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EDINETに乗っかるときは、用意されたテンプレートに従うのですから何も考える必要がありません。便利ですね。
ところで本件質問は、親会社株式を流動資産に表示する事を既定の前提として、その記載順序を問うているものです。「前渡金と前払費用はどちらが上か」を聞くのとおんなじようなものです。そんな細かい事は当然、どうでもいいので適当に決めていいし、根拠なんぞいりませんよね。
翻ってそもそも親会社株式は流動資産と投資その他の資産いずれに区分すべきかと言うと、親会社は関係会社に含まれます(会社計算規則2条3項23号)から、その株式は売買目的有価証券に該当する株式を除き、投資その他の資産に区分されます(106条3項4号イ)。関係会社株式についてはこれが原則なのですが、親会社株式についてはもともとその取得を基本的に禁止されており、例外的に取得してもすぐに処分してしまうものですから、従来流動資産に区分されていたところ、会社法施行により1年以上の長期にわたって保有するケースも生じたため、これを投資その他の資産に区分する事とされたものです。
実務的には流動資産を原則としつつ、ワンイヤールールを適用して振り分けるのが主流のようです。
EDINETに乗っかるときは、用意されたテンプレートに従うのですから何も考える必要がありません。便利ですね。
ところで本件質問は、親会社株式を流動資産に表示する事を既定の前提として、その記載順序を問うているものです。「前渡金と前払費用はどちらが上か」を聞くのとおんなじようなものです。そんな細かい事は当然、どうでもいいので適当に決めていいし、根拠なんぞいりませんよね。
翻ってそもそも親会社株式は流動資産と投資その他の資産いずれに区分すべきかと言うと、親会社は関係会社に含まれます(会社計算規則2条3項23号)から、その株式は売買目的有価証券に該当する株式を除き、投資その他の資産に区分されます(106条3項4号イ)。関係会社株式についてはこれが原則なのですが、親会社株式についてはもともとその取得を基本的に禁止されており、例外的に取得してもすぐに処分してしまうものですから、従来流動資産に区分されていたところ、会社法施行により1年以上の長期にわたって保有するケースも生じたため、これを投資その他の資産に区分する事とされたものです。
実務的には流動資産を原則としつつ、ワンイヤールールを適用して振り分けるのが主流のようです。
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