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個人事業廃業に関して。

質問 回答受付中

個人事業廃業に関して。

2008/07/23 18:49

pikari

おはつ

回答数:8

編集

お世話になっております。
個人事業(雑貨販売)で青色申告を行っております。
この度、就職の為8月15日で廃業をしようと思っております。
廃業についてお尋ね致します。

廃業時の届出としては、
県民局へ、廃業届。
税務署へ、廃業届・青色申告取り止め届書。
の3種を提出すると思います。
この部分は分かります。

在庫分に関してなんですが、
販売しきれなかった雑貨の在庫が、数万円分残ってしまいます。
その在庫分は、どのように処理すれば宜しいのでしょうか?
廃業後は、事業主だった私が自由にしていいものなんでしょうか?
(例えば、フリマやオークションで売るや、自分で使うなど…)
また、その際の仕訳等はどの様にするものなんでしょうか?

もう一つ、お尋ね致します。
廃業後の決算は、8月15日廃業と言うことで、
廃業時(8月15日)にすれば宜しいのでしょうか?
また、廃業時の決算の仕方で注意点などあれば教えてください。

お忙しい中恐れ入りますが、宜しくお願い致します。

お世話になっております。
個人事業(雑貨販売)で青色申告を行っております。
この度、就職の為8月15日で廃業をしようと思っております。
廃業についてお尋ね致します。

廃業時の届出としては、
県民局へ、廃業届。
税務署へ、廃業届・青色申告取り止め届書。
の3種を提出すると思います。
この部分は分かります。

在庫分に関してなんですが、
販売しきれなかった雑貨の在庫が、数万円分残ってしまいます。
その在庫分は、どのように処理すれば宜しいのでしょうか?
廃業後は、事業主だった私が自由にしていいものなんでしょうか?
(例えば、フリマやオークションで売るや、自分で使うなど…)
また、その際の仕訳等はどの様にするものなんでしょうか?

もう一つ、お尋ね致します。
廃業後の決算は、8月15日廃業と言うことで、
廃業時(8月15日)にすれば宜しいのでしょうか?
また、廃業時の決算の仕方で注意点などあれば教えてください。

お忙しい中恐れ入りますが、宜しくお願い致します。

この質問に回答
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1. Re:個人事業廃業に関して、追記でご質問があります。

2016/11/13 20:32

jwsdplk

おはつ

編集

突然の質問ですが教えてください。いろいろとネットで検索してこちらにたどり着きました。決算書で仕入れからマイナスとありますが、月別仕入れ金額の12月の欄にマイナスとして計上すればいいのでしょうか?よろしくお願いします。

突然の質問ですが教えてください。いろいろとネットで検索してこちらにたどり着きました。決算書で仕入れからマイナスとありますが、月別仕入れ金額の12月の欄にマイナスとして計上すればいいのでしょうか?よろしくお願いします。

返信

2. 個人事業廃業に関して、追記でご質問があります。

2008/12/29 06:21

pikari

おはつ

編集

お世話になっております。
昔のご質問を引っ張り出してきて申し訳ございません。
追記でのご質問がございます。

事業主貸 60,000 / 仕入高 60,000
で、在庫商品全てを家事消費と致しました。

決算書を作ろうと思っておりましたら、
去年、一昨年に仕入れた物も在庫としてありまして、
今年の仕入れが殆どありませんでした。
廃業の為、在庫全てを家事消費としましたら、
今年の決算書の仕入れ金額が、マイナス表示になってしまいます。

この場合は、マイナスのまま決算書を作れば大丈夫なのでしょうか?

