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税効果会計について

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税効果会計について

2011/09/17 13:55

tanotano

おはつ

回答数:4

編集

はじめまして、お邪魔します。

諸事情により、税効果会計処理を取りやめることになったのですが、
その場合、個別注記表への「会計方針の変更」はどのように記載すればよいでしょうか?
色々調べてみたのですが、適用時の事例は載っているのですが
廃止の場合の事例がなかなか見つけられなくて困っています…。

自分としては、


当事業年度より税効果会計処理の適用を廃止致しました。
この変更により、従来の方法に比べて繰延税金資産が○○円減少、
当期純利益が○○円減少しております。


といった感じでいいのかな…と思うのですが自信がありません。
どなたかご存知の方がいらっしゃいましたらお教え頂けると助かります。

はじめまして、お邪魔します。

諸事情により、税効果会計処理を取りやめることになったのですが、
その場合、個別注記表への「会計方針の変更」はどのように記載すればよいでしょうか?
色々調べてみたのですが、適用時の事例は載っているのですが
廃止の場合の事例がなかなか見つけられなくて困っています…。

自分としては、


当事業年度より税効果会計処理の適用を廃止致しました。
この変更により、従来の方法に比べて繰延税金資産が○○円減少、
当期純利益が○○円減少しております。


といった感じでいいのかな…と思うのですが自信がありません。
どなたかご存知の方がいらっしゃいましたらお教え頂けると助かります。

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1. Re: 税効果会計について

2011/09/17 18:27

koensu

すごい常連さん

編集

税効果会計の適用を中止するというのは、正しい会計処理から誤った会計処理になることなので、会計処理方法の変更としての注記事例は幾ら探しても見つけられないでしょう。

欠損金等が多くなり繰延税金資産の回収可能性がなくなったので、繰延税金資産を計上しないことにしたというのであれば、税効果会計の範囲内の問題であり、「税効果会計を適用しなくなった」ということではないので、特に注記をする必要はないと考えます。

税効果会計の適用を中止するというのは、正しい会計処理から誤った会計処理になることなので、会計処理方法の変更としての注記事例は幾ら探しても見つけられないでしょう。

欠損金等が多くなり繰延税金資産の回収可能性がなくなったので、繰延税金資産を計上しないことにしたというのであれば、税効果会計の範囲内の問題であり、「税効果会計を適用しなくなった」ということではないので、特に注記をする必要はないと考えます。

返信

2. Re: 税効果会計について

2011/09/17 23:39

tanotano

おはつ

編集

回答ありがとうございます。
そうですよね…中止すること自体が誤った処理なんですよね。

中止した理由は、以前は株式上場を行う予定で税効果会計を取り入れていたのですが、
それもなくなったので、中小企業としては必要ないのではないか?という役員の方針です。
折角勉強して理解にまで至ったのでやめてしまうのは悔しいのですが、
「必要ない処理に時間を取られるほうが無駄」とバッサリ言われてしまいました…。

「当期純利益への影響が大きいため、注記表で表記して」と言われたので
質問させていただいたのですが、教えていただいたことを説明して相談してみます。

お忙しい中、回答ありがとうございました。

回答ありがとうございます。
そうですよね…中止すること自体が誤った処理なんですよね。

中止した理由は、以前は株式上場を行う予定で税効果会計を取り入れていたのですが、
それもなくなったので、中小企業としては必要ないのではないか?という役員の方針です。
折角勉強して理解にまで至ったのでやめてしまうのは悔しいのですが、
「必要ない処理に時間を取られるほうが無駄」とバッサリ言われてしまいました…。

当期純利益への影響が大きいため、注記表で表記して」と言われたので
質問させていただいたのですが、教えていただいたことを説明して相談してみます。

お忙しい中、回答ありがとうございました。

返信

3. Re: 税効果会計について

2011/09/19 09:12

koensu

すごい常連さん

編集

注記としては変更理由も記載しなければなりません。
「必要ない処理に時間を取られるほうが無駄」というのは、変更理由にはなり得ません。
税効果会計の中止により、純利益が減り、純資産が減るので、外部から見たら会社の評価が悪くなるだけだと思います。
それと単体の財務諸表での税効果なら申告書を作成したら30分もかからないでできると思うのですが。

注記としては変更理由も記載しなければなりません。
「必要ない処理に時間を取られるほうが無駄」というのは、変更理由にはなり得ません。
税効果会計の中止により、純利益が減り、純資産が減るので、外部から見たら会社の評価が悪くなるだけだと思います。
それと単体の財務諸表での税効果なら申告書を作成したら30分もかからないでできると思うのですが。

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4. Re: 税効果会計について

2011/09/20 09:43

takapon

すごい常連さん

編集

税効果の強制適用は資本金5億円以上とか会社法上の大会社に限定されています。まず、大会社に該当するのかどうか確認してみてください。大会社であればやらないって選択はできないはずです。
(上場視野に入れるくらいの会社ですからそもそもやめられないって結論もあるのかなと)

でもって大会社に該当しない場合、税効果の適用は任意ですからやらなくても大丈夫ではある。
ただし、一度適用している会計基準ですからやめるにはそれなりの理由が必要になります。ましてや金額的影響が微少というわけではないとのことですから。

大会社でないなら一時の取り崩しがある程度の金額だとしても、毎期の影響額が僅少でありPL影響が少ない旨の説明ができて影響は少ないから税効果はやめるって理由は無しではないと思いますが・・・
上場を視野に入れるほどの会社なんですからあえて辞める理由はないんじゃないかと思いますけどね。

税効果の強制適用は資本金5億円以上とか会社法上の大会社に限定されています。まず、大会社に該当するのかどうか確認してみてください。大会社であればやらないって選択はできないはずです。
(上場視野に入れるくらいの会社ですからそもそもやめられないって結論もあるのかなと)

でもって大会社に該当しない場合、税効果の適用は任意ですからやらなくても大丈夫ではある。
ただし、一度適用している会計基準ですからやめるにはそれなりの理由が必要になります。ましてや金額的影響が微少というわけではないとのことですから。

大会社でないなら一時の取り崩しがある程度の金額だとしても、毎期の影響額が僅少でありPL影響が少ない旨の説明ができて影響は少ないから税効果はやめるって理由は無しではないと思いますが・・・
上場を視野に入れるほどの会社なんですからあえて辞める理由はないんじゃないかと思いますけどね。

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