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仕分け項目について教えてください (なるべく早く)

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仕分け項目について教えてください (なるべく早く)

2007/07/24 00:03

hotate

おはつ

回答数:6

編集

はじめまして。仕分けのことでお尋ねいたします。
7月末決算なので、未確定勘定を決定しなくてはならないため、少々あせっています。

当方はパソコンソフトの開発をしている法人です。
基本的にはダウンロードにて発売しているのですが、パッケージ版を業者に委託して全国流通していただいております。

パッケージソフトをCD-ROMにプレスしたり、トールケースにジャケットを印刷したりしてかかる金額は、売り上げと相殺して振り込まれる形となっております。

弊社はソフト開発していますが、税務上はサービス業にあたる(と税務署から言われました)ので、[製]の仕分けは使わないのではないかと思うのですが、(使っているソフトは弥生会計です)製造費ではないとすれば、どういう仕分け項目になるのでしょうか?

商品の仕入れでもないですし…。非常に困っています。
よろしくお願いいたします。

はじめまして。仕分けのことでお尋ねいたします。
7月末決算なので、未確定勘定を決定しなくてはならないため、少々あせっています。

当方はパソコンソフトの開発をしている法人です。
基本的にはダウンロードにて発売しているのですが、パッケージ版を業者に委託して全国流通していただいております。

パッケージソフトをCD-ROMにプレスしたり、トールケースにジャケットを印刷したりしてかかる金額は、売り上げと相殺して振り込まれる形となっております。

弊社はソフト開発していますが、税務上はサービス業にあたる(と税務署から言われました)ので、[製]の仕分けは使わないのではないかと思うのですが、(使っているソフトは弥生会計です)製造費ではないとすれば、どういう仕分け項目になるのでしょうか?

商品の仕入れでもないですし…。非常に困っています。
よろしくお願いいたします。

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1. Re: 仕分け項目について教えてください (なるべく早く)

2007/07/24 09:58

yuhpos

おはつ

編集

開発から先を委託して販売しているのでパッケージにするためなどにかかったものは仕入諸掛になると思います。仕入諸掛は最終的に「仕入」に含めるので発生時点で仕入として処理してはどうでしょうか?
また、ソフトをダウンロード販売しているといってもソフト開発をしていることに間違いなく、製造業だと思うのですが。

開発から先を委託して販売しているのでパッケージにするためなどにかかったものは仕入諸掛になると思います。仕入諸掛は最終的に「仕入」に含めるので発生時点で仕入として処理してはどうでしょうか?
また、ソフトをダウンロード販売しているといってもソフト開発をしていることに間違いなく、製造業だと思うのですが。

返信

2. Re: 仕分け項目について教えてください (なるべく早く)

2007/07/24 12:09

せびら

常連さん

編集

サービス業であっても、製品を製作、製造し、それを販売していれば、売上に対応する売上原価項目として製品製造原価を損益計算書に表示するのが普通です。仕入のあるなしは関係ありません。

会社として原価計算実施規程など作成していず、継続的にキチンとした教科書的な原価計算を行っていなくても、売上原価項目のうちの製造原価は、製品販売価格の決定、コスト低減、事業計画作成・管理などに利用できるわけですから、販管費と区別して会計処理をすべきと思います。

売上に対応する原価としてどのような費用を売上原価とするか。御社の場合ですと、開発担当者の人件費、開発に必要なパソコンとかソフトの購入費、開発担当者の家賃関係費、開発用固定資産の償却費などは売上原価とすべきでしょう。CD−ROMのプレス代など自社で実施しておれば、原価ですが、販売委託先との関係がよく分りませんので、なんともいえません・・・

売上に直接つながらない開発研究費は当年度の費用とすることになっており、売上原価、販管費のどちらにも計上が認められています。どちらに計上すべきか、会社判断ですが、経理担当としては悩ましい問題です。小生にもその判断基準はわかりません。

原価計上が定着するまでは、原価と販管費の区分、共通的な費用の両費用への配賦方法など、迷うことも多いと思います。余り悩まずに割り切ってスタートし、年々納得の行くものに見直しをすればよいと思います。

