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こんにちは。
弊社では通常の勘定科目以外に輸入に関する勘定科目として
輸入買入部品・輸入仕入・輸入消費税 などという科目を設けています。
そしてそれとは別にエクセルを利用して輸入の本体価額と消費税との関係を管理しています。
輸入処理で面倒なのは通関時に消費税(確定税額)が発生しますが、その時の換算レートと、後に会社側で仕入計上する時の換算レートに差が生じてしまうことですよね。
以前弊社の税務調査の際に、国際取引の専門官もいらっしゃいまして、この輸入消費税の処理の間違いが非常に多く、税理士でも誤解している先生方も多いと仰られていました。
(例)商品$1,000の場合
通関時 $1,000×106円(換算レート)=106,000円(本体価額)
106,000×5%= 5,300円(消費税)
仕入計上時$1,000×108円(換算レート)=108,000円(仕入本体価額)
この場合、仕入本体価額108,000円に対する消費税は、あくまでも通関時における5,300円(確定税額)です。
国内の計算とはちょっとばかり違いがあります。
蛇足ながら、この場合に最も多い間違いは・・・・その専門官いわく
通関時の消費税 5,300円 + 仕入本体価額 108,000=113,300円を
5/105と100/105に分解して各々計上するやり方だそうです。
さて、弊社では会計データ入力とエクセル表に整合性を持たせる為に
摘要に必ずインボイスNO.を入力しています。これは必須です。
ところで輸入業者(乙仲業者)からの請求書でしか税額は確認できませんから、
経理に必ずそれが廻ってくる仕組みを作らなければなりませんね。
乙仲の請求書ですが多くの場合は何枚かの複写式が多いですから、
必ず営業から1枚回してもらうか、または乙仲業者からの請求書は先に経理課に配るようにしては如何でしょうか?
長い文章になってしまい申し訳ございません。
何か一つでも参考になればと・・・。
こんにちは。
弊社では通常の勘定科目以外に輸入に関する勘定科目として
輸入買入部品・輸入仕入・輸入消費税 などという科目を設けています。
そしてそれとは別にエクセルを利用して輸入の本体価額と消費税との関係を管理しています。
輸入処理で面倒なのは通関時に消費税(確定税額)が発生しますが、その時の換算レートと、後に会社側で仕入計上する時の換算レートに差が生じてしまうことですよね。
以前弊社の税務調査の際に、国際取引の専門官もいらっしゃいまして、この輸入消費税の処理の間違いが非常に多く、税理士でも誤解している先生方も多いと仰られていました。
(例)商品$1,000の場合
通関時 $1,000×106円(換算レート)=106,000円(本体価額)
106,000×5%= 5,300円(消費税)
仕入計上時$1,000×108円(換算レート)=108,000円(仕入本体価額)
この場合、仕入本体価額108,000円に対する消費税は、あくまでも通関時における5,300円(確定税額)です。
国内の計算とはちょっとばかり違いがあります。
蛇足ながら、この場合に最も多い間違いは・・・・その専門官いわく
通関時の消費税 5,300円 + 仕入本体価額 108,000=113,300円を
5/105と100/105に分解して各々計上するやり方だそうです。
さて、弊社では会計データ入力とエクセル表に整合性を持たせる為に
摘要に必ずインボイスNO.を入力しています。これは必須です。
ところで輸入業者(乙仲業者)からの請求書でしか税額は確認できませんから、
経理に必ずそれが廻ってくる仕組みを作らなければなりませんね。
乙仲の請求書ですが多くの場合は何枚かの複写式が多いですから、
必ず営業から1枚回してもらうか、または乙仲業者からの請求書は先に経理課に配るようにしては如何でしょうか?
長い文章になってしまい申し訳ございません。
何か一つでも参考になればと・・・。
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