•  

助け合い

経理、労務、総務のことでわからないこと、利用者同士で助け合いを目的とした掲示板です。ルールを守ってご利用くださいませ。

超初歩的質問です。

質問 回答受付中

超初歩的質問です。

2005/05/30 10:19

yoshi-boo

積極参加

回答数:4

編集

本当に初歩的な質問で申し訳ないのですが・・・

「帳簿上の利益」と「預金&現金残」が同じにならないのが
何故なのかが、分かりません。会計事務所の担当者に聞くと

「利益の損益計算書は仕事の流れ、現金の貸借対照表はお金の
 流れなので、一致しないのは当然。利益の額より現金が多く
 あるということはあまりない」

と言われました。
自分なりにイロイロ調べたのですがどうしても理解できません。

決算が近くて、利益を試算して年度末賞与が出せるかどうかを
調べようとしているのですが、「利益は少し、でも手元に残る
現金は結構ある」ということになっています。
賞与は帳簿上の利益の数字から試算するべきなのでしょうか。

本当に初歩的な質問で申し訳ないのですが・・・

「帳簿上の利益」と「預金&現金残」が同じにならないのが
何故なのかが、分かりません。会計事務所の担当者に聞くと

「利益の損益計算書は仕事の流れ、現金の貸借対照表はお金の
 流れなので、一致しないのは当然。利益の額より現金が多く
 あるということはあまりない」

と言われました。
自分なりにイロイロ調べたのですがどうしても理解できません。

決算が近くて、利益を試算して年度末賞与が出せるかどうかを
調べようとしているのですが、「利益は少し、でも手元に残る
現金は結構ある」ということになっています。
賞与は帳簿上の利益の数字から試算するべきなのでしょうか。

この質問に回答
回答

Re: 超初歩的質問です。

2005/05/30 10:54

かめへん

神の領域

編集

一致しない原因はいろいろとありますが、わかりやすく例を挙げてみます。

ひとつには借入金です、例えば1千万円借り入れた場合、預金には1千万円入り、多くなりますが、借入金は負債の増加であり、利益にはなりません。
逆に返済していく場合、仮に月々で、元金20万円、利息2万円返済していくとしたら、預金は22万円減りますが、元金分は単に負債の減少で費用にはならず、利息分のみが費用となり、2万円分だけ利益が減る事となります。

もうひとつは、借入金と関係する場合も多いとは思いますが、固定資産の購入で、500万円の資産を購入した場合、預金は500万円減りますが、耐用年数に渡って減価償却する訳ですので、全額が当期の費用とはならず、例えば当期の減価償却費100万円であれば、預金は500万円減っても、利益は100万円しか減らない、という事です。

それ以外には、売掛金や買掛金も関係してきます。
2千万円の売上があっても、期末に500万円の売掛金があれば、利益には2000万円がカウントされていても、預金は1500万円しか入ってない事になります。
逆に、翌期にその売掛金が入金すれば、利益にはカウントされなくても、預金は増える事となります。
買掛金や未払金については、同じ理屈で逆のことになります。

後は、棚卸資産の在庫についても同様ですね。
仮に500万円の在庫があったとして、実際にその仕入れ分の支払が終わっていれば預金は500万円引かれた状態ですが、在庫に残っている分は費用とできませんので、利益と預金残に差が出てくる訳です。

ですから、決算賞与についても、利益が出ていても、お金が手元にない、とケースもありますし、今回のように、利益はあまり出ていないけどお金が手元にある、というケースもある訳で、いずれにしても会計事務所の方に相談されたら良いとは思います。

一致しない原因はいろいろとありますが、わかりやすく例を挙げてみます。

ひとつには借入金です、例えば1千万円借り入れた場合、預金には1千万円入り、多くなりますが、借入金は負債の増加であり、利益にはなりません。
逆に返済していく場合、仮に月々で、元金20万円、利息2万円返済していくとしたら、預金は22万円減りますが、元金分は単に負債の減少で費用にはならず、利息分のみが費用となり、2万円分だけ利益が減る事となります。

もうひとつは、借入金と関係する場合も多いとは思いますが、固定資産の購入で、500万円の資産を購入した場合、預金は500万円減りますが、耐用年数に渡って減価償却する訳ですので、全額が当期の費用とはならず、例えば当期の減価償却費100万円であれば、預金は500万円減っても、利益は100万円しか減らない、という事です。

それ以外には、売掛金買掛金も関係してきます。
2千万円の売上があっても、期末に500万円の売掛金があれば、利益には2000万円がカウントされていても、預金は1500万円しか入ってない事になります。
逆に、翌期にその売掛金が入金すれば、利益にはカウントされなくても、預金は増える事となります。
買掛金や未払金については、同じ理屈で逆のことになります。

後は、棚卸資産の在庫についても同様ですね。
仮に500万円の在庫があったとして、実際にその仕入れ分の支払が終わっていれば預金は500万円引かれた状態ですが、在庫に残っている分は費用とできませんので、利益と預金残に差が出てくる訳です。

ですから、決算賞与についても、利益が出ていても、お金が手元にない、とケースもありますし、今回のように、利益はあまり出ていないけどお金が手元にある、というケースもある訳で、いずれにしても会計事務所の方に相談されたら良いとは思います。

返信

回答一覧
表示:
No. タイトル 投稿者 投稿日時
0 yoshi-boo 2005/05/30 10:19
1
Re: 超初歩的質問です。
かめへん 2005/05/30 10:54
2 yoshi-boo 2005/05/30 11:10
3 かめへん 2005/05/30 11:26
4 yoshi-boo 2005/05/31 09:12