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下請法(ファクタリング契約)
2007/06/20 14:34
1. Re: 下請法(ファクタリング契約)
2007/06/20 14:50
t_516さん、こんにちは。
基本的には手形を発行していると考えれば
よいかと思います。
通常ですと、請求に対しt_516さんの会社が
手形を発行しますが、手形を沢山発行するのも
大変な手間なので、代行会社でファクタリング契約を
行ってもらう…というパターンかと思います。
手形が期日満了前に現金化すれば手数料が
かかるのと同じようにファクタリングも割引
されます。
もっと言い方を変えれば、期日満了まで待てば
手数料割引されることはない訳で、受取先の
都合ともいえると思います。
先方取引先もそれが分かって基本契約を交わして
いると思いますので、問題ないかと思います。
(現に弊社は原則ファクタリング処理しています)
t_516さん、こんにちは。
基本的には手形を発行していると考えれば
よいかと思います。
通常ですと、請求に対しt_516さんの会社が
手形を発行しますが、手形を沢山発行するのも
大変な手間なので、代行会社でファクタリング契約を
行ってもらう…というパターンかと思います。
手形が期日満了前に現金化すれば手数料が
かかるのと同じようにファクタリングも割引
されます。
もっと言い方を変えれば、期日満了まで待てば
手数料割引されることはない訳で、受取先の
都合ともいえると思います。
先方取引先もそれが分かって基本契約を交わして
いると思いますので、問題ないかと思います。
(現に弊社は原則ファクタリング処理しています)
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2. Re: 下請法(ファクタリング契約)
2007/06/21 02:29
下請事業者に対してファクタリング方式で決済をする場合には、契約書面等への一定の記載事項(※)をきちんと記載し、かつ貸付ないし支払の始期が60日以内に収まっていれば、基本的に問題ありません。ただし、ファクタリング方式の導入を強制し、または応じない下請事業者を不利に扱うことは出来ません(独禁法違反です)。
詳しくは、下記URLの『下請取引適正化推進講習会テキスト』72ページ以下、および132ページから134ページをご覧ください。
http://www.jftc.go.jp/sitauke/18textbook.pdf
(http://www.jftc.go.jp/sitauke/index.html より)
なお、下請法は強行法規であるため、たとえ両者合意の上で契約書を作成したとしても、下請法に反する定めは無効となります。
※ 『下請代金支払遅延等防止法第3条の書面の記載事項等に関する規則』1条1項6号、および『下請代金支払遅延等防止法第5条の書類又は電磁的記録の作成及び保存に関する規則』1条1項8号の各条項に定められている事項
下請事業者に対してファクタリング方式で決済をする場合には、契約書面等への一定の記載事項(※)をきちんと記載し、かつ貸付ないし支払の始期が60日以内に収まっていれば、基本的に問題ありません。ただし、ファクタリング方式の導入を強制し、または応じない下請事業者を不利に扱うことは出来ません(独禁法違反です)。
詳しくは、下記URLの『下請取引適正化推進講習会テキスト』72ページ以下、および132ページから134ページをご覧ください。
http://www.jftc.go.jp/sitauke/18textbook.pdf
(http://www.jftc.go.jp/sitauke/index.html より)
なお、下請法は強行法規であるため、たとえ両者合意の上で契約書を作成したとしても、下請法に反する定めは無効となります。
※ 『下請代金支払遅延等防止法第3条の書面の記載事項等に関する規則』1条1項6号、および『下請代金支払遅延等防止法第5条の書類又は電磁的記録の作成及び保存に関する規則』1条1項8号の各条項に定められている事項
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3. Re: 下請法(ファクタリング契約)
2007/06/21 13:50
maboo様、abcd様
早速のご回答ありがとうございます。
私の質問の中にの120日満期で、満期前に現金化する
にはファクタリング会社が手数料を取ります」が、
abcdさんが紹介して下さった資料の「貸付ないし支払
の始期が60日以内」に抵触するのでしょうか?