もう一つ質問があります。
スレット違いで申し訳ございません。
棚卸しに関しましては、廃業日に行っております。
そして、廃業日に上記の様に家事消費として記帳を行いました。
パソコンの記帳ソフトを利用し、記帳及び決算書を
製作してますが、決算書については
やはり廃業月までにした方がよろしいのでしょうか?
それとも、12月31日まででも大丈夫でしょうか?
廃業日〜12月31日まで、何をしとったん?
っとツッコミを受けそうな気もしますし…。
ただ、税務署まで遠いので、いつも確定申告は郵送で行って
おりますので、電話なり掛かってきそうですし…。

貸借対照表についてですが、
ここの期首・期末の欄に関しましても、
期首1月1日・期末(廃業日)が妥当なんでしょうか?
それとも、上記同様に12月31日でも構わないんでしょうか?

決算書の製作は12月31日に印刷を上げる様にしてますので、
貸借対照表右上部分の( 年 月 日現在)の部分は、
12月31日にしようと思います。


ややこしくて申し訳ございません。
師走のお忙しい中、恐れ入りますがご教授頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。

お世話になっております。
昔のご質問を引っ張り出してきて申し訳ございません。
追記でのご質問がございます。

事業主貸 60,000 / 仕入高 60,000
で、在庫商品全てを家事消費と致しました。

決算書を作ろうと思っておりましたら、
去年、一昨年に仕入れた物も在庫としてありまして、
今年の仕入れが殆どありませんでした。
廃業の為、在庫全てを家事消費としましたら、
今年の決算書の仕入れ金額が、マイナス表示になってしまいます。

この場合は、マイナスのまま決算書を作れば大丈夫なのでしょうか?

もう一つ質問があります。
スレット違いで申し訳ございません。
棚卸しに関しましては、廃業日に行っております。
そして、廃業日に上記の様に家事消費として記帳を行いました。
パソコンの記帳ソフトを利用し、記帳及び決算書を
製作してますが、決算書については
やはり廃業月までにした方がよろしいのでしょうか?
それとも、12月31日まででも大丈夫でしょうか?
廃業日〜12月31日まで、何をしとったん?
っとツッコミを受けそうな気もしますし…。
ただ、税務署まで遠いので、いつも確定申告は郵送で行って
おりますので、電話なり掛かってきそうですし…。

貸借対照表についてですが、
ここの期首・期末の欄に関しましても、
期首1月1日・期末(廃業日)が妥当なんでしょうか?
それとも、上記同様に12月31日でも構わないんでしょうか?

決算書の製作は12月31日に印刷を上げる様にしてますので、
貸借対照表右上部分の( 年 月 日現在)の部分は、
12月31日にしようと思います。


ややこしくて申し訳ございません。
師走のお忙しい中、恐れ入りますがご教授頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。

返信

3. Re: 個人事業廃業に関して。

2008/07/27 01:39

pikari

おはつ

編集

sika-sika様

お返事が遅れまして、申し訳ございません。
お忙しい中、分かりやくご教授していただきまして、
本当にありがとうございました。

色々勉強になりました。

参考にさせていただきながら、
廃業の処理をして参りたいと思います。

この度は、本当にありがとうございました。

sika-sika様

お返事が遅れまして、申し訳ございません。
お忙しい中、分かりやくご教授していただきまして、
本当にありがとうございました。

色々勉強になりました。

参考にさせていただきながら、
廃業の処理をして参りたいと思います。

この度は、本当にありがとうございました。

返信

4. Re: 個人事業廃業に関して。

2008/07/25 19:59

しかしか

さらにすごい常連さん

編集

>事業主 60,000 / 仕入高 60,000
>この様な記帳で宜しいのでしょうか?

お書きのとおり、まとめて仕訳しちゃえばそれでOKでーす。
ま、一応明細書でも作っておいて、それを領収書類といっしょに保管しておけば完璧です。

一応、廃業であっても税法上は帳簿・領収書類は7年間保存しなければいけないのですが、まあここだけの話ですが、5年も保存すれば十分でしょう。


>現在、使用している記帳ソフトに『事業主』と言う科目が
>無いのですが、『事業主貸』で宜しいのでしょうか?
>他に、『家事消費等』と言う科目もあり、どれが妥当なのかが
>良く分かりません。

私の書き方が手抜きで申し訳ありませんでしたが、私が書いた「事業主」というのは、「事業主貸」と「事業主借」の両方の意味です。
したがって、「事業主貸」という科目で仕訳なさるのでしたら、もちろんそれでOKです。


>使えそうなものは、「家事消費」としたいと思います。
>そういった場合の仕訳の際の科目は、
>事業主 **** / 消耗品費 ****
>と言った感じの仕訳になるのでしょうか?