なお、売上原価の計上に時間がかかりそうで、決算が間に合わない恐れなどがあれば、拙速な計上は見合わせ、今期の損益計算書は、売上原価を含む販管費のみとしても、問題はないと考えます。

サービス業であっても、製品を製作、製造し、それを販売していれば、売上に対応する売上原価項目として製品製造原価を損益計算書に表示するのが普通です。仕入のあるなしは関係ありません。

会社として原価計算実施規程など作成していず、継続的にキチンとした教科書的な原価計算を行っていなくても、売上原価項目のうちの製造原価は、製品販売価格の決定、コスト低減、事業計画作成・管理などに利用できるわけですから、販管費と区別して会計処理をすべきと思います。

売上に対応する原価としてどのような費用を売上原価とするか。御社の場合ですと、開発担当者の人件費、開発に必要なパソコンとかソフトの購入費、開発担当者の家賃関係費、開発用固定資産の償却費などは売上原価とすべきでしょう。CD−ROMのプレス代など自社で実施しておれば、原価ですが、販売委託先との関係がよく分りませんので、なんともいえません・・・

売上に直接つながらない開発研究費は当年度の費用とすることになっており、売上原価、販管費のどちらにも計上が認められています。どちらに計上すべきか、会社判断ですが、経理担当としては悩ましい問題です。小生にもその判断基準はわかりません。

原価計上が定着するまでは、原価と販管費の区分、共通的な費用の両費用への配賦方法など、迷うことも多いと思います。余り悩まずに割り切ってスタートし、年々納得の行くものに見直しをすればよいと思います。

なお、売上原価の計上に時間がかかりそうで、決算が間に合わない恐れなどがあれば、拙速な計上は見合わせ、今期の損益計算書は、売上原価を含む販管費のみとしても、問題はないと考えます。

返信

3. Re: 仕分け項目について教えてください (なるべく早く)

2007/07/25 03:04

hotate

おはつ

編集

yuhposさま

早速のお返事ありがとうございます。

>ソフトをダウンロード販売しているといってもソフト開発をしていることに間違いなく、製造業だと思うのですが。

ワタシも個人的にはそう思うのですが、税務署からはパソコンソフトというものは有形のものではない、という判断をいただきまして。何か部品を作っているとか、そういう業種が製造業で、そうしたモノを売るのが販売業、それ以外はサービス業という話でした。

yuhposさま

早速のお返事ありがとうございます。

>ソフトをダウンロード販売しているといってもソフト開発をしていることに間違いなく、製造業だと思うのですが。

ワタシも個人的にはそう思うのですが、税務署からはパソコンソフトというものは有形のものではない、という判断をいただきまして。何か部品を作っているとか、そういう業種が製造業で、そうしたモノを売るのが販売業、それ以外はサービス業という話でした。

返信

4. Re: 仕分け項目について教えてください (なるべく早く)

2007/07/25 03:22

hotate

おはつ

編集

sebira様

早速のご返信ありがとうございます。またとても丁寧なお答えで大変ありがたく思います。

>サービス業であっても、製品を製作、製造し、それを販売していれば、売上に対応する売上原価項目として製品製造原価を損益計算書に表示するのが普通です。仕入のあるなしは関係ありません。

なるほど……。了解いたしました。
どうも弊社はサービス業という固定概念にとらわれていたようです。

>製品販売価格の決定、コスト低減、事業計画作成・管理などに利用できるわけですから、販管費と区別して会計処理をすべきと思います。

了解です。確かにおっしゃるとおりかと思います。
分けて考えたほうが後々のためにもなりますし…。

>開発担当者の人件費、開発に必要なパソコンとかソフトの購入費、開発担当者の家賃関係費、開発用固定資産の償却費などは売上原価とすべきでしょう。

現在は〔製〕の付かないほうで計上しておりましたが(たとえば役員報酬など)これらも直接開発に携わっている場合(社長がプログラマです)であれば、「〔製〕役員報酬」の項目に付け替えたほうがよいということですか?


