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外貨建て貸付金の利息計上について

質問 回答受付中

外貨建て貸付金の利息計上について

2006/07/20 12:01

MIICO

おはつ

回答数:8

編集

こんにちは!

利息の外貨換算について教えてください(><)

在外子会社へ外貨建てで貸付金があります。
元利とも期日(1年後)に一括返済の契約です。

親会社の会計処理は
毎月月末に1ヶ月分(日割り)の未収利息/受取利息を月末日のTTMで換算して計上しておりますが、
前月以前の計上済みの利息の評価差額は為替差損益・未収利息で計上しています。
この処理は正しいのでしょうか。。

未収利息の残高と受取利息の計上額が違っていると違和感がありますし
為替差損益は計上せず、洗い替えて全て受取利息で計上すべきではないかと思うのですが。。

宜しくお願いします〜!!

こんにちは!

利息の外貨換算について教えてください(><)

在外子会社へ外貨建てで貸付金があります。
元利とも期日(1年後)に一括返済の契約です。

親会社の会計処理は
毎月月末に1ヶ月分(日割り)の未収利息/受取利息を月末日のTTMで換算して計上しておりますが、
前月以前の計上済みの利息の評価差額は為替差損益・未収利息で計上しています。
この処理は正しいのでしょうか。。

未収利息の残高と受取利息の計上額が違っていると違和感がありますし
為替差損益は計上せず、洗い替えて全て受取利息で計上すべきではないかと思うのですが。。

宜しくお願いします〜!!

この質問に回答
回答

Re: 外貨建て貸付金の利息計上について

2006/07/25 10:40

MIICO

おはつ

編集

ranさん kei8さん o_Kさん
わかりやすいご説明ありがとうございました!!(^▽^)

今の処理は間違いではないのですが、理論的にも実務量的にも、評価は期末決算時のみで、月次では当月分の計上だけシンプルにするのが一番よいのですね〜!

当社は3月決算なので当期は4・5・6月分の利息(&為替差損)を計上済みですが、
為替差損益の戻入を上司に相談してみます。
連結すると関係ないですが、親会社単体でみるとけっこう多額の為替差損なので。。

ちなみに例として挙げた仕訳、差益ではなく差損の間違いですね。。
すみません(^^;)

ありがとうございました!

ranさん kei8さん o_Kさん
わかりやすいご説明ありがとうございました!!(^▽^)

今の処理は間違いではないのですが、理論的にも実務量的にも、評価は期末決算時のみで、月次では当月分の計上だけシンプルにするのが一番よいのですね〜!

当社は3月決算なので当期は4・5・6月分の利息(&為替差損)を計上済みですが、
為替差損益の戻入を上司に相談してみます。
連結すると関係ないですが、親会社単体でみるとけっこう多額の為替差損なので。。

ちなみに例として挙げた仕訳、差益ではなく差損の間違いですね。。
すみません(^^;)

ありがとうございました!

返信

回答一覧
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| 1 |

1. Re: 外貨建て貸付金の利息計上について

2006/07/23 19:59

MIICO

おはつ

編集

なかなかアドバイス頂けないものですね。。(TT)

文章の説明が下手なので、簡単な数字で仕訳をすると

前月までの利息合計 100$(¥11,500)
当月の利息      10$(TTM 112円)

【今の処理】
当月
未収利息  \300 為替差益 \300(100$の評価差額) 
未収利息 \1,120 受取利息\1,120(6月分の利息計上)

※↑の為替差益を受取利息にすべきじゃないかと思っています。

皆様是非アドバイスください!よろしくお願いします(TT)

なかなかアドバイス頂けないものですね。。(TT)

文章の説明が下手なので、簡単な数字で仕訳をすると

前月までの利息合計 100$(¥11,500)
当月の利息      10$(TTM 112円)

【今の処理】
当月
未収利息  \300 為替差益 \300(100$の評価差額) 
未収利息 \1,120 受取利息\1,120(6月分の利息計上)

※↑の為替差益を受取利息にすべきじゃないかと思っています。

皆様是非アドバイスください!よろしくお願いします(TT)

