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子会社が親会社に運転資金を援助してもらったら

質問 回答受付中

子会社が親会社に運転資金を援助してもらったら

2007/08/04 17:29

さーしゃ

すごい常連さん

回答数：3

編集

いつもお世話になります。

掲題で、ちょっと気になっています。
去年設立したばかりの会社で1人経理なのですが、毎月資金がカツカツで、親会社に運転資金の援助をしてもらっています。
これって、寄付に該当しないんでしょうか？
金額もかなりのものになってきていて、少々不安な今日この頃。
にこにこローンみたいになってます。。。

将来的に親子間で業務委託契約が締結されて、積もり積もった援助額(前受で見てますが)を収益としてみるようになる可能性があるのですが。。
でもそれは契約が締結されてからの話で、現時点で送られる資金は本来どのような会計処理が望ましいのかと、頭を抱えてしまっています。

なんとも情けない質問なのですが、どうかご助力のほど。
お願い致します！！

いつもお世話になります。

掲題で、ちょっと気になっています。
去年設立したばかりの会社で1人経理なのですが、毎月資金がカツカツで、親会社に運転資金の援助をしてもらっています。
これって、寄付に該当しないんでしょうか？
金額もかなりのものになってきていて、少々不安な今日この頃。
にこにこローンみたいになってます。。。

将来的に親子間で業務委託契約が締結されて、積もり積もった援助額(前受で見てますが)を収益としてみるようになる可能性があるのですが。。
でもそれは契約が締結されてからの話で、現時点で送られる資金は本来どのような会計処理が望ましいのかと、頭を抱えてしまっています。

なんとも情けない質問なのですが、どうかご助力のほど。
お願い致します！！

この質問に回答
回答

Re: 子会社が親会社に運転資金を援助してもらったら

2007/08/05 10:00

しかしか

さらにすごい常連さん

編集

そうですね〜、ほっぽらかしておくと確かにマズイですよねぇ。

まあ、とりあえず現状としては、親子間での金銭の貸し借り、ということにしておくのがよいでしょう。

親会社・・・貸付金
子会社・・・借入金

として、親会社の貸付金残高と、子会社の借入金残高が常にピッタリ一致するよう、まめに親会社と連絡をとっておくのがよいと思います。
（子会社の借入金の元帳を、毎月親会社の経理にFAXするとか。）

1.帳簿上、親子会社ともに貸し借りとしてキチンと記録されている。
2.子会社は将来返済の意思があり、親会社は将来回収の意思がある。

ということであれば、一応、金銭の貸し借りとして問題はないでしょう。

金銭の貸し借りをするにあたっての契約書とか、子会社に融資することについての親会社の取締役会の議事録といったものも、できればあるとよいでしょう。

・・・本当はあったほうがよいですが、ないとダメというほどではありません。
大企業では、内部監査や会計監査でうるさく言われる点なので、きちんと書類がそろっているものですが、小さい会社では・・・まあ、そこまで書類がちゃんとそろっているのは、（私の少ない経験では）まず見たことがありません。（笑）

あくまでも私の経験での参考意見ですが、税務署の調査だけについて言えば、帳簿上ちゃんと貸付金・借入金として記録されていれば、その貸付金・借入金そのものが否認されて「寄付金」あつかいされることはまずないでしょう。

親会社側できちんとした帳簿記録すらないと、さすがにそういう場合は、ホントに将来子会社から回収する意思があるのか、その意思の存在を疑われます。
（他人にお金を貸し付けた場合、将来回収する意思があれば、いつ・いくら貸し付けたのか正確に記録しておくはずですよね。）

こういう場合には、親会社の貸付金が「寄付金」にされる危険性がぐっと増してきます。


あと問題なのは、利息をどうするかという点でしょうか。
できれば、親会社が金融機関から借入れしている金利程度の利息はつけたほうが無難ですね。

利息をつけていない場合、それを理由に金銭の貸し借りが即「寄付金」にされるということは、よっぽど何か悪質なことがない限り、さすがにないと思いますが、本来受取るべき利息を親会社側で認定計上させられる危険性はあります。


そして将来、子会社が親会社相手に売上げを計上するようになるかもしれません。
そのときには、子会社側では、

　売掛金　／　○○売上

と仕訳し、さらに親会社と合意の上で債権債務を相殺して、

　借入金　／　売掛金

と仕訳すればよいでしょう。

そうですね〜、ほっぽらかしておくと確かにマズイですよねぇ。

まあ、とりあえず現状としては、親子間での金銭の貸し借り、ということにしておくのがよいでしょう。

親会社・・・貸付金
子会社・・・借入金

として、親会社の貸付金残高と、子会社の借入金残高が常にピッタリ一致するよう、まめに親会社と連絡をとっておくのがよいと思います。
（子会社の借入金の元帳を、毎月親会社の経理にFAXするとか。）

1.帳簿上、親子会社ともに貸し借りとしてキチンと記録されている。
2.子会社は将来返済の意思があり、親会社は将来回収の意思がある。

ということであれば、一応、金銭の貸し借りとして問題はないでしょう。

金銭の貸し借りをするにあたっての契約書とか、子会社に融資することについての親会社の取締役会の議事録といったものも、できればあるとよいでしょう。

・・・本当はあったほうがよいですが、ないとダメというほどではありません。
大企業では、内部監査や会計監査でうるさく言われる点なので、きちんと書類がそろっているものですが、小さい会社では・・・まあ、そこまで書類がちゃんとそろっているのは、（私の少ない経験では）まず見たことがありません。（笑）

あくまでも私の経験での参考意見ですが、税務署の調査だけについて言えば、帳簿上ちゃんと貸付金・借入金として記録されていれば、その貸付金・借入金そのものが否認されて「寄付金」あつかいされることはまずないでしょう。

親会社側できちんとした帳簿記録すらないと、さすがにそういう場合は、ホントに将来子会社から回収する意思があるのか、その意思の存在を疑われます。
（他人にお金を貸し付けた場合、将来回収する意思があれば、いつ・いくら貸し付けたのか正確に記録しておくはずですよね。）

こういう場合には、親会社の貸付金が「寄付金」にされる危険性がぐっと増してきます。


あと問題なのは、利息をどうするかという点でしょうか。
できれば、親会社が金融機関から借入れしている金利程度の利息はつけたほうが無難ですね。

利息をつけていない場合、それを理由に金銭の貸し借りが即「寄付金」にされるということは、よっぽど何か悪質なことがない限り、さすがにないと思いますが、本来受取るべき利息を親会社側で認定計上させられる危険性はあります。


そして将来、子会社が親会社相手に売上げを計上するようになるかもしれません。
そのときには、子会社側では、

　売掛金　／　○○売上

と仕訳し、さらに親会社と合意の上で債権債務を相殺して、

　借入金　／　売掛金

と仕訳すればよいでしょう。

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No. タイトル 投稿者 投稿日時
0 さーしゃ 2007/08/04 17:29
1 umi 2007/08/04 21:11
2
Re: 子会社が親会社に運転資金を援助してもらったら
 しかしか 2007/08/05 10:00
3 さーしゃ 2007/08/06 12:12

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