>販売委託先との関係がよく分りませんので、なんともいえません・・・

通常であれば、パッケージを作る代金がまず発生し、それの売り上げが後から立つ、というのが通常の商取引のシステムになるかと思うのですが、弊社のキャッシュフローを考慮して、売り上げからパッケージ製造の代金を相殺するという形式にしていただいている形です。その代わりパッケージを卸先はその業者さんに限定するという制限は付いています。


>売上に直接つながらない開発研究費

開発研究費とは、たとえばAというソフトを作る上でかかった費用というわけではなく、今後弊社がソフトを開発する上で継続的に必要なプログラム開発というような、直接ソフトにかかわらない分野での費用、という捉え方でよろしいでしょうか?

>どちらに計上すべきか、会社判断ですが、経理担当としては悩ましい問題です。小生にもその判断基準はわかりません。

こちらについては社長と相談の上、今後も同じ項目で比較できるように仕分け設定したいと思います。


>原価計上が定着するまでは、原価と販管費の区分、共通的な費用の両費用への配賦方法など、迷うことも多いと思います。余り悩まずに割り切ってスタートし、年々納得の行くものに見直しをすればよいと思います。

了解いたしました。
この一言で、あせっていた気持ちがだいぶ落ち着きました。
ありがとうございます。

sebira様

早速のご返信ありがとうございます。またとても丁寧なお答えで大変ありがたく思います。

>サービス業であっても、製品を製作、製造し、それを販売していれば、売上に対応する売上原価項目として製品製造原価を損益計算書に表示するのが普通です。仕入のあるなしは関係ありません。

なるほど……。了解いたしました。
どうも弊社はサービス業という固定概念にとらわれていたようです。

>製品販売価格の決定、コスト低減、事業計画作成・管理などに利用できるわけですから、販管費と区別して会計処理をすべきと思います。

了解です。確かにおっしゃるとおりかと思います。
分けて考えたほうが後々のためにもなりますし…。

>開発担当者の人件費、開発に必要なパソコンとかソフトの購入費、開発担当者の家賃関係費、開発用固定資産の償却費などは売上原価とすべきでしょう。

現在は〔製〕の付かないほうで計上しておりましたが(たとえば役員報酬など)これらも直接開発に携わっている場合(社長がプログラマです)であれば、「〔製〕役員報酬」の項目に付け替えたほうがよいということですか?


>販売委託先との関係がよく分りませんので、なんともいえません・・・

通常であれば、パッケージを作る代金がまず発生し、それの売り上げが後から立つ、というのが通常の商取引のシステムになるかと思うのですが、弊社のキャッシュフローを考慮して、売り上げからパッケージ製造の代金を相殺するという形式にしていただいている形です。その代わりパッケージを卸先はその業者さんに限定するという制限は付いています。


>売上に直接つながらない開発研究費

開発研究費とは、たとえばAというソフトを作る上でかかった費用というわけではなく、今後弊社がソフトを開発する上で継続的に必要なプログラム開発というような、直接ソフトにかかわらない分野での費用、という捉え方でよろしいでしょうか?

>どちらに計上すべきか、会社判断ですが、経理担当としては悩ましい問題です。小生にもその判断基準はわかりません。

こちらについては社長と相談の上、今後も同じ項目で比較できるように仕分け設定したいと思います。


>原価計上が定着するまでは、原価と販管費の区分、共通的な費用の両費用への配賦方法など、迷うことも多いと思います。余り悩まずに割り切ってスタートし、年々納得の行くものに見直しをすればよいと思います。

了解いたしました。
この一言で、あせっていた気持ちがだいぶ落ち着きました。
ありがとうございます。

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5. Re: 仕分け項目について教えてください (なるべく早く)

2007/07/25 12:36

せびら

常連さん

編集

>役員報酬の項目に付け替えたほがよいでしょうか。

 そのとおりです。

 税法上、社長は使用人兼務役員にはなれず、賞与の扱いに一定の決めがあります。
 このような決まりから社長報酬は販管費以外に計上できず、 売上原価には報酬を按分し計上することに制約があるのではないかと一瞬疑問に思いました。
しかし世の中には 御社のように社長自身が先頭にたって経営面だけでなく「プログラム開発などの使用人と同じ仕事」をしている例は多く、税制が そのような制約を意図するはずがないという常識論から、「そのとおりです。」とお答えします。
 この点について心配でしたら税務署にご照会をお願いします。