返信

2. Re: 外貨建て貸付金の利息計上について

2006/07/24 12:40

らん

さらにすごい常連さん

編集

こんにちは。

現在のやり方は毎月分を計上して、さらには過去月分も
当月レートに変えて評価の差損益を認識する方法ですね。

もう一つの方法は、毎月分は今まで通り計上して、
過去分は手を付けないやり方です。
最終的にその利息が入金された時点において
その時のレートで換算した円金額と、
それまで毎月々の額が累積された帳簿額との差を求めて
現預金/為替差益(損は逆になりますが)として一度で
処理する方法もあります。

尚、その場合に気を付けなければならないのは
決算期をまたぐ場合には、決算期末におけるレートで
強制的に評価し直す(為替差損益にて)必要があります。

現在のやり方の方が確かに現在価値を表現することに
なりますが、毎月手間が掛かるでしょうから
税理士・会計士さんともご相談なさってみて下さい。

こんにちは。

現在のやり方は毎月分を計上して、さらには過去月分も
当月レートに変えて評価の差損益を認識する方法ですね。

もう一つの方法は、毎月分は今まで通り計上して、
過去分は手を付けないやり方です。
最終的にその利息が入金された時点において
その時のレートで換算した円金額と、
それまで毎月々の額が累積された帳簿額との差を求めて
現預金/為替差益(損は逆になりますが)として一度で
処理する方法もあります。

尚、その場合に気を付けなければならないのは
決算期をまたぐ場合には、決算期末におけるレートで
強制的に評価し直す(為替差損益にて)必要があります。

現在のやり方の方が確かに現在価値を表現することに
なりますが、毎月手間が掛かるでしょうから
税理士・会計士さんともご相談なさってみて下さい。

返信

3. Re: 外貨建て貸付金の利息計上について

2006/07/24 14:48

kei8

すごい常連さん

編集

>前月までの利息合計 100$(¥11,500)
当月の利息      10$(TTM 112円)

【今の処理】
当月
未収利息  \300 為替差益 \300(100$の評価差額) 
未収利息 \1,120 受取利息\1,120(6月分の利息計上)

※↑の為替差益を受取利息にすべきじゃないかと思っています。


回答: 
 未収利息は、期間損益計算のために「期末決算時」に計上するものとされています。

月次計算のために計上するのであれば、毎月そのときのレートで計上しておき、

期末時に
(1)期中処理を逆仕訳(借方と貸方を逆にする仕訳)により取消すとともに、
(2)期末に改めて期末時のレートで計上する処理が考えられます。

 現在の処理を前提にすれば、お考えのように前月まで利息の為替差損益を受取利息勘定に置き換えれば結果は同じことになります。


 回答を書いていて次の疑問を生じました。前年度末に計上した未収利息がある場合、当該未収利息は当年度末に期末日レートでの換算換えが必要かというものです。未収利息は期間損益計算のための科目であって、期末換算換えが必要な外貨建「金銭債権」ではないので、現行の「外貨建取引等会計処理基準」では換算換えの対象とならないはずです。では1年間の為替変動はP/Lに反映されないのか、反映させなくてよいかという疑問です。基準のあるべき姿という点(立法論)からは、違う意見が出てきてもよさそうですが、現在の基準によれば期末の換算換えは行わないとうことになるのでしょうか?
                                     以上

>前月までの利息合計 100$(¥11,500)
当月の利息      10$(TTM 112円)

【今の処理】
当月
未収利息  \300 為替差益 \300(100$の評価差額) 
未収利息 \1,120 受取利息\1,120(6月分の利息計上)

