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Re: 資金繰り表について
2008/10/21 10:15
こんにちは。
>9月の資金繰り表が10月の25日頃完成するような感じです。
これは私が前回ご説明した中の、結果としての「実績資金繰り表」ですね。
会計ソフト内にある(仕訳から連動させた)資金繰り表のことなのか、
あるいはエクセルなどの表計算ソフト等で作成されているのかが判りませんが・・・。
実はより重要なのは・・・
>概算とかでもう少し早くすることは可能なんですが
こちらの方です(笑)。
資金繰り表には「これが絶対」という書式はありませんので、
多くの会社さんは取引のあるメインバンクさんの書式を使ったり、それをアレンジして作成されているところが多いと思います。
極端な言い方ですが、9月末が無事乗り越えられた訳ですから、
はっきり言って9月分の結果など資金繰りの観点からすれば今更大した問題ではないのです(笑)。
その「結果」はあとからゆっくりやれば済むことです。
前回の説明でも書きましたが、資金繰りでより重要なのは「これから先の資金繰り」ですから、それをどう作るかに重点を置く方が宜しいと思います。
お書きの通り「概算」で結構ですから最低でも以後6ヶ月間程度の予測(月別)の資金繰り表の作成をお勧め致します。
業種によっては予測しずらいこともあるかとは思いますが、
まずは各項目とも今までの平均値で埋めて行きます。
その後は業種によっては時期や特定月によって売上が変動する場合にはそれを加味します。
それを基に仕入れや経費・給与の変動等も加えて行きます。
政策的に在庫を増やす場合にはその支払分も考慮に入れます。
この場合、年間の損益(利益)計画等があればそれを参考にします。
それがない場合には他部署から情報を集めることも重要ですね。
また季節資金としては賞与、納税分など、あるいは設備購入資金、
借入金がある場合にはその返済予定額を、
そして支払手形がある場合にはその決済予定額(これが最重要項目です)などを入れて行きます。
そして月末残高を幾らに設定するかを決めて(目標額)、それから逆算してみた場合に資金が足りるのかどうなのかを検討します。
本当にまずは概算で結構ですから作る努力をなさってみて下さい。6ヶ月後の正確な数字を分かっている人はいないはずです、社長さんでも・・・(苦笑)
そして何らかの変化や予定額が明確に判った段階で、今までの概算を修正して実態に近づけて行けば宜しい訳です。
これは蛇足ですが、私の場合には1ヵ月を年間計画欄、修正欄、実績欄 の3つの欄で区分表現して役立てております。
そしてもう一つ重要なのは、今までご説明したものはあくまでも月単位で表現したものですので、月末時点における残高であり、月中における入出金の具体的な日が判りません。
そこで1ヵ月をカレンダー式にして「何日に入金がいくらあり、出金がいくらあるか」をチェックして行きます。
いわゆる「月中(げっちゅう)ショート」を防ぐためです。
この場合にも入金と出金の予定欄を作り、その横に実績欄を設けて比較することが大切です。
またそこに資金繰り表に出てくる項目名欄を設け、その実績を集計すれば「実績資金繰り表」は簡単に出来上がりますね。
説明が長くなり恐縮ですが、是非トライしてみて下さい。
最初の作成時は苦労するかもしれませんが、以後それを継続して行けば必ずや強い味方になってくれますから。。。
こんにちは。
>9月の資金繰り表が10月の25日頃完成するような感じです。
これは私が前回ご説明した中の、結果としての「実績資金繰り表」ですね。
会計ソフト内にある(仕訳から連動させた)資金繰り表のことなのか、
あるいはエクセルなどの表計算ソフト等で作成されているのかが判りませんが・・・。
実はより重要なのは・・・
>概算とかでもう少し早くすることは可能なんですが
こちらの方です(笑)。
資金繰り表には「これが絶対」という書式はありませんので、
多くの会社さんは取引のあるメインバンクさんの書式を使ったり、それをアレンジして作成されているところが多いと思います。
極端な言い方ですが、9月末が無事乗り越えられた訳ですから、
はっきり言って9月分の結果など資金繰りの観点からすれば今更大した問題ではないのです(笑)。
その「結果」はあとからゆっくりやれば済むことです。
前回の説明でも書きましたが、資金繰りでより重要なのは「これから先の資金繰り」ですから、それをどう作るかに重点を置く方が宜しいと思います。
お書きの通り「概算」で結構ですから最低でも以後6ヶ月間程度の予測(月別)の資金繰り表の作成をお勧め致します。
業種によっては予測しずらいこともあるかとは思いますが、
まずは各項目とも今までの平均値で埋めて行きます。
その後は業種によっては時期や特定月によって売上が変動する場合にはそれを加味します。
それを基に仕入れや経費・給与の変動等も加えて行きます。
政策的に在庫を増やす場合にはその支払分も考慮に入れます。
この場合、年間の損益(利益)計画等があればそれを参考にします。
それがない場合には他部署から情報を集めることも重要ですね。
また季節資金としては賞与、納税分など、あるいは設備購入資金、
借入金がある場合にはその返済予定額を、
そして支払手形がある場合にはその決済予定額(これが最重要項目です)などを入れて行きます。
そして月末残高を幾らに設定するかを決めて(目標額)、それから逆算してみた場合に資金が足りるのかどうなのかを検討します。
本当にまずは概算で結構ですから作る努力をなさってみて下さい。6ヶ月後の正確な数字を分かっている人はいないはずです、社長さんでも・・・(苦笑)
そして何らかの変化や予定額が明確に判った段階で、今までの概算を修正して実態に近づけて行けば宜しい訳です。
これは蛇足ですが、私の場合には1ヵ月を年間計画欄、修正欄、実績欄 の3つの欄で区分表現して役立てております。
そしてもう一つ重要なのは、今までご説明したものはあくまでも月単位で表現したものですので、月末時点における残高であり、月中における入出金の具体的な日が判りません。
そこで1ヵ月をカレンダー式にして「何日に入金がいくらあり、出金がいくらあるか」をチェックして行きます。
いわゆる「月中(げっちゅう)ショート」を防ぐためです。
この場合にも入金と出金の予定欄を作り、その横に実績欄を設けて比較することが大切です。
またそこに資金繰り表に出てくる項目名欄を設け、その実績を集計すれば「実績資金繰り表」は簡単に出来上がりますね。
説明が長くなり恐縮ですが、是非トライしてみて下さい。
最初の作成時は苦労するかもしれませんが、以後それを継続して行けば必ずや強い味方になってくれますから。。。
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No. | タイトル | 投稿者 | 投稿日時 |
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0 | daifu | 2008/10/18 09:18 | |
1 | らん | 2008/10/20 08:04 | |
2 | daifu | 2008/10/21 08:27 | |
3 | らん | 2008/10/21 10:15 | |
4 | daifu | 2008/10/22 18:50 |
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