そのとおりです。


>決算書は、8月15日に製作しておいて、来年の確定申告で
>8月15日の決算書を提出。
>と言う形でよろしいのでしょうか?

8月15日以降に売上や必要経費が生じなければ、8月15日付けでも12月31日付けでも同じですから、お好きなようになさってOKです。

それから、いくら一度自家消費したことにした商品であっても、廃業後今年中にそれを売った場合には、さすがにそれは事業所得の「売上」になります。

その場合には、その売却金額を「売上」に計上し、その商品に対する「自家消費」の処理を取り消します。

つまり、その商品の仕入価額で
 仕入 ***/ 事業主貸***
という自家消費時の逆仕訳をするのです。

参考になれば幸いです。

>事業主 60,000 / 仕入高 60,000
>この様な記帳で宜しいのでしょうか?

お書きのとおり、まとめて仕訳しちゃえばそれでOKでーす。
ま、一応明細書でも作っておいて、それを領収書類といっしょに保管しておけば完璧です。

一応、廃業であっても税法上は帳簿・領収書類は7年間保存しなければいけないのですが、まあここだけの話ですが、5年も保存すれば十分でしょう。


>現在、使用している記帳ソフトに『事業主』と言う科目が
>無いのですが、『事業主貸』で宜しいのでしょうか?
>他に、『家事消費等』と言う科目もあり、どれが妥当なのかが
>良く分かりません。

私の書き方が手抜きで申し訳ありませんでしたが、私が書いた「事業主」というのは、「事業主貸」と「事業主借」の両方の意味です。
したがって、「事業主貸」という科目で仕訳なさるのでしたら、もちろんそれでOKです。


>使えそうなものは、「家事消費」としたいと思います。
>そういった場合の仕訳の際の科目は、
>事業主 **** / 消耗品費 ****
>と言った感じの仕訳になるのでしょうか?

そのとおりです。


>決算書は、8月15日に製作しておいて、来年の確定申告
>8月15日の決算書を提出。
>と言う形でよろしいのでしょうか?

8月15日以降に売上や必要経費が生じなければ、8月15日付けでも12月31日付けでも同じですから、お好きなようになさってOKです。

それから、いくら一度自家消費したことにした商品であっても、廃業後今年中にそれを売った場合には、さすがにそれは事業所得の「売上」になります。

その場合には、その売却金額を「売上」に計上し、その商品に対する「自家消費」の処理を取り消します。

つまり、その商品の仕入価額で
 仕入 ***/ 事業主貸***
という自家消費時の逆仕訳をするのです。

参考になれば幸いです。

返信

5. Re: 個人事業廃業に関して。

2008/07/25 19:44

pikari

おはつ

編集

sika-sika様

ご回答をありがとうございます。

やはり、税金の面の心配は要らないんですね。安心しました。

残ってしまった場合の、商品在庫の仕分けに関してですが、
例えば、在庫商品全部を「自家消費」とした場合、
纏めて記帳しても良いのでしょうか?

商品全部の額の合計60,000であった場合、
先日教えていただきました仕訳を使用して、

事業主 60,000 / 仕入高 60,000

この様な記帳で宜しいのでしょうか?

