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仕掛品、ソフトウエア仮勘定

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仕掛品、ソフトウエア仮勘定

2013/09/19 15:43

snoopy

積極参加

回答数:2

編集

決算が迫っているので、助けてください。

前期、販売目的のソフトウエアが開発途中でしたので、
仕掛品/期末棚卸高
として、処理しました。

今期に、残りの開発を行い、ソフトウエアを資産計上
しようと思うのですが、仕訳がよくわかりません。

ソフトウエアは、労務費だけで構成されているとすると、

今期
ソフトウエア/仕掛品
      /労務費
という処理は、出てくると思うのですが

期首棚卸高/仕掛品

の仕訳もしなければいけないと思うのですが、
そうすると仕掛品が2度出て来ることになり、
おかしいような気がします。

どのように処理すればいいのでしょうか?

最近ソフトウエア仮勘定というのを知りました。
前期は本当はソフトウエア仮勘定での処理が
良かったのだと思いますが、どのように修正していけば
いいでしょうか。

決算が迫っているので、助けてください。

前期、販売目的のソフトウエアが開発途中でしたので、
仕掛品/期末棚卸高
として、処理しました。

今期に、残りの開発を行い、ソフトウエアを資産計上
しようと思うのですが、仕訳がよくわかりません。

ソフトウエアは、労務費だけで構成されているとすると、

今期
ソフトウエア/仕掛品
      /労務費
という処理は、出てくると思うのですが

期首棚卸高/仕掛品

仕訳もしなければいけないと思うのですが、
そうすると仕掛品が2度出て来ることになり、
おかしいような気がします。

どのように処理すればいいのでしょうか?

最近ソフトウエア仮勘定というのを知りました。
前期は本当はソフトウエア仮勘定での処理が
良かったのだと思いますが、どのように修正していけば
いいでしょうか。

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1. Re: 仕掛品、ソフトウエア仮勘定

2013/09/27 19:07

reiko3

常連さん

編集

前回お答えを書いたreiko3です。
その回答では、お書きの下記疑問については、触れませんでした。
念のためこの仕訳について、補足させていただきます。

>今期
ソフトウエア/仕掛品
      /労務費
という処理は、出てくると思うのですが
期首棚卸高/仕掛品
の仕訳もしなければいけないと思うのですが、そうすると仕掛品が2度出て来ることになり、おかしいような気がします。

■確かに、上記2つの仕訳では、仕掛品が二重に減額され、あり得ない仕訳です。

はじめの仕訳、「ソフトウェア/仕掛品及び労務費」の借方は、ソフトウェア=商品が出来上がったこと、貸方は、商品の作成に要した前期仕掛品と今期の労務費(支出時は借方科目)を貸方に計上し、労務費の支出額をゼロに減額したことを意味します。

この商品のスタートの仕訳から売上・入金までの仕訳(製造勘定をしない場合)は、手入力の仕訳は自信ありませんが、次のようになると思います。


労務費 / 預金・・・労務費の支払
仕掛品 / 労務費・・・仕掛品の計上、労務費をゼロとする
商品 / 仕掛品(前期労務費)、労務費・・・商品計上、前期の仕掛品と今期労務費をゼロとする
売上 / 預金  ・・・商品販売
売上原価 / 商品(ソフトウエァの完成原価)・・・販売した商品の原価計上

この一連の手入力での仕訳に、お書きの「期首棚卸/仕掛品」は出る余地はなく、この仕訳は不要です。

前回のお答えで書いた仕訳は、市販の会計ソフトを利用し、製造勘定を設定ている場合の一般的な仕訳です。(こちらでは、「ソフトウエァ(完成商品)/ 仕掛品、労務費」の仕訳はありません。よって、問題はでません。)

以上、ご参考です。

前回お答えを書いたreiko3です。
その回答では、お書きの下記疑問については、触れませんでした。
念のためこの仕訳について、補足させていただきます。

>今期
ソフトウエア/仕掛品
      /労務費
という処理は、出てくると思うのですが
期首棚卸高/仕掛品
の仕訳もしなければいけないと思うのですが、そうすると仕掛品が2度出て来ることになり、おかしいような気がします。

■確かに、上記2つの仕訳では、仕掛品が二重に減額され、あり得ない仕訳です。

はじめの仕訳、「ソフトウェア/仕掛品及び労務費」の借方は、ソフトウェア=商品が出来上がったこと、貸方は、商品の作成に要した前期仕掛品と今期の労務費(支出時は借方科目)を貸方に計上し、労務費の支出額をゼロに減額したことを意味します。

この商品のスタートの仕訳から売上・入金までの仕訳(製造勘定をしない場合)は、手入力の仕訳は自信ありませんが、次のようになると思います。


労務費 / 預金・・・労務費の支払
仕掛品 / 労務費・・・仕掛品の計上、労務費をゼロとする
商品 / 仕掛品(前期労務費)、労務費・・・商品計上、前期の仕掛品と今期労務費をゼロとする
売上 / 預金  ・・・商品販売
売上原価 / 商品(ソフトウエァの完成原価)・・・販売した商品の原価計上

この一連の手入力での仕訳に、お書きの「期首棚卸/仕掛品」は出る余地はなく、この仕訳は不要です。

前回のお答えで書いた仕訳は、市販の会計ソフトを利用し、製造勘定を設定ている場合の一般的な仕訳です。(こちらでは、「ソフトウエァ(完成商品)/ 仕掛品、労務費」の仕訳はありません。よって、問題はでません。)

