編集

当方、家族経営の株式会社で、以前は税理士さんにすべてお任せしていたのですが、経費削減のため数年前から経理知識ゼロの私が決算を含めた一切を任されることになりました。

会計ソフトのおかげで、なんとか決算書類を製作する手前までたどり着いたのですが、今年は利益が出ました。
（前年度までは毎年１００万円以下程度の赤字決算でした。）

そこでご相談させて頂きたいのですが、

・既に倒産した会社への売掛金１９０万円が短期貸付金として残っている。
　（これは以前お願いしていた税理士さんがそのようにされていたものです）

・経理業務を任された初年度に、税務相談に行った際、利益が出た時までその短期貸付金を残しておくと良いとアドバイスを受け、今まで残しておいた。

・今年の利益は約８０万円

このような場合、短期貸付金を貸倒損失として処理できるのでしょうか？
もし、出来るとすれば、短期貸付金を全額処理すべきものなのか、または利益が出ない程度の金額だけ処理することが出来るものなのでしょうか？

以上、ご指南の程よろしくお願い致します。

当方、家族経営の株式会社で、以前は税理士さんにすべてお任せしていたのですが、経費削減のため数年前から経理知識ゼロの私が決算を含めた一切を任されることになりました。

会計ソフトのおかげで、なんとか決算書類を製作する手前までたどり着いたのですが、今年は利益が出ました。
（前年度までは毎年１００万円以下程度の赤字決算でした。）

そこでご相談させて頂きたいのですが、

・既に倒産した会社への売掛金１９０万円が短期貸付金として残っている。
　（これは以前お願いしていた税理士さんがそのようにされていたものです）

・経理業務を任された初年度に、税務相談に行った際、利益が出た時までその短期貸付金を残しておくと良いとアドバイスを受け、今まで残しておいた。

・今年の利益は約８０万円

このような場合、短期貸付金を貸倒損失として処理できるのでしょうか？
もし、出来るとすれば、短期貸付金を全額処理すべきものなのか、または利益が出ない程度の金額だけ処理することが出来るものなのでしょうか？

以上、ご指南の程よろしくお願い致します。

編集

仮に、貸倒れの事実が既に過去に生じていた場合には、当期でも処理そのものは可能となります。
ただ、法人税法上の損金としなければ問題はありませんので。

具体的には、まずは帳簿上は、次のような感じで処理します。

過年度損失修正損　××／貸　付　金　××
（正しくはありませんが、借方は「貸倒損失」もありとは思います）

決算上では、費用としてしまっていますので、法人税の申告書上で、損金不算入として、所得に加算されれば、税務上は問題ない事となりますし、貸借対照表上もスッキリする事となります。

申告書上の別表四で、「過年度損益修正損（貸倒損失）」で加算・社外流出（その他）で記載（交際費の損金不算入額の下あたり）されれば良いものと思います。
（正しくは、社外流出ではなく、留保なのですが、別表五（一）に先立つものがないはずですから、留保金課税がかかるぐらいの所得で無い限りは、この処理で問題ないものとは思います）

ただ、その処理をされれば、決算書上の見栄えは悪くなりますので、融資等の予定があるのであれば、それを考慮に入れるべきものとは思います。

仮に、貸倒れの事実が既に過去に生じていた場合には、当期でも処理そのものは可能となります。
ただ、法人税法上の損金としなければ問題はありませんので。

具体的には、まずは帳簿上は、次のような感じで処理します。

過年度損失修正損　××／貸　付　金　××
（正しくはありませんが、借方は「貸倒損失」もありとは思います）

決算上では、費用としてしまっていますので、法人税の申告書上で、損金不算入として、所得に加算されれば、税務上は問題ない事となりますし、貸借対照表上もスッキリする事となります。

申告書上の別表四で、「過年度損益修正損（貸倒損失）」で加算・社外流出（その他）で記載（交際費の損金不算入額の下あたり）されれば良いものと思います。
（正しくは、社外流出ではなく、留保なのですが、別表五（一）に先立つものがないはずですから、留保金課税がかかるぐらいの所得で無い限りは、この処理で問題ないものとは思います）

ただ、その処理をされれば、決算書上の見栄えは悪くなりますので、融資等の予定があるのであれば、それを考慮に入れるべきものとは思います。

返信