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交際費の客先負担

質問 回答受付中

交際費の客先負担

2010/07/26 09:40

moai

すごい常連さん

回答数:6

編集

交際費の処理で下記の仕訳でよろしいでしょうか?
営業予算が削減されたため、営業がメーカーに対し交渉し
営業活動費の名目等で請求しました。


◆支払時
  200,000交際費/現金200,000
◆客先より戻り
  100,000現金/交際費100,000 
 それとも、
  100,000現金/雑収入200,000
 とすべきでしょうか?  

交際費の処理で下記の仕訳でよろしいでしょうか?
営業予算が削減されたため、営業がメーカーに対し交渉し
営業活動費の名目等で請求しました。


◆支払時
  200,000交際費/現金200,000
◆客先より戻り
  100,000現金/交際費100,000 
 それとも、
  100,000現金/雑収入200,000
 とすべきでしょうか?  

この質問に回答
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1件〜6件 (全6件)
| 1 |

1. Re: 交際費の客先負担

2010/08/02 16:36

しかしか

さらにすごい常連さん

編集

>私ならばメールや会話のやりとりを記録したものを提出してもらい、
>それを証憑とする方法をとります。

私もまったく同じ意見です。
一応、そういった何らかの証憑があればいいのではないかと思います。

>私ならばメールや会話のやりとりを記録したものを提出してもらい、
>それを証憑とする方法をとります。

私もまったく同じ意見です。
一応、そういった何らかの証憑があればいいのではないかと思います。

返信

2. Re: 交際費の客先負担

2010/08/02 10:38

tumujikaze

おはつ

編集

sika-sikaさん

最初のスレ敬称抜けていて申し訳ありませんでした。
そしてsika-sikaさんのスレ確認しました。

企業会計上については仰るとおりです。
税務会計上の観点から述べさせてもらいました。

>しかしまあ、「交渉しようとする意志がある。」というだけではダメだろうと思います。

仰るとおりです。言葉足らずでしたが、私も心の中の意志だけでは難しいと思います。私ならばメールや会話のやりとりを記録したものを提出してもらい、それを証憑とする方法をとります。

ご参考までによろしくお願いします。

sika-sikaさん

最初のスレ敬称抜けていて申し訳ありませんでした。
そしてsika-sikaさんのスレ確認しました。

企業会計上については仰るとおりです。
税務会計上の観点から述べさせてもらいました。

>しかしまあ、「交渉しようとする意志がある。」というだけではダメだろうと思います。

仰るとおりです。言葉足らずでしたが、私も心の中の意志だけでは難しいと思います。私ならばメールや会話のやりとりを記録したものを提出してもらい、それを証憑とする方法をとります。

ご参考までによろしくお願いします。

返信

3. Re: 交際費の客先負担

2010/07/29 23:17

しかしか

さらにすごい常連さん

編集

>雑収入100,000、交際費(損金不算入)200,000で300,000円に
>課税されるリスクが存在します。

それはちょっと違います。
課税されるリスクは、あくまでも「交際費の損金不算入」の対象となる支出交際費の金額が、100,000円なのか200,000円なのかというだけの話です。
雑収入の部分がよけいに課税されるという認識はおかしいです。
(当期純利益が雑収入の分だけよけいに増えるというわけではない。)

雑収入がでる仕訳のほうが、そうでない仕訳よりも最終的な交際費の金額が100,000円多いので、法人税法上はその100,000円に対してよけいに課税されるリスクがあるだけのことです。

企業会計上は、最終的に当期純利益に与える影響としては、
 (1)交際費(費用)200,000円、雑収入(収益)100,000円でも、
 (2)交際費(費用)100,000円(立替金を使う方法)でも、
まったく同じです。
どちらの仕訳をしようとも、当期純利益に与える影響は同じです。
したがって、企業会計の段階では両者に差異はありません。
(企業会計上は同じだということがわかってておっしゃっているのであれば、上記の文章は私の誤解ですのでどうかお許しください。)


問題なのは、法人税法でいうところの、「交際費の損金不算入」の対象となる「支出交際費の金額」がいくらになるのか(200,000円なのか100,000円なのか)という一点だけです。

この点については、最初から負担割合が明確に決まっているのであれば、さすがに最初から他社が負担することが決まっている部分の交際費まで当社の支出交際費の金額とする必要はないと私は考えます。
したがって、法人税法上の支出交際費は100,000円のみでよいと思います。

しかし、当初は当社が接待交際を行い、あとで交渉の結果いくばくかの入金を得たという話であれば、それは別々の取引と考えるのが実態でしょうから、当初の接待交際費用200,000円を減額するのは間違いであり、入金額は単なる「雑収入」とするのがよいと思います。



では、tumujikazeさんのいうように、もしも交渉しようとする意志が最初からあるのであれば、どうなるのでしょうか?