※↑の為替差益を受取利息にすべきじゃないかと思っています。


回答: 
 未収利息は、期間損益計算のために「期末決算時」に計上するものとされています。

月次計算のために計上するのであれば、毎月そのときのレートで計上しておき、

期末時に
(1)期中処理を逆仕訳(借方と貸方を逆にする仕訳)により取消すとともに、
(2)期末に改めて期末時のレートで計上する処理が考えられます。

 現在の処理を前提にすれば、お考えのように前月まで利息の為替差損益を受取利息勘定に置き換えれば結果は同じことになります。


 回答を書いていて次の疑問を生じました。前年度末に計上した未収利息がある場合、当該未収利息は当年度末に期末日レートでの換算換えが必要かというものです。未収利息は期間損益計算のための科目であって、期末換算換えが必要な外貨建「金銭債権」ではないので、現行の「外貨建取引等会計処理基準」では換算換えの対象とならないはずです。では1年間の為替変動はP/Lに反映されないのか、反映させなくてよいかという疑問です。基準のあるべき姿という点(立法論)からは、違う意見が出てきてもよさそうですが、現在の基準によれば期末の換算換えは行わないとうことになるのでしょうか?
                                     以上

返信

4. Re: 外貨建て貸付金の利息計上について

2006/07/25 02:14

おけ

さらにすごい常連さん

編集

結論から記しますと、親会社の処理で問題ありませんヨ。

外貨建未収利息は、月次の計上とは別途で、
外貨建金銭債権と同じように期末時の換算が
必要となります。
(『外貨建取引等の会計処理に関する実務指針』27)

しかし、受取利息については
期末時の換算をさせるような決まりがありませんから、
毎月末日に一ヶ月分の受取利息を換算・計上したなら、
それ以降は換算をおこなうことがありませんし、
するのはちとマズいんです。

ということで、親会社の処理が合っているんです。

結論から記しますと、親会社の処理で問題ありませんヨ。

外貨建未収利息は、月次の計上とは別途で、
外貨建金銭債権と同じように期末時の換算が
必要となります。
(『外貨建取引等の会計処理に関する実務指針』27)

しかし、受取利息については
期末時の換算をさせるような決まりがありませんから、
毎月末日に一ヶ月分の受取利息を換算・計上したなら、
それ以降は換算をおこなうことがありませんし、
するのはちとマズいんです。

ということで、親会社の処理が合っているんです。

返信

5. Re: 外貨建て貸付金の利息計上について

2006/07/25 03:03

おけ

さらにすごい常連さん

編集

受取利息についてもう少し詳しく、月次の換算を
年度末まで引っ張って良いのかどうか記してみますと、
まず、利息は日々生じるものですから
本来は毎日換算・計上をすべきものです。

つまり、一年分をまとめるどころか、
日々計上するのが本来の姿です。

でも、それでは手間ばかりかかって仕方ありません。

そこで、
1.月次決算をやっている場合に、円建て利息は
  毎月締め日に計上するのが一般的
2.換算レートは、その当日のレートではなく
  直近の別の日のレートを適用してもOK
  (『外貨建取引等会計処理基準注解』注2)
というふたつのことを考え併せて、
日々計上をする代わりに
毎月の締め日に一ヶ月分をまとめて換算・計上してOK
だと、言えるんです。

そのほうが、手間もかかりません。

では、月次で換算・計上していた受取利息を
年度末や中間期末にいったんすべて取り消して
改めて換算・計上し直すのはどうかというと、
A.本来は毎日のレートを適用して日々計上すべきところ
  一年分や半年分をまとめて期末日レートで
  換算してしまうのは、いくらなんでも
  毎日やった場合との差が出過ぎてしまいマズい。
  (一ヶ月分まとめてのほうが、まだマシ)
B.期中平均レートを採用すれば
  Aの不具合は無くなるものの、
  反対仕訳+期中平均レートの算出
  をすることになるので、実務上の手間が大きい。
  また、期中平均レートの採用は、
  例外的手法とされている。
  (月次計上を残すほうが実務上ラクチンだし、
   原則法に近づく)
というふたつの理由から、
あまりよろしくないといえるのです。
(カッコ書きで示したように、月次計上のほうが
 ベターです。)

加えて、上場会社の場合や非上場でも
金融機関等への月次報告を重視する必要が
ある場合には、
期末時に受取利息を換算替えしてしまうと
レート次第で月次と年次との差異が大きくなってしまい、
さらによろしくありません。