>販売委託先との関係・・・
キャッシュフロー面の扱いは、売上と費用を相殺した額を受け取ることで問題ありません。
ただ、会計処理(仕訳)としては、本来の売上げは売上の科目で、コスト(費用)はコストの科目として、記帳(入力)するのが、原則的なやり方です。
コストをはっきりさせ、それを御社で負担していれば、御社のコストとして記帳する。売上げも相殺前の額を記帳することになります。
相殺しても利益額は変動しませんが、消費税の免税、課税事業者の判定は売上高で行うという税面の問題などもありますし、企業自身としても損益状況の実態をよりわかりやすく把握できることになるからです。

>ソフトを開発する上で、必要なプログラム開発というような、直接ソフトにかかわらない分野での費用、
 という捉え方でよろしいでしょうか。
 
  小生、以前必要があり「研究開発費の会計基準」に関する参考書を何冊か読んだことがありますが、 正直、具体的な処理面については、依然としてわからないことばかりです。
  「必要なプログラム開発」に要する費用も、実態がわからないこともあり、自信はありませんが、これまでのご照会の全体の流れから勝手に判断しますと、そのような費用は販管費として、人件費とか、消耗品費などとして計上して間違いはないとオモイマス。

役員報酬の項目に付け替えたほがよいでしょうか。

 そのとおりです。

 税法上、社長は使用人兼務役員にはなれず、賞与の扱いに一定の決めがあります。
 このような決まりから社長報酬は販管費以外に計上できず、 売上原価には報酬を按分し計上することに制約があるのではないかと一瞬疑問に思いました。
しかし世の中には 御社のように社長自身が先頭にたって経営面だけでなく「プログラム開発などの使用人と同じ仕事」をしている例は多く、税制が そのような制約を意図するはずがないという常識論から、「そのとおりです。」とお答えします。
 この点について心配でしたら税務署にご照会をお願いします。

>販売委託先との関係・・・
キャッシュフロー面の扱いは、売上と費用を相殺した額を受け取ることで問題ありません。
ただ、会計処理(仕訳)としては、本来の売上げは売上の科目で、コスト(費用)はコストの科目として、記帳(入力)するのが、原則的なやり方です。
ストをはっきりさせ、それを御社で負担していれば、御社のコストとして記帳する。売上げも相殺前の額を記帳することになります。
相殺しても利益額は変動しませんが、消費税の免税、課税事業者の判定は売上高で行うという税面の問題などもありますし、企業自身としても損益状況の実態をよりわかりやすく把握できることになるからです。

>ソフトを開発する上で、必要なプログラム開発というような、直接ソフトにかかわらない分野での費用、
 という捉え方でよろしいでしょうか。
 
  小生、以前必要があり「研究開発費の会計基準」に関する参考書を何冊か読んだことがありますが、 正直、具体的な処理面については、依然としてわからないことばかりです。
  「必要なプログラム開発」に要する費用も、実態がわからないこともあり、自信はありませんが、これまでのご照会の全体の流れから勝手に判断しますと、そのような費用は販管費として、人件費とか、消耗品費などとして計上して間違いはないとオモイマス。

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6. Re: 仕分け項目について教えてください (なるべく早く)

2007/07/26 02:34

hotate

おはつ

編集

sebira様

的確なアドバイスをありがとうございます。

>この点について心配でしたら税務署にご照会をお願いします。

了解しました。
社長とも相談しつつ、税務署のほうにも聞いてみようと思います。


>そのような費用は販管費として、人件費とか、消耗品費などとして計上して間違いはないとオモイマス。

はい、わかりました。

この度はいろいろとありがとうございました。
また作業中にわからないことが起こりましたら寄らせていただきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

sebira様

的確なアドバイスをありがとうございます。

>この点について心配でしたら税務署にご照会をお願いします。

了解しました。
社長とも相談しつつ、税務署のほうにも聞いてみようと思います。


>そのような費用は販管費として、人件費とか、消耗品費などとして計上して間違いはないとオモイマス。

はい、わかりました。

この度はいろいろとありがとうございました。
また作業中にわからないことが起こりましたら寄らせていただきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

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