねぇ・・・。
親会社が付いているんですね。
>回収期間は 物件の耐用年数(ほぼ7年)+
ということは、社歴が現在5年でしたでしょうから、一番苦しい時期かもしれませんね。
7年目以降から資金繰りが楽になるかどうかは、次なる物件の購入資金との兼ね合いもやはり問題となるところですね。
私見ですが、御社を設立する際に損益面など当然検討されたと思いますが、
資金面での検討が充分ではなかったのではないでしょうか。
どれだけ儲けるかの計算と、どれだけのお金が必要かの計算は別物ですから。
その意味からすると(今更ながら)初期の資本金が充分だったのかという点もあります(余程の高利益体質でない限り)。
もしも御社が外部(金融機関など)から資金調達することを親会社から禁じられているようであれば、
最終的には親会社に対して、増資あるいは借入金を短期から長期に検討してもらうしかないんじゃないでしょうか。それと借入枠の増額を。
やはりここはひとつ、御社のボスを含めて、何らかの抜本的な打開策を講じる必要があると思います。・・・・変えなければ変わりませんから。
こんにちは。
なかなか難しい状況ですねぇ・・・。
親会社が付いているんですね。
>回収期間は 物件の耐用年数(ほぼ7年)+
ということは、社歴が現在5年でしたでしょうから、一番苦しい時期かもしれませんね。
7年目以降から資金繰りが楽になるかどうかは、次なる物件の購入資金との兼ね合いもやはり問題となるところですね。
私見ですが、御社を設立する際に損益面など当然検討されたと思いますが、
資金面での検討が充分ではなかったのではないでしょうか。
どれだけ儲けるかの計算と、どれだけのお金が必要かの計算は別物ですから。
その意味からすると(今更ながら)初期の資本金が充分だったのかという点もあります(余程の高利益体質でない限り)。
もしも御社が外部(金融機関など)から資金調達することを親会社から禁じられているようであれば、
最終的には親会社に対して、増資あるいは借入金を短期から長期に検討してもらうしかないんじゃないでしょうか。それと借入枠の増額を。
やはりここはひとつ、御社のボスを含めて、何らかの抜本的な打開策を講じる必要があると思います。・・・・変えなければ変わりませんから。
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