ということで、
月次決算をおこなっている場合には、
受取利息の換算については毎月の締め日に一ヶ月分を
まとめておこなってしまい、それ以降はいじらない、
このやり方が実は、
理論と実務のバランスが最もとれる方法なんです。

受取利息についてもう少し詳しく、月次の換算を
年度末まで引っ張って良いのかどうか記してみますと、
まず、利息は日々生じるものですから
本来は毎日換算・計上をすべきものです。

つまり、一年分をまとめるどころか、
日々計上するのが本来の姿です。

でも、それでは手間ばかりかかって仕方ありません。

そこで、
1.月次決算をやっている場合に、円建て利息は
  毎月締め日に計上するのが一般的
2.換算レートは、その当日のレートではなく
  直近の別の日のレートを適用してもOK
  (『外貨建取引等会計処理基準注解』注2)
というふたつのことを考え併せて、
日々計上をする代わりに
毎月の締め日に一ヶ月分をまとめて換算・計上してOK
だと、言えるんです。

そのほうが、手間もかかりません。

では、月次で換算・計上していた受取利息
年度末や中間期末にいったんすべて取り消して
改めて換算・計上し直すのはどうかというと、
A.本来は毎日のレートを適用して日々計上すべきところ
  一年分や半年分をまとめて期末日レートで
  換算してしまうのは、いくらなんでも
  毎日やった場合との差が出過ぎてしまいマズい。
  (一ヶ月分まとめてのほうが、まだマシ)
B.期中平均レートを採用すれば
  Aの不具合は無くなるものの、
  反対仕訳+期中平均レートの算出
  をすることになるので、実務上の手間が大きい。
  また、期中平均レートの採用は、
  例外的手法とされている。
  (月次計上を残すほうが実務上ラクチンだし、
   原則法に近づく)
というふたつの理由から、
あまりよろしくないといえるのです。
(カッコ書きで示したように、月次計上のほうが
 ベターです。)

加えて、上場会社の場合や非上場でも
金融機関等への月次報告を重視する必要が
ある場合には、
期末時に受取利息を換算替えしてしまうと
レート次第で月次と年次との差異が大きくなってしまい、
さらによろしくありません。


ということで、
月次決算をおこなっている場合には、
受取利息の換算については毎月の締め日に一ヶ月分を
まとめておこなってしまい、それ以降はいじらない、
このやり方が実は、
理論と実務のバランスが最もとれる方法なんです。

返信

6. Re: 外貨建て貸付金の利息計上について

2006/07/25 03:04

おけ

さらにすごい常連さん

編集

あ、ちなみに、受取利息を決算時にいじらないのは、
日本の外貨建換算基準が二取引基準を
採用しているからでもありますネ。

その意味では、
翌月以降に未収利息残高を受取利息計上額とが
ズレるのは、
在外子会社と仕入・買掛取引をおこなっているとして、
買掛金を決算時に換算替えしたときに
仕入額と買掛金額とがズレてしまうのと、同じです。

あ、ちなみに、受取利息決算時にいじらないのは、
日本の外貨建換算基準が二取引基準を
採用しているからでもありますネ。

その意味では、
翌月以降に未収利息残高を受取利息計上額とが
ズレるのは、
在外子会社と仕入・買掛取引をおこなっているとして、
買掛金決算時に換算替えしたときに
仕入額と買掛金額とがズレてしまうのと、同じです。

返信

7. Re: 外貨建て貸付金の利息計上について

2006/07/25 10:40

MIICO

おはつ

編集

ranさん kei8さん o_Kさん
わかりやすいご説明ありがとうございました!!(^▽^)

今の処理は間違いではないのですが、理論的にも実務量的にも、評価は期末決算時のみで、月次では当月分の計上だけシンプルにするのが一番よいのですね〜!

当社は3月決算なので当期は4・5・6月分の利息(&為替差損)を計上済みですが、
為替差損益の戻入を上司に相談してみます。
連結すると関係ないですが、親会社単体でみるとけっこう多額の為替差損なので。。

ちなみに例として挙げた仕訳、差益ではなく差損の間違いですね。。
すみません(^^;)

ありがとうございました!

ranさん kei8さん o_Kさん
わかりやすいご説明ありがとうございました!!(^▽^)

今の処理は間違いではないのですが、理論的にも実務量的にも、評価は期末決算時のみで、月次では当月分の計上だけシンプルにするのが一番よいのですね〜!