このあたりになると、正直言って私も自信ありません。(申し訳ない。)

しかしまあ、「交渉しようとする意志がある。」というだけではダメだろうと思います。
交渉しようと思っていたとか、そういう意欲はあったという不確定な話ではさすがにダメでしょう。
心の中で思うのは自由ですが、それを根拠に法人税の計算を左右するというのは認められないと思います。

せめて、接待の事実が生じる前の段階で、そのメーカーにも接待費用の一部を負担するよう働きかけていたとか、そういった客観的に証明可能な事実をもって当初から接待費用の共同負担が予定されていたと主張できないと、当社が当初支出した交際費200,000円を法人税の計算上減額することは難しいだろうと思います。

接待するよりも前から費用の共同負担の交渉を開始していたのであれば、tumujikazeさんがお書きになられている仕訳も一理あるかと思います。

>雑収入100,000、交際費(損金不算入)200,000で300,000円に
>課税されるリスクが存在します。

それはちょっと違います。
課税されるリスクは、あくまでも「交際費の損金不算入」の対象となる支出交際費の金額が、100,000円なのか200,000円なのかというだけの話です。
雑収入の部分がよけいに課税されるという認識はおかしいです。
当期純利益雑収入の分だけよけいに増えるというわけではない。)

雑収入がでる仕訳のほうが、そうでない仕訳よりも最終的な交際費の金額が100,000円多いので、法人税法上はその100,000円に対してよけいに課税されるリスクがあるだけのことです。

企業会計上は、最終的に当期純利益に与える影響としては、
 (1)交際費(費用)200,000円、雑収入収益)100,000円でも、
 (2)交際費(費用)100,000円(立替金を使う方法)でも、
まったく同じです。
どちらの仕訳をしようとも、当期純利益に与える影響は同じです。
したがって、企業会計の段階では両者に差異はありません。
企業会計上は同じだということがわかってておっしゃっているのであれば、上記の文章は私の誤解ですのでどうかお許しください。)


問題なのは、法人税法でいうところの、「交際費の損金不算入」の対象となる「支出交際費の金額」がいくらになるのか(200,000円なのか100,000円なのか)という一点だけです。

この点については、最初から負担割合が明確に決まっているのであれば、さすがに最初から他社が負担することが決まっている部分の交際費まで当社の支出交際費の金額とする必要はないと私は考えます。
したがって、法人税法上の支出交際費は100,000円のみでよいと思います。

しかし、当初は当社が接待交際を行い、あとで交渉の結果いくばくかの入金を得たという話であれば、それは別々の取引と考えるのが実態でしょうから、当初の接待交際費用200,000円を減額するのは間違いであり、入金額は単なる「雑収入」とするのがよいと思います。



では、tumujikazeさんのいうように、もしも交渉しようとする意志が最初からあるのであれば、どうなるのでしょうか?

このあたりになると、正直言って私も自信ありません。(申し訳ない。)

しかしまあ、「交渉しようとする意志がある。」というだけではダメだろうと思います。
交渉しようと思っていたとか、そういう意欲はあったという不確定な話ではさすがにダメでしょう。
心の中で思うのは自由ですが、それを根拠に法人税の計算を左右するというのは認められないと思います。

せめて、接待の事実が生じる前の段階で、そのメーカーにも接待費用の一部を負担するよう働きかけていたとか、そういった客観的に証明可能な事実をもって当初から接待費用の共同負担が予定されていたと主張できないと、当社が当初支出した交際費200,000円を法人税の計算上減額することは難しいだろうと思います。

接待するよりも前から費用の共同負担の交渉を開始していたのであれば、tumujikazeさんがお書きになられている仕訳も一理あるかと思います。

返信

4. Re: 交際費の客先負担

2010/07/29 14:45

tumujikaze

おはつ

編集

moaiさん

tumujikazeと申します。

スレを読んでどうも腑に落ちないのでコメントします。
間違っていたらご指摘ください。

sika-sikaさんの方法ですと、雑収入100,000、交際費(損金不算入)200,000で300,000円に課税されるリスクが存在します。

私は支払った時点では交渉しようとする意志があると感じられましたので以下の仕訳をきります。
もちろん立替の意志を表した証憑を確保しておく必要はあります。

交際費 100,000 現金 200,000
立替金 100,000

交渉が成功した時は
現金 100,000 立替金 100,000

交渉が不調に終わった時は
交際費 100,000 立替金 100,000

の仕訳を考えます。

moaiさん

tumujikazeと申します。

スレを読んでどうも腑に落ちないのでコメントします。
間違っていたらご指摘ください。

sika-sikaさんの方法ですと、雑収入100,000、交際費(損金不算入)200,000で300,000円に課税されるリスクが存在します。

私は支払った時点では交渉しようとする意志があると感じられましたので以下の仕訳をきります。
もちろん立替の意志を表した証憑を確保しておく必要はあります。

交際費 100,000 現金 200,000
立替金 100,000

交渉が成功した時は
現金 100,000 立替金 100,000

交渉が不調に終わった時は
交際費 100,000 立替金 100,000

仕訳を考えます。

返信

5. Re: 交際費の客先負担

2010/07/28 14:43

moai

すごい常連さん

編集

 sika-sikaさんありがとうございます<m(__)m>
アドバイス頂いた内容からすると、後者の雑収入に該当しますのでこちらで処理を進めたいと思います。
 このご時世、交際費の一部が戻ってくるだけでも良しとしないといけませんね(^_^.)

 sika-sikaさんありがとうございます<m(__)m>
アドバイス頂いた内容からすると、後者の雑収入に該当しますのでこちらで処理を進めたいと思います。
 このご時世、交際費の一部が戻ってくるだけでも良しとしないといけませんね(^_^.)

