•  

助け合い

経理、労務、総務のことでわからないこと、利用者同士で助け合いを目的とした掲示板です。ルールを守ってご利用くださいませ。

決算にあたり、未払計上するもの、出来るものについて

質問 回答受付中

決算にあたり、未払計上するもの、出来るものについて

2007/10/15 17:16

okawari

常連さん

回答数:6

編集

決算において
未払いで計上するものについて、四苦八苦しております。

弊社は経費に関しては、支払った段階で経費として処理(未払をたてない)しております。

例えば、電話代など引落の場合、土日をはさんで決算月の翌月1日にひきおとされると、年間で11回の電話代計上となる場合もあると思います。そんな場合、決算だからということで、一ヶ月分、未払費用として計上してもいいのでしょうか?

また、電話代は未払いで計上したいけれど、社会保険料(引落日が土日のため、決算月の翌月1日引落のもの)は未払いとして計上したくない・・・など、会社の都合で計上するものしないものを決めてしまってよいのでしょうか?

きりわけがわかりませ。宜しくお願いいたします。


決算において
未払いで計上するものについて、四苦八苦しております。

弊社は経費に関しては、支払った段階で経費として処理(未払をたてない)しております。

例えば、電話代など引落の場合、土日をはさんで決算月の翌月1日にひきおとされると、年間で11回の電話代計上となる場合もあると思います。そんな場合、決算だからということで、一ヶ月分、未払費用として計上してもいいのでしょうか?

また、電話代は未払いで計上したいけれど、社会保険料(引落日が土日のため、決算月の翌月1日引落のもの)は未払いとして計上したくない・・・など、会社の都合で計上するものしないものを決めてしまってよいのでしょうか?

きりわけがわかりませ。宜しくお願いいたします。


この質問に回答
回答一覧
並び順:
表示:
1件〜6件 (全6件)
| 1 |

1. Re: 決算にあたり、未払計上するもの、出来るものについて

2007/10/17 11:40

okawari

常連さん

編集

お二人に回答頂き、本当に助かります。
そして、とても実務的でわかりやすいです!

前期、÷3で計上しているので、当期も当然÷3ですべき
(未払計上の考え方の基準をお聞きしたときのお二人のお答えを参考にすれば)
と思ったのですが、先日社長より、今度から欠勤控除の計算方法をこうするから(いままでは欠勤しても控除していなかった)・・と指示をうけたので、その考えかたでいうと、未払計上するときも、日数で計上すべきかな・・・と迷っていた次第です。

しかし、÷3 で計上する方法もあり””ということがわかりましたので、安心して今期以降も継続してこのやり方で計上していくことにいたします。

不安が消えました。有難うございました!!

お二人に回答頂き、本当に助かります。
そして、とても実務的でわかりやすいです!

前期、÷3で計上しているので、当期も当然÷3ですべき
(未払計上の考え方の基準をお聞きしたときのお二人のお答えを参考にすれば)
と思ったのですが、先日社長より、今度から欠勤控除の計算方法をこうするから(いままでは欠勤しても控除していなかった)・・と指示をうけたので、その考えかたでいうと、未払計上するときも、日数で計上すべきかな・・・と迷っていた次第です。

しかし、÷3 で計上する方法もあり””ということがわかりましたので、安心して今期以降も継続してこのやり方で計上していくことにいたします。

不安が消えました。有難うございました!!

返信

2. Re: 決算にあたり、未払計上するもの、出来るものについて

2007/10/17 07:35

PTA

すごい常連さん

編集

蛇足ながら・・・
3分の1で計算して問題ないと思いますが、日割り計算もたいして面倒ではないと思いますので、当社はこちらを適用しています。ただし、残業代は月末締めなので、未払いを計上せずキャッシュベースで計上しています。これは、厳密には会計原則に反するかもしれませんが、残業代の確定に時間がかかることと、金額が多くないこと、3月決算で、毎年3月の残業代を4月に継続して計上している場合、残業代が年によって振れなければ、費用は平準化されるということで、監査法人から認めてもらっている処理です。利害関係者の判断を誤らせる事象ではなく、継続してこの処理を適用する限り利益操作の余地もないので容認されたということです(月初1〜2日で残業代が確定するならちゃんと未払計上すべきだと思います)。

蛇足ながら・・・
3分の1で計算して問題ないと思いますが、日割り計算もたいして面倒ではないと思いますので、当社はこちらを適用しています。ただし、残業代は月末締めなので、未払いを計上せずキャッシュベースで計上しています。これは、厳密には会計原則に反するかもしれませんが、残業代の確定に時間がかかることと、金額が多くないこと、3月決算で、毎年3月の残業代を4月に継続して計上している場合、残業代が年によって振れなければ、費用は平準化されるということで、監査法人から認めてもらっている処理です。利害関係者の判断を誤らせる事象ではなく、継続してこの処理を適用する限り利益操作の余地もないので容認されたということです(月初1〜2日で残業代が確定するならちゃんと未払計上すべきだと思います)。

返信

3. Re: 決算にあたり、未払計上するもの、出来るものについて

2007/10/16 19:13

karz

すごい常連さん

編集

これも複数方法があります。
1.9月末日までの実額に近い数字
(実際には計算できない場合や面倒なのでしないはず?)
9月末日までに退職した人は理屈的には÷3をする理由もない
重要性が高い場合はより正確に計算すべき場合も有り得る