当社は3月決算なので当期は4・5・6月分の利息(&為替差損)を計上済みですが、
為替差損益の戻入を上司に相談してみます。
連結すると関係ないですが、親会社単体でみるとけっこう多額の為替差損なので。。

ちなみに例として挙げた仕訳、差益ではなく差損の間違いですね。。
すみません(^^;)

ありがとうございました!

返信

8. Re: 外貨建て貸付金の利息計上 日々計上?

2006/07/25 11:09

kei8

すごい常連さん

編集

1、OKさん、ありがとうございました。
『外貨建取引等の会計処理に関する実務指針』27及び68を確認しました。やはり金銭債権ではないので本来であれば期末換算の対象にならないが、それでは不都合ということで「金銭債権に準ずる」との考え方により期末換算の対象としているということですね。
未収利息について期末換算すべきことについては理解しました。


2、日々計上が本来の姿?
>受取利息についてもう少し詳しく、月次の換算を年度末まで引っ張って良いのかどうか記してみますと、
まず、利息は日々生じるものですから本来は毎日換算・計上をすべきものです。
つまり、一年分をまとめるどころか、日々計上するのが本来の姿です。


 はたしてそうでしょうか?そうであれば、
ASBJ(企業会計基準委員会)で、経過・未経過勘定について四半期ごとに厳密な算定をするかが問題にされたことの意味が説明できないように思います。ASBJの論点整理では四半期ごとに計上する方向が示されているようですが、OKさんの考え方によれば、そもそも問題になりようがないということにはなりませんか?


 日々計上するのではなく、期間損益計算の必要性から「期末」計上するというのが現在の会計の理解と思います。特別な処理のゆえに、重要性の原則の説明では、重要性が乏しい場合には特別な処理である経過勘定処理しないことも可能とされていると理解しています。こうした理解によれば、四半期では計上しないということになるが、はたしてそのような情報開示でよいかということが、ASBJの問題意識ではないかと思います。 

 OKさんの考え方と私の理解とでは、受取利息の額が異なります。

OKさんの考え方
日々の利息(日々のレートで換算した額)の合計額

私の理解
期末日のレートで換算した額
                            以上

1、OKさん、ありがとうございました。
『外貨建取引等の会計処理に関する実務指針』27及び68を確認しました。やはり金銭債権ではないので本来であれば期末換算の対象にならないが、それでは不都合ということで「金銭債権に準ずる」との考え方により期末換算の対象としているということですね。
未収利息について期末換算すべきことについては理解しました。


2、日々計上が本来の姿?
受取利息についてもう少し詳しく、月次の換算を年度末まで引っ張って良いのかどうか記してみますと、
まず、利息は日々生じるものですから本来は毎日換算・計上をすべきものです。
つまり、一年分をまとめるどころか、日々計上するのが本来の姿です。


 はたしてそうでしょうか?そうであれば、
ASBJ(企業会計基準委員会)で、経過・未経過勘定について四半期ごとに厳密な算定をするかが問題にされたことの意味が説明できないように思います。ASBJの論点整理では四半期ごとに計上する方向が示されているようですが、OKさんの考え方によれば、そもそも問題になりようがないということにはなりませんか?


 日々計上するのではなく、期間損益計算の必要性から「期末」計上するというのが現在の会計の理解と思います。特別な処理のゆえに、重要性の原則の説明では、重要性が乏しい場合には特別な処理である経過勘定処理しないことも可能とされていると理解しています。こうした理解によれば、四半期では計上しないということになるが、はたしてそのような情報開示でよいかということが、ASBJの問題意識ではないかと思います。 

 OKさんの考え方と私の理解とでは、受取利息の額が異なります。

OKさんの考え方
日々の利息(日々のレートで換算した額)の合計額

私の理解
期末日のレートで換算した額
                            以上

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