経理、労務、総務のことでわからないこと、利用者同士で助け合いを目的とした掲示板です。ルールを守ってご利用くださいませ。
1. Re: 退職所得の確定申告について
2010/10/06 16:32
通常は「退職所得の受給に関する申告書」を会社に提出することで確定申告は行わないです。ご心配なのは転進支援特別退職金の事だと思うのですが、所得税では本来の退職金と合算して退職金として扱われます。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/annai/1648_37.htm
通常は「退職所得の受給に関する申告書」を会社に提出することで確定申告は行わないです。ご心配なのは転進支援特別退職金の事だと思うのですが、所得税では本来の退職金と合算して退職金として扱われます。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/annai/1648_37.htm
0
2. Re: 退職所得の確定申告について
2010/10/07 10:19
返答ありがとうございます。
知識がないので、もう少し教えていただきたいのですが、本来の退職金のみなら「退職所得の受給に関する申告書」を提出すれば確定申告をしなくていいのはわかりました。
転進支援特別退職金は本来の退職金と合算して・・・というと、例えば本来の退職金が2千万で、転進支援が1千万だとすれば、足して
3千万の退職金の収入で確定申告をするのでしょうか?
よろしくお願い致します。
返答ありがとうございます。
知識がないので、もう少し教えていただきたいのですが、本来の退職金のみなら「退職所得の受給に関する申告書」を提出すれば確定申告をしなくていいのはわかりました。
転進支援特別退職金は本来の退職金と合算して・・・というと、例えば本来の退職金が2千万で、転進支援が1千万だとすれば、足して
3千万の退職金の収入で確定申告をするのでしょうか?
よろしくお願い致します。
0
3. Re: 退職所得の確定申告について
2010/10/07 15:53
> 本来の退職金のみなら「退職所得の受給に関する申告書」を提出すれば確定申告をしなくていいのはわかりました。
いえ、通常本来の退職金だけの場合も転進支援特別退職金を加算して支給される場合も「退職所得の受給に関する申告書」を提出することで確定申告をしないです。転進支援特別退職金は当然ながら退職に基因して支払われるものです。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/gensen/2725.htm
>>
すなわち、退職所得として課税される退職手当とは、退職しなかったとしたならば支払われなかったもので、退職したことに基因して一時に支払われることとなった給与をいいます。
<<
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1420.htm
「4 税額の計算方法」に記載されています。ここでの退職手当等とは本来の退職金と転進支援特別退職金を合算した金額です。
>>
退職所得は、原則として他の所得と分離して所得税額を計算します。
なお、退職手当等の支払の際に「退職所得の受給に関する申告書」を提出している人の場合は、退職手当等の支払者が所得税額を計算し、その退職手当等の支払の際、所得税の源泉徴収が行われるため、原則として確定申告は必要ありません。
<<
> 転進支援特別退職金は本来の退職金と合算して・・・というと、例えば本来の退職金が2千万で、転進支援が1千万だとすれば、足して3千万の退職金の収入で確定申告をするのでしょうか?
繰り返しになりますが、「退職所得の受給に関する申告書」を提出することで確定申告は通常はしないです。3千万円の退職金等は勤続年数に応じて源泉徴収されます。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/gensen/2732.htm
計算方法はこちらを参考にしてください。
通常会社員は年末調整されて確定申告をしないですね。副業があったり医療費控除を受ける場合、確定申告をします。それと同じようにお考えください。退職金等を支給される際に、源泉徴収されて退職所得に関する課税は一件落着となります。所得税だけでなく住民税も併せて源泉徴収されます。給与所得とは異なって退職金の場合は、現年分離課税となっています。会社の方から「退職所得の受給に関する申告書」に記入してくださいと書類を渡されてきちんと処理してくれるはずです。ご心配なさる必要はないと思います。
http://www.tax.metro.tokyo.jp/shitsumon/sonota/index_j.htm#j12
http://www.shiruporuto.jp/life/zeikin/syotoku/syotoku008.html
> 本来の退職金のみなら「退職所得の受給に関する申告書」を提出すれば確定申告をしなくていいのはわかりました。
いえ、通常本来の退職金だけの場合も転進支援特別退職金を加算して支給される場合も「退職所得の受給に関する申告書」を提出することで確定申告をしないです。転進支援特別退職金は当然ながら退職に基因して支払われるものです。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/gensen/2725.htm
>>
すなわち、退職所得として課税される退職手当とは、退職しなかったとしたならば支払われなかったもので、退職したことに基因して一時に支払われることとなった給与をいいます。
<<
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1420.htm
「4 税額の計算方法」に記載されています。ここでの退職手当等とは本来の退職金と転進支援特別退職金を合算した金額です。
>>
退職所得は、原則として他の所得と分離して所得税額を計算します。
なお、退職手当等の支払の際に「退職所得の受給に関する申告書」を提出している人の場合は、退職手当等の支払者が所得税額を計算し、その退職手当等の支払の際、所得税の源泉徴収が行われるため、原則として確定申告は必要ありません。
<<
> 転進支援特別退職金は本来の退職金と合算して・・・というと、例えば本来の退職金が2千万で、転進支援が1千万だとすれば、足して3千万の退職金の収入で確定申告をするのでしょうか?
