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リースと減価償却について

質問 回答受付中

リースと減価償却について

2005/10/18 21:33

さと

おはつ

回答数:6

編集

質問します。
固定資産となるものをリースで購入したら、リース料は全額費用(経費)になりますが、税務上「実質的に借入」と判定されるものは、リースと認められないので減価償却計算の対象となると聞きました。
「実質的に借入」と判定されるとはどういう事なのでしょうか?
教えてください。経理初心者なので、分かりやすくご説明頂ければと
思ってます。よろしくお願いします。

質問します。
固定資産となるものをリースで購入したら、リース料は全額費用(経費)になりますが、税務上「実質的に借入」と判定されるものは、リースと認められないので減価償却計算の対象となると聞きました。
「実質的に借入」と判定されるとはどういう事なのでしょうか?
教えてください。経理初心者なので、分かりやすくご説明頂ければと
思ってます。よろしくお願いします。

この質問に回答
回答

Re: リースと減価償却について

2005/10/22 19:25

Kuro

常連さん

編集

こんばんは。

リース取引は、次の2つとみなされることがあります。
・実質的に購入取引
・実質的に借入取引

「実質的に購入取引」とは、リースで借りているけれども、
リース期間が終わったら、それを引き取ることになって
いたりする場合には、リースしていると言っても、割賦で
購入しているのと同じでしょう、となり、実質的に購入
取引となります。

この場合には、リース取引ではなく、購入したものとして
処理することになりますので、減価償却が必要となりますね。

「実質的に借入取引」とは、おっしゃるとおり、セール&
リースバックの際に検討されることになります。

このセール&リースバックとは、自分が持っている資産を
一旦売却し、それを再度借り受けるというものです。

例えば、自分が持っている不動産を銀行に一旦売却して
売却代金を受け取ります。ただ、それでは、住むところが
無くなってしまいますので、その同じ不動産を銀行から
賃借(リース)します。

この場合に、本当に売り切っていればいいのですが、再度
買い戻すという条件がある場合などには、実質的に不動産を
担保にしてお金を借りているのと同じ事になります。

この場合には、売却取引と賃借取引を否定して、資金の
貸借取引としてみなし、処理することになります。

この場合には、売らなかったことになりますので、引き続き
今まで通りに減価償却し、それとは別に、借入金を計上する
などの処理が必要になります。

こんばんは。

リース取引は、次の2つとみなされることがあります。
・実質的に購入取引
・実質的に借入取引

「実質的に購入取引」とは、リースで借りているけれども、
リース期間が終わったら、それを引き取ることになって
いたりする場合には、リースしていると言っても、割賦で
購入しているのと同じでしょう、となり、実質的に購入
取引となります。

この場合には、リース取引ではなく、購入したものとして
処理することになりますので、減価償却が必要となりますね。

「実質的に借入取引」とは、おっしゃるとおり、セール&
リースバックの際に検討されることになります。

このセール&リースバックとは、自分が持っている資産を
一旦売却し、それを再度借り受けるというものです。

例えば、自分が持っている不動産を銀行に一旦売却して
売却代金を受け取ります。ただ、それでは、住むところが
無くなってしまいますので、その同じ不動産を銀行から
賃借(リース)します。

この場合に、本当に売り切っていればいいのですが、再度
買い戻すという条件がある場合などには、実質的に不動産を
担保にしてお金を借りているのと同じ事になります。

この場合には、売却取引と賃借取引を否定して、資金の
貸借取引としてみなし、処理することになります。

この場合には、売らなかったことになりますので、引き続き
今まで通りに減価償却し、それとは別に、借入金を計上する
などの処理が必要になります。

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No. タイトル 投稿者 投稿日時
0 さと 2005/10/18 21:33
1 2005/10/19 09:54
2 さと 2005/10/19 22:27
3 yujinode 2005/10/20 22:56
4 hirunosannpo 2005/10/21 18:27
5
Re: リースと減価償却について
Kuro 2005/10/22 19:25
6 おけ 2005/10/23 02:08