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商品発送前の前請求について

質問 回答受付中

商品発送前の前請求について

2008/09/04 10:14

ゆ-

さらにすごい常連さん

回答数:7

編集

お世話になります。
以下のような場合、どのような原価処理・仕訳がよいのでしょうか?
輸入なので、諸掛が未確定です。。。


商品A 在庫0
8/30  売上(請求)処理 商品Ax100個
9/10  商品A 200個 輸入

売上処理の時点で、商品Aの在庫がソフト上−100になります。
どのようにしたら良いでしょうか?

宜しくお願いします。

お世話になります。
以下のような場合、どのような原価処理・仕訳がよいのでしょうか?
輸入なので、諸掛が未確定です。。。


商品A 在庫0
8/30  売上(請求)処理 商品Ax100個
9/10  商品A 200個 輸入

売上処理の時点で、商品Aの在庫がソフト上−100になります。
どのようにしたら良いでしょうか?

宜しくお願いします。

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1. Re: 商品発送前の前請求について

2008/09/04 12:50

PTA

すごい常連さん

編集

売上計上基準は出荷基準ではないのですね。

売上計上基準は出荷基準ではないのですね。

返信

2. Re: 商品発送前の前請求について

2008/09/04 13:53

ゆ-

さらにすごい常連さん

編集

通常は出荷基準なのですが、
今回の件のみ、商品が大量なので、
前払い、みたいになったんです・・・・

通常は出荷基準なのですが、
今回の件のみ、商品が大量なので、
前払い、みたいになったんです・・・・

返信

3. Re: 商品発送前の前請求について

2008/09/04 17:12

kaibashira

さらにすごい常連さん

編集

何としても8月中に売上をあげたいという事情が
特にないのであれば、普段売上を立てる出荷の時点までは
売上は立てずに前受金か何かにしておくというのは
ダメなのでしょうか?

8/30時点で何らかの仕訳を切ろうとすると
売掛金/前受金
みたいな感覚的に変な仕訳が立つことにはなりますが・・・

何としても8月中に売上をあげたいという事情が
特にないのであれば、普段売上を立てる出荷の時点までは
売上は立てずに前受金か何かにしておくというのは
ダメなのでしょうか?

8/30時点で何らかの仕訳を切ろうとすると
売掛金/前受金
みたいな感覚的に変な仕訳が立つことにはなりますが・・・

返信

4. Re: 商品発送前の前請求について

2008/09/04 20:40

しかしか

さらにすごい常連さん

編集

日商簿記2級あたりで習う未着品販売のようなものではないでしょうか?
(私が勘違いしていたらごめんなさい。)

未着品販売とは、仕入れた商品の到着前に、その商品の所有権(引換券)を転売してしまう取引をいいます。

8/30
 売掛金 / 売上又は未着品売上・・・売上収益の計上
 仕入  / 未着品又は買掛金  ・・・仕入原価の計上

このように売上(未着品売上)という収益と、仕入という原価が両方計上されます。

売上だけ、あるいは仕入だけが計上されるというのはおかしいので、必ず同じ期間に両方が計上されなければなりません。
そうなるようにうまく入力してください。

(商品到着前にその商品の所有権を転売する取引の話なので、違っていたらすみませんがこのレスは無視してください。)

日商簿記2級あたりで習う未着品販売のようなものではないでしょうか?
(私が勘違いしていたらごめんなさい。)

未着品販売とは、仕入れた商品の到着前に、その商品の所有権(引換券)を転売してしまう取引をいいます。

8/30
 売掛金 / 売上又は未着品売上・・・売上収益の計上
 仕入  / 未着品又は買掛金  ・・・仕入原価の計上

このように売上(未着品売上)という収益と、仕入という原価が両方計上されます。

売上だけ、あるいは仕入だけが計上されるというのはおかしいので、必ず同じ期間に両方が計上されなければなりません。
そうなるようにうまく入力してください。

(商品到着前にその商品の所有権を転売する取引の話なので、違っていたらすみませんがこのレスは無視してください。)

返信

5. Re: 商品発送前の前請求について

2008/09/05 07:59

PTA

すごい常連さん

編集

いろいろな事情があるとは思いますが・・・

売上計上基準は、継続して適用すべきもので、いったん出荷基準と決めた以上、

>今回の件のみ、商品が大量なので

これが、継続性の原則を適用しない理由になるのか疑問です。特に月末に例外的な売上処理をすると会計監査のときに、真っ先に説明を求められます。

商品が大量なので、入金が心配、と言うのであれば、売上計上とは関係ない話で、お金さえもらえばそれで良いのではないでしょうか。
kaibashira様のご指摘の通り、典型的な前受金ではないかと思うのですが。
特に輸入品は、時間がかかること、また、コンテナ輸入などで1回の取引量が多いなどから、買い取り保証や前金制がよく使われていると思います。入船前に所有権のみ移転させるという取引はありだと思いますが、B/L的には御社が荷主として通関するわけですし、相手も荷物を手に入れてからでないと何もできないので、所有権だけもらっても・・・と、素人としては思うのですが、それでも所有権だけでも先に確保したいというのがお客様の意向ということでしょうか。
世界的に資源の取り合いになっているようなレアメタルでは、所有権を明確にしておかないと、いや、明確にしているのに、アフリカから日本に来るまでに、インドや中国で、高値で買い取るというブローカーに抜き取られ(それで売り渡してしまうヤツもどうかと思いますが)、船が日本に着いた時には空っぽと言うことはあるそうですが、極めてレアケースだと思います。