現在、使用している記帳ソフトに『事業主』と言う科目が無いのですが、
『事業主貸』で宜しいのでしょうか?
他に、『家事消費等』と言う科目もあり、どれが妥当なのかが良く分かりません。

前回、教えていただきました備品に関しましてですが、
備品でも、もう使わないものに関しましては、捨てようと思っております。
使えそうなものは、「家事消費」としたいと思います。
そういった場合の仕訳の際の科目は、

事業主 **** / 消耗品費 ****

と言った感じの仕訳になるのでしょうか?


廃業した後正社員になりますが、来年の確定申告は申告義務があると思いますが、
その際の、棚卸は廃業日である8月15日でいいのでしょうか?確かに、12月31日にしても
全く変わりは無いですけど。
決算に関してですが、12月31日には営業をしていないと言うことで、
決算書は、8月15日に製作しておいて、来年の確定申告で8月15日の決算書を提出。
と言う形でよろしいのでしょうか?

度々大変恐れ入りますが、宜しくお願い致します。

sika-sika様

ご回答をありがとうございます。

やはり、税金の面の心配は要らないんですね。安心しました。

残ってしまった場合の、商品在庫の仕分けに関してですが、
例えば、在庫商品全部を「自家消費」とした場合、
纏めて記帳しても良いのでしょうか?

商品全部の額の合計60,000であった場合、
先日教えていただきました仕訳を使用して、

事業主 60,000 / 仕入高 60,000

この様な記帳で宜しいのでしょうか?

現在、使用している記帳ソフトに『事業主』と言う科目が無いのですが、
事業主貸』で宜しいのでしょうか?
他に、『家事消費等』と言う科目もあり、どれが妥当なのかが良く分かりません。

前回、教えていただきました備品に関しましてですが、
備品でも、もう使わないものに関しましては、捨てようと思っております。
使えそうなものは、「家事消費」としたいと思います。
そういった場合の仕訳の際の科目は、

事業主 **** / 消耗品費 ****

と言った感じの仕訳になるのでしょうか?


廃業した後正社員になりますが、来年の確定申告は申告義務があると思いますが、
その際の、棚卸は廃業日である8月15日でいいのでしょうか?確かに、12月31日にしても
全く変わりは無いですけど。
決算に関してですが、12月31日には営業をしていないと言うことで、
決算書は、8月15日に製作しておいて、来年の確定申告で8月15日の決算書を提出。
と言う形でよろしいのでしょうか?

度々大変恐れ入りますが、宜しくお願い致します。

返信

6. Re: 個人事業廃業に関して。

2008/07/25 07:50

しかしか

さらにすごい常連さん

編集

そうですね。
もし「自家消費」までやってみて、明らかに全然所得税が出ないのであれば、所得税については心配いらないかもしれませんね。

消費税については、前々年の「課税売上高」が1,000万円以下でしたら、今年はいくら「課税売上高」があろうとも、そもそも納税義務がありませんので、こちらも心配いりませんね。


>また、商品の在庫分に関してですが、
>在庫分を全部「自家消費」としても構わないんでしょうか?
もちろんそれでもOKです。
「自家消費」としての適切な処理(必要経費から抜くか売上にあげるか)さえすればよいのです。

「自家消費」の処理をしてもなお、全然所得税がでないのであればそれで問題ありません。


>また、在庫分を捨てた場合の仕訳がわかりません。
基本的に何もしなくてよいです。
なぜならば、購入したときに「仕入」という必要経費になっていますので、そのままなにもせずに「仕入」という科目で購入原価を必要経費にすればよいのです。

もちろん、捨てたものは当然のことながら期末商品棚卸高にも入ってきません。

>棚卸の件ですが8月15日に廃業すると言うことで、
>棚卸は8月15日で大丈夫なのでしょうか?

まあ、廃業日時点の在庫で「期末商品棚卸高」とするのがよいでしょう。
12月31日時点での在庫で「期末商品棚卸高」としてもまったく同じでしょうが。

当然、商品としての在庫がなければ「期末商品棚卸高」は0円とします。
(なるべくそうなるように、捨てるなり自家消費するなり、何らかの処分をしたほうがよいでしょう。)


>消耗品の在庫は、「自家消費」としたいですが、例えば
>ガムテープなど中途半端に成っているものはどうしたら
>いいですか?

