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ある項目を資金の範囲に含めることと含めないことの意味
A法人は、世間の例にならって短期借入金を資金の範囲に含めています。
普通預金(資金)/短期借入金(資金)10
この処理により
借方で資金が増加し
貸方で資金が減少しています。
2つの合算では資金の増減はないことになります(+と−の相殺により)
収支計算書
記載項目なし
B法人は、「考えるところがあり」短期借入金を資金の範囲に含めないことにしています。
普通預金(資金)/短期借入金(非資金)10
この処理(借方の普通預金の増加)により資金が増加しています。
収支計算書
短期借入金収入10
公益法人は収支予算書や収支計算書を法人の管理の中心にすえています。A法人では、借入れという重要な取引が収支予算書や収支計算書に現れてきません。これは適切ではないと考えて一工夫したのがB法人です。短期借入金を資金の範囲に「含めない」ことにより、収支予算書による借入金収入のコントロールを可能にしています。
おまけ:A法人では収支予算書の本表に借入金収入が表示されない代わりに、収支予算書の欄外に「借入金限度額xxx円}と記載することにより予算書の承認を受け補っています。
ある項目を資金の範囲に含める含めないには、上のような考え方が背後にあり、表面的な問題ではないとされています。
ある項目を資金の範囲に含めることと含めないことの意味
A法人は、世間の例にならって短期借入金を資金の範囲に含めています。
普通預金(資金)/短期借入金(資金)10
この処理により
借方で資金が増加し
貸方で資金が減少しています。
2つの合算では資金の増減はないことになります(+と−の相殺により)
収支計算書
記載項目なし
B法人は、「考えるところがあり」短期借入金を資金の範囲に含めないことにしています。
普通預金(資金)/短期借入金(非資金)10
この処理(借方の普通預金の増加)により資金が増加しています。
収支計算書
短期借入金収入10
公益法人は収支予算書や収支計算書を法人の管理の中心にすえています。A法人では、借入れという重要な取引が収支予算書や収支計算書に現れてきません。これは適切ではないと考えて一工夫したのがB法人です。短期借入金を資金の範囲に「含めない」ことにより、収支予算書による借入金収入のコントロールを可能にしています。
おまけ:A法人では収支予算書の本表に借入金収入が表示されない代わりに、収支予算書の欄外に「借入金限度額xxx円}と記載することにより予算書の承認を受け補っています。
ある項目を資金の範囲に含める含めないには、上のような考え方が背後にあり、表面的な問題ではないとされています。
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