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個別原価と直接原価計算

質問 回答受付中

個別原価と直接原価計算

2010/06/27 15:56

ti-ko

すごい常連さん

回答数:5

編集

直接原価計算の目的はその製品が儲かっているかどうか知るためだと本に書かれていました。ということは
>1つの製品ごとに原価を集計する原価計算手法です。

個別原価計算は製造指図書を発行するから、そこで予算と実績との差額が把握できますから、
個別原価計算の会社は直接原価計算を導入していない会社が通常でしょうか。

直接原価計算の目的はその製品が儲かっているかどうか知るためだと本に書かれていました。ということは
>1つの製品ごとに原価を集計する原価計算手法です。

個別原価計算は製造指図書を発行するから、そこで予算と実績との差額が把握できますから、
個別原価計算の会社は直接原価計算を導入していない会社が通常でしょうか。

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1. Re: 個別原価と直接原価計算

2010/06/28 15:44

koensu

すごい常連さん

編集

直接原価計算について誤解しています。

直接原価計算は、費用を変動費と固定費とに分解し、
売上高−変動費−固定費=営業(経常)利益
と計算することによって、損益分岐点分析を行い、短期利益計画を策定するために使用する管理会計の1方法です。

したがって、制度会計上で行われる個別原価計算とは関係ありません。

直接原価計算について誤解しています。

直接原価計算は、費用を変動費と固定費とに分解し、
売上高−変動費−固定費=営業(経常)利益
と計算することによって、損益分岐点分析を行い、短期利益計画を策定するために使用する管理会計の1方法です。

したがって、制度会計上で行われる個別原価計算とは関係ありません。

返信

2. Re: 個別原価と直接原価計算

2010/06/29 09:49

ti-ko

すごい常連さん

編集

回答ありがとうございます。
質問の主旨は管理会計です。つまり個別原価計算企業は製造指図
書を発行するから、その製品に対しての実行予算を決めて、実績を照らし合わせていけば、その製品に対しての利益分析ができるから損益分岐分析がいらないのではないかと質問しました。

でも予算実績分析だけでは損益分岐点がわからないから、個別原価計算の採用企業でも適用しているのでしょうか。

回答ありがとうございます。
質問の主旨は管理会計です。つまり個別原価計算企業は製造指図
書を発行するから、その製品に対しての実行予算を決めて、実績を照らし合わせていけば、その製品に対しての利益分析ができるから損益分岐分析がいらないのではないかと質問しました。

でも予算実績分析だけでは損益分岐点がわからないから、個別原価計算の採用企業でも適用しているのでしょうか。

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3. Re: 個別原価と直接原価計算

2010/06/30 09:26

koensu

すごい常連さん

編集

個別原価計算は、売上原価の算定のためには欠かせないものです。その意味で、管理会計というよりは制度会計の問題と言えます。

会社全体の利益管理・予算管理を行うには直接原価計算が前提になります。
簡単に予算管理の方法をまとめると、次のようになります。
1)販売計画の策定→変動費計画の策定
2)固定費計画
3)上記を照らし合わせて、希望利益額にならなければ、再度1)2)を見直し。
4)上記の1)、2)を月次展開した上で、運転資金計画を策定。

したがって、個別原価計算を採用していても、予算管理のためには直接原価計算の考え方が必用です。

個別原価計算は、売上原価の算定のためには欠かせないものです。その意味で、管理会計というよりは制度会計の問題と言えます。

会社全体の利益管理・予算管理を行うには直接原価計算が前提になります。
簡単に予算管理の方法をまとめると、次のようになります。
1)販売計画の策定→変動費計画の策定
2)固定費計画
3)上記を照らし合わせて、希望利益額にならなければ、再度1)2)を見直し。
4)上記の1)、2)を月次展開した上で、運転資金計画を策定。

したがって、個別原価計算を採用していても、予算管理のためには直接原価計算の考え方が必用です。

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4. Re: 個別原価と直接原価計算

2010/06/30 09:43

ti-ko

すごい常連さん

編集

どうもありがとうございます。
だいたいわかりました。個別原価計算採用の会社で直接原価計算を採用するのは製品単位で行う場合があるのでしょうか。そうで
あれば事務作業は大変ですね。私の考えでは製品単位では指図書
が発行されるので、予実差異はわかると思います。製品よりも
もう少しおおくくりの工場単位で行われるのでないでしょうか。

どうもありがとうございます。
だいたいわかりました。個別原価計算採用の会社で直接原価計算を採用するのは製品単位で行う場合があるのでしょうか。そうで
あれば事務作業は大変ですね。私の考えでは製品単位では指図書
が発行されるので、予実差異はわかると思います。製品よりも
もう少しおおくくりの工場単位で行われるのでないでしょうか。

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5. Re: 個別原価と直接原価計算

2010/07/02 23:18

koensu

すごい常連さん

編集

個別原価計算をしていれば、材料費等の直接費(変動費)は当然、製造指図書単位で集計されています。別に事務作業が必要となるものではありません。

直接原価計算は、予算管理=利益管理のためのものであって、製造原価計算のためのものではないということです。
したがって工場単位での計算というものでもありません。
利益管理のために、変動費と固定費の把握を適切に行える単位ごとに行うものです。そのため、利益管理の範囲によって、その計算範囲は会社全体のこともあれば、工場ごとのこともあるいはもっと小さな製造グループ(京セラのアメーバ単位)のこともあります。

個別原価計算をしていれば、材料費等の直接費(変動費)は当然、製造指図書単位で集計されています。別に事務作業が必要となるものではありません。

直接原価計算は、予算管理=利益管理のためのものであって、製造原価計算のためのものではないということです。
したがって工場単位での計算というものでもありません。
利益管理のために、変動費と固定費の把握を適切に行える単位ごとに行うものです。そのため、利益管理の範囲によって、その計算範囲は会社全体のこともあれば、工場ごとのこともあるいはもっと小さな製造グループ(京セラのアメーバ単位)のこともあります。

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