繰り返しになりますが、「退職所得の受給に関する申告書」を提出することで確定申告は通常はしないです。3千万円の退職金等は勤続年数に応じて源泉徴収されます。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/gensen/2732.htm
計算方法はこちらを参考にしてください。
通常会社員は年末調整されて確定申告をしないですね。副業があったり医療費控除を受ける場合、確定申告をします。それと同じようにお考えください。退職金等を支給される際に、源泉徴収されて退職所得に関する課税は一件落着となります。所得税だけでなく住民税も併せて源泉徴収されます。給与所得とは異なって退職金の場合は、現年分離課税となっています。会社の方から「退職所得の受給に関する申告書」に記入してくださいと書類を渡されてきちんと処理してくれるはずです。ご心配なさる必要はないと思います。
http://www.tax.metro.tokyo.jp/shitsumon/sonota/index_j.htm#j12
http://www.shiruporuto.jp/life/zeikin/syotoku/syotoku008.html
0
4. Re: 退職所得の確定申告について
2010/10/12 11:44
お礼が遅くなり、申し訳ございません。
細かく説明していただき、ありがとうございます。
本来の退職金も転進支援退職金も「退職所得に関する申告書」を提出すれば、勤続年数に応じて計算され確定申告をする必要はないという事でいいのですね・・・。
ただ、退職金の額が多くて所得控除額以上の額だった場合でも「退職所得に関する申告書」を提出さえすれば何もしなくていいのですか?
何度も申し訳ございません。
お礼が遅くなり、申し訳ございません。
細かく説明していただき、ありがとうございます。
本来の退職金も転進支援退職金も「退職所得に関する申告書」を提出すれば、勤続年数に応じて計算され確定申告をする必要はないという事でいいのですね・・・。
ただ、退職金の額が多くて所得控除額以上の額だった場合でも「退職所得に関する申告書」を提出さえすれば何もしなくていいのですか?
何度も申し訳ございません。
0
5. Re: 退職所得の確定申告について
2010/10/12 17:01
> ただ、退職金の額が多くて所得控除額以上の額だった場合でも「退職所得に関する申告書」を提出さえすれば何もしなくていいのですか?
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1420.htm
> 退職所得の金額は、次のように計算します。
式をコピーペースト出来ないので文章で書きますと次のようになります。
退職金(収入金額)から退職所得控除額を差引して更にその金額に2分の1を掛けた金額が退職所得の金額となります。
退職所得控除額の計算方法は同じサイトの3に上がっています。
http://yurist.daa.jp/sitsumame2.html
サイト中頃に税額を求める表があります。あと住民税も併せて特別徴収されます。退職所得の税額を計算する仕組みは単純なものです。上記のサイトでも「提出した場合」に就いて表にまとまっています。退職金の金額が3千万円であっても1億円であっても計算方法は同じですから「退職所得の受給に関する申告書」を提出して会社がきちんと処理するならば通常確定申告は行なわないです。
http://www.sakai-tax.jp/01/011-2/1200.html
但し、来年早々に退職されその後転職先が見付からないで年末を迎えられ、所得控除額が多い場合は確定申告をされた方がお得になるケースもあります。
> ただ、退職金の額が多くて所得控除額以上の額だった場合でも「退職所得に関する申告書」を提出さえすれば何もしなくていいのですか?
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1420.htm
> 退職所得の金額は、次のように計算します。
式をコピーペースト出来ないので文章で書きますと次のようになります。
退職金(収入金額)から退職所得控除額を差引して更にその金額に2分の1を掛けた金額が退職所得の金額となります。
退職所得控除額の計算方法は同じサイトの3に上がっています。
http://yurist.daa.jp/sitsumame2.html
サイト中頃に税額を求める表があります。あと住民税も併せて特別徴収されます。退職所得の税額を計算する仕組みは単純なものです。上記のサイトでも「提出した場合」に就いて表にまとまっています。退職金の金額が3千万円であっても1億円であっても計算方法は同じですから「退職所得の受給に関する申告書」を提出して会社がきちんと処理するならば通常確定申告は行なわないです。
http://www.sakai-tax.jp/01/011-2/1200.html
但し、来年早々に退職されその後転職先が見付からないで年末を迎えられ、所得控除額が多い場合は確定申告をされた方がお得になるケースもあります。
0
Copyright© 2001-2018 Keiri.shoshinsha. otasuke-cho. All Rights Reserved.