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あー、そもそも会計処理を考えるのに、
税法で基準を作っちゃいかんのです。
なぜかというと、
まず、会計と税務とでは目的が違っていまして、
会計は、会社や個人商店の経営状態を適切に
表現するのが目的であるのに対して、
税務は、公平平等に税金をお納めいただくのが
目的ですから、両者は切り離して考えないと
ダメなんです。(※)
そして、税務は、適切に作られた会計決算書を元に、
これを加工して税金計算をおこなう決まりに
なっています。
ということは、会計→税務という手順で
社内基準を作って仕訳をするのがあるべき姿
だといえます。
それにもかかわらず、税務の決まりを会計に
取り入れることが、あちこちで見られます。
これは、あるべき姿とは逆を辿っていますから、
「逆基準」とか「逆コース」などと呼ばれています。
さて、お書きの一括償却資産は、
税務特有の決まりです。
有形固定資産でも残存価格が一律にゼロ、
しかも資産の種類に関わらずすべて3年償却、
こんなものは、経営状態を適切に表そうとする
会計の考え方からは、あり得ないんです。
それを普段の仕訳に取り込むってことは、
「逆基準」を使っている、ということです。
ただ、事務作業量なども考えると、
一概に悪いともいえなくなります。
(実際に、私の勤め先でも、これ、やってます。)
※ 税務では、税金計算をきちんとさせるために、
経営状態を適切に反映しなくなっても仕方ない、
といえる決まりが、いくつも見られます。
だから、税務の決まりを普段の仕訳処理に
取り込み過ぎるのは、良くないんです。
あー、そもそも会計処理を考えるのに、
税法で基準を作っちゃいかんのです。
なぜかというと、
まず、会計と税務とでは目的が違っていまして、
会計は、会社や個人商店の経営状態を適切に
表現するのが目的であるのに対して、
税務は、公平平等に税金をお納めいただくのが
目的ですから、両者は切り離して考えないと
ダメなんです。(※)
そして、税務は、適切に作られた会計決算書を元に、
これを加工して税金計算をおこなう決まりに
なっています。
ということは、会計→税務という手順で
社内基準を作って仕訳をするのがあるべき姿
だといえます。
それにもかかわらず、税務の決まりを会計に
取り入れることが、あちこちで見られます。
これは、あるべき姿とは逆を辿っていますから、
「逆基準」とか「逆コース」などと呼ばれています。
さて、お書きの一括償却資産は、
税務特有の決まりです。
有形固定資産でも残存価格が一律にゼロ、
しかも資産の種類に関わらずすべて3年償却、
こんなものは、経営状態を適切に表そうとする
会計の考え方からは、あり得ないんです。
それを普段の仕訳に取り込むってことは、
「逆基準」を使っている、ということです。
ただ、事務作業量なども考えると、
一概に悪いともいえなくなります。
(実際に、私の勤め先でも、これ、やってます。)
※ 税務では、税金計算をきちんとさせるために、
経営状態を適切に反映しなくなっても仕方ない、
といえる決まりが、いくつも見られます。
だから、税務の決まりを普段の仕訳処理に
取り込み過ぎるのは、良くないんです。
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