以上、ご参考です。

返信

2. Re: 仕掛品、ソフトウエア仮勘定

2013/09/21 00:53

reiko3

常連さん

編集

 前期末の販売目的のソフトウェアを仕掛品として表示しても間違いではないと思います。今期末にソフトウェアが販売用の製品となったのですから、今期の関係金額が正しく決算書類に記載されれば問題ありませんので、前期の科目を修正する必要はないと考えます。

 そのような前提で、お答えしますが、仕訳を分かりやすくするため金額をいれてみました。

1)前期
仕掛品50 /期末棚卸 50 
これで、前期貸借対照表にはソフトウェアが仕掛品として表示されています。

2)今期
 総製造費用は100とします(製造原価報告書の支出はソフトウェア作成の労務費のみ)

 前期末の仕掛品の今期の仕訳:
 期首棚卸高 50 / 仕掛品 50

 この仕訳で前期末の仕掛品をゼロとし、当期の製造原価報告書に、期首棚卸高として仕掛品の原価を振替えて表示します。(これで、当期の製品製造原価は、今期の労務費100と前期の50の計150となります。)

 ・ソフトウェア完成時の仕訳:
今年度に150の販売用製品のソフトウェアが完成すると、製品が150でき、それが販売され(1)当期の売上として190(うち40は利益分と仮定)で販売されたとします(損益計算書)。これに対応する(2)当期製品製造原価は150です(損益計算書の売上原価および製造原価報告書の当期製品製造原価)。

(1) の仕訳 ;、預金 190/ 売上 190
(2) の仕訳 ; 商品が完成すると、その額を損益計算書の当期売上原価と製造原価報告書の当期製品製造原価にそれぞれ150と表示する仕訳が必要です。

 ところが、この(2)の仕訳は一般的な市販の会計ソフトでは、システム内で自動的に仕訳が行われますので、仕訳の入力は不要です。
 その結果、損益計算書の当期売上原価と製造原価報告書の当期製品製造原価にはそれぞれ150と表示されます。

 以上ですべてです。

 ご参考ですが、販売用のソフトウェアが売れずに年度末在庫となれば、下記の仕訳が必要です。
期末在庫の仕訳:
商品 150 / 期末商品棚卸高(損益計算書科目)


 本件を理解される一番よい方法は、現在お使いの会計ソフトに上記仕訳を実際に入力してみることです。
 何月分でもよいですが、月を変え、それぞれの仕訳を入力します。伝票番号は自動付与番号を使用しないで例えば999などの番号を使うとよいでしょう。
 どのように製造原価報告書、損益計算書、貸借対照表の関連する科目、金額が表示されるかを確かめてください。入力した伝票は参考に出力して保存のうえ、入力した伝票は忘れずに削除してください。

 前期末の販売目的のソフトウェアを仕掛品として表示しても間違いではないと思います。今期末にソフトウェアが販売用の製品となったのですから、今期の関係金額が正しく決算書類に記載されれば問題ありませんので、前期の科目を修正する必要はないと考えます。

 そのような前提で、お答えしますが、仕訳を分かりやすくするため金額をいれてみました。

1)前期
仕掛品50 /期末棚卸 50 
これで、前期貸借対照表にはソフトウェア仕掛品として表示されています。

2)今期
 総製造費用は100とします(製造原価報告書の支出はソフトウェア作成の労務費のみ)

 前期末の仕掛品の今期の仕訳
 期首棚卸高 50 / 仕掛品 50

 この仕訳で前期末の仕掛品をゼロとし、当期の製造原価報告書に、期首棚卸高として仕掛品の原価を振替えて表示します。(これで、当期の製品製造原価は、今期の労務費100と前期の50の計150となります。)

 ・ソフトウェア完成時の仕訳
今年度に150の販売用製品のソフトウェアが完成すると、製品が150でき、それが販売され(1)当期の売上として190(うち40は利益分と仮定)で販売されたとします(損益計算書)。これに対応する(2)当期製品製造原価は150です(損益計算書の売上原価および製造原価報告書の当期製品製造原価)。

(1) の仕訳 ;、預金 190/ 売上 190
(2) の仕訳 ; 商品が完成すると、その額を損益計算書の当期売上原価と製造原価報告書の当期製品製造原価にそれぞれ150と表示する仕訳が必要です。

 ところが、この(2)の仕訳は一般的な市販の会計ソフトでは、システム内で自動的に仕訳が行われますので、仕訳の入力は不要です。
 その結果、損益計算書の当期売上原価と製造原価報告書の当期製品製造原価にはそれぞれ150と表示されます。

 以上ですべてです。

 ご参考ですが、販売用のソフトウェアが売れずに年度末在庫となれば、下記の仕訳が必要です。
期末在庫の仕訳
商品 150 / 期末商品棚卸高(損益計算書科目)


 本件を理解される一番よい方法は、現在お使いの会計ソフトに上記仕訳を実際に入力してみることです。
 何月分でもよいですが、月を変え、それぞれの仕訳を入力します。伝票番号は自動付与番号を使用しないで例えば999などの番号を使うとよいでしょう。
 どのように製造原価報告書損益計算書貸借対照表の関連する科目、金額が表示されるかを確かめてください。入力した伝票は参考に出力して保存のうえ、入力した伝票は忘れずに削除してください。

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