今年買ってきたもので、まだ未開封の消耗品があり、まだ使えるものに限りますが、「自家消費」としての処理をするのがベストです。
すなわち、購入したときの価額で「消耗品費」から「事業主」へ振替えて必要経費を減少させます。
あるいは、購入したときの価額で「売上」に追加計上します。
もちろん、お勧めは「消耗品費」から「事業主」へ振替えて必要経費を減少させる方法です。

あんまり高額になるようでなければ、細かい消耗品ごときはたとえ自家消費したとしても、無視して何もしなくてもよいでしょう。
私だったら、数百円とか数千円の消耗品は無視しますね。
ガムテープだのダンボール箱程度のものは、まあ無視していいんじゃないでしょうか。
いちいち金額を計算するのも面倒くさいので。

それよりも、備品類で高価なものがあれば、「自家消費」としての処理を適切にやったほうがよいでしょう。
たとえば、新品のパソコンなどがあったら、それはちょっと慎重に考えたほうがよいかもしれません。
金額もわりと高価でしょうから。


>もし、「自家消費」にした場合、商品だったものはプライベートな
>持ち物と成ると思うんですが、そうなったらプライベートの持ち物
>として、オークションやフリーマーケット等へ出品しても大丈夫
>でしょうか?
自家消費としての処理さえ適切にすんでいれば、それはもはや事業所得の「棚卸資産」ではなくて、プライベートな「生活用動産」になります。
(雑貨販売を営んでいらっしゃるとの事なので、生活用の日用雑貨ということになるでしょうから。)

「生活用動産」を売却した場合、その売却益は所得税法上「非課税所得」となります。
ただし売却損がでても切り捨てられ、所得税の計算には何の関係もさせることができません。

よって、自家消費としての処理がすんだ「生活用動産」は、金額も微々たるものでしょうから、来年以降、お好きなように処分してかまいません。

そうですね。
もし「自家消費」までやってみて、明らかに全然所得税が出ないのであれば、所得税については心配いらないかもしれませんね。

消費税については、前々年の「課税売上高」が1,000万円以下でしたら、今年はいくら「課税売上高」があろうとも、そもそも納税義務がありませんので、こちらも心配いりませんね。


>また、商品の在庫分に関してですが、
>在庫分を全部「自家消費」としても構わないんでしょうか?
もちろんそれでもOKです。
「自家消費」としての適切な処理(必要経費から抜くか売上にあげるか)さえすればよいのです。

「自家消費」の処理をしてもなお、全然所得税がでないのであればそれで問題ありません。


>また、在庫分を捨てた場合の仕訳がわかりません。
基本的に何もしなくてよいです。
なぜならば、購入したときに「仕入」という必要経費になっていますので、そのままなにもせずに「仕入」という科目で購入原価を必要経費にすればよいのです。

もちろん、捨てたものは当然のことながら期末商品棚卸高にも入ってきません。

>棚卸の件ですが8月15日に廃業すると言うことで、
>棚卸は8月15日で大丈夫なのでしょうか?

まあ、廃業日時点の在庫で「期末商品棚卸高」とするのがよいでしょう。
12月31日時点での在庫で「期末商品棚卸高」としてもまったく同じでしょうが。

当然、商品としての在庫がなければ「期末商品棚卸高」は0円とします。
(なるべくそうなるように、捨てるなり自家消費するなり、何らかの処分をしたほうがよいでしょう。)


>消耗品の在庫は、「自家消費」としたいですが、例えば
>ガムテープなど中途半端に成っているものはどうしたら
>いいですか?

