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受取利息についてもう少し詳しく、月次の換算を
年度末まで引っ張って良いのかどうか記してみますと、
まず、利息は日々生じるものですから
本来は毎日換算・計上をすべきものです。
つまり、一年分をまとめるどころか、
日々計上するのが本来の姿です。
でも、それでは手間ばかりかかって仕方ありません。
そこで、
1.月次決算をやっている場合に、円建て利息は
毎月締め日に計上するのが一般的
2.換算レートは、その当日のレートではなく
直近の別の日のレートを適用してもOK
(『外貨建取引等会計処理基準注解』注2)
というふたつのことを考え併せて、
日々計上をする代わりに
毎月の締め日に一ヶ月分をまとめて換算・計上してOK
だと、言えるんです。
そのほうが、手間もかかりません。
では、月次で換算・計上していた受取利息を
年度末や中間期末にいったんすべて取り消して
改めて換算・計上し直すのはどうかというと、
A.本来は毎日のレートを適用して日々計上すべきところ
一年分や半年分をまとめて期末日レートで
換算してしまうのは、いくらなんでも
毎日やった場合との差が出過ぎてしまいマズい。
(一ヶ月分まとめてのほうが、まだマシ)
B.期中平均レートを採用すれば
Aの不具合は無くなるものの、
反対仕訳+期中平均レートの算出
をすることになるので、実務上の手間が大きい。
また、期中平均レートの採用は、
例外的手法とされている。
(月次計上を残すほうが実務上ラクチンだし、
原則法に近づく)
というふたつの理由から、
あまりよろしくないといえるのです。
(カッコ書きで示したように、月次計上のほうが
ベターです。)
加えて、上場会社の場合や非上場でも
金融機関等への月次報告を重視する必要が
ある場合には、
期末時に受取利息を換算替えしてしまうと
レート次第で月次と年次との差異が大きくなってしまい、
さらによろしくありません。
ということで、
月次決算をおこなっている場合には、
受取利息の換算については毎月の締め日に一ヶ月分を
まとめておこなってしまい、それ以降はいじらない、
このやり方が実は、
理論と実務のバランスが最もとれる方法なんです。
受取利息についてもう少し詳しく、月次の換算を
年度末まで引っ張って良いのかどうか記してみますと、
まず、利息は日々生じるものですから
本来は毎日換算・計上をすべきものです。
つまり、一年分をまとめるどころか、
日々計上するのが本来の姿です。
でも、それでは手間ばかりかかって仕方ありません。
そこで、
1.月次決算をやっている場合に、円建て利息は
毎月締め日に計上するのが一般的
2.換算レートは、その当日のレートではなく
直近の別の日のレートを適用してもOK
(『外貨建取引等会計処理基準注解』注2)
というふたつのことを考え併せて、
日々計上をする代わりに
毎月の締め日に一ヶ月分をまとめて換算・計上してOK
だと、言えるんです。
そのほうが、手間もかかりません。
では、月次で換算・計上していた受取利息を
年度末や中間期末にいったんすべて取り消して
改めて換算・計上し直すのはどうかというと、
A.本来は毎日のレートを適用して日々計上すべきところ
一年分や半年分をまとめて期末日レートで
換算してしまうのは、いくらなんでも
毎日やった場合との差が出過ぎてしまいマズい。
(一ヶ月分まとめてのほうが、まだマシ)
B.期中平均レートを採用すれば
Aの不具合は無くなるものの、
反対仕訳+期中平均レートの算出
をすることになるので、実務上の手間が大きい。
また、期中平均レートの採用は、
例外的手法とされている。
(月次計上を残すほうが実務上ラクチンだし、
原則法に近づく)
というふたつの理由から、
あまりよろしくないといえるのです。
(カッコ書きで示したように、月次計上のほうが
ベターです。)
加えて、上場会社の場合や非上場でも
金融機関等への月次報告を重視する必要が
ある場合には、
期末時に受取利息を換算替えしてしまうと
レート次第で月次と年次との差異が大きくなってしまい、
さらによろしくありません。
ということで、
月次決算をおこなっている場合には、
受取利息の換算については毎月の締め日に一ヶ月分を
まとめておこなってしまい、それ以降はいじらない、
このやり方が実は、
理論と実務のバランスが最もとれる方法なんです。
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