返信

6. Re: 交際費の客先負担

2010/07/28 11:51

しかしか

さらにすごい常連さん

編集

当社と他社(メーカー)が接待交際した費用を負担するという話ですね。


もしも最初から共同で負担する約束なのでしたら、できれば、

支払い時

 交際費100,000 / 現金200,000
 立替金100,000

入金時
 現金100,000 / 立替金100,000

というのがベストです。

交際費という会計上の費用は、法人税法上は、その全額が税法上の費用(損金)とはならないものです。
これを「交際費の損金不算入」といいます。

一部あるいは全部が損金不算入になるので、そういう交際費という費用は最初から当社負担部分のみとしておく仕訳が無難です。


支払い時に交際費200,000、入金時に交際費のマイナス100,000としても、最終的な交際費は200,000−100,000=100,000となるのですが、世の中には悪質な税務署の調査官がいて、

 「損金不算入になる交際費は当初の支出額200,000円だ。」

といって修正申告を要求された、というひどい話をきいたことがあります。
(最初から折半の約束なのに・・・。)

交際費の損金不算入制度は当社が負担した交際費100,000円についてのみ考えればいいはずなのですが、相手が税法に無知だとそれにつけこんで、当初の支払額200,000円で計算しろという無茶な修正要求をするわけです。

そういうワナに引っかからないように、当初より当社の負担する交際費部分についてのみ交際費としておき、立替払いした部分は当社の交際費ではありませんと明確に主張しやすい仕訳にしておくのがよいでしょう。



そうではなくて、当社が得意先に対して行った接待交際について、交渉の結果、当社の仕入先であるメーカーにも後日その一部を負担してもらうことに成功したという話でしたら、

支払い時
 交際費200,000 / 現金200,000

入金時
 現金100,000 / 雑収入100,000

という仕訳がよいでしょう。

この場合は、あくまでも接待交際したのは当社であって、その後交渉の結果、他社から収入を獲得しただけですから、交際費のマイナスにはしないほうがよいでしょう。
支払い時の取引と入金時の取引は別々の取引と考えるわけです。



最初から共同で交際費を負担する話なのでしたら前者、あとで交渉した結果入金を得た話であれば後者がよいと思います。

当社と他社(メーカー)が接待交際した費用を負担するという話ですね。


もしも最初から共同で負担する約束なのでしたら、できれば、

支払い時

 交際費100,000 / 現金200,000
 立替金100,000

入金時
 現金100,000 / 立替金100,000

というのがベストです。

交際費という会計上の費用は、法人税法上は、その全額が税法上の費用(損金)とはならないものです。
これを「交際費の損金不算入」といいます。

一部あるいは全部が損金不算入になるので、そういう交際費という費用は最初から当社負担部分のみとしておく仕訳が無難です。


支払い時に交際費200,000、入金時に交際費のマイナス100,000としても、最終的な交際費は200,000−100,000=100,000となるのですが、世の中には悪質な税務署の調査官がいて、

 「損金不算入になる交際費は当初の支出額200,000円だ。」

といって修正申告を要求された、というひどい話をきいたことがあります。
(最初から折半の約束なのに・・・。)

交際費の損金不算入制度は当社が負担した交際費100,000円についてのみ考えればいいはずなのですが、相手が税法に無知だとそれにつけこんで、当初の支払額200,000円で計算しろという無茶な修正要求をするわけです。

そういうワナに引っかからないように、当初より当社の負担する交際費部分についてのみ交際費としておき、立替払いした部分は当社の交際費ではありませんと明確に主張しやすい仕訳にしておくのがよいでしょう。



そうではなくて、当社が得意先に対して行った接待交際について、交渉の結果、当社の仕入先であるメーカーにも後日その一部を負担してもらうことに成功したという話でしたら、

支払い時
 交際費200,000 / 現金200,000

入金時
 現金100,000 / 雑収入100,000

という仕訳がよいでしょう。

この場合は、あくまでも接待交際したのは当社であって、その後交渉の結果、他社から収入を獲得しただけですから、交際費のマイナスにはしないほうがよいでしょう。
支払い時の取引と入金時の取引は別々の取引と考えるわけです。



最初から共同で交際費を負担する話なのでしたら前者、あとで交渉した結果入金を得た話であれば後者がよいと思います。

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