それとも、mabooさんの回答の「期日満了まで待てば
手数料割引されることはない訳で、受取先の都合」
が通るのでしょうか?
abcdさんが紹介して下さった資料の資料9には60日、
資料10には120日と記述されており、混乱しています。
資料9の60日と資料10の120日は異なる期間を指定
しているのだろうと思うのですが、理解できません。
申し訳ありませんが、下請法に明るい方ご教示願います。
maboo様、abcd様
早速のご回答ありがとうございます。
私の質問の中にの120日満期で、満期前に現金化する
にはファクタリング会社が手数料を取ります」が、
abcdさんが紹介して下さった資料の「貸付ないし支払
の始期が60日以内」に抵触するのでしょうか?
それとも、mabooさんの回答の「期日満了まで待てば
手数料割引されることはない訳で、受取先の都合」
が通るのでしょうか?
abcdさんが紹介して下さった資料の資料9には60日、
資料10には120日と記述されており、混乱しています。
資料9の60日と資料10の120日は異なる期間を指定
しているのだろうと思うのですが、理解できません。
申し訳ありませんが、下請法に明るい方ご教示願います。
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4. Re: 下請法(ファクタリング契約)
2007/06/22 02:36
資料9でいう60日は、下請事業者が金融機関から金銭を受領できる開始日の上限です。お書きの「120日」がこれを指しているのであれば、60日を越えていますから下請法違反です(仮に基本契約書等へ盛り込んでも、当該約定は無効です)。
資料10でいう120日は、御社が金融機関へ金銭を支払う決済期限です。お書きの「120日」がこれを指しているのであれば、下請法等の問題は生じません。
また、手形の決済サイトについては、繊維業なら90日、その他は120日を上限として運用しています。そのため、ファクタリングの決済サイトも、これらの日数を上限としたほうが安全と思われます。お書きの「120日」がこれを指しているのであれば、御社が繊維業なら下請法違反のおそれ、そうでなければ下請法等の問題は生じません。
資料9でいう60日は、下請事業者が金融機関から金銭を受領できる開始日の上限です。お書きの「120日」がこれを指しているのであれば、60日を越えていますから下請法違反です(仮に基本契約書等へ盛り込んでも、当該約定は無効です)。
資料10でいう120日は、御社が金融機関へ金銭を支払う決済期限です。お書きの「120日」がこれを指しているのであれば、下請法等の問題は生じません。
また、手形の決済サイトについては、繊維業なら90日、その他は120日を上限として運用しています。そのため、ファクタリングの決済サイトも、これらの日数を上限としたほうが安全と思われます。お書きの「120日」がこれを指しているのであれば、御社が繊維業なら下請法違反のおそれ、そうでなければ下請法等の問題は生じません。
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5. Re: 下請法(ファクタリング契約)
2007/06/22 12:43
abcd様
早速のご回答ありがとうございました。
大変良く理解できました。
取引先は翌月末よりファクタリング会社から金銭の支払
を受けることができますので、60日は超えません。
したがって、下請法には違反しません。
また、当社がファクタリング会社へ金銭を支払うのは、
翌々々々月末なので、120日を超えません。
更に、当社は繊維業ではありません。
したがって、下請法には違反しません。
安心しました。ありがとうございました。
abcd様
早速のご回答ありがとうございました。
大変良く理解できました。
取引先は翌月末よりファクタリング会社から金銭の支払
を受けることができますので、60日は超えません。
したがって、下請法には違反しません。
また、当社がファクタリング会社へ金銭を支払うのは、
翌々々々月末なので、120日を超えません。
更に、当社は繊維業ではありません。
したがって、下請法には違反しません。
安心しました。ありがとうございました。
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6. Re: 下請法(ファクタリング契約)
2007/06/23 03:03
参考までに申し添えれば、下請法は独占禁止法の特別法ですので、公正取引委員会扱いとなります。そして、公正取引委員会は、企業等向けに相談窓口を設けています。
担当者の当たり外れにもよりますが、平均的には税務署の相談窓口よりも対応が良いようです。
公取委のホームページに案内がありますので、ご利用なさってみてはいかがでしょうか。
参考までに申し添えれば、下請法は独占禁止法の特別法ですので、公正取引委員会扱いとなります。そして、公正取引委員会は、企業等向けに相談窓口を設けています。
担当者の当たり外れにもよりますが、平均的には税務署の相談窓口よりも対応が良いようです。
公取委のホームページに案内がありますので、ご利用なさってみてはいかがでしょうか。
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