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似た品物で見分けがつかない場合の原価の出し方について

質問 解決済

似た品物で見分けがつかない場合の原価の出し方について

2018/01/30 17:46

ケロさん

ちょい参加

回答数:4

編集

例えばAとBの店で全くおなじせんべいを1000個ずつ仕入れたとします。
Aの店ではせんべい1個300円だと仮定し、仕入金額300×1000個で300000万円となります。
次にBの店ではせんべい1個500円だと仮定し、仕入金額500×1000個で500000万円となりました。
これらは限定の品だと仮定し、300円ではなく500円で買っても買う価値があるものとします。
そして年末までにAとBの店で仕入れたせんべいが200個売れたとします。
そうすると在庫の数は2000-200で1800個余っている事になりますが、
AとBの店で仕入れたせんべいは同じせんべいの為、外見上見分けがつかなくなったとします。
この場合、1個あたりの原価はどのような計算方法になるのでしょうか?
売る時にAとBのせんべいを厳密に300円のせんべいが売れたのか500円のせんべいが売れたのか
200個分の数を正確に数えていなければいけないという事でしょうか?それとも高い金額で
仕入れた方の在庫の数を計算する等といった方法があるのでしょうか?
宜しくお願い致します。

例えばAとBの店で全くおなじせんべいを1000個ずつ仕入れたとします。
Aの店ではせんべい1個300円だと仮定し、仕入金額300×1000個で300000万円となります。
次にBの店ではせんべい1個500円だと仮定し、仕入金額500×1000個で500000万円となりました。
これらは限定の品だと仮定し、300円ではなく500円で買っても買う価値があるものとします。
そして年末までにAとBの店で仕入れたせんべいが200個売れたとします。
そうすると在庫の数は2000-200で1800個余っている事になりますが、
AとBの店で仕入れたせんべいは同じせんべいの為、外見上見分けがつかなくなったとします。
この場合、1個あたりの原価はどのような計算方法になるのでしょうか?
売る時にAとBのせんべいを厳密に300円のせんべいが売れたのか500円のせんべいが売れたのか
200個分の数を正確に数えていなければいけないという事でしょうか?それとも高い金額で
仕入れた方の在庫の数を計算する等といった方法があるのでしょうか?
宜しくお願い致します。

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1. Re:似た品物で見分けがつかない場合の原価の出し方について

2018/01/31 08:30

anoano

すごい常連さん

編集

在庫ついてはいくつか計算方法が定められており、
会社なり、個人事業者なりが選択して、
所轄税務署へ届け出た方法によります。
その届出をしなかった場合には、自動的に「最終仕入原価法」になります。

たとえば、せんべいを300円で50個仕入れます。その後値上がりがあり、
400円で10個仕入れます。決算時点での在庫数が20個だとすれば、
40個が売れたことになります。
この場合、最終仕入単価で在庫を計算するので、在庫は8000円(400円×20個)になります。
少なくとも、在庫のうち10個は400円で仕入れたわけではないのですが、
このように計算しなくてはなりません。

在庫計算は、種類、品質、型を同じくするもの毎に行うことになっています。
通常のせんべいと限定品のせんべいを一緒にすべきどうかはわかりませんが、
一度決めた計算単位を継続して行えば、通常は問題ないと考えられます。

在庫ついてはいくつか計算方法が定められており、
会社なり、個人事業者なりが選択して、
所轄税務署へ届け出た方法によります。
その届出をしなかった場合には、自動的に「最終仕入原価法」になります。

たとえば、せんべいを300円で50個仕入れます。その後値上がりがあり、
400円で10個仕入れます。決算時点での在庫数が20個だとすれば、
40個が売れたことになります。
この場合、最終仕入単価で在庫を計算するので、在庫は8000円(400円×20個)になります。
少なくとも、在庫のうち10個は400円で仕入れたわけではないのですが、
このように計算しなくてはなりません。

在庫計算は、種類、品質、型を同じくするもの毎に行うことになっています。
通常のせんべいと限定品のせんべいを一緒にすべきどうかはわかりませんが、
一度決めた計算単位を継続して行えば、通常は問題ないと考えられます。

返信

2. Re:Re:似た品物で見分けがつかない場合の原価の出し方について

2018/02/01 18:42

ケロさん

ちょい参加

編集

ご回答ありがとうございます。異なる店で仕入れたものであっても
種類が同じであれば最終仕入れ原価法で大丈夫なのですね。
ちなみに仮に最後に仕入れた日が数年前の場合で1個10000円として
ずっと在庫が残っている場合、その在庫の原価は今年のその商品の相場などではなく、
数年前の最後に仕入れた日の金額10000円で大丈夫という事でしょうか?
またその商品の価値が今年1個500円の価値しかない場合、
商品評価損といったものを使って仕訳して経費計上できるのでしょうか?

ご回答ありがとうございます。異なる店で仕入れたものであっても
種類が同じであれば最終仕入れ原価法で大丈夫なのですね。
ちなみに仮に最後に仕入れた日が数年前の場合で1個10000円として
ずっと在庫が残っている場合、その在庫の原価は今年のその商品の相場などではなく、
数年前の最後に仕入れた日の金額10000円で大丈夫という事でしょうか?
またその商品の価値が今年1個500円の価値しかない場合、
商品評価損といったものを使って仕訳して経費計上できるのでしょうか?

返信

3. Re:Re:Re:似た品物で見分けがつかない場合の原価の出し方について

2018/02/02 16:34

anoano

すごい常連さん

編集

最後の仕入れが数年前でも、その購入単価を使用せざるを得ません。

評価損については、経費に計上できる場合と出来ない場合があります。
できる場合としては、破損、型崩れ、たなざらし、品質変化や、
季節商品や新製品の発売で通常の価格で販売できない場合などです。
出来ない場合としては、物価変動、過剰生産、建値の変更などにより価格が下落した場合です。

最後の仕入れが数年前でも、その購入単価を使用せざるを得ません。

評価損については、経費に計上できる場合と出来ない場合があります。
できる場合としては、破損、型崩れ、たなざらし、品質変化や、
季節商品や新製品の発売で通常の価格で販売できない場合などです。
出来ない場合としては、物価変動、過剰生産、建値の変更などにより価格が下落した場合です。

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4. Re:Re:Re:Re:似た品物で見分けがつかない場合の原価の出し方について

2018/02/03 14:54

ケロさん

ちょい参加

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ありがとうございます。分からない部分が非常に良くわかりました、
詳しく教えて頂きありがとうございました^^

ありがとうございます。分からない部分が非常に良くわかりました、
詳しく教えて頂きありがとうございました^^

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