2.9/21-10/20を1ヶ月として、9/21-9/30は約3分の1なので
給与総額を÷3をする。


3.給与総額を9月末日までの日数で日割計算する。

他にも方法はあるかもしれませんが、
これも、前期に2の方法を採用しているので、相当の理由がない限り継続して処理すると言う考えがあります。

実際2が一番楽だと思います。

いずれも、利害関係者の判断を誤らせないようにという考えがあります。

これも複数方法があります。
1.9月末日までの実額に近い数字
(実際には計算できない場合や面倒なのでしないはず?)
9月末日までに退職した人は理屈的には÷3をする理由もない
重要性が高い場合はより正確に計算すべき場合も有り得る


2.9/21-10/20を1ヶ月として、9/21-9/30は約3分の1なので
給与総額を÷3をする。


3.給与総額を9月末日までの日数で日割計算する。

他にも方法はあるかもしれませんが、
これも、前期に2の方法を採用しているので、相当の理由がない限り継続して処理すると言う考えがあります。

実際2が一番楽だと思います。

いずれも、利害関係者の判断を誤らせないようにという考えがあります。

返信

4. Re: 決算にあたり、未払計上するもの、出来るものについて

2007/10/16 10:07

okawari

常連さん

編集

さっそくお二人の方から返答いただき、大変感謝いたしております。

とても明確で、これからの処理の判断に基準をもつことができました。感謝以外のなにものもありません!!

そして、大変恐縮なのですが、計上基準についてはわかったのですが、給与の未払い部分の計上計算方法を教えてください。

給与の未払い(〆後)、弊社は前期より計上し始めたので、当期も当然計上するのですが、前期、私は単純に、給与総額を÷3した金額をのせました。(9/21-9/30)分です。弊社は9月決算、給与20日〆のため。

しかし、計算方法として、本来どのように計算して計上するのが正しいのでしょうか?

さっそくお二人の方から返答いただき、大変感謝いたしております。

とても明確で、これからの処理の判断に基準をもつことができました。感謝以外のなにものもありません!!

そして、大変恐縮なのですが、計上基準についてはわかったのですが、給与の未払い部分の計上計算方法を教えてください。

給与の未払い(〆後)、弊社は前期より計上し始めたので、当期も当然計上するのですが、前期、私は単純に、給与総額を÷3した金額をのせました。(9/21-9/30)分です。弊社は9月決算、給与20日〆のため。

しかし、計算方法として、本来どのように計算して計上するのが正しいのでしょうか?

返信

5. Re: 決算にあたり、未払計上するもの、出来るものについて

2007/10/16 07:48

PTA

すごい常連さん

編集

費用収益対応の原則、費用配分の原則
当期の収益に対応する費用は対応させて計上すること。
当期に既に発生しており、客観的証拠(見積書など)があれば、当期の費用とし、逆に、当期に支出したものでも、来期費用の前払いや前期費用の後払い分は、当期の費用から控除する。

利害関係者の判断を誤らせないことも大切ですが
利益操作、粉飾決算の排除
重要性の原則は適用すべきだと思いますが、計上する基準を明確にして、作成者の恣意性を排除しなければ、特に業績が悪化した局面で、経営者は費用の先送り、未計上などの操作を行う傾向にあります。

要するに、電話代は、1年に12回支払った上で、利益を計算しないとおかしい。

企業の会計不祥事が続出する昨今、担当者は、経営者に安易な未払金の取扱や認識があればそれを正していく必要があると思います。

費用収益対応の原則、費用配分の原則
当期の収益に対応する費用は対応させて計上すること。
当期に既に発生しており、客観的証拠(見積書など)があれば、当期の費用とし、逆に、当期に支出したものでも、来期費用の前払いや前期費用の後払い分は、当期の費用から控除する。

利害関係者の判断を誤らせないことも大切ですが
利益操作、粉飾決算の排除
重要性の原則は適用すべきだと思いますが、計上する基準を明確にして、作成者の恣意性を排除しなければ、特に業績が悪化した局面で、経営者は費用の先送り、未計上などの操作を行う傾向にあります。

要するに、電話代は、1年に12回支払った上で、利益を計算しないとおかしい。

企業の会計不祥事が続出する昨今、担当者は、経営者に安易な未払金の取扱や認識があればそれを正していく必要があると思います。

返信

6. Re: 決算にあたり、未払計上するもの、出来るものについて

2007/10/16 00:34

karz

すごい常連さん

編集

回答は、計上してもいいと言うより計上すべきものです。

未払金と未払費用の区別は置いといて、
未払費用に関しては、基本的には全部計上します。
ただし重要性の乏しいものは計上しなくても構わない、
と言う考えがあります。

他にも継続して経理すると言う考えもあります。
期によって計上したりしなかったりはダメです。

上と下では何か矛盾してそうな感じはしますが、
どちらも利害関係者に判断を誤らせないように、処理してください
と言うことです。

例えば
少額の物は計上してるのに、高額なものを計上しない
今までは計上していたのに、赤字のため計上しない
などがあります。

税務では、そんなことは2の次だと思いますが・・・

回答は、計上してもいいと言うより計上すべきものです。

未払金と未払費用の区別は置いといて、
未払費用に関しては、基本的には全部計上します。
ただし重要性の乏しいものは計上しなくても構わない、
と言う考えがあります。

他にも継続して経理すると言う考えもあります。
期によって計上したりしなかったりはダメです。

上と下では何か矛盾してそうな感じはしますが、
どちらも利害関係者に判断を誤らせないように、処理してください
と言うことです。

例えば
少額の物は計上してるのに、高額なものを計上しない
今までは計上していたのに、赤字のため計上しない
などがあります。

税務では、そんなことは2の次だと思いますが・・・

返信

1件〜6件 (全6件)
| 1 |
役に立った

0人がこのQ&Aが役に立ったと投票しています