今年買ってきたもので、まだ未開封の消耗品があり、まだ使えるものに限りますが、「自家消費」としての処理をするのがベストです。
すなわち、購入したときの価額で「消耗品費」から「事業主」へ振替えて必要経費を減少させます。
あるいは、購入したときの価額で「売上」に追加計上します。
もちろん、お勧めは「消耗品費」から「事業主」へ振替えて必要経費を減少させる方法です。

あんまり高額になるようでなければ、細かい消耗品ごときはたとえ自家消費したとしても、無視して何もしなくてもよいでしょう。
私だったら、数百円とか数千円の消耗品は無視しますね。
ガムテープだのダンボール箱程度のものは、まあ無視していいんじゃないでしょうか。
いちいち金額を計算するのも面倒くさいので。

それよりも、備品類で高価なものがあれば、「自家消費」としての処理を適切にやったほうがよいでしょう。
たとえば、新品のパソコンなどがあったら、それはちょっと慎重に考えたほうがよいかもしれません。
金額もわりと高価でしょうから。


>もし、「自家消費」にした場合、商品だったものはプライベートな
>持ち物と成ると思うんですが、そうなったらプライベートの持ち物
>として、オークションやフリーマーケット等へ出品しても大丈夫
>でしょうか?
自家消費としての処理さえ適切にすんでいれば、それはもはや事業所得の「棚卸資産」ではなくて、プライベートな「生活用動産」になります。
(雑貨販売を営んでいらっしゃるとの事なので、生活用の日用雑貨ということになるでしょうから。)

「生活用動産」を売却した場合、その売却益は所得税法上「非課税所得」となります。
ただし売却損がでても切り捨てられ、所得税の計算には何の関係もさせることができません。

よって、自家消費としての処理がすんだ「生活用動産」は、金額も微々たるものでしょうから、来年以降、お好きなように処分してかまいません。

返信

7. Re: 個人事業廃業に関して。

2008/07/25 02:20

pikari

おはつ

編集

sika-sika様

詳しいご回答をありがとうございます。
消費税と所得税に関してですが、
3年目になるんですが、開業年また去年も赤字で決算を迎えております。
今年、もし今ある在庫分を売り切った場合黒字にはなりますが、
良くて10万円程度で、消費税に関しては免除となると思います。
また、所得税に関しては控除がありますので、所得税も免除になると思います。
ですので、勝手な想像ですが、税金に関しての心配はないかと思いますが、
実際の所どうなのでしょうか?

また、商品の在庫分に関してですが、
在庫分を全部「自家消費」としても構わないんでしょうか?
また、在庫分を捨てた場合の仕訳がわかりません。

もし、「自家消費」にした場合、商品だったものはプライベートな持ち物と
成ると思うんですが、そうなったらプライベートの持ち物として、
オークションやフリーマーケット等へ出品しても大丈夫でしょうか?

あと、消耗品の在庫も少しですがあります。
消耗品の在庫は、「自家消費」としたいですが、例えばガムテープなど
中途半端に成っているものはどうしたらいいですか?

教えてくださった、棚卸の件ですが8月15日に廃業すると言うことで、
棚卸は8月15日で大丈夫なのでしょうか?12月31日にはもう営業してませんし、
8月15日以降は商品が動くことは無いですので。
ただ、商品の在庫分を残しておくとマズイという事で、
「自家消費」にしたり「捨てた」場合は最後の棚卸時は、全部「0個」「0円」と成ると思いますが、
それで構わないのでしょうか?

小売個人事業での廃業に関して、記載してあるホームページを探してみましたが、
全然見つかりませんでしたので、質問ばかりで大変ご迷惑をお掛け致します。

お忙しい中、恐れ入りますがご教授頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。

sika-sika様

詳しいご回答をありがとうございます。
消費税と所得税に関してですが、
3年目になるんですが、開業年また去年も赤字で決算を迎えております。
今年、もし今ある在庫分を売り切った場合黒字にはなりますが、
良くて10万円程度で、消費税に関しては免除となると思います。
また、所得税に関しては控除がありますので、所得税も免除になると思います。
ですので、勝手な想像ですが、税金に関しての心配はないかと思いますが、
実際の所どうなのでしょうか?