ところで、当社では、仕入計上は、売上計上に連動することなく、原料を検収したらその時点でとにかく
仕入/買掛金とします。
仕入の内で当期の収益に対応するものを製造原価や売上原価に振替えて、残りを次期繰越の棚卸資産等に振替えています。

いろいろな事情があるとは思いますが・・・

売上計上基準は、継続して適用すべきもので、いったん出荷基準と決めた以上、

>今回の件のみ、商品が大量なので

これが、継続性の原則を適用しない理由になるのか疑問です。特に月末に例外的な売上処理をすると会計監査のときに、真っ先に説明を求められます。

商品が大量なので、入金が心配、と言うのであれば、売上計上とは関係ない話で、お金さえもらえばそれで良いのではないでしょうか。
kaibashira様のご指摘の通り、典型的な前受金ではないかと思うのですが。
特に輸入品は、時間がかかること、また、コンテナ輸入などで1回の取引量が多いなどから、買い取り保証や前金制がよく使われていると思います。入船前に所有権のみ移転させるという取引はありだと思いますが、B/L的には御社が荷主として通関するわけですし、相手も荷物を手に入れてからでないと何もできないので、所有権だけもらっても・・・と、素人としては思うのですが、それでも所有権だけでも先に確保したいというのがお客様の意向ということでしょうか。
世界的に資源の取り合いになっているようなレアメタルでは、所有権を明確にしておかないと、いや、明確にしているのに、アフリカから日本に来るまでに、インドや中国で、高値で買い取るというブローカーに抜き取られ(それで売り渡してしまうヤツもどうかと思いますが)、船が日本に着いた時には空っぽと言うことはあるそうですが、極めてレアケースだと思います。

ところで、当社では、仕入計上は、売上計上に連動することなく、原料を検収したらその時点でとにかく
仕入/買掛金とします。
仕入の内で当期の収益に対応するものを製造原価や売上原価に振替えて、残りを次期繰越の棚卸資産等に振替えています。

返信

6. Re: 商品発送前の前請求について

2008/09/05 10:25

yukim729

さらにすごい常連さん

編集

未着品勘定は通常、B/Lの授受によって認識し、未着品販売はB/Lの裏書譲渡によって計上します。
B/Lの裏書譲渡と言う事は、直感的には輸送途上の貨物の所有権を丸ごと譲渡するのが普通で、一部だけを譲渡するという取引は複雑に過ぎてあまり実例がないように思われるところ、
8/30  売上(請求)処理 商品Ax100個
9/10  商品A 200個 輸入
とあるので、今回は未着品販売ではないと推測できます。
してみると単に、通常の仕入→販売の流れのうち、売価受領の時期が前倒しされただけと考えられます。

思うに、請求書を発行するからには何らかの処理をしなければならないと感じてらっしゃるのではないでしょうか。
ここはひとつ、発想を転換して、「前払請求」は簿記上の取引と認識しない事にし、
8/30の請求書発行時には何もせず、前受金入金時と入出荷時にそれぞれの処理をする、と言う事でいいんじゃないでしょうか。

未着品勘定は通常、B/Lの授受によって認識し、未着品販売はB/Lの裏書譲渡によって計上します。
B/Lの裏書譲渡と言う事は、直感的には輸送途上の貨物の所有権を丸ごと譲渡するのが普通で、一部だけを譲渡するという取引は複雑に過ぎてあまり実例がないように思われるところ、
8/30  売上(請求)処理 商品Ax100個
9/10  商品A 200個 輸入
とあるので、今回は未着品販売ではないと推測できます。
してみると単に、通常の仕入→販売の流れのうち、売価受領の時期が前倒しされただけと考えられます。

思うに、請求書を発行するからには何らかの処理をしなければならないと感じてらっしゃるのではないでしょうか。
ここはひとつ、発想を転換して、「前払請求」は簿記上の取引と認識しない事にし、
8/30の請求書発行時には何もせず、前受金入金時と入出荷時にそれぞれの処理をする、と言う事でいいんじゃないでしょうか。

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7. Re: 商品発送前の前請求について

2008/09/05 15:24

ゆ-

さらにすごい常連さん

編集

皆様、丁寧なアドバイス&ご回答、ありがとうございます。

仰るとおりのような気がします。。。
要は、殿が「今月の売上にしたいから、請求するように」とのことでして・・・

本社にも「売上」として報告するとの事だったので、
=売上原価としての計上もしておかないと、バランスが・・・と思った次第です。

皆様のアドバイスは「正しい処理の仕方」として胸に秘め、
今回は

商品 / 未払い費用 (商品仕入額&見込み諸掛) 

として

売掛 / 売上高
売上原価 / 商品

として処理しようと思います。

「前受金」という考え方を頂いて、
発想転換ができ、スッキリしました。
ありがとうございました。



皆様、丁寧なアドバイス&ご回答、ありがとうございます。

仰るとおりのような気がします。。。
要は、殿が「今月の売上にしたいから、請求するように」とのことでして・・・

本社にも「売上」として報告するとの事だったので、
=売上原価としての計上もしておかないと、バランスが・・・と思った次第です。

皆様のアドバイスは「正しい処理の仕方」として胸に秘め、
今回は

商品 / 未払い費用 (商品仕入額&見込み諸掛) 

として

売掛 / 売上高
売上原価 / 商品

として処理しようと思います。

前受金」という考え方を頂いて、
発想転換ができ、スッキリしました。
ありがとうございました。



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