編集

こんにちは。

当社で、数銘柄の株式を売却し譲渡益が発生しています。上場銘柄の場合は源泉税は差し引かれずに入金しましたが、非上場銘柄分は源泉税が20%源泉されて入金しました。

上場、非上場で源泉するかしないかが異なるのでしょうか。

それとも、非上場銘柄の会社が処理を誤っているのでしょうか。

すみませんが、ご教授の程お願いいたします。

こんにちは。

当社で、数銘柄の株式を売却し譲渡益が発生しています。上場銘柄の場合は源泉税は差し引かれずに入金しましたが、非上場銘柄分は源泉税が20%源泉されて入金しました。

上場、非上場で源泉するかしないかが異なるのでしょうか。

それとも、非上場銘柄の会社が処理を誤っているのでしょうか。

すみませんが、ご教授の程お願いいたします。

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法人が、上場株を市場で売却して源泉税を差引かれるということはありません。
非上場株を発行元法人に売却した場合は、みなし配当が生じますので、みなし配当金額の２０％の源泉税が差引かれます。
1株あたりみなし配当金額＝１株あたり売却額−発行元法人の１株あたり資本等の金額

今回売却した非上場株が、会社設立時に１株５万円を払い込んだもので、その後に増資等はなく、今回１株あたり１０万円で発行元法人に売却したとすると、
１株あたりみなし配当金額は
１０万円−５万円＝５万円
そうすると源泉税として５万円の２０％＝１万円が控除され、９万円が入金になります。
この場合、税務会計上の仕訳は
　預金　　９万円　／　投資有価証券　５万円
　仮払税金１万円　／　受取配当金　　５万円
です。

売却先が株の発行元法人でなければ、みなし配当になりませんので源泉税が差引かれることはありません。

法人が、上場株を市場で売却して源泉税を差引かれるということはありません。
非上場株を発行元法人に売却した場合は、みなし配当が生じますので、みなし配当金額の２０％の源泉税が差引かれます。
1株あたりみなし配当金額＝１株あたり売却額−発行元法人の１株あたり資本等の金額

今回売却した非上場株が、会社設立時に１株５万円を払い込んだもので、その後に増資等はなく、今回１株あたり１０万円で発行元法人に売却したとすると、
１株あたりみなし配当金額は
１０万円−５万円＝５万円
そうすると源泉税として５万円の２０％＝１万円が控除され、９万円が入金になります。
この場合、税務会計上の仕訳は
　預金　　９万円　／　投資有価証券　５万円
　仮払税金１万円　／　受取配当金　　５万円
です。

売却先が株の発行元法人でなければ、みなし配当になりませんので源泉税が差引かれることはありません。

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