また、商品の在庫分に関してですが、
在庫分を全部「自家消費」としても構わないんでしょうか?
また、在庫分を捨てた場合の仕訳がわかりません。

もし、「自家消費」にした場合、商品だったものはプライベートな持ち物と
成ると思うんですが、そうなったらプライベートの持ち物として、
オークションやフリーマーケット等へ出品しても大丈夫でしょうか?

あと、消耗品の在庫も少しですがあります。
消耗品の在庫は、「自家消費」としたいですが、例えばガムテープなど
中途半端に成っているものはどうしたらいいですか?

教えてくださった、棚卸の件ですが8月15日に廃業すると言うことで、
棚卸は8月15日で大丈夫なのでしょうか?12月31日にはもう営業してませんし、
8月15日以降は商品が動くことは無いですので。
ただ、商品の在庫分を残しておくとマズイという事で、
「自家消費」にしたり「捨てた」場合は最後の棚卸時は、全部「0個」「0円」と成ると思いますが、
それで構わないのでしょうか?

小売個人事業での廃業に関して、記載してあるホームページを探してみましたが、
全然見つかりませんでしたので、質問ばかりで大変ご迷惑をお掛け致します。

お忙しい中、恐れ入りますがご教授頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。

返信

8. Re: 個人事業廃業に関して。

2008/07/24 22:32

しかしか

さらにすごい常連さん

編集

個人事業者ということは、「所得税」と「消費税」の申告が問題になりますね。


個人事業者の場合、所得税でも消費税でも、決算は12月31日ですので、最後の申告納税はどちらも来年の確定申告ということになります。

ということは、今年の8月15日に廃業しても、12月31日に廃業したことにしても同じなので、税務署に対する廃業届の提出はなるべく遅いほうがよいでしょう。

実際には8月15日に事業を止めてしまっていても、その後の残務整理があるとか何とか言って、届出書上の廃業日は年末近くまでずるずる延ばしておくのです。
来年の最後の確定申告書と一緒に廃業届を提出してもよいでしょう。
まあ、ここだけの話ですが。(笑)

なぜ遅くしたほうがよいかというと、事業所得の計算上、廃業後に生じた経費は「必要経費」にならない、と税務署に言われると困るからです。

一応、所得税法上は特例が設けられており、廃業後にかかった経費でも、事業を継続していれば当然かかっていたであろう必要経費については、廃業年に計上することができるようになっています。

とはいえ、細かい点に関しては、廃業後の経費として認められるか認められないかは、税務署と納税者の間で「見解の相違」が生じることも珍しくありませんから、私だったら、廃業日そのものを最初から年末に設定して届出書を提出しておきますね。

また所得税法上、個人事業税については、廃業年度の所得を基に個人事業税を計算し、その見積金額を必要経費にすることが認められています。

実際には来年になって事業税の通知書がこないと事業税額はわかりませんが、しかし来年はもう事業をやっていませんので、来年の必要経費にはできません。
そこでだいたいの金額を見積もりで計算して、今年の必要経費にしてしまうのです。

参考:所得税法基本通達37-7
(事業を廃止した年分の所得につき課税される事業税の見込控除)
http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kihon/shotoku/05/06.htm

来年の確定申告のときは、前回の確定申告の控えと事業税の通知書を用意して、ここに書いてある計算式をよくみて事業税の見積もり計算をしてください。


それから、商品の在庫は残しておくとマズイです。
廃業日までに全部売るなり捨てるなりして処分しておきましょう。

もしも自分で使うために残しておく場合には、「自家消費」という扱いになります。
この場合には、その商品の仕入れた原価を「仕入」(必要経費)から抜いておきます。
仕訳でいうと、「仕入」から「事業主」へ振替仕訳します。
  事業主 *** / 仕入***


もし「自家消費」する商品の原価を「仕入」(必要経費)から抜く(振替える)のを忘れていると、「仕入」からマイナスしなかった代わりにその商品を「売上」に計上しなくてはなりません。
税法上は自分で自分に販売したことにするわけですね。
仕訳としては、
  事業主 *** / 売上***
となります。

この売上を計上する方法はあとあと損する危険性があるので、私はお勧めしません。
それよりも、ちゃんと「自家消費」する商品の原価をあらかじめ「仕入」(必要経費)から抜いておく方法を私はお勧めします。

このようにいずれかの方法で自家消費の処理をした場合には、その商品は手元にあっても在庫として年末時点での棚卸高(期末商品棚卸高)には数えません。
なぜならば、それはもはや事業所得とは関係がないプライベートなものだからです。

個人事業者ということは、「所得税」と「消費税」の申告が問題になりますね。


個人事業者の場合、所得税でも消費税でも、決算は12月31日ですので、最後の申告納税はどちらも来年の確定申告ということになります。

ということは、今年の8月15日に廃業しても、12月31日に廃業したことにしても同じなので、税務署に対する廃業届の提出はなるべく遅いほうがよいでしょう。

実際には8月15日に事業を止めてしまっていても、その後の残務整理があるとか何とか言って、届出書上の廃業日は年末近くまでずるずる延ばしておくのです。
来年の最後の確定申告書と一緒に廃業届を提出してもよいでしょう。
まあ、ここだけの話ですが。(笑)

なぜ遅くしたほうがよいかというと、事業所得の計算上、廃業後に生じた経費は「必要経費」にならない、と税務署に言われると困るからです。

一応、所得税法上は特例が設けられており、廃業後にかかった経費でも、事業を継続していれば当然かかっていたであろう必要経費については、廃業年に計上することができるようになっています。

とはいえ、細かい点に関しては、廃業後の経費として認められるか認められないかは、税務署と納税者の間で「見解の相違」が生じることも珍しくありませんから、私だったら、廃業日そのものを最初から年末に設定して届出書を提出しておきますね。

また所得税法上、個人事業税については、廃業年度の所得を基に個人事業税を計算し、その見積金額を必要経費にすることが認められています。

実際には来年になって事業税の通知書がこないと事業税額はわかりませんが、しかし来年はもう事業をやっていませんので、来年の必要経費にはできません。
そこでだいたいの金額を見積もりで計算して、今年の必要経費にしてしまうのです。

参考:所得税法基本通達37-7
(事業を廃止した年分の所得につき課税される事業税の見込控除)
http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kihon/shotoku/05/06.htm

来年の確定申告のときは、前回の確定申告の控えと事業税の通知書を用意して、ここに書いてある計算式をよくみて事業税の見積もり計算をしてください。


それから、商品の在庫は残しておくとマズイです。
廃業日までに全部売るなり捨てるなりして処分しておきましょう。

もしも自分で使うために残しておく場合には、「自家消費」という扱いになります。
この場合には、その商品の仕入れた原価を「仕入」(必要経費)から抜いておきます。
仕訳でいうと、「仕入」から「事業主」へ振替仕訳します。
  事業主 *** / 仕入***


もし「自家消費」する商品の原価を「仕入」(必要経費)から抜く(振替える)のを忘れていると、「仕入」からマイナスしなかった代わりにその商品を「売上」に計上しなくてはなりません。
税法上は自分で自分に販売したことにするわけですね。
仕訳としては、
  事業主 *** / 売上***
となります。

この売上を計上する方法はあとあと損する危険性があるので、私はお勧めしません。
それよりも、ちゃんと「自家消費」する商品の原価をあらかじめ「仕入」(必要経費)から抜いておく方法を私はお勧めします。

このようにいずれかの方法で自家消費の処理をした場合には、その商品は手元にあっても在庫として年末時点での棚卸高(期末商品棚卸高)には数えません。
なぜならば、それはもはや事業所得とは関係がないプライベートなものだからです。

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